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【チャリ】茨城シクロクロス19-20シーズン開幕戦「城里町うぐいすの里」
 いよいよ始まるシクロクロスシーズン、自分の開幕戦に選んだのは毎年の茨城シクロクロスの城里・うぐいすの里ステージ。
 ここのコースは非常に高低差があって、上ったり下ったり担いだり、グランドの平坦もあり、開幕からいきなり難易度の高いハードなコース。
 回を重ねるごとに、毎年コースは少しづつ違ったりしているのだけど、今年のコース自体は昨年の第1戦に非常に似たもの。
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▲きのこコーナーの設営は実は自分がやったりした

 事前の練習や、高低差のハードなコースでの動きのチェックができていなかったので、前日の設営から現地入りし、練習も兼ねて試走に取り組んだ。
 そんな試走も、最初の数周は「このラインと抜け方でいいのだろうか?」と言う塩梅で、あんまりうまく走れている感じがせず、色々とトライしつつ、なんとなくというレベルであるが納得行くイメージを作ることが出来た。
 
 バイクは今年で3シーズン目になる東洋フレームのCX-S。
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 前のシーズン終盤で問題になっていたチェンリングも新品に交換し、チェーンももちろん新品、ペダルもニードルベアリングを新しいものに。
 ステムもよりロードに近いポジションで走れるように、若干低くなるようなものをセットした。
 タイヤもドライタイヤのみだったところを、ウェット用のタイヤを用意して、これでコンディションやコースに対応できるようになって、前シーズンで機材面で問題になっていた部分をだいたいカバーすることが出来たはず。

 当日の天気予報は雨で心配されたコンディションだったものの、当日陽が明けてみれば気持ち良い青空が。
 前日設営のお手伝いもあって、城里町に宿泊し、早起きもそこそこに現地入りは朝の6時半頃。

 一応マッドタイヤも用意してきたものの、この日はセンタースリック一択だなと言うことでタイヤはVittoriaのTerreno DRY
 ホイールは今シーズンから使いはじめることにした、自前の手組ホイール、ヴェロシティのQuillリムに、DTSwissの350ハブである。
 蹴りだしはまずまず良いけど、ちょっと重量的にモサい。

 前日に練習も兼ねた試走をしているので、朝の試走はそこそこに、コンディションの確認と、他のライダーの走りやラインをマーキング。
 グラウンドからテニスコート脇に向かうキャンバーとドロップオフの区間、それから冒険の丘までのダウンヒルセクションのライン取りや走り方、なんとなく自分でも悪くない形にまとめたけれど、周囲の人の走りと比べると、どうかなあ……という感想のまま試走を終える。
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▲テニスコート脇のキャンバー区間、ここの進入のラインがタイトでなかなか難しかった

 以前JBCF鴨川クリテで挨拶した、GROWINGの古谷さんが居たので、挨拶も兼ねて話しかけていろいろ聞いてみる。
 古谷さんとは同じC2クラスタなのだが、同じC2に筑波大の横山さんっていうドチャクソ速い人が居るから、マークした方がいいとの情報を得る。
 しかしそうは言っても、正直試走のイメージでは感触は悪くないけれど、速い人はもっと速いだろうなという感触だったので、勝ちに行くレースというより、レース勘をちゃんと持って、とにかくステディに進めようと考えることにした。

 タイヤは前後とも1.5Bar、今回は準備が間に合わずチューブレス化出来なかったのが悔やまれる。

 ゼッケンは13番、誰か欠席が出れば2列目に滑り込めたけど、なんとC2は好天というのもあったかもしれないけれど、欠席者ゼロの28人出走。
 この日は食事が遅かったせいか、レース前に便所で出せず、ちょっとコンディションを合わせきれないままグリッドインとなった。
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▲C2のスターティンググリッド、自分は3列目

 鴨川クリテの反省からか、レース前はとにかく集中、リラックスよりもまず集中。
 号砲が鳴るまでの間、ひたすらレースのスタートをイメージしてジッと待った。

 CM1クラスとの混走ということで、彼等がスタートして2分のビハインドでC2も号砲が鳴り一斉にスタート。
 クリートキャッチはまずまずOK、スタートからしばらくはターマックということで、やや重た目のギヤで踏み倒して1コーナーから最初の上りへ。
 今年は実業団で走ったり、比較的質の良い練習をしているだけあり、例年よりスタートからの踏み込みの粘りがよく、上り区間でも無理せず前方グループにきっちりとつくことが出来た。

 そんな坂道を登り切るかどうかのポイントで、古谷さんがいきなり前方でアタックを掛けるようにすっ飛んでいくのが見えた。
 彼は自分が行った鴨川クリテのE3で勝っていて、更にその後E2でも勝ってような健脚なので、ここは無理せずに自分のペースで行こうと隊列の位置取りに気を向ける。

 1周目のダウンヒル区間もライン取りが上手く取れて、そこそこに上位のポジションまで上げて、冒険の丘の担ぎ区間へ。
 特にここの奥の階段部分は、道幅も広くなく頑張っても無駄足になってしまうので、焦らず確実な足取りで……と思うものの、どうもここの区間のペースが自分になく、ジリジリと離されながらこなす。
 ターマックの下り区間も、非常にナーバスなセクションなので、かなりゆっくりと走り、以前走ったC4の時ほど攻めたコーナリングにはせず、確実に行った。
 そのせいもあって、ここの区間でどうしても前と差が開いてしまい、思ったよりみんなこの区間攻めてるな……と気持ち的にちょっと焦る。
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 1周目は7番手で周回を終える。
 レース時間と、イベントの進行を考えると、恐らく4周……
 あんまり攻めすぎないようにとにかく確実な走りを心がけて、坂道やグランドなど踏むところではきっちり踏んで手堅いペースでレースを進めた。
 2周目の後半から、タレて落ちてきたCM1の人たちを処理しながらのレースに。

 しかし、この2周目の冒険の丘の担ぎあたりから、とにかくこの担ぎ区間が、あまりに遅すぎて前の人から大きく離されていってしまうことに気づく。
 いや、1周目もそんなに速くなかったが……
 コレ以上ここの担ぎでペースを上げると、その後の走りに影響が出てしまいそうだし、そもそも力んで走ろうとしても、滑って転んでしまったら却ってロスである。
 フィジカル的に余裕が有るわけではないけれど、追い込めばもうちょっといいペースで走れるかもしれない……しかし、やはり落車のイメージが怖く、終始もう一段ギアを上げられずという走りになってしまった。
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▲長い坂道へのアプローチのセクション、このレースは単独走ばかりだった

 3周目にはフィジカル的にも限界に近く、一度は抜いたCM1の後方の選手にも先に行かれてしまったり、担ぎで後方に詰め寄られて抜かれてしまったり。

 最終周回には9番手で入る。
 しかし、やはりこの周回でも、冒険の丘の担ぎ区間が遅く、ダウンヒルセクションでは10秒以上の差をつけていた後方の二人パックに、一気に抜かれてしまい、そのあと、なんとかグランドセクションで挽回できないか頑張ったけれど、全然遠くへ離されてしまっており、結局は単独で走って11位でのゴール。
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 とにかくこのレース、デュエルを全然やらなかったなあと。
 後ろから迫ってきても、頑張れずにあえなくパスされて置き去りにされるという展開ばかりであった。
 デュエルする元気がなかったといえばそれまでなんだけど、でも結局は気持ちなのかなあとも、イメージだけでも攻めて攻めて、相手に食らいついていくイメージを持たないと、まず体がついてこないよなと。
 たまには脚力オバケみたいな人もいるけれど、基本同じC2カテゴリであれば、似たような脚力で似たようなスキルで……もちろん得意不得意はあるにしろ、そこまで大きなアドバンテージやディスアドバンテージはなかったりするわけで……
 じゃぁ、そういう時に勝った負けたを分けるのって、案外「気持ち」なのかなとも。
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▲めっちゃ恐ろしいグランドまでのアプローチの舗装路の下り
かなり大事を取って攻めずに走ったけれど……

 少なくとも、8位くらいには滑り込めるコンディションだったり、走りだったりしたわけで、それって単純にスキルやフィジカルって問題でなく、自分から十分にそれを引き出せていない、気持ちでもう一歩踏み込んだ領域で走れる余地があったんじゃないかと……

 とまぁ、そう反省はしつつも、レース自体は概ねステディに進められてペースも大崩れすることなく、落車やトラブルもなくレースをまとめられたので、ひとまずは開幕戦としては悪くない形でまとめることが出来た。
 次は得意の取手ステージ、小貝川リバーサイドパークなので、ここでは完全に自分を出しきる走りをしたい。
 そして出し切りさえすれば、確実に着に絡める走りはできるはず!
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by minagi_ichirino | 2019-09-27 01:28 | Bianchista
【チャリ】JBCF鴨川ブルークリテリウムで打ちのめされた話
 6月の那須矢板ロードレースから約2ヶ月のブランク(という名のコミケ原稿……)を挟んで久しぶりのロードレースです。
 今回は千葉県鴨川市、運動公園の特設コースを周回するコース。

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 しかし、鴨川市というロケーションもあり、ウィンディー筑波からの出走は自分一人。
 JBCF公式ということで、アテンドはチームメイトの松井くんにお願いしてお手伝いしていただきました。
 
 松井くんは今年は少し研究が忙しくてレースの出走はないものの、ロードレースの経験が豊富で、レース前の試走では一緒に走り色々と確認したり、どの辺を気に留めておいたほうがいいかなど、相談に乗っていただきました。感謝!!
 
