【チャリ】Bike Across Japan2400のこと(スタートまでのこと)
 Bike Across Japan2400参戦記その2。
 今回は出発からスタート前夜、そしてスタートまでのこと。

 タイトルの通り、鹿児島県の九州最南端「佐多岬」から北海道の北端「宗谷岬」まで約8日半の制限時間で走り抜ける、極めてエクストリームなブルベです。
 まず、参加するにしても前年までの実績が必要で、2015年度のスーパーランドナー認定を獲得していることが出走条件でした。
 ……まぁ、当然ですよね、走力のない人が記念参加して困ったことになっても仕方ないわけですから。
 自身は、なんとか2015年度に初めてスーパーランドナー認定を取ることが出来たばかりで、ルーキー中のルーキーみたいなポジションでした。
 
 更に前回のブログに書いたように、600km以上のブルベには参戦したことがありませんでしたから……3日以上にわたって一日中走り続けるサイクリングというのが、一体どういう世界なのか想像もつきませんでした。
 何か、とてつもないことに挑戦している自覚はありましたが、とにかくゴールまで走り続ける想像がつかない。
 走れるところまで走るしかない、やれるだけやろうという、そういった意気込みだけがスタート前にあった自信でした。


 前日の朝に自宅を出発
 まずは飛行機で羽田から鹿児島空港へ……飛行機輪行は初めてでしたが、全日空がいいよというアドバイスも有り、ANAをチョイス。
 ゴールデンウィークで搭乗手続きに時間がかかりましたが、なんとか無事に飛行機輪行もOK。
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 ちなみに荷物のほとんどが衣類、自転車のらない時の服装はTシャツ一枚とトランクス、短パン、クロックスのみ。
 あとは全部サイクルジャージやレーパン。 寒冷地用と夏用と、想定できる範囲内で持っていけるだけ持って行きました。


 走りを良くするために、走行中の荷物は基本ドロップバッグ方式で、2日事に宿で拾って着替えたり手入れする作戦。


 自転車には最低限、エマージェンシー的な工具や補修パーツ、天候に備えて冬用の長袖、長手袋を装備。

 タイヤは前回のスペックにも書いたように、前輪ミシュランPRO4グリップ23C、後輪ミシュランPRO4エンデュランス23C。
 一応新品にしてきたけど、サイドカットは想定外扱いで、一切対策なし、スペアタイアもなし。

(というか、今までブルベやサイクリングしてきて、サイドカットしたことは一度もない……)


 スペアチューブは2本、1本のみ携行で、1本はドロップバッグ。
 普段と違うのはチェーンカッターとアンプルピン、ボルト折損のために予備のステンボルトを持っていったこと。
 トラブルフリーが前提です(一応整備士&自転車技師の資格持ってるしね)


 お昼すぎには鹿児島空港に着くと、主催のチャーターしたバスに搭乗。
 自転車は別途トラックもチャーターしており、参加者のバイクはトラックに載せて佐多岬まで運搬です。
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▲チャーターされたホテル佐多岬のバス、特に知り合いも居なかったので一人でおとなしくしてました……
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▲空港からトラックによる運び出しの様子

 国鉄大隅線の廃線跡を眺めながら、3時間ほど走りホテル佐多岬に到着。

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▲バイク搬入後の様子、まるでル・マンのパドック裏のよう。

 バスの到着の後、少し遅れて自転車が搬入されると、ロビーから廊下一面で全員が自転車の調整を始める……ちなみにスタートは52名。
 さすがにこんな2400kmも走るブルベに参加するもの、全員が手慣れた手つきで調整をしており、佇むオーラが普段のブルベとは全然違います、不慣れな人や初心者ぽいひとは皆無。
 何人か知り合いが居て、挨拶と健闘を交わしました。
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▲サイクルヨーロッパのサポートライダー、奈古さんのインフィニートCV。
1月に一緒にサイクルヨーロッパのオーディションを受けた方に再会で驚き(ちなみに自分は落選しました)
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▲スタート前に寄せ書きも描きました
せっかくなので、えんじぇるこまちと本当に無事故を祈って。

 前日は11時前には就寝。


 当日は朝6時頃までしっかり寝て朝食、宅配便を預けて、一旦自転車にまたがりクイックの締め付けや、ボルトの類チェック、空気圧もOK。 改めて8時過ぎにホテルを出発、スタートの佐多岬ロードパークへグリッドイン。

