【チャリ】AJたまがわ BRM604白馬木崎湖600km【ブルベ】

 Bike Across Japan2400から1ヶ月、AJたまがわさんのBRM604白馬木崎湖600kmに参戦してまいりました。

 今回はそのその覚え書きです。


・天候:晴れ6>雨3>晴れ1
・走行距離:607km(ミスコースなし)
・認定時間:37時間3分(10thFinisher)


・昨年リタイアしている白馬木崎湖600、是非チャレンジしたいということで今年も申し込みました。
 季節柄、悪天候や寒暖差に殺されることもあるので、昨年以上に対策しつつも、実際にはBAJ装備を割とそのまま持ち込みと言う感じ。


 BAJで1900km近く走っているので、600kmくらい割となんとかなるべという楽観的な思考で参戦、しかし終盤の峠は経験していないので、木崎湖までで疲れ過ぎないようなペースがキモという狙いがありました。


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▲ウェーブスタートを待つ様子、スタートの天気は良好


 スタートは深夜0時スタート、やや受付が遅れて最終組ウェーブ3で0:30のスタート。天気は晴れ。
 ウェーブ3ではほぼポールポジションからのスタートで、比較的ハイペースの人達についていきつつ多摩川を上流へ。
 昨年よりもすこし先に行ったところの飯能市のローソンでPC1、時間は2時半前ぐらい、ここまで50kmをグロス25kmペースなので、なかなかいいペース。


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▲PC01の様子、夜スタートは得意なだけあってまだまだ元気!


・埼玉県をさらに北上し、群馬県へさしかかり夜が明けます。
 天気は良く、昨年よりもいいコンディション。
 途中で、後ろから来たキャノボクラスタのフィリップさんにぶち抜かれ、なんとかついていこうかなと思うものの、ジリジリと離されつつ、高崎郊外のPC02へは5時40分頃着、ここでだいたい125km弱

 PCでフィリップさんのMTBを見るとシングルギヤで、ぶったまげる。


「なんてやつだ!!」


 BAJで会った西川さんと再び出会う。


 ここまではひたすら平坦だったものの、PC02からは安中市を抜けて碓氷峠、横軽の長い登り区間を経て軽井沢へ。
 意識的にペースをやや落とし、最初の峠ということで、頑張り過ぎないことを意識にペダルを回す。

 以前、Bianchi仲間と碓氷峠には一度来ていたので、その時のコースとほぼ一緒ということもあり「この峠は死ぬような激坂はなかったはず……」と言い聞かせ淡々とゆく。


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 途中、信越線の遺構であるめがね橋のフォトチェック(155km地点)には7時30分に到着。
 碓氷峠をつらつらと登り、標高900mの軽井沢は好天でやや涼しく、時間帯的にも、交通量はそこまで多くなく快適走行。
 軽井沢からPC3まで思ったより距離があり、途中二回ほど便所と給水のため停車で若干ロス……(碓氷峠で思ったより水を飲んでしまっていた!)

 PC03の直前で西川さんとまたしても合流。
 わかりにくかったPC03をオーバーシュートしてしまうものの、なんとか気付きほぼロス無く滑りこむ。
 ここまでで約200km、体は快調。


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▲上田市をゆくルート、概ね走りやすい時間帯

 PC03から04はひたすら国道18号に付き合う千曲川沿いのルート。
 昨年は向かい風が苦しかったので、やや覚悟していたものの今年は平穏な感じ。
 西川さんとパックを組んで淡々と走るものの、前のPCで食べたヤクルトとアイスのせいか、突然下ってしまい、一度セブンイレブンで排泄物停車。
 ブルベ中はあまり出ないんだけどね……どうも序盤の補給が良くなかったせいか、このブルベ、どうにも胃腸の調子がベストコンディションではなく、この後ひたすらお腹をいたわりながらの走行になりました。


 PC04の善光寺(240km地点)からは、長野の秘境、鬼無里集落を抜けて峰方峠へ、そこから白馬へ降りてくるルート。

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▲善光寺の門前を通る、このブルベの好きな瞬間です


 PC間は50km弱ですが、昨年はここで非常に体力を奪われ、メカトラにも見舞われたので、気を引き締めてペダルを回します。
 善光寺の門前を過ぎて少しゆくと、すぐに山間の秘境のルートへ。
 昨年走った時はとんでもなく長く感じた鬼無里への道ですが、今年は覚悟して走ったからか、昨年一度体験しているからか、やや疲れを覚えて、ペースを落とすものの、難なくクリア。
 時間的にもルートが違うので比べづらいものの、昨年よりも2~3時間ほど速いペースです。


 しかし、白馬の山々の景色は絶景、まさに日本のグリンデルワルト。

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▲嶺方峠、向こうに見える白馬の山塊にはいつも息を呑みます。


 白馬のPC05(約290km地点)ではいちごオレだけ飲んで、そそくさと出発。
 安曇野アートラインの意地悪な上りをソイヤと登りきり、ほぼ中間地点(304km)である、木崎湖キャンプ場には15時50分に到着。


 ほぼ寄り道していないのもあって、非常に良いペース。


 体力的にやや余裕があるものの、ドロップバッグの関係もあり、この木崎湖キャンプ場で一度寝てしまおうということで、3時間ほどの大休憩を取ることにしました。

 近隣の施設のゆーぷる木崎湖で一度お風呂に浸かり、汗を流し落としてから、休憩室で座布団を敷いて2時間ほどの睡眠。
 ついでにアイフォーンも充電。

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▲木崎湖キャンプ場、順調なペースで到着した時は全然夕暮れ前でした

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▲しかしゆーぷるで寝て起きたら夜!スタッフ有志のBBQを頂きました

