【チャリ】600kmへのリトライ
 BRM919、AJ千葉の喜多方600のお話。

 6月に参戦した白馬・木崎湖600をリタイアしてしまい、年内に一度はチャレンジするぞと心していた600km。
 ブルベシーズンも終盤戦に入った9月、住んでいる近隣の「道の駅しょうなん」スタートのブルベということで、申し込み。
 自転車は今回も新車は間に合わず、Bianchi Via Nirone7、しかし今回は新兵器をひとつ投入しておりました。
a0293131_21263145.jpg

Cane Creek SL Brakes
 まさかの軽量ブレーキ!(リアのみ導入、前は今までどおり5800系105のブレーキ)
 ダイアテックのセール品で、定価は20000ほどするのですが、かなりお安く手に入れられたので導入してみました。 さすがにケーンクリークの中でも一番ハイグレードのものというだけあって、ストッピングパワーはそれなりにあります、ブレーキシューはスイスストップ(よく見たらスイスストップとTRPのロゴがありました)のものが付いてました。
 軽量ブレーキというと、一抹の不安はあるのですが、リアは単純に停止するというよりも、コントロール性が重視される部分だろうということで、試走した感じ特に問題もなくトライ。

a0293131_21385922.jpg

 そんなわけで今回の仕様、さすがに何回かブルベ走ってると洗練されてきます。
 サドルはやはりスペシャライズドのAvaterの旧型、重たいけどコレが一番疲れない。
 タイヤも変えたかったが、お金がなくて見送り。

a0293131_21441292.jpg

 時間は夜の0時スタート、出発前に睡眠できたらと思い仕事から帰ってきて、3時間ほど一生懸命横になるものの、結局寝れずにスタート。相変わらずのウェーブ3の最後尾スタートです。

■PC01 90.9キロ地点 ファミリーマート市貝店まで。
 スタートは雨、9月の前半は天気が優れず、例に漏れずにこの日も雨予報、しかし、天気予報では夜には雨は止むというお話だったのですが、雲が残り、ポツポツと降りしきる中のスタート。
 迷ったけれど、雨具は身につけずにスタート、残暑が残りまだ気温がそれほど低くないというのと、天気予報では、もう数時間で止むという話もあり、ショートスリーブジャージでスタート。
 大体10キロほど走ると前の遅い集団に追いつき、団子状態で走ることに。
 途中、つくば駅周辺で、だいたい同じくらいのペースの人たちと軽く喋りながら、PCを目指します。

 PC01からいきなり90kmというロングコントロール、60km地点くらいから一度やんだ雨が降り始め、一緒に走っていた集団も相次いで雨具を身につけるためにストップしたりと目立つ中、自分は「これは止む雨だ!」という賭けにのり、そのまま雨具をつけずにPC01へ。
a0293131_2211172.jpg

 コンディションもよくかなりのハイペース(グロスタイム25km以上)空腹というのもあり、適当に菓子パンとレモン牛乳を食べる。
 最初のPCというだけあって非常にランドヌールたちの姿も多いです。

■PC02 169.7km地点 ミニストップ白河厚生病院前店まで
 ここからは那須高原に向けてやや登り基調、しばらく走ると夜が明けてきます。
 今回は、前回の600kmではリタイアしてしまっているのもあり、ペースを抑え完走狙いの淡々とした走りにシフト。
 しかし、峠というほどの上り坂ではないものの、1~3%の登り基調がずっと続くというのは、スピードが乗らずになかなかつらいものでした。
 PC02には8時過ぎくらいに到着、だいたい貯金は3時間ほどです。
a0293131_22234385.jpg

 ここでも朝食を摂取、とにかく食べないと走れない、食べなきゃやってられないと言う精神です。
 ここからは山岳区間、会津若松方面へ進んでいきます。

■PC03 257.7km地点 道の駅喜多の郷まで
 やはりここも、約90kmというロングコントロール、更には山岳区間ということで、一度途中で休憩を取ろうという決め打ちで走ることにしました。
 とにかく今回は大事に行こう、ゴールまで走ろうという完走狙いの安全ペース。
 しばらく走ると人里離れた山の中部屋入り、天栄村を抜けたあとは、平均勾配7%、4000mの勢至堂峠を超え猪苗代湖畔の近くへ。
 ここで適当にセブンイレブンを見つけて20分ほどの補給、R294を下って行くと、会津若松市街へ。