 しかし、話には聞いていたけれど、佐多岬直前は酷いアップダウンが多く、道路も荒れており「路肩には注意しないとな……」という感想。


 天気は快晴。


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 車検と簡単にライダーズミーティングを終えて、記念撮影。

 他のライダーの自転車を見てみると、半分以上はハイエンドのカーボンバイク……Pinarelloのドグマや、Timeのスカイロン、Kuotaのカルマ……エンデューロ向けのモデルも結構有りましたが、わりとガチガチのレーシングバイクのチョイスが目立つ様子。

 アルミモデルも少なくはない、自分のViaNirone7はグレードによっては10万を下回る安物アルミバイクなので、全参加者中1~2を争う「安価車」……もうちょっといいバイクがいいなあなんて。

 雑誌でよく取り上げられる「ツーリングやロングライドこそ、クロモリがいい」という話題もあるが、現実を見て、クロモリをチョイスされてる方はホンの2~3人という超少数派。

 むしろチタンバイクのほうが多いという驚きのバイク事情でした。

 チタンバイクは、セブンサイクルズに、パナソニック、リンスキー、MOOTSとチタンバイクオールスター状態でした、自分もBianchi S9 Matta欲しくなってきた…… 


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 スタートは29日AM9時になると「それでは各自、スタートしていって下さーい」と言う感じで、ほぼ一斉スタート。
(千葉ブルベでは車検を終えた人から順にスタッガー方式でのスタートなので、すこし面食らいました)

 52名の戦士たちが、号令のもと一斉に一路北へと長い長い道程をスタートしていきました。

 自分もTimeのiClicペダルをカチリとエンゲージさせ、やや後方ポジションながらいよいよのスタートを切りました。


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# by minagi_ichirino | 2016-11-01 02:28 | Bianchista | Comments(0)
【チャリ】Bike Across Japan2400のこと(出走前夜)
 自転車の長距離ラリーであるブルベの話。
 5月のGWの時期に、そのブルベでも日本で最長距離を走ると言われている、Bike Across Japan2400に参戦してまいりました。
 そのレポートというか、覚え書きというか、それを数回に別けて書いていきたいと思います。

 まず今回は当日までの事前準備までの話。
 使用する自転車はBianchiのVia Nirone7 PRO、普段からブルベで使っている自転車ですが、今回は超長距離を走るということで、完全な全天候対応の重装備仕様です。

 前回のブログ記事で11速化を完了したわけですが、10時間くらいかけて、ほぼ完バラにバラして、ワイヤーやバーテープも一旦引き直して、リムも砥ぎ石で磨いて、オーバーホールがてら組み上げました。

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 そうして組み上げたVia Nirone7、またの名を「姫」

 10000kmくらい走ってしまったExtenza Bicoloreを脱ぎ捨てて、タイヤはミシュランPro4に。
 なんと前輪はPRO4GRIP、後輪PRO4Enduranceという変則的組み合わせ……

 前後輪で違う性格のタイヤをつけるのはMavicもそうだけど、個人的にはニッサンR89C(WSPC仕様)の影響(笑)


 25Cのタイヤにしようか迷ったけれど、結局23Cに……


 STIの角度が気に入らなかったので、少し調整、フィジークのジェルパッドもちょっとだけ挿入、これで手のひらが痛くならないといいな……

 ヘッドライトは相変わらずのGENTOSの閃355の2灯をメインに、シマノPROのイリウム300を局所スポットで利用予定。

 ボトルケージはTACXのDEVA、人生初のダブルボトル仕様です。
(片方はツールボトルか輪行袋の予定ですが……)


 フロントフォークも軽量性と下りでの安定感を狙って、Infinito用のフルカーボンフォークをインストール。

 オリジナルのアルカーボンのものに比べると、フォークオフセットが少なく、ややクイック目なハンドリングですが、軽量性は劇的です。


 減りやすいタイムのクリートも新しくし、スプロケットも平地用の12-25Tから、12-28Tの山用に変更!

 更に今回は、ブレーキ周りとハンドル周りにベータチタニウムボルトを投入

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 天王寺のMovementで特注で作ってもらったアイスブルーカラーのベータチタニウムブレーキボルト!

