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【雑記】うちの子描いて!と言う前に
突然の話ですが……
自分は、人様の作った看板娘、うちのこ、いわゆる版権物ではなくオリジナルキャラクターを描いたりするのが好きだったりします。 特にデザイン的にツボを抑えていたり、独特の世界観を持っていたりすると、興味津々で、その風貌やキャラクターのちょっとした創作の一面を見て、彼女は一体どういうキャラクターなんだろう?とか、きっとこういう風な生活、動き、立ち回りをするんだろうなと、そんなふうに夢中に考えてしまうことがあったりします。 ![]() ▲なかでも特に気に入ってるのがこの「シルビアさん」 Pixivで交流の有るれなーど氏のオリジナルキャラクターです、元々はElonaというゲームの彼自身のプレイングキャラがモチーフになっているそうですが、一体どういう冒険してるのかなと思うと、なかなか想像をかきたててくれます。 もちろんキャラクター自身の魅力もそうですが、作者、デザインした人(公式)が近くに有ることがほとんどで、こういったオリキャラを通した交流もすごく魅力的です。 版権キャラクターと違って、オリキャラは作者自身に寄るキャラクターのコントロールが自在ですし、何より作った作者は 「大抵は」 作ったキャラクターにすごく愛着を持ってくれてます。 なのでイラストを通した交流も、版権キャラクターのそれと違って、ストレートな交流ができますし、また交流を通してキャラクターが少しづつ変わっていったり、ドンドン成長に近いような、そういう進歩が見れるというのも、たまらなく楽しいものです。 もちろんそれは、既存の世界観の中でシェアードワールドするような創作……例えば、東方オリキャラ勢にも言えることです 実際、東方オリキャラに自分はすごく興味を持っていて、以前には西行寺涼々子という笠蛇氏のキャラクターを描かせて頂きました。 ![]() ▲西行寺涼々子 東方妖々夢に登場する西行寺幽々子の娘という設定の、笠蛇氏のオリジナルキャラクター。 ただ、氏のデザインでは幽々子の髪型違いという枠を出ていない(描き分けが難しい)という感じがあって、ドレスのデザインに関しては、一梨乃みなぎオリジナルのもの。 オリキャラの交流はこういったのも面白く思う 版権キャラクターよりもインタラクティブ性がある、と言ってもいいかもしれません。 しかし、こうした交流や、人様のオリキャラを描いたりするときに、自分自身が一番懸念している部分、心配する部分が、原作者はどれだけこのキャラクターを愛しているのだろうか?? と言う部分です。 先に書いたように、オリキャラを作った人のほとんどの人が、自分自身が生み出したキャラクターを愛し、可愛がっているのは間違いないのですが、その愛情は最初の一瞬だけで、ほんの一時のテンションだけであるケースも少なくないのです。 特に矢継ぎ早にオリキャラをドンドン量産して、名前と簡単なプロフィール(身長や誕生日など!)を添えただけで、描いたイラストも1枚だけ、スグに違うキャラクターに情が移ってしまうことも少なくないように思えます。 (少なくとも、自分から見える景色はそうなのです!!) もちろん、そういった楽しみもあるだろうし、そう言った形で創作を楽しむというのもひとつの手段、やり方だとは思うのですが…… ただオリキャラを通しての交流…… 人様に自分のキャラを描いて欲しい!とか、そう言った交流を求める以上は、自分の生み出したキャラクターをきちんと育てて、大事にして欲しいなと、自分は思うのです。 何ヶ月も、場合によっては1年以上前描いたイラスト一枚、SS1本だけで、後は本人から何の言及もなく、そのキャラに付属するようなちょっとした創作も一切なく、突然肖像を見せて「オリキャラ描いて!」と言われても、個人的には「この娘は生きているのか??」って思ってしまいます。 自分が描いて、かわいいなと思っても、その先が行き止まりでは、なんだかペンも重たいのです。 ![]() ▲ちなみに、自分もアンジェさんというオリジナルキャラクターがいます。 ただ、看板娘という扱いではない上に、あまり本腰を入れて創作をしていないので、あまりこのキャラクターでの交流はしんどいかなと思う部分があります。 あくまでも、当サークルの看板娘は「えんじぇるこまち」です。 ただ、彼女は既存の版権の世界観、東方Projectのキャラクターをモチーフにしているだけに、オリキャラとしての交流は、少し不向きだったりします。 (そもそも、ふたりとも交流目的で創作をしたキャラクターではありませんが!!) なので、どういう形でも、オリキャラを描いて!と交流を求めるより先に、作者自身がきちんとキャラクターを愛して、面倒を見てあげる……具体的には見る側に「供給してあげる」ことが、まず大事なんじゃないかなと、自分は思うのです。 特に自分なんかは「生きている」キャラか、それとも「過去になってしまった」キャラクターかで、接するテンションがかなり変わってきてしまうので…… もちろん、口先だけで「今でも好きですよ、今でもいますよ」って言うだけなら誰でも、なんとでも言えますからね。 それならきちんとその子を描いて、その子の今を提示するのが、やはり作者の愛のバローメーターといえるんじゃないでしょうか。 やっぱり自分にとって、キャラクターの長い設定よりも、純粋に今いるキャラクターかどうかの方が、魅力に思ったりするのです。 自分の好きなオリキャラには、細かい設定はおろか、名前すらついていない子も居ましたが、定期的に作者がちょこちょこ描いていて、それを見るうちに「いいな、この子かわいいな」ってなっていったものですから。 とまぁ、なんとなく、人様のオリキャラや創作を見ていて、なんとなくぼんやり思っている事でした。
by minagi_ichirino
| 2014-07-04 02:21
| Free Talk
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