 途中、天栄村から会津若松にかけては、天気が不安定で通り雨が降ったりやんだりと、難しいコンディション。
 気温が高かったのもあり、雨具は出さずに走り抜けます。

 かなり疲れは来ていたものの、順当なペースで道の駅喜多の郷へ到着です
a0293131_22431859.jpg

 ここは有人PC、スタッフが差し入れのどら焼きと一緒に迎え入れてくれました。

 喜多の郷には無料の休憩所があり、シャワールームもありました。
 さすがにシャワーを浴びる道具は持っていなかったので、適当に洗面所で顔や頭をさっぱりさせたあと、休憩所で3時間ほどの仮眠。

 この先は桧原湖に向けて、このブルベ最大の難所全長20km超の取上峠と、同じく12km近い箕輪という2つの峠を超えないといけないので、明るいうちに峠を越えるなら、先の郡山で休憩するというのも手ではあるのですが……スタート前、あまり寝れなかったこともあって、峠前にコンディションを整えておこうという魂胆でした。

■PC04 338.7km地点 ファミリーマートあだたら高原岳温泉店
 区間は70kmほど、しかし厳しい山岳区間です。道の駅を出て数キロは下り区間ですが、そのあとはほとんど登り勾配、最初のうちは前に3人ほどで同じくらいのペースで走っていたものの、途中北塩原村の旅館街あたりで前を行く彼らがパンク、そのあとはひたすら一人旅でした。
 しかし、取上峠の20kmはわかっちゃいたけれど辛い……とにかく、長い、長い……
 途中で一度足をついてしまいました……あまりにも看板のキューが少なくて、本当に道があってるのかどうかも心配でしたが、特に問題もなく、道の駅裏磐梯を過ぎる辺りで夜の帳が下りました。

 桧原湖畔からやや下って、今度は箕輪に向けての上り、コレも悪態が出るほど長い。
 身を捩りながら旧道を走り、途中出会ったランドヌールと励ましあいながら行きました。
 箕輪からの下りは非常に風が強く、煽られそうになる中、時速70kmのダウンヒル、とにかく次のPCについて休みたい……

 しかし、そう思って辿り着いたファミリーマートのPCの気温はなんと8度!
 寒い!まだ9月やで! たまらず雨具を兼ねたウィンドブレイカーを取り出し羽織る!
 とても休んでられる状況ではないので、放出してしまった塩分補給にチリトマトヌードルにファミチキを突っ込んで食べます。
a0293131_23224025.jpg

 思い返すのは白馬600kmの苦い思い出……あの時も、木崎湖では気温が低く、体が冷えてしまい、それが原因で動けなくなってしまったということ。
 眠気で休もうにも、寒すぎて全然寝れなかったということ……
 進まなくてはダメだと、食べ終わるとささとPCを出発します。

PC05 361.2km地点 セブン-イレブン郡山喜久田店まで
 PC04からは下り基調、一気に郡山市街まで降ってきます、区間も20kmちょっとと非常に短いコントロール。 ここはややペースを上げて一気に走り抜ける作戦です。
 標高が下がってくるに連れて、気温が上がり比較的過ごしやすい気温に。
 市街地もそれほど混んでいるわけではなく、スムースに駆け抜けられました。

 貯金は1時間ほどで到着、途中道の駅喜多の郷で3時間休憩したことを考えればまずまずのペース。
 
a0293131_23343925.jpg

 さすがにPCでは疲労の色も濃いのか、多くのランドヌールが倒れて寝ていました。
 自分も休もうかと思ったものの、興味津々の地元の爺さんに長々と話しかけられ、特に休めずそのまま出発。