 ブレーキのしっかり感……も、もちろんあるのですが、それよりもネジとしての美しさと精度の良さ、工具を通した時に「あ、いいものを使ってるな」という感覚は、なかなかやる気にさせてくれるものです。

 

 仕事が忙しい時期でなかなか時間が取れなかったものの、なんとか暇を見つけてBAJ直前に本番装備で150kmほどの走り込み。
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 主に房総半島の山間部を中心に、アップダウンも含めて走り、まずまずの感触。
 身体もいい感じに絞れており、体調も安定、コレならベストの走りができそうです。
 2400kmにも及ぶペースノートも1週間かけて4冊(600km分を4冊)にかき分けて、準備完了。

 作戦としては基本300kmごとにまとまった休憩、600kmごとに宿泊、というペースをイメージです。
 しかし、かくいう自分は一つのまとまったライドでは640km分しか走ったことがないので、どうにもその先のことはイメージしづらく、計画もかなりあやふやなまま、前日の飛行機に乗ることになりました。

 期待半分、不安半分、といえばそうなのかもしれませんが、どちらかと言えば「こんなビッグイベントに参戦できるなんて、なんて光栄なことなのだろう!!」と言う感激が胸いっぱいでした。

■Bike Across Japan 2400 使用機材
 
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車体:Bianchi Via Nirone7 2015 Belkin Ltd
コンポ:Shimano Ultegra(6800系) 11S中心
ハンドル:ITM Millenium Wing Shape Carbon 400
バーテープ:Sella Italia BarTape Contololo
ヘッドライト:Gentos 閃355 2灯+Shimano PRO Ilium400
ペダル:Time i-Clic2 ファイバーフレックス
サドル:Astute Skyline VT Lime
ホイール:Campagnolo ZONDA 2015
タイヤ:(F)Michelin PRO4 GRIP 23C (R)Michelin PRO4 Endurance
(with Panaracer R-Air Tube)
GPS:None
パッキング:Ortlieb サドルバックL+ダブルボトル

備考:
・フロントフォークをBianchi Infinito用のものに交換。
・ステムボルト、フロントブレーキシューボルトをベータチタニウムに交換。
・パッキングは、500ccのボトル(CAMELBAKのポディウムチル)と輪行袋を外側にマウント。
・サドルバッグの中身は、レインジャケット上下にシューズカバー(雨装備)とツールや補修パーツの袋、携帯のバッテリー。


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# by minagi_ichirino | 2016-04-21 00:00 | Bianchista | Comments(0)
【チャリ】姫を11速化してみようか
 愛機の1台である「姫」こと、Bianchi Via Nirone7 Team Belkinを11速化してみました。

 え?アレだけブルベ走ってて、まだ10速だったの?ッて感じでもありますが……
 そもそもはNirone7は、通勤用のゲタチャリで買ったものであって、ブルベやロングライド遊びするような自転車ではなかったのです。
 紆余曲折あって、Nirone7でブルベを走るようになり、それからカスタムを細々と続け、とうとうはメイン機であるはずのOltreよりもお金をかけたカスタムになっていったわけですが……

■今回の改造メニュー

・11速化(STIとRDを6800アルテグラ化、スプロケットは12-25Tの平地用11S)
・合わせてバーテープも交換
・さらにレバーフードもShakesのソフトタイプに交換
・ブレーキシュー交換
・アウターワイヤーもJagwireからShimanoに交換

 もともとクランクは5800系の105がついていたのでそのまま。
 FDも5700の10速用のものですが、5700のFDで5800の11速用クランクを普通にスパスパ変速してたのでそのままです。
 STI変えたことでレバー比やインデックスが変わってることもあるかもしれませんが……
 変速なんてバシッと変わりゃあ、なんでもいいんだよ!!


 ハンドル周りからばらしていきます、ワイヤーも全部はずして行きましょう。
 ハンドルのバーテープやら、ワイヤー固定テープを剥がしてびっくりしたのですが……

このハンドル、両肩が折れてる……

 なんとハンドルの肩の部分が両側ともビリッとクラックが入ってました。

 いや、まてまて、これは孔明の罠だ、このハンドルはカーボンとは書いてあるけど、ITMお得意のカーボンラップのアルミハンドルだったじゃないか、ハッハッハと思いつつ、クラックから剥がれたカーボンちょいちょい突っつき、表面のカーボンをはがすと普通にアルミのハンドル芯が綺麗に出てきました。
 当たり前ですが折れてませんでした。
 おどかしやがってこのやろう。

 しかし、ブルベでバキバキにハードに走ったとはいえ、表面のカーボンラップが割れて剥がれるってどんだけ低品質なんだITM、倒産寸前だったから仕方なかったのか。
 カーボンラップもPPC用紙よりも薄い(爆)じゃないかITM、それでいてHI-TECH Carbonと名乗るかITM。
 このハンドルで4万円取ろうとしてたのかITM。
 今どき偽物中華ハンドルでももうちょっとマシだぞITM、くそう可愛いじゃないかITM。

 俺はITM使うけどな!!


