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【チャリ】JBCF那須塩原クリテリウム E3/2組を走ってみた
 今年から走ることになった……なってしまったJBCFロードレースとクリテリウム。

 6月の8と9に行われました那須クリテリウム&矢板片岡ロードレースに参戦してまいりました。

 4月くらいから、所属させてもらっているウィンディー筑波さんの練習会に混ぜてもらい、集団走行やレーシングスピードでのコーナリングなどに慣れていき、4月の群馬CSCのレースにも帯同しレース当日の流れやムードもなんとなくは掴め、晴れて6月の栃木ラウンドで実業団デビューという感じでした。
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 8日、クリテリウム当日の朝は雨、しかし降ったり止んだりの繰り返しで、初日の那須クリテリウムの会場は概ね曇り、時々ザッと降ったりという感じでしたが、概ねドライコンディションでした。
 朝にチームで現地入りし設営、ローラー台とかテントがあるのですごい。レース前のアップとかも出来る。

 自転車は斎藤さんに譲ってもらった928SL「チェラミカフラミニア」
 天気はウェットレースになるかもというので、新たに導入したレーゼロカーボンではなく、アルミホイールのニュートロンにブルベで実績のあるルビノ25Cを合わせる、すこし保守的なセッティング。

 スプロケットは普通の11-28T。

 お昼くらいにコース試走ができるということで、チームメイトのねおちゃんと一緒にコースインしてターンのチェックをする。
 路面の状況とかマンホールの位置とか、アスファルトの割れ、風向き、傾斜なんかも色々思いつく限りは情報を叩き込む。
 メインストレートが若干下っていて、ここで前に離されるとちぎれてしまいそうで怖いなとか。
 自分のE3はスケジュール的にほぼ最後なので夕方のスタートというのもあって、レースまでのんびり過ごす。
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 E3は1組と2組があり、ウィンディー筑波的にはねおちゃんが1組、自分が2組の出走でした。
 先に1組のねおちゃんの出走と序盤を見届けて自分は車検へ。
 ゼッケンのチェックをしたり、車体や装備品のチェックをしたり。

 車検が終わって準備して、コースサイドに戻ると、先頭集団でがんばってたねおちゃんがいつの間にか千切れていて、1~2回前を通ったかと思ったら足切りされてしまっていた。
 次はお前がこうなる番だと言われてるようで、身につまされる。

 16時10分にコースイン、レースは確か2.1kmを15周、大体30kmちょっとのレース、180度のヘアピンが3箇所に90度ターンが2箇所のコース。
 比較的に前に陣取れたのと、コースイン時にドサクサに紛れてほんのり前に上がり、3列目くらいからスタートできた。
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 ひとまず目標は、怪我なくミス無くステディに走ること。 それから足切されずにゴールに辿り着くこと。 できれば先頭集団のまま最後まで残ること。
 号砲が鳴り、クリートキャッチ、それとなくレースがスタート。
 集団前方キープを心がけるので、ややイレコミつつも周囲に気を配り集団内でレースを進める。

 180度のヘアピンでインターバル加速がかかり、スピードが上がるが、みんな前を引きたくないので直線でややスピードが緩む。
 立ち上がりの加速が思ったよりも強烈で、結構頑張らないとポジションを守れない感じだ。
 レースも1周目のターン2でいきなり数人前の人が落車、巻き込まれずに冷静に処理するものの、その後も2~3周ごとに集団の中で常に誰かが転ぶような感じで、かなりおっかない。
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 3~4周目までは特に滞り無く、余裕を持って走れていたが、5周を回るあたりから、インターバル加速ががキツくて心拍も息もかなり上がってくる。
 マジかよ、みんななんでそんなに踏めるんだ!?
 進入のギアポジションや、下ハン握ってみたり、ラインを調整してみたりと、レース中にいろいろ試してみるものの、やっぱつらいものは辛い。

 7周目を過ぎたあたりで、なんだかよくわからないけれど少しペースが上がり、集団内でも余裕がなくこぼれそうな人が、かなり必死に踏んでるのもあって、走りがラフな人が増え「やべぇな、ぶっけられないようにこの人注意しないと……」と非常に気を遣う感じに。
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 逃れたい!!
 とにかくナーバスで、早く無事に終わってくれと懇願するような気持ちだ。

 10周を過ぎる辺りから、あからさまにそういえば集団が小さくなってきたなと感じ始め、自分自身が集団からややこぼれそうになっていることを自覚し始める。

 足に余裕がなく、結構踏んでるんだけどコーナーの立ち上がりでなかなか前の人にうまくついていけない。
 直線で結構頑張って前の方に上がるが、どうしてもコーナーの立ち上がりでよろよろと遅れて行ってしまう。
 こりゃレースする感じじゃないな、なんとかいろいろやりながら、生き残りをかけた走りをしないとなと思い、それに合わせたエコな走りにアジャストしていく。
 
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 幸い集団内はシクロクロスのスタート直後に比べればアニマルな感じではなく、スキマだらけなので、ある程度ポジションや立ち位置をいい感じに調整することは難しくない。
 それと、落車は時折あるものの、概ねみんなお行儀が良く、以前でたエンデューロ系のレースのそれに比べるとあまりカオスな感じではなかった。
 自分も目の前で斜行されるとおっかないので、コーナーの侵入で車輪や車体が被るたびに「は~い、ちょっとごめんなさいね~」「ありがとね~」とか言いながら、自分のポジションを確保して進めていった。

 ラスト3周になると、自分の足の具合を見て「あぁ、このペースならなんとか最後まで集団で残れそうかな」とゴールが見えてくる。
 ただ、足に余裕があるわけでなく、また突然ペースがあがるか、集団崩壊が起きるかわからないので、とにかく集中力を切らさず淡々と集団の中で過ごした。

 ラスト1周、ジャンが鳴っている、コレで何とかゴールまで辿り着けそうだとホッとすると同時に、なんとか集団からこぼれないようにと集中を高める。
 最終ラップ、ターン2の進入ラインが悪く立ち上がりでやや失速し、ほぼ集団の後方へ……この地点で、脚も余裕ないしゴールスプリントする感じじゃないなと、集団の後方へしがみつければと御の字だと思い必死にインターバル。
 結局先頭集団のほぼ最後方ながら、無事にフィニッシュ。
 最後は集団のペースが上がったので、スプリントさながらに下ハンを握って踏んだものの、前方に失速してる人も多く危なかったので、そこそこに走ってゴール。
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 結果は54人出走中、完走35、うち30番手でのゴールでした。集団ゴールは33人なので、ほぼ集団の最後方。
 しかしながらなんとかメイン集団でゴールが出来て、当初狙っていた目標をすべて達成!
 レース中の辛さや緊張もあり、ゴール後の充実感はひとしおで、レース後は駆けつけてくれた丸山さんと抱き合って、ちょっと涙を出してしまった。

 レース中は苦しくて、全力で走ったつもりだったけれど、しかし所詮距離的には30kmそこそこなので、体のダメージはそこまでではなく、明日のロードへはそれほど問題ないだろうなという感じだった。

 レース後はチームのみんなとBIGBOYへ行き、自分はチキンステーキを食べてお宿へ。

 お宿には温泉施設があり、酷使した体をフォローすることが出来た、車中泊じゃやっぱダメだよね。
by minagi_ichirino | 2019-06-08 03:43 | Bianchista
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