 それほど悪い睡眠ではなかったと思うけれど、ちょっとタイミング的に早かったかな……と、思いつつも19時頃に再びドロップバッグを預けてリスタート。
 ナイトポッドも点灯させるものの、ジェントスがご機嫌斜め。
 Volt800中心のライトで走行。

 ここから松本市街へは下り基調なので、ペースを上げられるかとおもいきや、途中からかなりの向かい風。
 無理の無い範囲で、頑張って踏んでいき、3人ほど前の走者を抜くが、抜くたびにことごとく風よけに使われ、自分の後ろに3~4人がついてくる予期せぬパック走行に。
 思うようなペースではしれないものの、後ろにピタリと付けられ、当然、30分以上誰一人前に出てくれない!!
 アァーッ!!!何じゃお前ら~!!!F*****k!!!!
 汗だくになって塩尻のPCに、ここでだいたい355km

 基本的に風は夜になると止むものです。
 上空の空気と地上近くの空気の寒暖差がなくなり、上昇気流が収まるためなのですが、夜でも風が吹いているということは、気圧の谷が近くにあるということで、すなわち「天気が崩れる予兆」ということ。

 スタート前の予報では、終盤二日目の午前中は雨にたたられるかもというのがありましたが、ちょっと早く天気が崩れてしまうなという感じが……


 塩尻のPCでジェントスのライトの電池を入れ替えてリスタート。
 塩尻峠の途中からまとまった雨が降ってきて、記憶よりも長い登りにぼやき倒しながら登頂、下りは完全なレインコンディションで、やや、水しぶきも気になったところで、降ってきた岡谷のコンビニで雨天用のゴアテックスを上のみ着こむ。
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▲諏訪大社前宮、ここも通るのですが、この時は土砂降り。

 上だけ? 今考えればこれは失敗。

 雨脚が強くなく、下も着こむと、走りづらくなるので少し先延ばしにしてしまったものの、案の定諏訪湖の周辺ではかなりまとまった雨になってきて、どうしたものかと思いつつ富士見峠へ。


 富士見峠の途中で一度補給のために停車するものの、胃腸の調子が芳しくなく、水分補給のみでリスタート。
 やっぱり下も着こむ。


・時間は深夜0時を回り、富士見峠の長い下りで、これは寝ないと事故るなと嫌な予感がして道の駅に駆け込む。
 ぼんやりした頭で適当な道の駅の屋根を見つると、そこにはすでに5人ほどのランドヌールたちの姿が……


「ここは寝るポイントなんだな、人類みんな同じだ」


 地面にダンゴムシのように転がり2時間半ほど睡眠、起きると最初に居た人達は居なかったものの、違う人が5人ほど周囲に転がっていました。


 南アルプス市を抜けて、土砂降りの切れ間が見えたところでPC07、ここで約450km地点。
 PCの手前で、再び西川さんとエンカウント。
 話を聞くとどうやらコインランドリーで寝ていた様子。
 こちらも予期せぬ睡眠で予定よりもやや遅れ気味のペース。
 PCで西川さんにモカ錠を恵んでもらう。

 PC07からは若彦トンネルを抜けて河口湖、山中湖へ。
 この区間は走る前から山場になるなと思っていたものの、やはりというか、猛烈に辛い上り坂、体力も疲労もピーク、天気は土砂降り。

 一体僕らはなんの罪でこんな刑に晒されてるのか……


 幸いPCを一緒に出た西川さんがペースを合わせてくれ、えっちらおっちらと、そう悪くないペースで峠を超えて河口湖へ。
 下りではマシンガンのような雨粒を全身に浴びて、今、生きていることを実感。
 最後のPC通過チェックの山中湖(511km地点)には9時頃の到着、貯金は1時間半ほど。

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▲山中湖のPC、ろくな写真を撮ってませんね……

・ここからは道志みちと尾根幹を走り多摩川沿いに出るという、走り慣れたルート(ただし逆走)なので、気楽な気分に。
 天候は最後の峠、山伏峠を超えたあたりで止み、津久井湖まで下ったところでコンビニたちより、そこで下のみキャストオフ。
(万が一もあるだろうということで、上は羽織ったまま)

 途中、市街地ではペースかなり苦戦するだろうと思ったものの、尾根幹を非常に良いペースで走り、なかなかゴキゲンなペースでゴールイン。
 終盤下り基調もあり、終わってみれば貯金は3時間、睡眠と休憩に失敗して遅れたものの、昨年の600kmは38時間半かかってましたから、過酷な600kmでこのタイムは、なかなか自分の成長を感じられる結果になりました。
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▲ゴールの二子玉川は晴れていました……

 終盤、ずっと一緒にパックを組んでくれた西川さんに感謝です。
 それにしても登り、もっと強くならんと、あかんよね。

 次回のブルベは8月のコミケ後、ランドヌール宮城の東北遠征を予定しています。

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■使用機材
車体:Bianchi Via Nirone7 2015 Belkin Ltd
コンポ:Shimano 105(5800系)&アルテグラ6800のMix 11S
ハンドル:ITM Millenium Wing Shape Carbon 400
バーテープ:Selle Italia Smootape Contlolo
ヘッドライト:Gentos 閃355 2灯+CatEye Volt800(借り物)
ペダル:Time i-Clic2 ファイバーフレックス
サドル:Astute Skyline VT Lime
ホイール:Campagnolo ZONDA 2015
タイヤ:Michelin Pro4GripV2(F) EnduranceV2(R) 23C
(with Panaracer R-Air Tube)
パッキング:Ortlieb サドルバックL+バックポケット
備考:今回はアルミコラムの純正フォークに、QRはカンパニョーロの純正を使用。ボトルゲージはTacxのDEVAのキャメルバックのPodiumChillを使用。




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by minagi_ichirino | 2017-01-24 23:33 | Bianchista | Comments(0)
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