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 現地には8時前くらいに到着して、簡単に準備。
 このへんは隔週でオートランドテクノでやっている走行会でやっていることというのもあり、スムースな感じにこなす。
 試走時間が結構多くあったので、せっかく走れるならば……ということで、それなりに精力的に走りました。
 
 試走が終わってからトイレを済まして、松井くんに持ってきて頂いたローラー台でウォーミングアップをする……
 
 とはいえ、ローラー台を回すのは初めてなので、どういうイメージでローラー台を回せばいいのかイマイチイメージが掴みづらく、そこそこの強度で淡々と回して、エネルギーの燃焼というか、胃腸周りをならして、レース中にびっくりしないように心がける感じで20分ほど回す。
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 出走はE3の2組、エントリーが少なかった上に2つに分かれているので出走はわずか16人。周回数は25周。
 以前出たクリテリウムは60人近く居たので、その時とだいぶイメージが異なるのだけど……果たして。

 観客も関係者も少なく、なんとなくのどかな雰囲気のまま号砲が鳴ってローリングスタート、なんとなくちょろちょろと走りつつ、すぐにアクチュアルスタートが切られ、早速アタックがかかり、なんとなく反応してしまう。
 レース前のミーティングで、アクチュアルスタートのタイミングがかなり早いなあとは思ってたけれど、実際レース始まるとホントあっという間でローリングは30秒くらいしかなかった……イメージが出来てなかったのもあって、少し面食らう。

 以前はあんまり前に出るのを怖がって、集団内でおどおどしてたのだけど、割と前に出てしまったほうがイージーだよというアドバイスも有り、展開や流れて前に出れそうなら先頭で引いてしまってもいいかなという感じで序盤は展開。
 実際2周目からなんとなく流れで先頭へ出てしまう。
 踏みすぎないように、ちょっと余裕があるかなくらいでペースを間違えないように確実なペースで進める。

 2~3周ほど先頭を引いた後、直線で後ろが追ってきたので、無理せず後方へ……下がろうとしたら、集団が想像以上に小さく、なんとちぎれかけてしまう。
 びっくりして追いかけて何とかペロトン後方へつくものの、無駄足を使ってしまい心拍が爆発して、締め付けられるような腹痛にもかられてしまう。
 集団後方でひらひらしながら、なんとか体を落ち着かせないとと思い、いろいろ試すものの、後方というのもありなかなかインターバルでえらい目に合わされて、勝手に消耗していくアホくさい展開に。

 10周目前後くらいから、どうしようもなくしんどくて、走りがラフになり、パイロンに前輪をぶつけたり、ラインを見誤ってしまったり、なんでもないところでフラついてしまって怒鳴られたりと「こりゃ俺危ない走りになっちゃってるな……」と意気消沈、何度か前に上がれるタイミングが合ったものの、この状況で前に上がるとマジで落車騒ぎになりそうで、怖くて全然集団に入っていけない。

 結局14~5周まで粘ったものの、なんとサッカー場への進入の右カーブで反応が遅れ、直進して土手を登ってしまい一人で勝手にシクロクロス。
 奇跡的に落車せずすぐにコースに戻ったものの、完全にペロトンから落ちてしまい万事休す。

 その後は足切りまでもったいないので、気持ちを切らさずガンガン踏んで走ったものの、18周目でDNFになってしまいました。
 レース途中からはチームの監督や松井くんのことを思うと、みっともないレースは出来ないよなと、必死になってゴールを目指す感じになってしまったけれど、情けない結果に。
 レース中の動きもヘロヘロになってしまい酷いもので、ただまぁ、他の人を巻き込んだりしなくてよかったなとは思ったし、-7LAPとはいえ、瞬殺という感じではなくそれなりには終盤まで走れてたし、それはそれで練習や経験になったし良かったかな。

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 結局いろいろ思ったものの、まずインターバルの強度に体が耐えれてないのと、那須クリテリウムの時も感じたけれど出力が全然足りてない。
 無駄足使ってるのは確かだけれど、とはいえ些細なものなので根本的にこの辺をもうちょっと積み重ねないとなあというのを実感。

 その他、レースのスタート直後のアタックになんとなく反応してしまい前へ出てしまったということと、集団から無意味に落ちかけてしまったということ。
 ちょっと不用意すぎたし、小集団のレースはこの辺もっと緊張感持ってチェックはいらないと変なことになるよなと。
 レース前にもっとイメージトレーニングをちゃんとやって、気持ちをちゃんとレースの中に持って行ってやれば、こういう不用意な動きも減るだろうしなとも。

 しかし、せめてゴールはしたかったな……実際集団の後方で苦しそうに自分とポジションを変えながら走ってた方は、なんとか最後尾ながらゴールしているので、もうちょっと集中して丁寧に走れれば、ゴールできないレースではなかったはず。
 この悔しさは次のレースにぶつけたい……と、言いつつも、次はもうCXのシーズンインです(汗

 9月の末、茨城CX開幕戦、城里町で会おう!!

by minagi_ichirino | 2019-08-25 22:40 | Bianchista
【チャリ】Bianchi 928SL IASP Ceramica Flaminia
 オンロードでのレースやロードワークで愛用しているマシン、928SLについて、ひとまずまとまってきたので、ここに記しておこうかなと。
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 自分がレースで使っているBianchiの928SL、モデルイヤーは2009年で、今からもう10年ほど前のものではあるのですが「928」という名前がついたモデルでの最終型です。

 有名な話ですが、928というモデル名はBianchiのバイクがダブルツール(この場合はジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランス)を獲得した年号に由来しています。
 1949年と、1952年はエディ・メルクスと並んで「チャンピオンの中のチャンピオン」と語られる、ファウスト・コッピによって。
 そして1998年は、伝説的なクライマー、マルコ・パンターニによって。

 自分の使う最終型2009年モデルは、928のロゴはイタリア語の筆記体で描かれていて、トップチューブに「Nave Due Otto」ってあるんですが、でもちょっとわかりづらいですよねこれ……
 
 この928SLは2009年当時Bianchiの競技用のハイエンドモデルで、それを表すHoC(HORS of CATEGORY)のロゴがあります。
 00年代前半に登場した、ハイエンドのカーボンフレーム「Bianchi XL Carbon」が元々の起源で、このXLっていうのはアルミモデルやチタンモデル、スチールモデルも含めたコンペティションユースのグレードです。
 自分の使う928SLは、09年の最終型で名前にあるようにIASP……インテグラルシートポストが特徴で、シートチューブも完全な丸パイプではなくエアロ形状になっており、翌年に登場する初代Oltreのスタディモデル的なポジションになっています。

 このチェレステ成分が少なめで、赤やカーボン地が見えるカラーリングは、この2010年前後のグラフィックの特徴で、この年代は比較的派手なカラースキームが施されたモデルがBianchiには多かったように思います。
 ちなみにこのカラースキームは、カタログ外カラーで、当時供給していたプロコンチネンタルチーム「Ceramica Flaminia」のものです(日本に何台あるんだろう?ひょっとしたら自分のこの一台しか無いかもしれない)

 ただ、フロントフォークだけが何故か08年カラーになっていてちょっとちぐはぐです(汗


 そもそもなんでこんなキワモノ車両を手に入れられたかというと……知り合いの栃木のコレクターさんが、ちょっと倉庫整理というので「ところでみなぎくん、前話してた928SL買わない??」って持ちかけられたんですね。