 STIを交換する関係で、ブレーキは前後とも一旦フレームから外してオーバーホール。
 昨年一年間使ったシューは、まだ少し使えそうだったけれど思い切って前後とも交換。
 前は5800のブレーキですが、後ろは以前交換したケーンクリークSLがついています。

 このケーンクリークのブレーキについてるシューはTRPのものだったのですが……コイツはどうも摩耗が速いらしく、まだ使い始めて半年も経ってないのに、1年以上使いました前の5800のシューに比べて磨耗が激しかったです。
 ここはせっかくなので、シマノのデュラエース用のシューに舟ごと交換します。

 ちなみにブレーキシューの舟ですが、どうやらデュラエースのものはマグネシウム合金でできてるらしく、アルテグラ以下のものに比べて軽量で高剛性なんだとか……


・クリーニングしつつも駆動系もリフレッシュ。
 後ろ変速機とスプロケット、チェーンを交換しました。
 チェーンはせっかくなのでデュラエース11速用のものを。
 スプロケットはアルテグラグレードのもの……や、本当はデュラ付けたかったのですが、予算的に用意出来ませんでした。

 12-25Tのクロスレシオなので、平地向けのスプロケットです。
 これは2月に幕張エンデューロに出走した際に、25Tのクロスレシオのスプロケットがほしいなあと痛感したということと、18Tのギアが欲しかったというのがありました。

 CEJの関根メカ曰く「エンデューロとかで平地でバキバキ走るなら、18Tないと生きていけない人とか多いと思いますよ~」というアドバイスもありました。

 まぁ、本来Oltreにつけるつもりのスプロケではあるんですが……


 とまぁ、そんなこんなで6時間くらいかけて完成。
 クランク周り以外は完バラみたいな作業でした。

 バーテープはSelleItaliaのスムーテープ・コントオローロのグリーン。
 非常によく延びて巻きやすいのですが、調子こいて伸ばしまくってロゴを揃えてるとテープが薄くなり、振動吸収も握り心地もクソもない感じになりました(笑)

 次回ブルベはこの仕様で走ってしまうぞ!
 と、思ったのですが、BAJ前哨戦で考えていたAJたまがわの足尾300は、どうやら仕事の都合が合わず出走できない様子……

 ということは、BAJぶっつけ本番??
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# by minagi_ichirino | 2016-03-16 12:36 | Bianchista | Comments(0)
【チャリ】富士山まで行ってみようか
 適当な自転車のロングライドのお話。


 自宅から富士山までちょっと走ってきました。
 ルート的には都内を新宿方面に抜けて、そこから甲州街道をゆき、多摩丘陵を抜け、津久井湖から道志みちへ。
 道志みちを走り切ると山中湖、そこから河口湖、西湖とかすめながらぐるりと回り、富士ヶ峰高原から富士宮、富士駅までの道すがら。
 距離で言えば大体230km程度の道のりでしょうか。

 ロングライドの距離の基準は人それぞれであり、心の状態とも言われるわけですが、個人的には超長距離を走るのに慣れてしまった身としては、やはり200km程度は走らないと……という感じではあります。
 逆に言えば、200km程度で弱音を吐いたり、翌日に疲れを残してるようだと、まだまだだなぁという部分もあり……

・今回の自転車はやっと月賦の終わった(笑)無印Oltre、個人的には「マリア」と名づけてます。
 ミドルコンパクトの52-36Tクランクに、12-28Tのリアスプロケットです。
 先日、平地用の12-25Tスプロケットを入手し、18Tで走れるぜってなったわけですが、さすがに今回は山伏峠もあるので、ロー28Tで行きました。

 ☆☆☆ 


・出発が朝7時と少し遅かったせいか、平日の通勤時間に都内を通ることになり、思いの外時間がかかってしまい……また、図らずとも南多摩尾根幹線道路を走るルートになり、道志みちの入口になる頃には思ったよりも疲労感が……

