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【チャリ】AJ千葉BRM615あぶくま600
 今季のブルベ最終戦、AJ千葉のBRM915あぶくま600kmに参加して参りました。

 実はまだ今年、ブルベはヘブンウィークの3つしか完走してなくて、200kmのブルベをゴールしていないので、SR取れてないんですね。
 なので、今回のブルベは今季のSRのかかったブルベでもありました。

 自転車はいつものVia Nirone7です、多少ウェットなコンディションもあるだろうということで、サドルバッグはオルトリーブのものをチョイス。
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 正直、もうちょっと良い自転車使いたいなとは思うんですが、なんだかんだラフに走れるし、操縦性に優れるViaNirone7、そう悪くないよなという感じです。
 しかし、ブルベウィークの月曜日に風邪をひいてしまってですね、治りきるかどうかというコンディションでの参加でした。
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 スタートは近所の道の駅しょうなん……の近くの公園からスタート。
(なんでも、道の駅しょうなんの駐車場がどうも使えなくなった??とか?)
 つくば周辺から北上して益子、茂木、那珂川町、大子町、そして太平洋側の勿来へ。
 いわき周辺から内陸に入り、川内村で有人PCによるドロップバッグのサービスが有り、そこから阿武隈高原を走り、郡山、棚倉、白河と南下していき、那須を経由してゴールに向かう600kmです。

 スタートは天気が降るの?降らないの?という感じで、自分は、大して降らないだろうという予測で、あまり雨装備を身に付けずにスタート……したのがこれが大誤算。
 最初は全然それでよかったものの、つくば市周辺あたりから、えらい降り始めてしまい、慌てて、上を着るものの、雲は薄くすぐ脱ぐだろうと予測して、下を着ずに復帰。

 しかし、最初のPCの120km地点までしっかり全部降られてしまい、もう取り返しがつかないくらいほぼ全身水没……何やってるんだか。
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 最初のPCでやっと下を着るものの、イマイチ調子の良さを感じられず、淡々と走行。
 結局雨は、2つ目のPCいわき四倉の240km地点くらいまで、ガッツリ12時間位降られました。
 四倉から先、川内村に至る道は、かなりのハードな峠路で、15%超えの急勾配もちらほら……本当にしんどかった。久しぶりに自転車を押しました。
 みんな勘違いしてるけど、自分はヒルクライム大嫌いです、10%以下ならまぁ、いいけど、それでも本当にできれば走りたくない。

 クタクタになって、川内村の有人PCに辿り着き、なんとかずぶぬれた下着を新しくして、荷物を作りなおす……ほんと助かった。

 ここで3時間しっかり仮眠をとって、立てなおして出発。
 普段ならあまり休まずに出発するけれど、この日は調子があまり良くなくて、タイム云々よりも、とにかく淡々と大事を取った走りに徹した。
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 二本松市にあるPCまでの60kmは、休んだ甲斐があり、結構アップダウンあったものの、乱れずに、いいペースで走行……したものの、疲労がたまって、免疫力が下がっていて、風邪がぶり返してしまいそうな悪寒に襲われる。
 必要以上に炭水化物を補給して、燃やして体温を上げてどうなるかなという感じでリスタート。
 正直この地点で「多分、このブルベ、ゴールできないだろうな」という予感……それでも、地脚そのものは出来てるものは出来てるので、他の参加者と時々パックを作りつつも、いいペースで走行。
 
 深夜1時過ぎに郡山市の市街に到着、ここの信号待ちで一緒のパックで走っていた方に「先に行ってくれ」と伝え足を止めました。
 一緒に居た方は「えっ? 急にどうしたんですか……」と怪訝そうな顔で言われ「やめるかどうか考える」と言い、そこで別れました。

 結局15分ほど、道端で考えた挙句DNFを連絡。
 多分、もう3~40kmはこの調子で走れるだろうけど、郡山から3~40km先は棚倉町で、いかんせん何もない町である。それに標高も郡山より高い。
 そこで行き倒れるよりかは、時間帯的にどうしようもない時刻でも、ここでリタイアしたほうが懸命かという判断でした。