 その当時自分はオルトレを乗ってたわけなんですが、よく走るバイクでそれなりには気に入ってたんですが、いかんせんシートステーが細すぎてやたらめったら気を遣うし、個人的にはもうちょっとスパルタンな性格のフレームが欲しかったんですね。
 中でも2009モデルの928SLはグラフィックも好みだし、あれのチェレステがあれば欲しいなと思ってて、時々栃木の彼と会う度に「いや~09モデルの928SL、どこかにないですかね~」とは話たりしてたのですね。

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 まさか本当に転がり込んでくるとは……
(余談ではあるのですが、一緒にアレッシオカラーのS9 MATTA(マグヌス・バックステッドのレプリカ)買わない??とも持ちかけられたんですが、仕様を聞くとあまりに豪華すぎて、ガンガン使う自転車って感じじゃないなってなって、そちらは流しました……)

 実際にお迎えしたのは昨年の11月で、そこからちまちまと部品を集め……足りなくなったお金は、オルトレをヤフオクで手放して工面して、今度こそは妥協せず相棒と呼べるようなマシンにするぞと、細部まで納得行く仕様で組み上げていきました。
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 ディレイラーはフェニーチェ用に用意していた直付用の6800系があったので、それをバンドで取り付けたのですが……なんとロゴが隠れるじゃないですか!!
 えっ?コレは仕様なの?? いいのこれで??
 ちなみに反対側(フレーム左側)はロゴが途中からありません……え~、これはですね多分エラーフレームです

 他にもヘッドの寸法がなんだかおかしい……ヘッドベアリングがちゃんと埋まらなくて、ダストキャップやフォーククラウンの間がスキマスキマ状態。
 
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 インテグラルシートポストなので、以前計測してもらったシマノのバイクフィッティングシステムのシートを参考に切っていきます。
 ちなみに少し短めに切って、切り落とした部分を幾つか輪切りにして+7~8mmほどのアジャストができるようにしました。
 しかし、肝心のシートクランプ付属のアルミのシートエンドが……寸法ズレで付きませんでした。一体どうなってるんだメイド・イン・イタリー!!(涙

 インテグラルからフレームの中を覗けば、ビニールのゴミが結構詰まってます……カーボンフレーム、精度がイマイチだとロットによってゴミが残るとは、話には聞いてたけど、コイツはハイエンドやで、しかも恐らくチーム供給品の余り物やぞ……そりゃあ、リカルド・リッコもレース前に絶望して献血に行くレベル。

 とまぁ、はっきり言って「フレームの出来としては大変よろしくないです」
 品質とか本当にあったもんじゃない感じです、正直自前で組んでて「おいおいマジかよ、偽物じゃなかろうなこれ……」という猜疑心に何度も苛まれました。
 ただこの928SLは大変な不人気車で、不人気すぎて2009年モデルなのに売れ残りまくって2010年もカタログに載ってしまった といういわくつきでもありまして、当然こんな不人気車の偽物なんてあるわけないですね。
 
 そもそも、この928SLまでは恐らくフレーム自体もイタリア現地生産と思われるもので、このモデル以降は台湾生産、塗装などをイタリア本国で行うという流れになっていったと考えられ、それを思えば「う~むイタリアンジョブとはこのことか」とも思えなくもない。
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 クランクは以前から使いたかった30mmスピンドルのROTORの3D30の170mm、チェンリングは投げ売り状態だったROTORのNoQ/Qarbon50T……しかし、このチェンリング、そんなに精度よろしくないですね。クランク回してて、結構左右のフレがあって音が出やすく、FD調整がNoQにかかわらず結構シビアで……やっぱShimanoかPraxis入れたかったな。
 フレームはBB30登場以前のものなので、当然BSA68なんですが、トライピークのBSA68/30のコンバーションBBを入れるという、ちょっとへその曲がったアイテムで、ねじ切りフレームにBB30を入れるという行為に及びました。
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 バロックギア入れてみたりしたんですが、なんとROTORの5穴のPCD110は、穴の位相がちょっと特殊らしくて、バロックギアのPCD110の位相は、SRAMや7900系の5穴用、ROTORでは全然ピークがあってませんでした
 なので、結局CXで余ってたSRAM FORCEの34Tをインナーに入れてます。

 
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 そしてコイツ、ビッグプーリーキットです、チーム右京が使ってたトライピークのジェットストリームです。
 本当はカーボンキットのほうを入れたかったのですが、あっちはもう絶望するほど高価だったので、こちらも十分高価ながら、まだ手が出せそうだったので使ってみます。
 しかしビッグプーリーキットとといえば、変速セッティングのシビアさに、バランスがズレた時のディレイラー巻き込み事故が気になるところ……そこでの解決策が……
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 DT SWISSのRWSです、コイツでリアエンドをがっちりホールド!
 更にはホイールも横剛性のしっかりしたものをチョイスして、自転車を振った時にもちゃんとプーリーケージとのクリアランスを確保できるように考えました。
 これで、さすがにディレイラー巻き込みはノープロブレムだと思いたい!

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 ハンドルはFSAのWING PROのBianchiのレパルトコルサモデルです。
 Bianchiのミドルグレード以上の完成車についてくる極普通のアルミハンドルなんですが、これ、非常に調子が良いです。
 浅ドロップで、下ハンドルもひきやすいし、肩からクランプ部分まではいい感じにウィング形状に、剛性感も良く、何よりそこそこ軽量です。
 下ハンドルが400mm幅ですが、ブラケットから肩の部分にかけては恐らく380mm程度のナローな幅なのも、なかなか腋を締めやすくていいですね。

 やはりカーボンに比べると軽さや凝った形状ではないのですが、しかしそれでも重量的にはDEDAのZERO100くらいですから、十分軽量級といえるでしょう。
 個人的には出来のいいアルミハンドルに、ゴツ目の高剛性なカーボンステムがジャスティス。

 この組み合わせがThis Is It!!

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 そしてこのカスタムの最後に加えるスパイスが、なんとこの特注ボルトです。
 日本特殊螺旋さんによる、ベータチタニウムボルト。

 928SLはフレーム単体でで1000gを切り、更にはシートポストが要らないので、スペック上では非常に軽量なフレームではあるんですが……このスペックには落とし穴があってですね「その代わり、インテグラルに使うシートヤグラが激重」なんですよね。
 ヤグラはかつてのスレッドステムのように、ウスで閉めこむタイプなんですが、持って驚くほどの重さです。

 サドル部分は、自転車で一番高いところに位置するものですし、何より、ペダルやハンドル周りという、動きの起点からも非常に離れた位置にあるものですから、ここに重量物があると、操縦の軽快さが損なわれやすいんですね。
 なので、なんとしてもこのヤグラをもうちょっとでも軽量化したい……そこで、やたらめったら巨大なM6ボルトをチタン化するというカスタムに走ったのです。

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 う~ん……陽極酸化処理で色を付けてみたけれど、見てくれ的には非常に地味。
 しかし、こういう部分の処理というか、こだわりが愛着に響いてくると信じたい。
 理屈的には、確実にこの部分は軽いと、バイク振った時のリニアさが違うはずだから。

 と、組んで試走したりを繰り返しつつも、いよいよ完成したのがこの姿です
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▲練習&ポタリングのVittoriaルビノ仕様

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▲本番のChallengeタイヤ仕様(今はVittoria CORSAになってます)

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▲アルミリムのニュートロン、矢板ロード仕様

 実際ポジションが出てくると、最初に組んでいた時の不安はどこかへ、非常によく走ります、10年前とはいえ腐ってもハイエンドですね
 初代オルトレに比べると、結構ガッチリ感あります、ただ、ヘッド周りの剛性は今のバイクに比べるとやや物足りないかな……
 蹴り出しもいいし、BB周りの剛性感も申し分ない。

 ビッグプーリーも最初のうちは、だいぶ音鳴りがありましたが、今は慣らしが終わり非常にスムースにストレス無く動いてくれます。
 ホイールは普段はFulcrumのRacing ZERO CARBONを使っていますが、将来的には40~50mmハイトのリムも使って走ってみたいところです。