 ロード乗りをやってると耳に挟む通称尾根幹こと南多摩尾根幹線ですが、道幅は広くアップダウンも豊富で確かに走り応えがありました……



 道志みちは津久井湖側から、山中湖方面へ上っていく方向です。
 途中標高1000m近くまで上がるので、凍結が心配でしたが、事前情報ではここ数日暖かく残雪や凍結はないとのこと……

 この「道志みち」こと国道413号、走るのは3回目で、津久井湖から山中湖まで約45kmの一本道。
 非常に風光明媚で、交通量も多くはなく、なにより信号が2箇所しか無い(道の駅どうし付近に2箇所のみ)所が非常に走りやすく、ピークである山伏峠もさほど苦しい峠ではないので、個人的におすすめしたいツーリングルート。

 さすがに3月初頭では、景色は殺風景ではありましたが……
 初夏にまた行きたいところ。


 道の駅どうしでも休憩、異常気象の影響か、この日はポカポカ陽気でした。

 道の駅どうしを過ぎると勾配がややきつくなり、やがて山伏峠にさしかかります。
 今まではInfinitoで来ていましたが、Oltreで走るのは今回は初めて、どれくらい走ってくれるかなと思っていたわけですが、自分の脚力がイマイチなのか、それとも調子が悪かったのか、以前よりもうまく登れませんでした……


 峠のピークに有るトンネルを抜けると山中湖村です、後は下り。

 さすがに標高が高くこの季節は、暖かい日とはいえ寒いです。
 湖畔に降りてくると、思いの外風が強く、横風、追い風、向かい風、あらゆる方向からぴゅうぴゅう吹かれました。


 おもえばこの写真をとったタイミングが一番風が強かったです。
 写真をとった直後、Oltreを風で倒してしまいました……幸い傷らしい傷はなく、リアハンガーも曲がったりせず、不幸中の幸い……

 時間が少し遅かったのですが、富士五湖、寄れそうだったら寄ってみようということで、まずは近くの河口湖へ……


 河口湖は山中湖よりも少し標高が低いようです、基本的には下りの道すがらでした。
 周囲の観光施設もなかなか充実しています。
 そこから湖畔を走り、多少のアップダウンを越えて西湖へ……


 う~ん……時間的にはこのへんでしょうか?
 精進湖、本栖湖は残念ながら回れませんでした。

 西湖から富士ヶ峰高原へ抜けて、そこから一気に富士宮まで下るルートで帰ります。
 途中、富士ヶ峰は思ったよりも登りがキツく……というより、見た目ではさほどの登りではないのですが、実際には自転車が全然進まず、思わず悪態をつくようなルートでした……
 坂道ではもっとスマートに走って、弱音を吐かないようにしないと……


 この日は富士山に雲がかかってることが多かったのですが、この富士ヶ峰を走っている間に、ちらりと綺麗な富士山が見えました。
 やはり富士山、現れると風格があります、知っていても見えると圧倒されますね。

 富士宮では、名物の富士宮焼きそばをいただこうかと思ったわけですが、やはり時間がかなり押してしまい、アンテナショップは営業終了、しかし、せっかく静岡県ですから、さわやかで肉を食べて帰ることにしました。

 レア焼きの柔らかな肉が美味い……

 やはり自転車のロングライドをやってると、いつも思うのは「肉が食べたい」という食欲。
 ここまで約200km、途中サンドイッチと道の駅どうしのソフトクリームしか食べてませんでしたから、もりもり食べました。

 食事の後は軽く15kmほど走り、富士駅から輪行。
 最近出来た東京上野ラインのお陰で、沼津か三島あたりからは上野まで直通列車があり、上野からは始発列車に乗れるので、輪行する自分には非常にありがたいダイヤになりました。

 シメてこの日の走行距離222km、獲得標高3700m、ごちそうさまでした。


▲あっ! エンドキャップ落としちゃったよ!
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# by minagi_ichirino | 2016-03-12 22:09 | Bianchista | Comments(0)
【チャリ】BRM2016一戦目『千葉200km』
 自転車の長距離ラリーであるブルベのお話。

 例年、冬は寒くて走りたくない&春は仕事が忙しいというので、5月末くらいからのシーズンインが多い自分ですが、今年はBAJ2400(日本縦断2400kmブルベ)をGWに控えてるのもあって、今のシーズンから走行距離を稼いでおこうということで、完全に忙しくなる前に1戦走ることにしました。

