【チャリ】CEJのオーディションを受けてきました
 突然ですが、サイクルヨーロッパジャパンこと、CEJのバイクサポートプログラムのオーディションを受けてきました。
 これは自分の乗っている自転車「Bianchi」の代理店である、CEJが今年一年間、自転車を貸してくれて、それに乗ってレースやイベントに参加して、レポートとかソーシャルメディアで記事にしたりなったりしてねっていう、バイクサポートのオーディションです。

 昨年まではレーシング部門のTeam Oltreしかなかったわけですが、今年から裾野を広げてロングライド部門のTeam Infinitoを発足させるようで……これは、ひょっとしたら、自分でもチャレンジできるんじゃないかという、そんな期待から、オーディションを受けることにしました。

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 まず年末……二日後にコミケを控えてる中、同じくオーディションを申し込んだメンバー達と、会場になる伊豆サイクルスポーツセンターまで練習をしにいきました。
 ここは1周5kmほどの自転車専用ヒルクライムサーキットで、なんと5kmの間に180mも登るという、ほとんど登りか下りしかないハードなコースです。 さすがツアーオブジャパンで使われてるコース……

 昨年、Team Oltreで活躍した小堀氏にレクチャーされつつ、ライン取りやギアの選び方、攻めどころなどを自分なりにまとめて、この日はなんとか11分台に入るかなという感じで終了。
 若干風邪気味というのもあり、体調も本調子でないにしても、話しによれば「10分台入りたいねえ」とのお言葉……
 う~ん、もう20秒ほどは削れそうだけど、10分台は自分の足じゃ難しそうだな……

 あとは、当日近所から一緒出来そうな方と色々お話。
 3人でレンタカーを借りて向かおうという計画に……

 そして、迎えた当日ですが――

 その前に、なんと、オーディションの書類選考で、年末に一緒した仲間では自分だけしか残りませんでした。

 これは困った!!

 なにしろ、仕事で軽トラは運転するものの、高速道路はかれこれ10年近く運転したことがないという自分!
 レンタカー、自分は借りたこともないので一体どうしようか!?
 伊豆のサイクルスポーツセンターは輪行で行くにはあまりに辺鄙な場所な上に、目前は激坂でオーディション受ける前に負けてしまう!

 そこで利用したのは駅レンタカーの「トレン太くん」
 電車で広告を見ていたので知ってはいたのですが、これがなかなか便利なもので、駅レンタカーを予約して切符を買うと、切符代金が20%OFFになるという代物。
 なので、高速道路を運転する必要もなければ、ガス代や高速代金も浮かせられて、なおかつ往復の切符も安くなっちゃうという……調べてみるとちょうどJRでは三島駅で利用できるということ。
 運転に自信もなく、お金も節約したいなということでコレを利用することにしました。

 
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・まず当日、ほぼ始発で地元柏から、駅レンタカーを借りる三島駅まで輪行、もちろん各停利用です。
 駅前にもうレンタカーの事務所があるので、輪行を解かず、そのまま手続き。
 自転車は後部座席を倒して押し込みます。

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 借りたおクルマはこちら、ニッサンのモコ……妹紅だなんだとか言いながら、三島駅から伊豆サイクルスポーツセンターまではだいたい30kmほど。
 町中は運転することはしばしばあるのですが、山道峠道は運転するのは初めてなので、慎重に走っていると、地元のドライバーと思われる方にめちゃめちゃ煽られてしまいました……

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 だいたい予定通り1時間ほど走って到着。
 ここでやっと輪行を解いて、自転車を組み上げました……いや~ 自動車輪行って楽でいいですね。
 今回は工具やケミカルもそれなりに持ち込んだので、走る前の点検や調整もいつもより入念に施しました。
 周囲にはオーディションの同じく受けられると思われる方の姿がちらほら……


 会場入口で専用のリストバンドを受け取り、5kmサーキットの受付までのんびり移動。
 今回、オーディションを受けられる方は20名ほど、応募には60名ほどあったようで、そこから絞られたそうです……当然、周囲を見れば、締まった体の人たちばかり。
 前回走りに行った時の感じでは、走りでアピールするのは難しそうだなと冷や汗です。

 まず、午前中に走り、午後は面接を受けてというトライアウトの内容。
 
 自分と同じTeam Infinitoを狙う人たちは6名ほど、ここから1~2名が選考されるようです。

 

 ハンドルに選考番号順にゼッケンを取り付け、サーキットを3周走るタイムアタックです。
 さすがに年末に予習してるだけもあり、さらには1周試走をし、体の調子も見てるので、イメージはOK。
 先にTeam Oltreの15名あまりが先に一人づつ、1分間隔のスタッガー方式でスタート。
 自分は17番目でスタートしました。

