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【チャリ】19-20シーズン!前橋シクロクロスDAY2へ
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 個人的に19-20のクロスシーズンの2戦目となる前橋シクロクロスDAY2に参戦してまいりました。
 本来ならば、10月半ばに茨城シクロクロス取手・小貝川ステージがあって、得意コースというのもあり、そこに昇格を賭けていたわけですが、まさかの台風直撃でレースは中止。
 常設コース自体も激しく浸水、破壊され、11月に入ってもいまだに閉鎖中で練習できずという状況に……
 という感じで、開幕戦の城里町のレースから約一か月のブランクが空いた二戦目が、今回の前橋シクロクロスDAY2となりました。

 今回はウィンディー筑波のチームのアシスタントとして、以前鴨川クリテリウムでお世話になった"カメライダー"松井君に、再びお手伝いいただきました。
 お手伝いといっても、レース前に荷物を持ってもらって、ゴールした後の介護をお願いする程度ですが……
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▲後ろでキリッとしてるのが松井君

 前橋シクロクロスは試走時間が長くとられてるのが特徴で、6時から8時までのなんと2時間。
 この日の現地入りは大体6時半くらいと、試走時間が始まってからの現地入りではあったのですが、それでもたっぷり1時間以上コースの習熟に時間をかけることができました。
 
 台風の影響は河川敷にほど近いこのコースでもあって、前日のDAY1ではまだかなり水が残っており、ひどいマッドコンディション。
 自分の走るDAY2は、前日の好天と気温もあって、幾分路面があがったものの、それでも非常にマッドなゾーンが多いコースになっており、タイヤチョイスはVittoria Terreno WETを1.5Barでチョイスすることにした。
 特にこのコースは、バリアの後、スピードが乗っていない状態での直登が2か所あり、ブロックパターンでトラクションを稼ぎたかった。
 また、コース後半の駐車場を使ったゾーンはかなりマッドな状態でではあったが、TerrenoWETは非常にコントロールもグリップバランスも良く、おおむね問題なく走ることができた。
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▲パンプトラック入り口にある直登部分
ここをどうアプローチするか難しかった

 インフィールドのパンプトラックの動きの確認や、直登部分のアプローチをいろいろ試しつつの試走を終えてレース前の準備に。
 前橋は、過去何度か出ているコースだけれど、比較的良い印象のあるコースなので、うまくいけば上位争いに加われるかもとは期待していたものの、台風と転職の関係で少し高強度状態での走りに不安を残しつつ招集に向かった。

 招集ゾーンでは、茨城シクロクロスで見知った知り合いとあいさつしたり談笑したりでリラックス。
 グリッドインは3列目、スターティンググリッドではスタートのイメージと、ラインをひたすら頭に思い浮かべ集中してホイッスルを待った。
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 スタートはOK、開幕戦に引き続き掛かりが良く、スルスルと前へ少し上がって、1コーナーの降車ゾーンへ。
 スタート直後の混乱も何とか交わして、だいたい10番手前後で落ち着けてパンプトラックゾーンに入っていく。 
 体の具合はスタート前にお通じも終えており、そう悪くはない。
 1周目の泥ゾーンもうまくこなして、7番手程度までジャンプアップして1周目を終えた。
 
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 メインストレートも踏めていて、もっと順位を上げていこうかもう少し踏んでいるが、かなりオーバーペースな感じもしたので少しペースを落ち着かせてとにかくステディにレースを進めた。
 2週目にはさらに一人処理をして6番手まで上がるものの、合計で6周回というのもあり、このペースではかなり終盤きつくなるなということでマイペースを心がける。
 
 しかし、そこからなかなか周りのペースが落ちてこない!
 逆にじりじりと前と離されて、後方からの攻撃にさらされることに……
 1周回ごとに、後方のパックに詰め寄られ、隙をつかれて前に出られてしまうような展開にひたすら防戦一方。

 こちらも悪くないペースで走れてはいる、しかし、周囲が速すぎる……!!
 何とか踏ん張ってペースをキープして前を窺おうとするものの、とにかくC2でトップ10走るような人はミスも全然しないし、ペースもかなり良い(当たり前)
 スグに突き放されてノックアウトされる感じではないものの、1周かけて3秒、4秒離されていくような、そういう苦しい展開に。
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▲コース中盤の林道セクションを行く
練習では乗車クリアも可能だったが、担ぎとほとんど変わらなかったので、リスクを考えて本戦ではすべて担ぎでクリアした

 路面もスタート直後はマディだったものの、40分のレース時間中にどんどん上がってきて、ラスト2周では路面に対してタイヤの空気圧が低く、食い過ぎてしまい腰砕けてしまう感じに。
 後輪もコーナーでのタイヤの変形が激しく、エア漏れするようになり、ラストの集会ではほぼスローパンク状態に。 
 とにかく、長い、長い40分のレースとなった。
 最終コーナーで、昨年バイクロアでチームを組んだはねさんにも差し込まれるものの、なんとかスプリントで捲り返しての12位、1分45秒差でのゴール。
 ここ一番の出力は上がってきているので、最後もうちょっと考えてラインや走りを選べば11位でゴールできたかも……
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▲最終周回のパンプトラックへ向かう
後輪がスローパンクで潰れてしまっている

 結局、開幕戦の城里町のステージと同じような展開になってしまった。
 序盤の掛かりが良く、前方で展開できるのだけど、そこの維持ができない、じりじりと後退してしまう……
 昨年までなら、後半戦の粘りの良さで前に上がっていく展開が多かったのだけど、今年は同じ走りができていない。
 レース後にもやもやと松井君と話しながら考えたものの、結局は「昨年よりロングライド(長時間)での走り込みができていない」という部分が思い当たることに……

 確かに転職も時期的に重なって、まとまった時間が取れず、2~3時間で60km程度の練習はしていたものの、100kmを超えるロングはできてなかったなあと。
 レースではそんなに長時間走らないけれど、しかし体の持っているキャパシティはロングライドでもっと広がるはず……
 ポジティブな側面も多いので、あとはその部分のアジャストさえうまくやれれば、着に絡める走りはできるはず。
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 レース後は出店していたエスキーナさんでカレーを食べて満足。
 次レースは11月の頭、幕張クロスです。
 苦手コースなので、上位入賞というより、確実に自分の走りができるレースにしたい。



by minagi_ichirino | 2019-11-20 14:57 | Bianchista
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