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Frame Bianchi 928SL IASP Ceramica Flaminia
Wheels Fulcrum Racing ZERO Carbon (Brite)
Tire Vittoria Open CORSA 23C
QR DT Swiss RWS
Crankset ROTOR 3D30/170mm
Chainring ROTOR NO-Q Qurbon 50-34Tooth
BB Tripeak BSA30 Steel
Groupset Shimano ULTEGRA 6800+Tripeak Jetstream Derailleur Cage
Brakes Shimano Ultegra R8000
Handlebar FSA WING PRO Reparto Corsa 400mm
Stem FSA K-FORCE CARBON 100mm
Saddle SelleItalia SLR Super Flow
Seatpost βtitanium BoltTune
Pedal Time Xpresso6



by minagi_ichirino | 2019-08-02 01:56 | Bianchista
【チャリ】ビアンキミニベロどうでしょう
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 なんだかんだとそれ相応には使い倒しているミニベロ。

 2012年にお迎えして、通勤から下駄チャリにしていたビアンキのミニベロがとうとう破壊しやがりまして、少々お金をかけてリビルドをしました。
 破壊というのも、この自転車、ブレーキがVブレーキなんですが、長年使ってきたせいでリムが削れ過ぎて裂けてしまったんですね。
 他にもシフターも割れて壊れてましたし、グリップもボロボロ、修理するか、押入れに仕舞いこむか、非常に悩んだりもしましたが、結局は多少お金かけてカスタムしつつも走るように整備しました。

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 という姿がコレです。
 ベースはBianchi Minivelo7で、モデルイヤーは2012年なので、ホントに7年選手。
 パイピングはハイテンスチールですが、ラグの演出がなかなかオールドスクール感あります。
 ちなみに走りは「やたら疲れる自転車」です、車輪の直径もあいまって、とにかくぴょこぴょこ跳ねる。
 何度か、普段使いももうちょっと快適な自転車にしたいなと思いつつも、このめんこい佇まいをみると、まぁ、ミニベロも良いか……という気持ちで7年です。

 ホイールはヤフオクで激安品が出てたのでそれに交換……しかし、JOYTECHのハブの回転がシブシブで、こりゃああんまり良くないなあと。
 しかしコイツでロングライドを頑張るわけでなし、お気楽ご近所自転車ですから、まぁ、こんなもんでいいでしょうという感じです。

 合わせてタイヤをKENDAのKWESTから、パナレーサーのPASERAコンパクトに交換です。アメサイド。
 本当は、ケブラービードでスキンサイドの1.5インチ幅のタイヤが欲しかったんですが、そんなものはない

 そもそもスキンサイドで1.5インチ幅のタイヤって地点で相当選択肢が少なく、実質KENDAのKWESTか、ブリヂストンCHEROの20F用純正タイヤしかありません。
 1.75幅になってくると、BMX用が出てきて選択肢が広がるんですが、1.75幅では今度は泥除けがキツキツです。

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 ▲実はこんな感じで、以前1.75幅のスキンサイドのタイヤ……パナレーサーのHP406を履いていたことがあったんですが、泥除けとにクリアランスがほんとギリギリで、ビーバーテイル付けられなかったんですね。
 つまり「オールディーズなビーバーテイルつけたいというエゴ」で、タイヤはどうしても1.5インチ幅にしたかったんですね。
 なので、アメサイドは黄色が強いんで、ちょっと調和という部分では少し色強い感じもしますが……ただ、KWESTに比べるとPASERAはなかなかモッチモチで乗り心地は良いですね、良いタイヤだなって感じあります。

 結構前にサイクルモードで「パセラコンパクトのスキンサイド出してくれよ」ってパナレーサーのところで話したことあったんですが、まぁ、出てないのでそういうことでしょうね。

 そもそもビアンキのミニベロの末端モデルを、7年もそれ相応のコンディションを維持しつつも、普段から下駄乗りしてるっていうのはなかなか居ない気もします。
 可愛いんですけど、そもそもママチャリより手間かかりますし、クロスバイクに比べると走りも劣ります(ROMA2乗ってたのでわかる)

 普通なら飽きますて……そういう部分でもミニベロパーツってどうしても、より趣味性が強いDAHONやブロンプトン系のものになっていくのかなあとも。

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 それからペダルも変えたんですよ、三ヶ島のシルバンもなかなか気に入ってたんですが、いかんせん7年使って色々ぶっ倒したりぶつけたりしてますから、ボロボロのガッタガタで……同じく三ヶ島の新作Gammaペダルに交換です。

 このペダル、LAMBDAペダルをベースにアップデートしたものなんですが、ボディがよりスリムになってバンク角稼げるのがウレシイですよね。
 シェイプもLAMBDAよりややコンパクトになって、シュッとしていていいですね。
 ただ、前後方向に広い踏み面はなかなかガッツリ感あって、グイグイ踏めます。
 何よりリヴェンデールとのコラボレーションっていうんだから、もう胸熱です、三ヶ島の作りの良さと、リヴェンデールのセンスと世界観が合わさって、新作ペダルながらこれは傑作の予感しかない。

 ちなみにシルバンよりQファクターは広めで、ゴツ目のバッシュでもペダリングしやすいですね。
 俺はナイキのSB系のシューズを合わせるかな!

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 グリップは適当にサイクルベースあさひのものをチョイス、2000円ちょっとくらい。
 このグリップ、ウィークエンドバイクスのカスタム用のものなんですが、めっちゃ種類いっぱいあるんですよ。
 しかもロックオンタイプで2000円台、作りは価格相応ではありますが、下駄乗りしてる人はいい選択肢じゃないかなあと。
 自分はキャンバス地のものを選んだので、使い倒してラットな感じが出てくることを期待。

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 サドルはカシマックスのものを……えーともう何年だ?
 オーダー品ではあるんですが、6800円でこれだけ使えてるんだからもう良いでしょうコレ、お気に入りのパーツです。
 艦これの鹿島とセッ○スしたくて選んだわけじゃないですよ、カシマックス。

 ちなみにこのミニベロ、ハンドルもステムもヘッドパーツもBBもRD、ブレーキレバーも交換していて、更に今回シフター周りも全部交換して、そもそも7速から8速化したので、はからずも、とうとう初期から使ってる部品はシートポストとクランク、泥除けだけになりました。
 いや、そんなカスタム廃人的な事するつもりじゃなかったんだけどな……
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 でもまぁ、7年も乗るとね、色々壊れるんだよ!!

by minagi_ichirino | 2019-07-25 02:43 | Bianchista
【チャリ】東方同人絵描きがJBCFでガチってみた。矢板片岡ロードレース編
 前日の那須塩原クリテリウムに引き続き、参加した矢板片岡ロードレース。
 こちらは翌日の日曜日、片岡駅の駅近くを走る1周10kmのコースを3周走るロードレースです。
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▲前日に宿泊したピラミッド温泉、とにかくワンダーなお宿

 前日に温泉施設でかなり休めることが出来たので、前日の疲れはほとんどなく、現地入りし、設営を手伝い終えると、朝の早い時間からチームメイトの斎藤さんと丸山さんと試走へ。
 途中、比較的ハードな上りが3回あり……うち、1本め(通称コリーナ坂)がそこそこに距離もあり、アウターで登れるのだけど、レース強度では果たしてどうか……

 加えてコース序盤には多少気を使いそうなジャンクション(90度交差点のコーナー)が有り、そこのラインや進入は少し気をつけていきたいなと。
 1周だけだけど試走を終え、なんとなくコースの全体像をイメージ出来た。
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▲ちなみに自分はロードレースはウォームアップをしない派

 この日は概ね天気が悪く、試走の時はどんよりとした曇空ながら、雨は降っておらずドライな状況だったものの、午前中のうちに天気が崩れ、斎藤キャプテンがE1で出走する頃にはすっかりのヘビーレインなコンディションに。

 コースの途中には新幹線の高架があり、そこの下で雨をしのぎながら観戦……しかし寒い。
 途中、落車して傷ついたまま走る者や、リタイアして運ばれて行く者も。
 斎藤キャプテンは終盤に先頭集団からこぼれたものの、粘り強く走ってしっかりゴールしてました。

 自分の走るE3午後の遅い時間になってから。
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 便所や昼食も多少気を使いつつ、良い形で終え、出走するチームメイトと共に車検場へ……天候は曇り。
 降ったり止んだりしていた雨は、ちょうどE3を前にして上がり、路面の乾きも季節柄早く、いわゆるちょい濡れ状態で、アスファルトは8割がたドライに。