PC06 464.2km地点 セブン-イレブン那須伊王野店まで
 100km近いロングコントロールですが、途中に通過チェックのセブンイレブンあり、この通過チェックのセブンイレブン福島平田店まではR49をひたすら惰走。
 そこからは棚倉町を通り戸中峠を越えていくみちのりです。

 棚倉町はひたすら無数の小さなアップダウンを越えていく道のりで、広域農道を走っていきます。
 時間は深夜2時をまわり、とにかく人里離れた山奥を淡々と走ります……
 途中、眠気に襲われるものの、野犬に追いかけられ目を覚ますハプニングも有り……

a0293131_23432476.jpg

 途中であまりにも疲れたので、コーラを飲んで5分ほど止まったり……
 最後の戸中峠では思うように走れず、後方から来たランドヌールに道を譲りつつ、ヘトヘトになりつつ、なんとか6番目のPCに到着。
 最後の戸中峠の途中で明るくなり、朝を迎えた中での到着になりました。

 貯金は1時間程度、適当に朝食を取り、さぁ出発……というところで、後輪をチェックしてみるとまさかのスローパンク状態……
 慌ててタイヤ交換をし、結局この作業で貯金は15分程度になってしまいました。
 
a0293131_23452136.jpg

 思えば峠で思うように走れなかった、進まなかったのはこのスローパンクが原因?
 タイヤはブリジストンのExtenzaビコローレを使っているのですが、どうもこのタイヤはパンクが多く、近いうちに対策をしないとなと……

■PC07 573.8km地点 セブンイレブンつくば桜柴崎店
 パンクを修理してリスタート、100kmちかいロングコントロールですが、ここからつくばにかけては基本下り貴重なので、ペースを上げて、貯金を取りに行く流れです。
 幸い、体のダメージはそれほどではなく、ペースを上げる余裕もあったわけですが……さすがに眠気もあって、途中ローソンで一回仮眠休憩。 20分ほどアスファルトに倒れて寝ることにしました。

 とにかく眠くなったら寝る、これはブルベの時に身につけた睡眠術でした。
 睡眠ポイントが来ても、眠くなかったら寝れない、逆に言えば眠くなった時が睡眠ポイントというわけで、このまま走っていても昼前になれば気温も30度地下くまで上がるわけで、気温の低い早朝のうちに寝てしまおうという判断でした。

 リフレッシュして再び走り始め、つくば周辺では少々混んだ道路に、少しカオスになった部分もあったものの、淡々と走り無事PCに到着。
a0293131_23593446.jpg

 この区間は非常に調子よく、仮眠休憩を挟んだとはいえ、10人以上のランドヌールを追い抜くことが出来ました。
 スタートして30時間以上が経過し、さすがにペースを上げられる余裕がある人も多くないわけです。
 貯金は1時間半ほど、ゴールまであと30kmほどですから、もうここまでくればクルージングです。

ゴールPC 605.5km地点 セブンイレブン取手新町3丁目店まで
 前のPCでスタッフに聞いた所、すでに出走70人超のうち、40名弱ほどがリタイアしているとのこと。
 雨スタート、夜スタートというのもあり、更にはひどい寒暖差もあり、今回のブルベはかなり過酷だった様子。
 この区間で一度、ジャンクションをオーバーシュートしてしまったものの、特に滞り無くマイペースで走り、無事にPCに到着。

 ゴール受付は、PCからさらに7kmほど行ったところではありますが、無事に38時間半ほどで、認定を受けることが出来ました。
a0293131_05467.jpg

 ゴール時に頂いた野菜スープが美味しかった……

 ゴール後に完走者とああだった、こうだったと話すのも楽しみの一つ。
 今回はこのスタート地点から自宅が近く、さらに比較的余力をもった走りだったので、余裕を持った部分もありました。

 というわけで、なんとか600kmをゴールし、あとは300kmを走りきればSR獲得です。
 次回は10月、検見川スタート、美浜300kmに挑戦です。
[PR]
by minagi_ichirino | 2015-11-22 00:17 | Bianchista | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 【チャリ】シュペール・ランドヌ... 【チャリ】今更8月のブルベのお話 >>