 1周10分ほどのコースなので、すでに最初にスタートした人は2周めに入ってる状態でのスタート。
 1周めの上りで、一人、先にスタートした女性の方をささと抜き、下りも前回の反省から、アウタートップで回しまくり、きっかり60km以上、そこからノーブレーキで高速カーブに突っ込みます。

 さすがに、普通の道路では出来ないような真似事……しかし、ここのコースはとにかく下りでスピードを出し、カーブでそのスピードを殺さず回り込み、次の上りにそのスピードを活かさないとタイムは見えてきません。
 特に上りにそれほど自信のあるわけでない自分なら尚更。
 上りのラインは、比較的コース中央をキープし、インやアウトのカントのかかったところで、ペースを乱さないようにする心がけ。

 うん、うん、なかなかいいぞ……自己ベストじゃないかな。
 と思って走っていると、2周目後方から、後ろからスタートした方に長い登りで追いつかれて、抜かれてしまいました……
 
 結局、前の人は合計で3人位は抜けたとは思うのですが……ちょうど後ろからスタートした、同じTeam Infinitoのオーディションの方のスピードにがっくり。
 かなわないなと思いつつも、個人的にはだいたい思ったとおりの走りができたので、これはこれでよかったとも。

 走り終わった後、何故か参加賞でビスケットをもらいました。


 少し時間を置いて午後には集団での面接。
 ベロドロームの部屋を使って、6人ほどで一気に面接を受けました。
 なんだかもうちょっと、いろいろ喋れたんじゃないかと思いつつも、滞り無く終了。

 レンタカーもガソリンを補充し、時間内になんとか返却(三島駅前が結構渋滞していました……)
 自転車を輪行袋詰め。
 そういえば、往復60km弱ほど乗ったのですが、なんとガス代は200円ほど。
 こんなに燃費が良くてインカ帝国!?ってな感じです、最近の乗用車って燃費が良いのね……

 帰りはもちろん三島駅から輪行。
 レンタカーにオーディションにサイクルスポーツセンターと、なかなかいい経験が出来ました。
 願わくば通っていたらいいなあ。
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# by minagi_ichirino | 2016-01-24 16:59 | Bianchista | Comments(0)
【雑記】アンジェリカ・トラヴァーリア
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 今年になってこんなに描くと思わなかったアンジェリカ。
 2年ほど前に掘り返して、デザインしなおしてみたものの、塩漬けになってしまっていた彼女を某定期更新ネットゲームで、動かしてみようと思った所、もともと思い入れのあるキャラクターだったこともあり、今年最も書いたキャラクターに。

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 彼女の名前はAngelica Travaglia(アンジェリカ・トラヴァーリア)
 意思と自我を持った二冊の本、赤い表紙の「アテナ」 青い表紙の「ケンタウル」 を使って戦う中学生の女の子。

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 変身ヒロインとしてデザインしたけれど、ゲーム中ではあまりその特性を生かせなかった。
 けれど、なかなか魅力的に振る舞えたんじゃないかなと思う。


 本当はおとなしくて、少し一歩引いた子というキャラクターのつもりだったけれど、描いた表情も豊かでとにかくよく笑う子になった
 
 ゲーム内ではヒーラー(回復役)として立ちまわったけれど、プレイヤーの自分自身がゲーム中の「ヒーラー」というアビリティそのものに、疑問を持ってるのもあって、なかなか複雑な部分ってあったと思う。

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▲カットイン「カオスムーン」
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▲カットイン「シンフォニア」
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▲カットイン「ウェルフェア」
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▲カットイン「デイドリーム」

 アンジェリカは「魔法少女」という定義もあって、ゲーム内で心がけたのは女の子らしさ。
 僕自身があまり女性に対して深い理解があるわけではないけれど、いわゆる女児向け作品を見たり、感じたりする中で、ぼんやりと感じ取れた女の子像を、フレーバー的に投影できた部分あるんじゃないかなと思ってる。
 ちょっと自由奔放さがあって、恋心を持ってみたり、可愛いドレスに身を包む嬉しさや喜びを話してみたり。

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 アンジェリカといえば、高いハイヒールにすらりとした長い足。
 本当の自分は病気がちで、友達も少なく自信がなくて、俯いてしまう気持ちを押し上げてくれる、魔法の靴。
 ちょっと痛いけれど、でもそれ以上に気持ちに翼を授けてくれるもの、とはアンジェリカの弁。
 