 申し込んだのはAJ千葉のBRM220千葉200km
 コースプロフィール的にはごく普通の200kmと言う感じで、とりわけ高所を走ったりするわけでなく、難易度的にはかなりイージーな感じです。
 しかし、週末は天気が大きく崩れるとの予報が……



 自転車は今回もVia Nirone7
 Oltreを投入しようか考えたものの、BAJ2400ではVia Nirone7で走る予定もあり、そう言う部分もあり春先まではアルミのバイクで行こうということに。
 間に合えば11S化でと考えたものの、税関に引っかかり、パーツは届かず結局昨年の10S仕様に、サドルなどを新しくしたマイナーチェンジ仕様での参戦になりました。

 破れていたバーテープは、家に残っていた切れ端を使って、敗れた部分だけ巻き直すという突貫ぶり。

 スタートは非常に久々に、ウェーブ1の最初の方にスタートしていきました。ウェーブ1の早い方はファストラン狙いの人が多く、ほとんど団子状態になることもなくほぼ一人で走る展開でした。
 8時スタートは時間に余裕があっていいね……



 袖ヶ浦海浜公園スタートして、最初にマザー牧場を登り、くだってきたところで最初のPC、ここで40km地点。
 マザー牧場のくだりで後ろからかなり速い人が来て、スパーンと抜かれる。
 PC補給もそこそこにほぼ同時に出発するものの、明らかに平地巡航スピードが彼のほうが速く、ジリジリと離される展開に……
 大体10kmほどなんとか背中が見える程度には追いかけていたのですが、しいたけ登りでとうとう千切られてしまいさようなら。
 後から聞いた話では、この彼こそがこの日のトップフィニッシャーでした。



 このPC1くらいまでは雲は厚くなってくるもののドライ装備で走りきり、なんとかPC2くらいまでは持ってくれたらいいなぁと淡い期待を抱くものの、館山市、道の駅みよし付近ですっかり土砂降りになり、水しぶきを上げて走る状態に。
 たまらずここでウェット装備に着替えることにしました。



 上下雨具を装備し、シューズカバーも装備。 

 PC02では軽くドーナツとヨーグルト、ビタミン剤だけで済まして直ぐに出発。 しかし、走りだして1時間足らずで補給が全然足りてないことが判明。 もっとしっかり食べればよかった。

 途中2回ほど止まったりペースを落として、一本満足する。

 そんな感じでペースを乱していたら、昨年フレッシュで一緒したといちさんにブチ抜かれる。
 三石山の登りまで何とか背中が見える感じで走るものの、上りの途中でハンガーノック気味になりここでも一本満足しながら登ったため、一旦離される展開に。

 しかし、土砂降りで濃霧が出てる状態だったので、他の人が慎重に下る中、自分一人だけガンガンに下り、おそるおそる降っていたパナクロモリの一人と、といちさんたちに何とか再び合流。
 3人でPC03に滑り込みます。
 ここでだいたい160km地点。

 PC03で申し合わせたように3人でカップ麺を食べ(自分はメンチカツもたべる)少し長めに食事で止まった形で、ほぼ3人同時にささと出発。
 
 大きいアップダウンが20kmほど続く展開なので、のぼりでどんどんといちさんに離されるものの、しばらく行った先で彼はパンクのためコース脇で停車、後退していきました……

 ラスト20kmほどで陽がくれて、途中林道で慎重に進んだため、一旦離れていたパナクロモリの方と合流。
 このまま二人でゴールまで行きましょうという、そういうノリになり、雨脚の強まった街をしばし走るものの、ゴールまで5kmの地点で、なんとパナクロモリの方がハンガーノック……

 あとちょっとなのに……



 結局風の強まった海岸沿いをヒィヒィ言いながら走り、土砂降りの中、一人でゴールしました。
 タイム的にもコンディションをおもえば上々ですが。
 それにしても、こう、速い人達のいるようなウェーブ1で走ると、自分の単純な走力の未熟さに反省。
 それと補給の下手くそさにも反省でした。

 3月はブルベの予定はなく、次回は4月、BAJ2400の前の前哨戦になりそうです。

今回のスペックなど
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# by minagi_ichirino | 2016-03-08 00:22 | Bianchista | Comments(0)