 ウィンディー筑波からの出走は丸山監督と内田さん、それから自分の合計3人。
 最初の上りは多分ペースが速いだろうけど、ここで千切れるとかなり厳しいので、多少オーバーペースであっても集団内で踏ん張ったほうがいいという、そういう作戦意識しつつスタートする。

 号砲が鳴りローリングスタート、バイクペーサーがついて、その後方でコース序盤は集団走行。

 やはりドサクサに紛れて、集団前方へとにじりにじりと前へ上がっていく。
 (確か)2つ目のジャンクションの過ぎるとクラクションが鳴り、リアルスタート、一気に……ッて感じではなくじわっとペースが上がり、自分もそれに合わせて居場所を取られまいと戦闘態勢に入る。
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 コースを完全に覚えていないので、コーナーやジャンクションの度に、若干理想的ではないライン選択をしてしまい、少し足を使ってしまうが、多少は仕方ないと思いつつ先頭が見える位置で最初のコリーナ坂へ。
 ギアを探りながら踏み込んで集団内で展開していく。
 ペースが速く、正直自分の9割以上のパワーで踏んでいってなんとかという感じだ……「マジかよ…」という感じでもあるが、でも序盤はみんな脚があるしハイペースな感じになるだろうし、とにかく集団で過ごさないと意味が無いと割り切り、コース途中の上りは1周目はなんとか先頭集団内で展開し下りへ入る。

 下りも休まる隙がないくらいやたらと踏んで回す。

 ただ、前後左右に人がいるせいか、多少は足を休ませることが出来、上がった心拍と落ち着かせようと呼吸を整える。
 一箇所、曲がるタイミングを間違えてしまい掛ける必要のない減速をし無駄足を使ってしまう。

 1周目を終えて片岡駅前のロータリーを回る。
 ここのRがキツく、下り基調で180度回らないといけないので、レーススピードでは少しびっくりしてしまい結構抜かれて集団のやや後方へ
 すると隣に丸山さんが並んできたので、少し緊張をほぐす意味でも「まず一周!」とお互い声をかける。

 脚の具合はそんなに悪くなく、まだ上手く走れば先頭集団に残れそうな感じもするが、初めてのレースなのでとにかくよくわからない。

 2周目の序盤は丸山さんの後方に付き、先頭集団のやや広報で過ごすものの、ジャンクションでのインターバルがやはり結構キツく、前に上がらないとしんどいなと思うものの、前に上がるのに足を使っちゃっていいものかどうなのか判断もつかないまま、ほぼ集団最後尾で2周目のコリーナ坂へ。
 2周目の坂道もあまりペースが落ちず、ジリジリと集団から離されそうになる。
「なにくそ!!」と思い、粘りの走りで一気に脱落はしないぞとアウターで頑張って踏み倒し、集団から落ちてきた人たちをブロック崩しのように右へ左へ交わしながら、集団の後方を捉えながらコリーナ坂をクリア。

 しかし、この後の連続する坂道で集団に追いつけず、集団の最後尾は視界に捉えてるものの数秒離されてしまい、集団から脱落。
 ちょうどすぐとなりに自分と同じようなタイミングで集団から千切れてしまった赤いWADAのジャージの方がいたので「協調しよう!なんとか前のパックに合流しよう!!」と声をかけてお互い先頭交代を繰り返しながら、下りのセクションを突き進む。

 見ると前に3人ほど、下りの手前で千切れてしまったパックが走っていたので、そこにジョイントして協調すれば、幾分ゴールまで楽な展開にもっていけるのではないかと思い、お互い檄を飛ばしながら踏み倒しながらかなりのペースで走る。
 自分も苦しいが、一緒に走る赤いジャージの彼もも相当につらそうな顔をしている。

 途中先頭交代するタイミングで「俺はもうダメだ、先に行ってくれ!」的なことを言われてギブアップのジェスチャーをされるが、こちらも「俺も一人じゃこのペースは無理だ、君を置いていけない!!」とアピールする。

 当然だ、一人で走ったらそれこそ共倒れだ。

「この先駅前のロータリーで前のペースが落ちる!! そこまで頑張ってなんとかキャッチしよう!!」
と伝えたが、風切り音で伝わったかどうか……
 
 3周目に入り駅前のロータリーを抜けて上りに上がるところで、作戦通り前のパックから一人、那須ハイランドパークの人が落ちてきて3人パックに。
 二人より三人、旅の仲間は多い方がいい「二人パックだ、協調してゴール目指そう!!」と声をかける。

 自分を含めて3人共酷くヘロヘロだが(そりゃそうだ、集団から千切れてしまった人たちだ)なんとか、気合でローテーションを回してゴールを目指した。
 途中、コリーナ坂の手前で後方からオッティモの人が引く速いパックがやってきて、更に大きい集団になる。
 大体合計で20人位のペロトンだろうか「ああ、コレで少し楽になった……!足切されずにゴールを目指せそうだ」と、少しホッとしてコリーナ坂ではインナーギアでえっちらおっちら上った。

 その後は比較的リラックスした展開になり、下り終わりゴールまで1kmを切ったあたりから、集団の前を取ろうと言うような思惑がペロトンの中でもちらほら見えるようになり、こちらも昨日のクリテリウムでは最後少し力を抜いてしまったので、最後までちゃんと踏み抜こうと下ハンドルに持ち替えて最終コーナーへ。

 相変わらずインターバルの初速はちょっと弱いものの、その後の伸びはどうも他のライバルよりも優れてるようで、集団の後方からまくり上げるような感じで周囲との距離をコントロールしつつ真ん中くらいでフィニッシュ。
 ただ、前に人がいるとやっぱ危ないし、スプリントは踏み倒せばいいものじゃないなとつくづく思ったり。

 ちぎれた直後に一緒に協調して走ったWADAの方も、なんとか同じ集団の後方でゴールしたようで、ゴール直後に「ありがとうございました、君が居なかったらこのポジションではゴールできなかったよ」と労ってもらい、こちらも「付き合ってくれてありがとう」と握手。

 結果、チームメイトの丸山さんはあのあとそのまま41人まで絞られた先頭集団で残れてゴールして40位、自分はその後方、数人挟んだあとにあった、大きい22人のペロトンの真ん中くらいで64位、内田さんも自分の後方で完走して94位と、無事出走したチームメンバーは全員完走になりました。
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 目標としては、先頭集団でゴールするというのは出来なかったものの、足切されずに最後まで走り抜くという部分ではちゃんと達成できて、ひとまずは細かい部分は良くないところがあったにしろ、概ね自分の走りはできたかなと満足の行く結果だったかなぁと思う所存。


 二日間通して感じたこととしては、レーススピードでの集団内走行自体に不安があったものの、練習してきたのもあって、それなりに上手く走れたなということ。

 集団の前に上がるのは難しいかなと思ってたけれど、そもそもシクロクロスのスタートの時のほうが、ハンドルや両腕がぶつかりながら曲がったりするような……言うならばかなり野性的(アニマル)な感じで、それに比べると集団内はお行儀が良くそんなにナーバスになる必要ないなとちょっと自信になった。

 それから、インターバルのキレを良くしないとダメだなということ。

 ロードレースでもクリテリウムでも、コーナーの立ち上がりの初速が弱く……これ、単純に爆発的なパワーもそうなんだろうけど、進入のラインや立ち回り、スピード、ギアの選び方も全部そう、多分もっと上手くやれるやり方があると思うんだけど、そこにアクセスできるようにならないとなということ。

 それから、ウェイトをもうちょっと落とさないとなということ。

 今回の矢板のコースも上りがあり、そこで千切れてしまったのもあるけど、群馬CSCはもっとハードな上りだし、南魚沼も平坦なコースではないので、筋肉量はそのままに体重をもう2~3kg落とせば、今後のレースにアジャストしやすく、かなり上りで変わってくるんじゃないかなと。
 インターバルのキレも体重を落とせばだいぶ良くなるだろうし、肉体的にもう少し絞る必要があるなと。

 単純に体重だけ絞ると、筋肉量や貯蔵エネルギー総量が下がるので、筋肉量を維持する必要があり、ちょっとすぐには難しそうだけど、でも次回走るとしたら8月の鴨川クリテで、それでも2ヶ月あるので十分体づくりする期間はあるかなと。

 ドカーンといったキレは無いけれど、遅筋がいい感じで備わってるのか、比較的高出力でじわじわ粘り強く踏み続けるのは、同じE3を走ってても「あ、ここは自分イケてるな」と感じられたので、そこも活かしつつ仕上げていけたらいいなと。