 親しい仲間なら、その足音で彼女とわかるような、軽やかな足音を立てながら、颯爽と胸を張って歩くのがアンジェリカ。

 
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 紆余曲折あって、ゲームの世界から去ってしまったけれど
 ……第二章の物語があるかもしれない?
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# by minagi_ichirino | 2015-12-02 00:02 | Illustration | Comments(0)
【チャリ】シュペール・ランドヌールへの道
 BRM1024 AJ千葉 美浜300kmのお話

~ここまでのあらすじ~
・シーズンイン直前に、まさかのフレーム破壊をやらかし、シーズンインは遅く4月のフレッシュ日本橋に通勤用Via Nirone7で出走した一梨乃みなぎ。

 まさかの好走に気分を良くし、梅雨時なのもいざしらず、6月に立て続けにブルベに参戦、初めての600km『白馬木崎湖600』では経験不足が災いし450kmでリタイア、しかし続けて参加の『石廊崎400』では、順当なペースで走りきり、昨年の400km以上に早い23時間ちょいでゴール。

 同人仲間をブルベ沼に突き落とそうと、誘った真夏の金太郎200では、ゴール後のガリガリ君完売に涙するものの、滞り無く走りきり。

 9月の喜多方600では完走率50%を割る過酷なブルベを、淡々と走りきり、残るはあとひとつ、300kmのフィニッシュを持って、2015年のシュペール・ランドヌール認定が得られるというところまでやって来ました。

 
 自転車は今回も新車は間に合わず(間に合わせる気があるのか?)通勤用のVia Nirone7
 前回はケーンクリークSLという軽量ブレーキを投入しましたが、今回も更にインプルーブ著しく、新アイテムを投入しました。
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Bianchi Infinitoの前フォーク
 なんととうとうここまで来たか、どんどんキメラ化、魔改造著しくなってしまったVia Nirone7……
 もともとは、メインバイクで使用していたBianchi Infinitoですが、2月にフレームを壊してから長期入院、10月になって、すってんてんになって帰ってきたということで、前フォークは無事なので交換してみることにしました。

 Nironeのフォークはアルミコラムではあるのですが、Infinitoはさすがにフルカーボンフォークです。

 ちなみにNironeはサイズは50、Infinitoはサイズ47なので、ヘッドチューブ長からしてどうかな?っていうのはあったのですが、ITMのステムのスタックハイトが低く、かつ、Nironeのポジション自体もベタ下げしてるのもあり、ほぼポジション変化なく取り付けることが出来ました。

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 軽く試走した感じでは、ハンドリングが軽くなったかな程度の認識。
 ただまぁ、違和感そのものはないし、走りにくさはないので、そのまま言ってみようかという感じで当日を迎えました。

 当日は、千葉の稲毛海岸からスタート。
 自宅から比較的行きやすいところだったものの、スタート時刻を1時間見誤り、結局受付ギリギリ着、スタートも最下位の上に、ウェーブ3からも20分遅れという、割と絶望的なビハインドでスタートしました。
 主催の皆様、大変ご迷惑をお掛けしました……

PC01 58.8km地点 セブンイレブン上総大多喜駅前店まで
 稲毛海岸を出て、千葉みなと駅周辺の市街地、住宅街を走っていきます。
 受付がギリギリだったため、ウェーブ3の最下位スタート、更にはスタート時刻から20分押すという遅刻ぷりもあり、快調に走るものの、なかなか前の人が見えてきません。
 
 しかし天気は良く、うぐいすラインも気持ちよく、300kmという気楽な距離に気持ちもウキウキ。
 スタートに失敗したせいで、最初のPCまでの制限時間が心配ですが、千葉県内で完結するブルベなので、海抜標高も高いところまで行かないのは気楽なものです。

 結局途中で、2~3人を追い抜いた程度に留まったところで、大多喜駅前へ到着。
 急いできたため、朝食を抜いており、ここで早くも食事休憩です。

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 貯金はなんとか20分ほど、壁に立てかけて、ひとやすみ、です。
 知り合いの池沢さんと少し喋って出発。

PC02 118.2km地点 セブンイレブン鴨川長狭中学校前店まで
 PC01を出て、いすみ市の里山を走って行くルート。
 最初はなだらかだったものの、途中から淡々と登りもあり、道も細くなり、周囲にランドヌール達の姿も見えず…… 「果たしてこの道で合ってるのか??」 と言う気持ちに。
 途中ある程度苦しい坂道が出てくるものの、さしたる距離ではなく余裕でクリア。
 一度ジャンクションをオーバーシュートした程度のロスで、山を下り鴨川市、海沿いのルートへ。

