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2018年 10月 15日 ( 1 )
【チャリ】18-19茨城シクロクロス第2戦 小貝川リバーサイドパーク
 先日の城里町の開幕戦を皮切りにスタートしたシクロクロスシーズン。

 今回はいきなりクライマックスな地元戦の取手・小貝川ラウンドです。
 地元、というのも、この常設コースから自宅までだいたい25kmほどで、自走で練習に行くのが可能なコースであり、なおかつ、非常に走り慣れたコースでダートの癖なんかも多少はわかっていて、昨年はC4で優勝昇格しているコース。
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▲勝手知ったるホームグラウンド

 ただ、昨年ほど準備万端というわけではなく……正直、C3に昇格して以降、今のところトップ争いに絡めたことは一度もありませんでした。
 開幕戦でも、そう悪い走りではなく、上手くまとめたものの、16位という割と平凡なポジションでゴールしており、C3の最上位は前シーズンの土浦の8位。
 なので、開幕戦よりもコンディションが上がっており、幾分走りに期待をしていたとはいえ、せいぜい昇格を争うような上位パックに付いていければ大健闘かなという感じでした。
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 自転車はいつもの東洋フレームCXS「ダートバンシー」ですが、このレースでは当初、今シーズン緒戦から予定していたチューブレス化をやっと施しての参戦になりました。
 自分はCX用のタイヤとしてVittoriaのテレーノTNTを使ってるのですが、このタイヤ、グリップ感もノブの摩耗も良く気に入ってるのですが、いかんせん重いんですよね、公称410gあります。
 しかも例によってイタリアンメーカーなので鯖読んでるでしょう、多分400g台半ばあるでしょう、ここで軽量なR-Airとは言えチューブドで利用すると、33Cタイヤですから太いチューブでは+100gくらい乗るわけですね。

 タイヤとチューブだけで500g\(^o^)/

 おもすぎです、以前履いてたセドリックグラシア32Cが200g台ですから外周で100g以上重いわけです。
 なので、そんなディスアドバンテージをフォローするには、チューブレスレディなのを活かしてチューブレス化しかないわけですね。
 
 先の投稿で書いたようにチューブレス化は色々と辟易としつつも、シーラントを足しつつも、エア漏れはまぁ、ラテックスチューブくらいにまとめることが出来て、レースの数日前に小貝川でチューブレスタイヤで走行テスト。
 数周走って空気圧を調整したり、測ったりしつつ、概ね好感触、かなりアグレッシブに振り回しても、ビードが落ちることもなく、エア漏れも、そうすぐ抜けちゃう感じでもなく……
 ちなみに、だいたい1.8~1.6程度がイニシャルセッティングとして良さそうかなという感じ。
 1.8では転がりが良いものの、直線でのピッチングが大きく、トラクションをかけづらく、1.7を下回ると、ターン時のタイヤの変形が大きくなり、走りもだるさがやや出て来るかという感じ。
 ただ、当日、マディなコンディションであれば1.6程度まで落として、ターンでのグリップ感を稼ぐのは全然アリ、1.6ならそこまで直線区間もそこまでネガティブではないかなという感想でした。
 チューブレス自体は、確かにピックアップの良さは感じることが出来て、タイヤのグリップ感も割と探りやすく、チューブドに対してそこまでは大きなアドバンテージとは思えないものの、概ね好感触。

 練習としては、高心拍状態での追い込みに不安が少し残ったものの、タイヤに関しての理解が進み有意義なテストを終えて当日に。

 つつがなく現地入りし、空気圧はテスト通りわずかに1.8barを下回るくらいでセッティング。
 前日まで晴れており、路面は上がってるかなというのと、スタートまでわずかに空気抜けるだろうというのも考えてのことでした。
 
 朝の試走では、昨年と若干違うコースの部分を覚えるのと、勝負どころになりそうな部分を探ったり、いろんなラインを試してみつつ2周で引き上げる。
 このとき感じたのは「あ、今日の自分速いな、ひょっとしたらかなり良い走りできるかもしれない」という調子の良さ。
 明らかに、コース序盤の公園部分のターンでのペースが良く、バックストレートでもいろんなペダリングやポジションを試せる強みがあるので、差を付けられる気が全くしなかった。
 
 ベースに戻り、少し水やジェルを飲んだり、チームメイトと意見交換しつつレースに備える。
 排便もレース招集20分前にきっかりこなし、コンディションはできるかぎりは整えられた。

 ゼッケンはエントリー漏れのミスの関係で、シンガリの61番だったけれど、AJOCCランキングを反映してもらえて、15番目のコールアップでグリッドイン。
 2列目に並べた。
 ちなみに2列目はC3昇格以来の最高のスタートポジションだ。
 呼吸を合わせつつ、緊張しすぎないようにスタートのイメージに集中していく。
 前回はコースの関係でやや抑え気味のスタートだったけれど、ここではスタートからおもいっきり踏んでいくつもりだった。
 2列目という好ポジションというのもあるし、1コーナーが広く、足さえあればラインの自由度もある。
 スタートのギアも、普段より一枚重たいギアにセットした。

