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2019年 08月 13日 ( 1 )
【同人】コミックマーケット96
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 今回初めての四日間開催となりましたコミックマーケット96に参加、出展してまいりました。
 スペースへ足を運んでいただいた方、お疲れ様でした、当サークルの作品を手にとっていただきました皆様、ありがとうございました。
 もし、読んでいただけたなら、是非、感想をソーシャルメディアなどで記して頂ければと願っております。

 当サークルが出展しましたのは、3日目の西ホール、上側のフロアになります3~4ホールでした。
 普段のコミケならちょうど企業ブースになるところでしょうか。
 3日目は一般入場において、カオスがあったようですが、基本的にこの3日目の西3~4ホールは男性向け(いわゆるエッチな本ね)があまり多く出展されてるホールではなかったようで、終始のんびりと過ごせました。

 逆にスペースへ足を運んでいただいた方とは、かなりの時間色々とおしゃべりすることが出来て……ひょっとしたら少し、立ち寄りにくいタイミングが合ったかもしれません。 こちらとしては気づいたら、促したりはしていましたが、なかなか難しいところですね。

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 今回の新刊、いかがだったでしょうか?
 久しぶりに新刊を2種類発行することが出来ました、一冊は昨年の冬コミで発行したコピー本をリバイスしたもの。
 もう一冊は急いでまとめあげたカタチでしたが、コピー本での新刊です。
 実はこの2冊、綴じ方向が一般的な漫画作品と違い、左綴じの横書きの本なんですね。

 コレは単純に、マンガやイラスト作品をそれぞれ独立したものとして収録するのではなく、全体の流れとしてまとめあげた場合、横書きのほうが自然な形になるというシミュレーションの結果から、こういうパッケージングになったんですね。
 現に「夢をかなえる魔法の使いかた」の1冊めの本は右綴じの縦書き方向の編集になっています。
 しかし、それではページをめくっていった時に、一体感というか、グルーヴィーではないな……という反省がありました。

 紙も大幅に変えています。
 その辺の紙や仕様の設定にも、相方のレノルスと打ち合わせをして、お互いこういう形でやっていこうという確認をして、そしてこう、形になっていったわけですね。
 ページ数こそ少ないですが、自分が同人誌というカタチにした時に、盛り込みたいアイデアをかなり具現化出来たと思います。
 ストーリーそのもので言えば、なんてことはないストーリーですし、なんとなく目を通しているだけでは、なにしろ8ページですから、すぐにページを閉じてしまうような内容だとは思います。
 
 しかし、一冊の本として俯瞰してみた時に、非常にあらゆるところに細かいアイデアや、情報が詰まっていて、同人誌というパッケージにおいては、なかなかここまで、多彩なものを盛り込めて、なおかつ一貫したストーリーと方向性を示せているものって、なかなかないんじゃないかなと。
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 例えばA Kitchen Storyですが、コレは自分、一梨乃みなぎとレノルスのそれぞれのオリキャラが朝ごはんを作って食べるだけの、なんてことはないお話です。

 しかし、自分のアンジェリカと、彼のセラフィは完全に別々の作者のキャラクターで、それぞれのオリジナルキャラクター同士を一つのストーリーの上に乗せて(オムニバス形式でなく!!)同人誌を形成するというのは、そもそもが難しく、非常に珍しい取り組みだと思います。
 それぞれのキャラクター同士の人物相関から、ステータス、作家同士の共通認識の音頭を取る必要があります。

 それから完全に自分と彼、それぞれが一本のストーリーの中で異なった表現方法を取りつつも、やはり一つのストーリーから逸脱せずに収録されている点です。
 イントロとアウトロ部は、死神天使☆えんじぇるこまちや、小野塚小町のアルファベット本シリーズでも何度か表現方法としてカタチにしたような、空間を使ったカットイラスト表現からの、フルカラー漫画、見開きのラフ絵と小話、フルカラーイラストはお互いのページを見開きにおいて、それぞれのキャラクターのコントラストが出るように。

 最後のページはレノルスに漫画を頑張ってもらいましたが、彼はもともと漫画を描いた人ではなかったので、冬コミの本からオフセット化するにあたって、打ち合わせからもう一度絵コンテを作りなおして、表現の修正をしています。
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 なにより、自分と彼は、見てわかるように100%全く違う絵の指向性です。
 彼は画用紙に色鉛筆を走らせて描く、トラッドなスタイルですが、自分はフルデジタルのCG絵です。
 それによる、それぞれの作家のコントラストも非常に興味深い部分だと思います。

 まだまだ、細かい部分のアイデアや創作表現があるのですが、とにかく、あらゆる部分において、非常に前衛的な作品として形に出来たかなと思います。

 次回のイベントは……しばらく開きまして、冬コミ、コミックマーケット97を予定しては居るのですが、ひょっとしたら秋口くらいに何処か出るかもしれません。
 一応年内は、このアンジェリカとセラフィのお話にお付き合い頂ければと思います。

by minagi_ichirino | 2019-08-13 00:28 | Infomation