 通過チェックは御宿駅。
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 ▲通過チェックに入る自分。というかいつも思うのだけど、走ってる時の顔、なんでいつも不機嫌そうなのだろうか……
 ここでスタッフにおまんじゅうをいただき、戦線復帰です。

 太平洋岸を走るルートは向かい風が強く、なかなか進みません。
 特に行川アイランドを過ぎたおせんころがし付近から、風が強くなり、かなり苦しい展開。
 前のグループに追いつき、風よけに走ろうかと思うものの、グループそのものが風で失速しており、むしろ自分が引っ張るという、ダメだコリャな展開に……

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 途中一度便所休憩で足を止めた程度で、PC02に到着。
 向かい風の中、苦しいなりになかなか悪くない走りかな、ここで貯金は1時間半に。

PC03 178.1km地点 セブンイレブン館山大賀店まで
 一旦内陸に入ったルートも、再び海沿いへ、海沿いは相変わらず強い向かい風……思えばこの部分が、このブルベで一番苦しかったように思います……
 野島崎灯台を通り過ぎ、房総半島の先端をぐるりと周回、房総フラワーラインは何度か走っている道ですが、実は明るい時間に走るのは初めてでした……
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 向かい風の中、やっとの思いで洲崎灯台を回り込むと、風向きも追い風に変化。
 やっと俺のターン!と言う感じで、ペースアップ。
 明るいうちにPC03に滑り込みます。 ここで貯金は二時間半ほど。
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 向かい風でかなり消耗してしまっていたので、ここでいつものブルベ飯を投入。
 お約束のチリトマトヌードルにチキンを入れて食べます。

PC04 224.7km地点 セブンイレブン富津更和店まで。
 やや腹ごしらえをして出発、だいたい同じくらいのペースのRedleyと二人で館山市街を走りぬけ、那古船形駅付近から内陸の山岳区間へ。

 内陸に入っていくあたりから、空が暗くなり、Light On。
 すっかり暗くなってから林道に突入していきます。

 やはり、喜多方のブルベ、白馬のブルベを走っていると、千葉県の山は楽勝!とまで行かなくても、そこまで気が狂いそうな峠ではなく、余裕を持った走りで淡々とクリア。
 途中何人か抜かしつつ、同じくらいのペースで走るRedleyの人とランデブーでクリア。
 しかし、2つか、3つ目の丘で、Redleyの方がズルズルとペースダウン……その後は一人で走り、道、間違えていないよなと思いつつ4つ目のPCへ。

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 ここの富津更和のセブンイレブンは、千葉ブルベではお約束のPCコンビニ。
 ここからいつものクライマックス、マザー牧場の上りに入っていきます。

ゴール 300.5km 稲毛海岸まで
 最終PCをスタートして、すぐにマザー牧場までの登りに。
 ちょうどPCを出て、だいたい同じくらいのペースで走る人が居るなと思ったら……赤白のBARホンダカラーのMAKINO MK01……なんと、4月のフレッシュで同じチームだった、タクさんじゃないですか!

「みなぎさん、先行っちゃってくださいよ~」
「いやいや、こっちもいっぱいいっぱいなんで……」

 というお話で気を紛らわしながら、マザーの上りをクリア。

 タクさんとは、下って姉ヶ崎袖ヶ浦くらいまで一緒に走りました。
 しかし、タクさんはそこで眠気にノックアウトされたようで、コンビニ停車。
 自分も千葉市内、ゴールまで20kmほど手前で、一度コンビニで休憩をはさみつつ 特に滞り無く走り切りゴール。

 ゴールタイムは15時間3分となかなかの好タイム。
 遅刻と休憩をもうちょっとまとめれば、1時間位削れそうな感じも……

 そして、300kmをゴールということで、2015年のSR(シュペール・ランドヌール)を達成になりました。
 いやはや、今年の始まりには思っても居なかったSR達成。
 なんとも数奇なものでした。

 これにて、今年のブルベは終わり! お疲れ様でした!