 今回サポートしていただいたウィンディー筑波の皆様、ありがとうございました、次回もよろしくお願いします。
by minagi_ichirino | 2019-06-10 23:43 | Bianchista
【チャリ】JBCF那須塩原クリテリウム E3/2組を走ってみた
 今年から走ることになった……なってしまったJBCFロードレースとクリテリウム。

 6月の8と9に行われました那須クリテリウム&矢板片岡ロードレースに参戦してまいりました。

 4月くらいから、所属させてもらっているウィンディー筑波さんの練習会に混ぜてもらい、集団走行やレーシングスピードでのコーナリングなどに慣れていき、4月の群馬CSCのレースにも帯同しレース当日の流れやムードもなんとなくは掴め、晴れて6月の栃木ラウンドで実業団デビューという感じでした。
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 8日、クリテリウム当日の朝は雨、しかし降ったり止んだりの繰り返しで、初日の那須クリテリウムの会場は概ね曇り、時々ザッと降ったりという感じでしたが、概ねドライコンディションでした。
 朝にチームで現地入りし設営、ローラー台とかテントがあるのですごい。レース前のアップとかも出来る。

 自転車は斎藤さんに譲ってもらった928SL「チェラミカフラミニア」
 天気はウェットレースになるかもというので、新たに導入したレーゼロカーボンではなく、アルミホイールのニュートロンにブルベで実績のあるルビノ25Cを合わせる、すこし保守的なセッティング。

 スプロケットは普通の11-28T。

 お昼くらいにコース試走ができるということで、チームメイトのねおちゃんと一緒にコースインしてターンのチェックをする。
 路面の状況とかマンホールの位置とか、アスファルトの割れ、風向き、傾斜なんかも色々思いつく限りは情報を叩き込む。
 メインストレートが若干下っていて、ここで前に離されるとちぎれてしまいそうで怖いなとか。
 自分のE3はスケジュール的にほぼ最後なので夕方のスタートというのもあって、レースまでのんびり過ごす。
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 E3は1組と2組があり、ウィンディー筑波的にはねおちゃんが1組、自分が2組の出走でした。
 先に1組のねおちゃんの出走と序盤を見届けて自分は車検へ。
 ゼッケンのチェックをしたり、車体や装備品のチェックをしたり。

 車検が終わって準備して、コースサイドに戻ると、先頭集団でがんばってたねおちゃんがいつの間にか千切れていて、1~2回前を通ったかと思ったら足切りされてしまっていた。
 次はお前がこうなる番だと言われてるようで、身につまされる。

 16時10分にコースイン、レースは確か2.1kmを15周、大体30kmちょっとのレース、180度のヘアピンが3箇所に90度ターンが2箇所のコース。
 比較的に前に陣取れたのと、コースイン時にドサクサに紛れてほんのり前に上がり、3列目くらいからスタートできた。
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 ひとまず目標は、怪我なくミス無くステディに走ること。 それから足切されずにゴールに辿り着くこと。 できれば先頭集団のまま最後まで残ること。
 号砲が鳴り、クリートキャッチ、それとなくレースがスタート。
 集団前方キープを心がけるので、ややイレコミつつも周囲に気を配り集団内でレースを進める。

 180度のヘアピンでインターバル加速がかかり、スピードが上がるが、みんな前を引きたくないので直線でややスピードが緩む。
 立ち上がりの加速が思ったよりも強烈で、結構頑張らないとポジションを守れない感じだ。
 レースも1周目のターン2でいきなり数人前の人が落車、巻き込まれずに冷静に処理するものの、その後も2~3周ごとに集団の中で常に誰かが転ぶような感じで、かなりおっかない。
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 3~4周目までは特に滞り無く、余裕を持って走れていたが、5周を回るあたりから、インターバル加速ががキツくて心拍も息もかなり上がってくる。
 マジかよ、みんななんでそんなに踏めるんだ!?
 進入のギアポジションや、下ハン握ってみたり、ラインを調整してみたりと、レース中にいろいろ試してみるものの、やっぱつらいものは辛い。

 7周目を過ぎたあたりで、なんだかよくわからないけれど少しペースが上がり、集団内でも余裕がなくこぼれそうな人が、かなり必死に踏んでるのもあって、走りがラフな人が増え「やべぇな、ぶっけられないようにこの人注意しないと……」と非常に気を遣う感じに。
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 逃れたい!!
 とにかくナーバスで、早く無事に終わってくれと懇願するような気持ちだ。

 10周を過ぎる辺りから、あからさまにそういえば集団が小さくなってきたなと感じ始め、自分自身が集団からややこぼれそうになっていることを自覚し始める。

 足に余裕がなく、結構踏んでるんだけどコーナーの立ち上がりでなかなか前の人にうまくついていけない。
 直線で結構頑張って前の方に上がるが、どうしてもコーナーの立ち上がりでよろよろと遅れて行ってしまう。
 こりゃレースする感じじゃないな、なんとかいろいろやりながら、生き残りをかけた走りをしないとなと思い、それに合わせたエコな走りにアジャストしていく。
 
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 幸い集団内はシクロクロスのスタート直後に比べればアニマルな感じではなく、スキマだらけなので、ある程度ポジションや立ち位置をいい感じに調整することは難しくない。
 それと、落車は時折あるものの、概ねみんなお行儀が良く、以前でたエンデューロ系のレースのそれに比べるとあまりカオスな感じではなかった。
 自分も目の前で斜行されるとおっかないので、コーナーの侵入で車輪や車体が被るたびに「は~い、ちょっとごめんなさいね~」「ありがとね~」とか言いながら、自分のポジションを確保して進めていった。

 ラスト3周になると、自分の足の具合を見て「あぁ、このペースならなんとか最後まで集団で残れそうかな」とゴールが見えてくる。
 ただ、足に余裕があるわけでなく、また突然ペースがあがるか、集団崩壊が起きるかわからないので、とにかく集中力を切らさず淡々と集団の中で過ごした。

 ラスト1周、ジャンが鳴っている、コレで何とかゴールまで辿り着けそうだとホッとすると同時に、なんとか集団からこぼれないようにと集中を高める。
 最終ラップ、ターン2の進入ラインが悪く立ち上がりでやや失速し、ほぼ集団の後方へ……この地点で、脚も余裕ないしゴールスプリントする感じじゃないなと、集団の後方へしがみつければと御の字だと思い必死にインターバル。
 結局先頭集団のほぼ最後方ながら、無事にフィニッシュ。
 最後は集団のペースが上がったので、スプリントさながらに下ハンを握って踏んだものの、前方に失速してる人も多く危なかったので、そこそこに走ってゴール。
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 結果は54人出走中、完走35、うち30番手でのゴールでした。集団ゴールは33人なので、ほぼ集団の最後方。
 しかしながらなんとかメイン集団でゴールが出来て、当初狙っていた目標をすべて達成!
 レース中の辛さや緊張もあり、ゴール後の充実感はひとしおで、レース後は駆けつけてくれた丸山さんと抱き合って、ちょっと涙を出してしまった。

 レース中は苦しくて、全力で走ったつもりだったけれど、しかし所詮距離的には30kmそこそこなので、体のダメージはそこまでではなく、明日のロードへはそれほど問題ないだろうなという感じだった。

 レース後はチームのみんなとBIGBOYへ行き、自分はチキンステーキを食べてお宿へ。

 お宿には温泉施設があり、酷使した体をフォローすることが出来た、車中泊じゃやっぱダメだよね。
by minagi_ichirino | 2019-06-08 03:43 | Bianchista
【チャリ】所属チーム移籍のお知らせ
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 なんと……ではあるんですが、今年は茨城のクラブチーム「ウィンディー筑波」さんに加入させていただくことが決まり、JBCFのエリートツアーを何レースか走らさせていただけることが決まりました。


 自転車は栃木の斎藤さんに譲っていただいたBianchi 928SL IASPです。

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 まさかこの自分が実業団で走ることになるとは……!


 加えて19-20シーズンのAJOCCシクロクロスも、「ウィンディー筑波シクロクロスチーム」として参戦します!!


 やったー!