 集中……スタート前の緊張感をコントロールするのは、以前RCでレースに出ていた時に覚えた術で、自分の場合はとにかく、スタート直後の動きをイメージする。
 どのラインを行くのが理想的か、どれくらいのポイントでシフトアップするか、どういうスピードで1コーナーに流れこむか……
 とにかくレースをイメージし、そして緊張感を飲み込むほどの興奮を自分の中に作っていく。

 そして、笛がなりレーススタート。
 クリートキャッチはスムースにOK、初速は毎度ちょっと鈍いけれど、そこから積極的にギアを上げ、グイグイとペダルを回し前へと上がっていく。
 ややラインがラフだったけれど、悪くないスタートだ、ターン1を立ち上がって多分7~8番手くらいだろうか「いいな、問題ないな」
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▲アウトサイドから豪快に足を使って前へ上がる自分

 少し先に先頭のパックが見える。
 この距離をコントロールしていこう、スタート直後でやや乱戦気味な混乱もあるが、なんとか上手くあしらい、上位のパックの少し後ろで追跡していく。
 一人速い人が居て、抜けだしているようで、その後方の数人のパックに追いすがるような展開だ。
 しかし、走っていて周囲のペースがかなりスローで、後方にいながらかなり余裕のある感じだ。
 それならばとバックストレートで抜けだして、先頭を行くスバルのジャージの人の後方へ一気に追いすがる。
 
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▲このスバルのジャージの方こと、木村さんとはマッチレースを繰り広げることに

 普段手賀沼周辺で独走の練習してるだけあって、直線区間の自分のトップスピードはまずまず良く、この直線だけで一気にトップ下へピタリと追いすがる。
 一気に前に出てコントロールする展開も良かったが、彼のペースが良く、後方からジワジワとせめて、隙を付いて前に出る作戦で行こうと一旦小休止する。

 しかし、2周目……まさかのトップがミスコースし、労せずトップに躍り出てしまった!!

 なんてこった!!展開早いよ!!
 願ってもいない展開だが、正直あまりに突然のトップ走行に、かなり動揺してしまった。
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▲よく見ると目がイッてしまっている自分……

 なにしろ今までC3でトップ争いに絡めたことは一度もなく、トップの人の走りがかなり良くて、まさかこんな凡ミスをするとは思っていなかった。
 今回も上位で展開はできるだろうけど、優勝は狙えるかどうか……というイメージだっただけに、まさかのトップ走行にどういうペースで走るか、持ち込む展開をイメージしておらず、集中が乱れてペースを落としてしまった。
 2周目にトップに立ち、その後はひたすらミスをしないように、難しい区間は慎重すぎるような走りで、ステディに進めた。
 案の定、後方からのアタックに曝されて、時折追いついてきたライバルに先頭を譲るか、やはりバックストレートのスピードには余裕があり、どんなに前に出られてもそこで労せずに前に出ることが出来た。 

 最終ラップにも先頭で突入。
 すぐ後方の一人居るのはわかっており、トップ争いをしているのはアタマでは理解していたが、精神的には全く信じられず、どこか混乱しているような感じもまだあった。
 この周回でも中盤で、一人抜かれるが再びバックストレートで簡単に抜き返し、シケインも無難にこなす。

 勝てるだろうか?どうだろうか?

 最後のダブルクランクの進入で後方を振り向いた瞬間だった。
 右に振り向いた所、左、アウトサイドからレイトブレーキで一気に前へ出られてしまった!
 無茶な進入だったみたいで、前に出た彼はリアをスキッドさせてしまい自分の目の前で真横に、慌てて自分もリアをスキッドさせて車体を横に向かせて転倒を防ぎ、クランクを回る。
 最後のストレート、後方につければ前に出られるかと思ったが、先頭に出た彼は立ち上がりがよく、後方に付けずに一気に離されてしまった。
 後方から威勢のいいスプリントで捲ってくる人が居たが、なんとか抑えて2位でゴール。
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 確かに、展開やコースの相性も考えると勝てるレースを、最後に差されて負けてしまったが……しかし、細かい部分よりも気持ちの問題だったんだろうなと思った。

 レース中盤にトップに立った時の走りがちょっと保守的過ぎたし、ラップタイムもGPSログを見ればばらつきが多く、ペースが乱れてるなという感じだった。
 最後のクランクで差し込まれた時、たしかにかなり強引なオーバーテイクだったので、レース後、優勝した人にごめんなさいと謝られたが、むしろあの時、自分は隙を見せてしまったんだろうなと反省。
「絶対勝つぞ!」という意思があって、集中できていたら、あの時並ばれたとしても抜かれなかっただろうし、自分のスキルを考えればボディタッチしつつも気迫を見せる事はできたはず。

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 とまぁ、本当に些細な部分だけど、こういう精神面的な部分が優勝に届かなかったんだろうなと思うと、こんなもんかなという2位でした。
 いずれにしても、調子の良さを活かせて上位争いは出来たし、願っても居ないC2昇格。

 40分レースになっておっかないけれど、これで早朝スタートからは開放! 次回の前橋からはC2だ。



by minagi_ichirino | 2018-10-15 01:10 | Bianchista