PS:この日は終電を逃してしまい、自走で帰りました。 ブルベより辛かった……
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# by minagi_ichirino | 2015-11-24 02:30 | Bianchista | Comments(0)
【チャリ】600kmへのリトライ
 BRM919、AJ千葉の喜多方600のお話。

 6月に参戦した白馬・木崎湖600をリタイアしてしまい、年内に一度はチャレンジするぞと心していた600km。
 ブルベシーズンも終盤戦に入った9月、住んでいる近隣の「道の駅しょうなん」スタートのブルベということで、申し込み。
 自転車は今回も新車は間に合わず、Bianchi Via Nirone7、しかし今回は新兵器をひとつ投入しておりました。
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Cane Creek SL Brakes
 まさかの軽量ブレーキ!(リアのみ導入、前は今までどおり5800系105のブレーキ)
 ダイアテックのセール品で、定価は20000ほどするのですが、かなりお安く手に入れられたので導入してみました。 さすがにケーンクリークの中でも一番ハイグレードのものというだけあって、ストッピングパワーはそれなりにあります、ブレーキシューはスイスストップ(よく見たらスイスストップとTRPのロゴがありました)のものが付いてました。
 軽量ブレーキというと、一抹の不安はあるのですが、リアは単純に停止するというよりも、コントロール性が重視される部分だろうということで、試走した感じ特に問題もなくトライ。

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 そんなわけで今回の仕様、さすがに何回かブルベ走ってると洗練されてきます。
 サドルはやはりスペシャライズドのAvaterの旧型、重たいけどコレが一番疲れない。
 タイヤも変えたかったが、お金がなくて見送り。

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 時間は夜の0時スタート、出発前に睡眠できたらと思い仕事から帰ってきて、3時間ほど一生懸命横になるものの、結局寝れずにスタート。相変わらずのウェーブ3の最後尾スタートです。

■PC01 90.9キロ地点 ファミリーマート市貝店まで。
 スタートは雨、9月の前半は天気が優れず、例に漏れずにこの日も雨予報、しかし、天気予報では夜には雨は止むというお話だったのですが、雲が残り、ポツポツと降りしきる中のスタート。
 迷ったけれど、雨具は身につけずにスタート、残暑が残りまだ気温がそれほど低くないというのと、天気予報では、もう数時間で止むという話もあり、ショートスリーブジャージでスタート。
 大体10キロほど走ると前の遅い集団に追いつき、団子状態で走ることに。
 途中、つくば駅周辺で、だいたい同じくらいのペースの人たちと軽く喋りながら、PCを目指します。

 PC01からいきなり90kmというロングコントロール、60km地点くらいから一度やんだ雨が降り始め、一緒に走っていた集団も相次いで雨具を身につけるためにストップしたりと目立つ中、自分は「これは止む雨だ!」という賭けにのり、そのまま雨具をつけずにPC01へ。
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 コンディションもよくかなりのハイペース(グロスタイム25km以上)空腹というのもあり、適当に菓子パンとレモン牛乳を食べる。
 最初のPCというだけあって非常にランドヌールたちの姿も多いです。

■PC02 169.7km地点 ミニストップ白河厚生病院前店まで
 ここからは那須高原に向けてやや登り基調、しばらく走ると夜が明けてきます。
 今回は、前回の600kmではリタイアしてしまっているのもあり、ペースを抑え完走狙いの淡々とした走りにシフト。
 しかし、峠というほどの上り坂ではないものの、1~3%の登り基調がずっと続くというのは、スピードが乗らずになかなかつらいものでした。
 PC02には8時過ぎくらいに到着、だいたい貯金は3時間ほどです。
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 ここでも朝食を摂取、とにかく食べないと走れない、食べなきゃやってられないと言う精神です。
 ここからは山岳区間、会津若松方面へ進んでいきます。

■PC03 257.7km地点 道の駅喜多の郷まで
 やはりここも、約90kmというロングコントロール、更には山岳区間ということで、一度途中で休憩を取ろうという決め打ちで走ることにしました。
 とにかく今回は大事に行こう、ゴールまで走ろうという完走狙いの安全ペース。
 しばらく走ると人里離れた山の中部屋入り、天栄村を抜けたあとは、平均勾配7%、4000mの勢至堂峠を超え猪苗代湖畔の近くへ。
 ここで適当にセブンイレブンを見つけて20分ほどの補給、R294を下って行くと、会津若松市街へ。

 途中、天栄村から会津若松にかけては、天気が不安定で通り雨が降ったりやんだりと、難しいコンディション。
 気温が高かったのもあり、雨具は出さずに走り抜けます。

 かなり疲れは来ていたものの、順当なペースで道の駅喜多の郷へ到着です
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 ここは有人PC、スタッフが差し入れのどら焼きと一緒に迎え入れてくれました。

 喜多の郷には無料の休憩所があり、シャワールームもありました。
 さすがにシャワーを浴びる道具は持っていなかったので、適当に洗面所で顔や頭をさっぱりさせたあと、休憩所で3時間ほどの仮眠。