 結局走行距離的には380km、風邪気味で走った割にはよくやったかなという感じ。

 ブルベは自己完結型のサイクリングなので、本当に駄目になる前に「無事に帰る」というのが重要視され、時々「勇気ある撤退」なんて言われたりもしますが、なんというか、自分の考え方ではなんかそれは違う感じするんですよね。
 こう言うと、ちょっとキツいですけど、DNFは基本情けないものだし、みっともないことで、褒められるものではないです。
 走る前に自分が体調や走力、装備、それがどういう状況で、どういうコースをどういうコンディションで走るのか、考えたら、どういう感じになるか想像つくわけですね。
 だから撤退とか、DNFって、甘えなんですよね。 何キロ走ろうと、ゴールできなかったら認定ゼロです。DNSと一緒です。
 
 でも、辛くても走り続ける勇気と、何も考えずに行く無謀な蛮勇は全然別物なんですね。
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 結局今回の場合、郡山より先に行くのが「怖かった」んですね。
 郡山の大きな町を過ぎると、水郡線沿いを40kmほど走りますが、非電化路線の水郡線なんか、沿線にろくな街もないし、始発も遅い、終電も速い、本数も少ない。
 先に上げた、棚倉町は城下町で水郡線沿いの街ではかなり大きな「集落」ですが、それでも「何もない」町です。
 順当に行けば深夜3時ぐらいに磐城棚倉駅周辺を通過します、周辺は自販機ぐらいしか無いでしょう。

 もうちょっと行けば白河の街の近くまで行きますが、コース的にはそこまでには多少の上りがあります。
 今はドライですが、不安定な大気、ザッと雨が降ってくることもあるだろうけれど、20度を下回る気温で深夜、それも400km走って免疫力の落ちた身体で雨に濡れたら?
 今の体調で、この先の区間、突っ込んでいってどうなってしまうのか、怖かったんですね。
 これ以上風邪が悪化して、私生活に影響出てしまうのが怖かった、今はまだそんなに気分悪くはないけれど……郡山で行くかどうか決めるほかなかった。

 そんなわけで、朝6時半頃まで列車が出発するまで駅前でうずくまって待機。
 結局須賀川駅まで、コースを外れて回送し、そこから輪行して帰宅となりました。

 やっぱね、半端な体調じゃダメだね、600km、自分の未熟さを思い知りました、もっと自分、自転車乗らないとなぁと。

 途中ですね、めっちゃキツイ坂道あるんですね、いわき四倉から内陸に入っていくところで、国道399です。
 15kmくらいの区間で平均7~8%で、時々15%超えるような区間が結構あって、ボヤきながら、うめきながら走ったわけです。
 でもですね、そんな自分を何人かがスイスイ抜いて行くわけですね。
 なかには女性のかたも居てですね……気持ちよさそうに行く姿を見て「ああ、情けないなあ」と。

 以前よりも大分上れるようにはなったとは思うんですが、やっぱ10%超えると全然ダメ、自分のリズムを作れないといいますか……全然踏めないんですね。
 
 コレって多分、自分があまり自転車乗ってないからで、乗ったとしても近所の手賀沼の平地をウロウロしてるだけで、アップダウンの道を走るスキルと自力がないんだろうなあと。

 そういえば、今年のヘブンウィークでも、最終日のゴールで待っていて、先頭走者の方が帰ってきて、少し話したんですが……
 彼は石川県から自走で福岡まで走ってきていて、そして、自走で走って帰るんですね。
 よくそんなに走れるなあとか、痛くならないのか?とか色々聞くんですけど、やっぱもう道具とか、使ってるエキップメントが完全に彼のスタイルに合わせてあって、洗練されていてですね、そういう次元まで距離を走っているんですよね。

 あぁ、こりゃ、走ってる距離が根本的に違う、と。
 それだけの距離走れば、足の仕上がりも全然違うし、ロングライドで行き詰まるトラブルとか、そういうのに全て先手を打ってあるんですね。
 彼の自転車や、ロングライドの話を聞いてると、自分はまだその領域に行けてないな。踏み込めてないなと、思ったんですよね。

 自分は600kmのブルベも何度も完走してるし、BAJでも2000km近く走ってるけれど、結局あくまでもそれはスペック上の数字なだけで、サイクリストとして、ロングライダーとしては、まだ見えない世界があるなと。
 
 そんなわけで、まだまだ走りやすいシーズンだし、ブルベは終わったけれど、寒くなるまで、もう何回か、ハードなロングライドやりたいなあ。
by minagi_ichirino | 2018-09-14 02:00 | Bianchista
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