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【チャリ】Bike Across Japan2400のこと(スタートまでのこと)
 Bike Across Japan2400参戦記その2。
 今回は出発からスタート前夜、そしてスタートまでのこと。

 タイトルの通り、鹿児島県の九州最南端「佐多岬」から北海道の北端「宗谷岬」まで約8日半の制限時間で走り抜ける、極めてエクストリームなブルベです。
 まず、参加するにしても前年までの実績が必要で、2015年度のスーパーランドナー認定を獲得していることが出走条件でした。
 ……まぁ、当然ですよね、走力のない人が記念参加して困ったことになっても仕方ないわけですから。
 自身は、なんとか2015年度に初めてスーパーランドナー認定を取ることが出来たばかりで、ルーキー中のルーキーみたいなポジションでした。
 
 更に前回のブログに書いたように、600km以上のブルベには参戦したことがありませんでしたから……3日以上にわたって一日中走り続けるサイクリングというのが、一体どういう世界なのか想像もつきませんでした。
 何か、とてつもないことに挑戦している自覚はありましたが、とにかくゴールまで走り続ける想像がつかない。
 走れるところまで走るしかない、やれるだけやろうという、そういった意気込みだけがスタート前にあった自信でした。


 前日の朝に自宅を出発
 まずは飛行機で羽田から鹿児島空港へ……飛行機輪行は初めてでしたが、全日空がいいよというアドバイスも有り、ANAをチョイス。
 ゴールデンウィークで搭乗手続きに時間がかかりましたが、なんとか無事に飛行機輪行もOK。
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 ちなみに荷物のほとんどが衣類、自転車のらない時の服装はTシャツ一枚とトランクス、短パン、クロックスのみ。
 あとは全部サイクルジャージやレーパン。 寒冷地用と夏用と、想定できる範囲内で持っていけるだけ持って行きました。


 走りを良くするために、走行中の荷物は基本ドロップバッグ方式で、2日事に宿で拾って着替えたり手入れする作戦。


 自転車には最低限、エマージェンシー的な工具や補修パーツ、天候に備えて冬用の長袖、長手袋を装備。

 タイヤは前回のスペックにも書いたように、前輪ミシュランPRO4グリップ23C、後輪ミシュランPRO4エンデュランス23C。
 一応新品にしてきたけど、サイドカットは想定外扱いで、一切対策なし、スペアタイアもなし。

(というか、今までブルベやサイクリングしてきて、サイドカットしたことは一度もない……)


 スペアチューブは2本、1本のみ携行で、1本はドロップバッグ。
 普段と違うのはチェーンカッターとアンプルピン、ボルト折損のために予備のステンボルトを持っていったこと。
 トラブルフリーが前提です(一応整備士&自転車技師の資格持ってるしね)


 お昼すぎには鹿児島空港に着くと、主催のチャーターしたバスに搭乗。
 自転車は別途トラックもチャーターしており、参加者のバイクはトラックに載せて佐多岬まで運搬です。
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▲チャーターされたホテル佐多岬のバス、特に知り合いも居なかったので一人でおとなしくしてました……
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▲空港からトラックによる運び出しの様子

 国鉄大隅線の廃線跡を眺めながら、3時間ほど走りホテル佐多岬に到着。

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▲バイク搬入後の様子、まるでル・マンのパドック裏のよう。

 バスの到着の後、少し遅れて自転車が搬入されると、ロビーから廊下一面で全員が自転車の調整を始める……ちなみにスタートは52名。
 さすがにこんな2400kmも走るブルベに参加するもの、全員が手慣れた手つきで調整をしており、佇むオーラが普段のブルベとは全然違います、不慣れな人や初心者ぽいひとは皆無。
 何人か知り合いが居て、挨拶と健闘を交わしました。
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▲サイクルヨーロッパのサポートライダー、奈古さんのインフィニートCV。
1月に一緒にサイクルヨーロッパのオーディションを受けた方に再会で驚き(ちなみに自分は落選しました)
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▲スタート前に寄せ書きも描きました
せっかくなので、えんじぇるこまちと本当に無事故を祈って。

 前日は11時前には就寝。


 当日は朝6時頃までしっかり寝て朝食、宅配便を預けて、一旦自転車にまたがりクイックの締め付けや、ボルトの類チェック、空気圧もOK。 改めて8時過ぎにホテルを出発、スタートの佐多岬ロードパークへグリッドイン。

 しかし、話には聞いていたけれど、佐多岬直前は酷いアップダウンが多く、道路も荒れており「路肩には注意しないとな……」という感想。


 天気は快晴。


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 車検と簡単にライダーズミーティングを終えて、記念撮影。

 他のライダーの自転車を見てみると、半分以上はハイエンドのカーボンバイク……Pinarelloのドグマや、Timeのスカイロン、Kuotaのカルマ……エンデューロ向けのモデルも結構有りましたが、わりとガチガチのレーシングバイクのチョイスが目立つ様子。

 アルミモデルも少なくはない、自分のViaNirone7はグレードによっては10万を下回る安物アルミバイクなので、全参加者中1~2を争う「安価車」……もうちょっといいバイクがいいなあなんて。

 雑誌でよく取り上げられる「ツーリングやロングライドこそ、クロモリがいい」という話題もあるが、現実を見て、クロモリをチョイスされてる方はホンの2~3人という超少数派。

 むしろチタンバイクのほうが多いという驚きのバイク事情でした。

 チタンバイクは、セブンサイクルズに、パナソニック、リンスキー、MOOTSとチタンバイクオールスター状態でした、自分もBianchi S9 Matta欲しくなってきた…… 


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 スタートは29日AM9時になると「それでは各自、スタートしていって下さーい」と言う感じで、ほぼ一斉スタート。
(千葉ブルベでは車検を終えた人から順にスタッガー方式でのスタートなので、すこし面食らいました)

 52名の戦士たちが、号令のもと一斉に一路北へと長い長い道程をスタートしていきました。

 自分もTimeのiClicペダルをカチリとエンゲージさせ、やや後方ポジションながらいよいよのスタートを切りました。


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by minagi_ichirino | 2016-11-01 02:28 | Bianchista