 この先は桧原湖に向けて、このブルベ最大の難所全長20km超の取上峠と、同じく12km近い箕輪という2つの峠を超えないといけないので、明るいうちに峠を越えるなら、先の郡山で休憩するというのも手ではあるのですが……スタート前、あまり寝れなかったこともあって、峠前にコンディションを整えておこうという魂胆でした。

■PC04 338.7km地点 ファミリーマートあだたら高原岳温泉店
 区間は70kmほど、しかし厳しい山岳区間です。道の駅を出て数キロは下り区間ですが、そのあとはほとんど登り勾配、最初のうちは前に3人ほどで同じくらいのペースで走っていたものの、途中北塩原村の旅館街あたりで前を行く彼らがパンク、そのあとはひたすら一人旅でした。
 しかし、取上峠の20kmはわかっちゃいたけれど辛い……とにかく、長い、長い……
 途中で一度足をついてしまいました……あまりにも看板のキューが少なくて、本当に道があってるのかどうかも心配でしたが、特に問題もなく、道の駅裏磐梯を過ぎる辺りで夜の帳が下りました。

 桧原湖畔からやや下って、今度は箕輪に向けての上り、コレも悪態が出るほど長い。
 身を捩りながら旧道を走り、途中出会ったランドヌールと励ましあいながら行きました。
 箕輪からの下りは非常に風が強く、煽られそうになる中、時速70kmのダウンヒル、とにかく次のPCについて休みたい……

 しかし、そう思って辿り着いたファミリーマートのPCの気温はなんと8度!
 寒い!まだ9月やで! たまらず雨具を兼ねたウィンドブレイカーを取り出し羽織る!
 とても休んでられる状況ではないので、放出してしまった塩分補給にチリトマトヌードルにファミチキを突っ込んで食べます。
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 思い返すのは白馬600kmの苦い思い出……あの時も、木崎湖では気温が低く、体が冷えてしまい、それが原因で動けなくなってしまったということ。
 眠気で休もうにも、寒すぎて全然寝れなかったということ……
 進まなくてはダメだと、食べ終わるとささとPCを出発します。

PC05 361.2km地点 セブン-イレブン郡山喜久田店まで
 PC04からは下り基調、一気に郡山市街まで降ってきます、区間も20kmちょっとと非常に短いコントロール。 ここはややペースを上げて一気に走り抜ける作戦です。
 標高が下がってくるに連れて、気温が上がり比較的過ごしやすい気温に。
 市街地もそれほど混んでいるわけではなく、スムースに駆け抜けられました。

 貯金は1時間ほどで到着、途中道の駅喜多の郷で3時間休憩したことを考えればまずまずのペース。
 
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 さすがにPCでは疲労の色も濃いのか、多くのランドヌールが倒れて寝ていました。
 自分も休もうかと思ったものの、興味津々の地元の爺さんに長々と話しかけられ、特に休めずそのまま出発。

PC06 464.2km地点 セブン-イレブン那須伊王野店まで
 100km近いロングコントロールですが、途中に通過チェックのセブンイレブンあり、この通過チェックのセブンイレブン福島平田店まではR49をひたすら惰走。
 そこからは棚倉町を通り戸中峠を越えていくみちのりです。

 棚倉町はひたすら無数の小さなアップダウンを越えていく道のりで、広域農道を走っていきます。
 時間は深夜2時をまわり、とにかく人里離れた山奥を淡々と走ります……
 途中、眠気に襲われるものの、野犬に追いかけられ目を覚ますハプニングも有り……

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 途中であまりにも疲れたので、コーラを飲んで5分ほど止まったり……
 最後の戸中峠では思うように走れず、後方から来たランドヌールに道を譲りつつ、ヘトヘトになりつつ、なんとか6番目のPCに到着。
 最後の戸中峠の途中で明るくなり、朝を迎えた中での到着になりました。

 貯金は1時間程度、適当に朝食を取り、さぁ出発……というところで、後輪をチェックしてみるとまさかのスローパンク状態……
 慌ててタイヤ交換をし、結局この作業で貯金は15分程度になってしまいました。
 
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 思えば峠で思うように走れなかった、進まなかったのはこのスローパンクが原因?
 タイヤはブリジストンのExtenzaビコローレを使っているのですが、どうもこのタイヤはパンクが多く、近いうちに対策をしないとなと……