 そもそも、実業団で走ろうと思ったのは、今年の1月に自分の職場のメンバーで構成してたチーム「カレーハムスター」が自分以外のメンバーが全員退職(汗)してしまい、続ける意義があまりなくなってしまったというのがあり、そもそも普段のライドそのものも、いつも一人でやっていて、このままでは埒が明かないといいますか、せっかくだからこの解散を環境を変えるチャンスかなと思い、Bianchi仲間だった松井くんに相談したのが最初でした。


 2月の土浦CXに参戦した際に、彼の所属チームであるウィンディー筑波さんがチームで参戦してきており「CXメインの自分でも、ひょっとしたら構ってもらえるかな?」と思ったんですね。

 CXシーズンの終了後に監督の丸山さんにお会いして、面接というわけではないんですがいろいろ話したり、一緒にライドしたりして……そこからは話がトントン拍子に進んで、チームメンバーとして自分のIDをJBCFに登録させていただける流れになりました。

 ひとまず今、レース活動として取り組みたいのはシクロクロスではあるのですが、ただ集団走行の経験やスキルももっと積みたいですし、何よりロードレーサーによる高いスピード域でのレースの経験は、自分のライドスキルをもっと次元の高い領域にアクセスできるチャンスかなとも思うんですよね。


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 JBCFのデビュー戦は6/8-9の那須・矢板ラウンドを予定しています。
 その他9/7-8の群馬CSC、9/14-15の南魚沼あたりを検討してますが、仕事や同人関係のスケジュール次第という感じです。
 ひとまず目標は怪我なく、チェッカーフラッグを目指して、スウィープな走りで駆け抜けられたらいいかなと思って、頑張って行きたいと思います。


 頑張って組んだ928SLも会場で見かけたら労ってあげてくださいね!!


by minagi_ichirino | 2019-04-27 03:30 | Bianchista
【チャリ】古賀志林道8時間耐久走行会の春のやつ
 今回も参加してきましたよ古賀志林道8時間耐久。
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 Bianchi仲間の斉藤さんが主催されてる、1周だいたい10km程度の古賀志林道の周回コースを8時間ひたすら走る走行会。
 秋の走行会ではコンディションが悪く、イマイチな走りになってしまっていたので、今回こそはちゃんと走りたいというので、コンディションも体もある程度仕上げての現地入りでした。

 ちょっと道を間違えて、予定より少し遅くなったものの、ブリーフィングには無事に間に合う感じで到着。
 本当はブルベ仲間のマオさんを誘う予定だったのですが、体調がよろしくないということで単騎出走。
 
 自転車はまだ細かいところが未完成な928SL/IASP、細かいところというとハンドル周りやポジションの部分ね。
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 ITMのドロップバーはドロップ量が多すぎて、下ハン似合わせると上ハンが高いし、上ハンに合わせると下ハンが低すぎるという、ちょっとNOT FOR MEなハンドルなんだよね……
 サドルもセライタリアのSLRスーパーフローは軽量だけど、尻痛いわ!!

 ホイールはニュートロン、タイヤはチャレンジのオープンクリテリウム23Cにラテックスチューブをあわせる、割と本気な仕様でした。

 インストレーションランをしつつ、ピークで記念撮影やブリーフィングを終えて、なんとなくのスタート。
 前回20周を走っている服部さんの後方に付き、とりあえずは、という感じでペースを作っていく。

 今回は登坂もそんなに頑張らず、とにかく長丁場を意識して淡々と行こうと走るが、どうも一緒にいると、自分の登坂の具合がかなり良いようだ。
 前回走ったニローネよりもだいたい30~60秒近く速いペースで古賀志を登坂できている。
 周囲に比べても登れてるな、という感じもある

 コレはバイクがニローネから928SLに変わったのも大きいかもしれない。
 特に振った時の横剛性の感覚がよく、RWSもあってリズムよく踏めば、坂道をグイグイ登っていく
 こりゃあいいなあとおもいつつ、ジリジリとライドを進める。
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 序盤、午前中は概ね何の問題もなく淡々と進めることが出来た。
 どうも周囲の様子を見ていると、一応は先頭グループにいるようだ、一緒しているパックの人には実業団の人もいる。
 登坂ペースが良いので、登坂区間で少し前に出たりもするものの、下りはともかく、平坦区間はどうもあまりペースがよろしくなく、すぐに追いつかれて、前に出られるを繰り返す。
 平坦ペースの改善は割と自分の中で、ずっとテーマにして取り組んでいたのだけど……う~む、まだまだ改善の余地ありという感じか。
 単純に脚がまだまだって感じなんだろうな。

 中間地点の4時間経過地点でほぼ10周をこなし、このペースでは20周に届きそうなペースだ。
 正直疲れは覚えてきてはいるものの、まだまだ走れる感はあり……果たしてこのペースで最後まで持つのかどうか、いつ足がビキビキッと攣ってしまうかどうか……不安を感じつつも、ペースをキープしつつ周回をこなしていく。
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 動いたのは5時間過ぎ、ちょうど13周目のこと。
 2人パックでちょうど一緒に走っていた服部さんがチェーンを落としてしまい、自分が先頭走者に。
 しかし、次の周回で、とうとう足が攣ってしまい、コース終盤で立ち往生……水分も電解質も摂ってるし、ジェルをそれ相応に摂っていたのでスタミナはあるのだけど、やはりこのペースではここまでが限界か……

 だましだましスタート地点まで戻り、たまたま持ってきていたタブレットを飲み込んで、炭水化物を取りしばらく休憩。
 この間に1周遅れになってしまい、すっかり先頭グループからは脱落。
 おそるおそるコースに復帰し、そのあとは淡々としたペースで走り、結局は17周でゴールしました。
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 前回が16周なので、1周増えただけ……ではあるのですが、前回の16周が、ほぼフライングラップで16周目だったのに対して、こちらはタイミングによっては18周目も入れたかという感じではあったので、実質1周半ほど多く走れていたような計算でした。

 もうちょっとうまく走れたかと思いつつも、前回よりも良い内容で走れて満足。
 ただやはり、補給があまりお上手ではないのは相変わらずで、今回は電解質にBCAA、それからジェルを摂ってたのにうまく行かずに立ち往生……しばらく休んだあとは再びそれなりのペースで走れたので、やはりもうちょっと走りながらちゃんとケアできるようにならないとなと。
 どうも服部さんと走ったあと話してみると「ジェルは意外とカロリー少ないので、ちゃんとハイカロリーな固形物摂らないと」とのこと。

 確かにブルベでも太るのを嫌って、炭水化物を避けて走ってたら途中で体がノッキング起こしたように動かなくなっちゃったりしたんだよね。
 なんでこんなに体に体脂肪あるのに、炭水化物を摂らにゃならんのか……解せぬ!
 
 というかね、ライド中に食べるのに抵抗あるんだよね……せっかく痩せるチャンスなのに、食べてどうするのっていう。
 次はちゃんと固形物を持って、それからドリンクにも粉飴を入れていこう……
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 それと、今回はじめてちゃんとした上りでバロックギアを使ったわけですが……上りが楽になるとは聞いたけれど、実際には楽にはなるわけではないです(笑)
 つらいものは辛いし、スイスイ進む感じもあまり無いですね。

 だけど、たしかに速いといいますか……真円のインナーに比べると、確かに力をかけやすく、自分の場合は結構前乗りにして、意図的に早めのポイントでペダルに体重を載せるように踏んでいくと、結構いいペースで登れる感じといいますか……
 平地で踏んでるぶんは、なかなか妙な感じの踏み心地なんですが、実際に度がついた坂道ではあまり気にならず……いずれにしてももうちょっと使ってみます。
by minagi_ichirino | 2019-03-17 03:14 | Bianchista
【チャリ】18-19シクロクロス千葉 第2戦
 前週の土浦からの2連戦、そして今シーズンの最終戦。
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 本当は翌週の茨城CX最終戦も参戦予定で、スケジュールを組んでいたのだけど、色々と同人活動などのスケジュールが苦しくなってきていて、そちらの方の都合もあり、早めにシーズンを切り上げることにした。

 そして、このレースがカレーハムスターとしてエントリーする最後のレース。 
 
 会場の千葉ポートタワーは、小貝川ほどではないにしても、かなり自宅から近い場所での開催なので、時間的にも余裕を持って現地入り。

 天気予報よりもやや早く、向かってる途中から雨がぱらつきはじめ、朝の試走の時にはしっかりウェットコンディション。
 前日が天気が良かったのもあって、朝の試走の段階ではコースはやや湿気ってるな程度だったのだけど、雨脚はどんどん強まってるので、レース前にはいるお昼の試走でコンディションチェックしないとまずいなと……