■PC07 573.8km地点 セブンイレブンつくば桜柴崎店
 パンクを修理してリスタート、100kmちかいロングコントロールですが、ここからつくばにかけては基本下り貴重なので、ペースを上げて、貯金を取りに行く流れです。
 幸い、体のダメージはそれほどではなく、ペースを上げる余裕もあったわけですが……さすがに眠気もあって、途中ローソンで一回仮眠休憩。 20分ほどアスファルトに倒れて寝ることにしました。

 とにかく眠くなったら寝る、これはブルベの時に身につけた睡眠術でした。
 睡眠ポイントが来ても、眠くなかったら寝れない、逆に言えば眠くなった時が睡眠ポイントというわけで、このまま走っていても昼前になれば気温も30度地下くまで上がるわけで、気温の低い早朝のうちに寝てしまおうという判断でした。

 リフレッシュして再び走り始め、つくば周辺では少々混んだ道路に、少しカオスになった部分もあったものの、淡々と走り無事PCに到着。
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 この区間は非常に調子よく、仮眠休憩を挟んだとはいえ、10人以上のランドヌールを追い抜くことが出来ました。
 スタートして30時間以上が経過し、さすがにペースを上げられる余裕がある人も多くないわけです。
 貯金は1時間半ほど、ゴールまであと30kmほどですから、もうここまでくればクルージングです。

ゴールPC 605.5km地点 セブンイレブン取手新町3丁目店まで
 前のPCでスタッフに聞いた所、すでに出走70人超のうち、40名弱ほどがリタイアしているとのこと。
 雨スタート、夜スタートというのもあり、更にはひどい寒暖差もあり、今回のブルベはかなり過酷だった様子。
 この区間で一度、ジャンクションをオーバーシュートしてしまったものの、特に滞り無くマイペースで走り、無事にPCに到着。

 ゴール受付は、PCからさらに7kmほど行ったところではありますが、無事に38時間半ほどで、認定を受けることが出来ました。
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 ゴール時に頂いた野菜スープが美味しかった……

 ゴール後に完走者とああだった、こうだったと話すのも楽しみの一つ。
 今回はこのスタート地点から自宅が近く、さらに比較的余力をもった走りだったので、余裕を持った部分もありました。

 というわけで、なんとか600kmをゴールし、あとは300kmを走りきればSR獲得です。
 次回は10月、検見川スタート、美浜300kmに挑戦です。
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# by minagi_ichirino | 2015-11-22 00:17 | Bianchista | Comments(0)
【チャリ】今更8月のブルベのお話
 ご無沙汰しておりました、一梨乃みなぎです。
 ずいぶんブログの更新が滞っていたということで、いまさらながらせめて参加したブルベのことくらい、記録的に綴っておこうかなという更新です。

 というわけで、時期は8月のコミケ前、ちょうど新刊の脱稿の直後でしたが、ランドヌ東京のブルベ、BRM801金太郎200に参加してまいりました。
 金太郎の名の通り、真夏の足柄山を走るブルベ、スタートは22時ということでナイトスタート。
 ちょうど7月の最終週から8月の第一週というと一年を通して最も暑い時期で、この時期にブルベというのもなかなかマゾヒスティックなわけですが、今回はなんと絵描き仲間のイリス氏をブルベの世界に引きずり込んでやろうということで、彼を巻き添えにしての参戦でした。

・自転車はいつものVia Nirone7なのですが、今回からステムを変えてみました。
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ITM Millennium 4ever (90mm)
 一度はつけてみたかったITMのミレニアムステム、しかし一世を風靡したミレニアムは2本締めということで、どうしてもヘッドキャップを4本締めにしたかったのもあって、末期に出た4everステムの90mmを入れてみました。
 サイズは31.6のスーパーオーバーサイズにクランプ径は31.8と10年ほど前のステムとはいえ、スペック的には最近のと同じ規格。
 しかし、入れてみるとスタックハイトが非常に低く、コラムカットしたにも関わらず、フォークコラムがガーンと突き出してる出で立ちに……
 気持ちハンドルも低くなったかな……
 とは言え、ITMのハンドルと相まって、なかなかいいかんじです。

・スタートは22時、川崎市民ミュージアムの駐車場。
 相変わらず事前準備の苦手な自分は今回も準備したにも関わらず、忘れ物や出発時のバタバタで結局最後方スタートに……(イリスさんごめんなさい)
 更にはグローブを駅のコインロッカーに忘れるという失態で素手で200km走ることに……
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 しかし、200km程度ですから、まぁ、素手で走れんこともないかなという気持ちで進んでいきます。

PC01 47.3km地点 デイリーヤマザキ平塚北豊田店
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 スタートは最後方で遅れてスタートしたものの、市街地の信号の関係ですぐに前の集団をキャッチ、ペースが違うこともあり、大きい団子状態でしばらくは進むものの、個人的に団子状態で走るのがイヤな自分は、ペースが合わないこともあり、途中から集団前方のちょっとアップペースな人たちの後方に付き……
 としているうちに、いつの間にか後ろについて来ていたはずのイリス氏が居ないことに気づきます。

 なんてこった! 大集団ではぐれてしまったか!

 幸い、最初のPCまでは50km未満ということで、淡々と走り、PC01で彼を待つことに。
 しかし、そう離れてないだろうと思っていたにも関わらず、なかなか彼はやってこず、結局20分ちょいほど待つと彼の姿が……
 どうも自分とはぐれたあと、クランクのフィキシングボルトが緩み、チェーンリングがガタガタになってしまったとのこと……

 またか!またこのトラブルか!!
 以前別の人達とサイクリング行った時も、全く同じようなトラブルが合ったなと思い返し、いろいろ話してみると、どうやら彼の自転車GiantのDifyは数日前に納車されたばかりの、シェイクダウンまっただ中の状態だったとか……
 初期トラブル?マイナートラブルといえばそうですが、まだスタートして最初のPCでこれとは……

 ハンディツールで応急処置を施して出発。

 しかし、どうしてこう、クランクが緩むトラブルが多いのか、きちんと締めてないのだろうか……

通過チェック 82.4km地点 足柄山、金太郎伝説の看板
 PC01を出たあとはしばらく平地を走った後に徐々に登っていく展開に。
 松田駅前を通り、徐々に人里離れた山道へ……途中、チェリオの自販機があり立ち寄ってわざとらしいメロン味を飲む。

 足柄山の通過チェックは、ちょうど登って行って最高地点で折り返す通過チェック。
 距離的にも100kmには及んでおらず、体力的にも余裕があったのもあって、ホイホイと登っていくものの、まさかの途中で足攣り……
 一緒に走っていたイリス氏にタブレットを恵んでもらい、なんとか復帰……しかし、本当に足攣り用のサプライは年を通して持っておかないとダメね。

 通過チェックの後はアップダウンの続く箱根路ですが、ここのアップダウンも前回走った伊豆の道に比べればやや可愛い物で、特に苦戦すること無く小田原市街まで……このへんで空は明るくなり、次のPCまで70kmちかくあるのもあり、途中で少し休憩をはさみつつ、平坦路を淡々と行きます。
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▲小田原市街を抜けたあたりで朝食を取りました。
 残りの距離は80km程度、些細な距離だと思っていたわけですが……


PC02 154.2km地点 セブンイレブン葉山一色店
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 江ノ島を通りすぎて、逗子方面へ。その途中にあるPCなのですが、この辺りで太陽も高くなり気温がジリジリと上がってきます。
 食欲旺盛というほどではないものの、食べないと走れないぞということで適当に冷やし中華を貪り、三浦半島半ばのアップダウンへ。

 今回、走る前からある程度わかってはいたことですが、とにかくゴール時間が遅くなればなるほど、気温や日差しが強い中走らないといけないというので、厳しくなるということ。
 とにかくさっさと走ってしまいゴールに向かうのが吉ということ。

 とはいえ初参戦のイリス氏は残り30km程度あたりから気温や疲労からバテ始め、休憩や水補給を行いつつというのもあり、更には交通量も増え始め、思うようなペースを刻めず、アスファルトの照り返しの中を淡々と走っていきます。

 思えばこの時間帯が一番苦しかった……
 途中、金沢八景近くではミスコースもやらかしてしまい、気持ち的にも嫌なムードに。
 自分はボトルの水を飲むというよりも、ほとんど身体にかけるような使い方をし、極力気化熱で熱中症にならないようにして走る作戦に。
 ゴールまであと20km、そして10kmがとにかく辛かった……

ゴール 203.1km地点 セブンイレブン川崎子母口東店
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 そんなこんなで苦しみもがきつつ、なんとかゴール。
 駆けこむようにコンビニの中へ……しかし、考えていることは皆同じようで、見事にガリガリ君は全て売り切れていました。
 なんてこった! 遅い奴らにはガリガリ君を食べる権利もないのかよ!!

 結局認定時間は12時間47分。
 もうちょっと早く走れたんじゃないかという感じもありますが、気温を考えればこんなもんじゃないかという感じも。

 これで、15年は400kmと200kmを完走、あとは600と300の2つ、やっちゃいます?
(次回へ続く)
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# by minagi_ichirino | 2015-10-30 05:26 | Bianchista | Comments(0)