 コースそのものは1月の時と大きくは変わらないけれど、少し距離が伸びて、林道区間が難しくなっていた。

 C3だけ観戦し、車に戻って、イナーメオイルを塗ってレースに備える。
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 試走のイメージはよく、特にコース序盤の丘の区間は足がよく回っており、かなり良いペースで走れていた。
 ゼッケンは9番なので、悪くても2列目、誰か欠席者がいればフロントローからのスタートもあって、目標としてトップ6には滑り込めそうだなと感じていた。
 気温は低く、雨もしっかりと降り続いていて、ここまでマディなコンディションでレースしたことってあったかなとぼんやりと思う。(答えはノー)

 タイヤはいつものVittoriaTerrenoDRY。この1本しかなくて、選択肢がないからコレで行くしかない。 
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▲言ってもしょうがないけど、このタイヤで行くしかなかった。

 直前の試走は2周を周回し、コースチェック、朝のイメージで低い1.6barで1周回るものの、全然グリップが低くて、スピードも出せないので、更に強烈に空気圧を下げ前後大体1.4barまで落としてもう1周。
 ドライバビリティがだいぶ改善したものの、林道の泥区間が縦にも横にもグリップが悪く、自転車が全然進まず、立木にぶつからないようにすることで手一杯。
 以前、小貝川で空気圧のテストはやってきてたけど、1.4barで走ったことはないので、もはや未知の領域。
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 時間になり、コールアップされていくと、前で一人欠席者が居て、ぎりぎり1列目にグリッドイン出来た。
(CM1と混走なので、グリッドそのものは4列目だけど……CM1とは30秒差で後にスタートでした)

 コース序盤、丘の区間でどれだけいい場所取れるかが勝負というのもあるし、今日のコースではそこが自分のストロングポイントなので、そこで前に出れないと……という気持ちもあり、スタートからフルアタックで行くと決めていた。

 CM1を追うように、スタートの号砲が鳴り、地面を蹴ってクリートキャッチ、気持よくステップイン、今日は前に人がいないので、おもいっきり加速していく。
 周囲が止まってるようにみえるような勢いが自分にあり、一瞬でホールショットが決まったと確信。

 先頭はほんとうに自分のペースでコーナーにアプローチできるので、ホールショットを活かして、ぐんぐん後方を突き放せたらと思い、前へ前へ。
 コース中盤までトップでまわれたものの、下り区間の途中で、以前にも何度か競っているフォルツァの野田さんにインを刺されて2番手へ。
 コーナーの回頭性が明らかに彼にアドバンテージがあり、競り合わず彼の後方を追跡することにした。
 砂区間はリスクを負わず、野田さんと同じポイントで下車し、同じポイントで乗車。
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▲砂区間は得意ではないにしろ、ステディに処理ができた

 後方からもう一人追ってきていたが、砂区間は2番手で抜けるものの、やはりタイトターンではこちらのペースがなく3番手にドロップ。

 林道区間へ入ると、全然前の2人についていけず、やや差を付けられて3番手で1周目を終える。
 
 脚はOK、全然回ってるし心拍もいい、だけどコーナーリングが酷い、全然グリップがなく……無いわけではないのだけど、前の2人のようなペースでは全然ターンできない。
 アンダーステアが酷く、立ち上がりも後輪がホイールスピンしてしまい、バランスが崩れそうだ。
 1周半を終えた地点で、自分に勝負に絡めるペースが無いと悟り、コレは辛いレースになるなと覚悟した。
 どこまで我慢できるか……3番手を走っているものの、表彰台に乗れるとはとても思えなかった。
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 気持ちを切らさないように、前を追おうとギリギリの走りをするものの、しばらくすると後方に4番手が迫ってきてるのが感じ取れた。
 コースの序盤の区間や砂区間ではなんとかいいペースで、やや離せるものの、林道の区間では為す術もなくすぐ後方へ寄られてしまう。
 3周目くらいまでは3番手をキープしたものの、結局敢え無く表彰台圏外へ……しかし、先頭2人よりもペース的にはそこまで大きい差はなさそうだし、なんとかチーバくんのぬいぐるみ欲しいし、表彰台乗りたいよなあと思いながら追いかけた。

 だが、やはりレースが進むに連れてジリジリと離されてしまい、またしても5番手の人が後方へ迫ってきているのを意識する。
 「畜生!!」思わず声に出る。
 脚はある、得意区間もあるし、大きなミスもなくベストの走りはできている
 しかし、スキルの差か、タイヤのマッチングか、全然思うようなペースで回れない。
 結局しばらく粘ったものの、砂の手前の区間で前へ出られてしまった。
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 最終周には、なんとか5番手で入る。
 すぐ後方に6番手の選手が来ているのはわかっていたし、なんとか突き放したかったものの、やはりコース終盤の林道区間で前へ出られてしまい6番手でゴール。

 トップとは1分35秒差、表彰台とは40秒差。

 フィジカルを全然活かせなかったものの、コレは確実にスキルの差で、マッドコンディションの経験がほとんどなく、加えてドライタイヤという悪条件も考えれば、かなり良くやったのでは?というレースだった。
 実際、大きいミスは一度もなく、グリップ低いなりに確実なペースで周回できたし、目標としてた6位以内というフィニッシュは出来た。
 今、自分がもてる最大限の結果を得られたんではなかろうか。
 実際レース後は土浦の時とは違って、出しきった感はあった。

 いずれにしても今シーズンはこのレースでシーズンエンド。
 昨年みたいに落車して変な感じにならず、良いイメージで締めくくれてよかった。
 僅かではあるけど、C2でトップを走ることが出来たし、フィジカル面も、スキルや機材面も、改善したいクリティカルな部分は見えているので、来シーズンまでにそこを形にしていけば……C1の背中が見えた気がした。
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 さてロード&ブルベシーズンの準備をはじめないと!
by minagi_ichirino | 2019-03-03 02:58 | Bianchista
【チャリ】AJ千葉BRM216千葉300佐原
 走ってきましたよ、300km
 最近CXの民になってますが、元々はロングライドの民ですからね。
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 エントリーしたBRMは、袖ヶ浦海浜公園をスタートして佐原を経由して、銚子まで。
 折り返して、太平洋をなぞるように南下し、御宿町から内陸に入り、養老渓谷を走りつつ帰ってくる300km
 獲得標高は控えめで、比較的走りやすいコースな感じ、信号も少ない。

 今までは袖ヶ浦海浜公園スタートはアクセスしづらく、敬遠してたんですが、マイカーを手に入れたので、これからはこういうとこでも参戦しやすいかなと。

 スタートは朝7時スタート。現地入りは予定通りだったのですが、早くから着てた方が多く、ウェーブ2の7時10分スタート。
 ジャージを受け取りブルベカード書いて、スタートまで車内で凍えないように暖を取る。
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 自転車はいつものBinachiのVia Nirone7PRO
 ヘッドライトのマウントなんか新しく作りなおしたり、ウェア関連を新しいものにしたりと、色々と刷新、だいぶ洗練されたなと自分のギアを見てちょっと思う。
 ホイールは前輪ニュートロンの後輪ゾンダ。
 平地が長いので、ストレートの伸びが良いゾンダ後輪のセッティングです。

 天気も安定していてウェーブ2……でスタートのつもりが、思ったよりもスタートが早く、もたもたしてたらウェーブ3とほぼ一緒にスタートしてしまいました。

 今回はじめて走るコースではありますが、千葉県内で完結するので、大体なんとなく走ったことあるなあ程度の場所が多く、かなりリラックスして走れました。
 序盤から淡々と踏んでいき、まぁまぁいいペースで行くものの、何人か普通にガチで速い人が居て、全然先頭走者にはなれず。
 
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 ただ今回、自分はフィジカル的にかなり状態がよく、調子悪くはなかったはずなのですが、補給が上手く行かず、PCでロスをしたり、走っててスタミナが切れたりと、色々と反省点も多い走りに……
 結局ほそぼそとロスがあったりで、ゴールは13時間20分でした。
 一応300kmの自己ベストタイムではあるんですが、12時間台を狙えるコースに自分の走りだったので、相変わらず補給の雑さが目立つ感じに……
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・まず、ちゃんと炭水化物は摂るということ
 食べ過ぎを恐れて、ゼリー飲料やジェル、食べてもビスケットやチョコバー程度にしてたら、100km超えた地点で、スタミナがなくなってきて……途中でたまらず、おにぎりを一つ食べてからは、再び気持ちよく踏めるようになり、これは炭水化物とれてなかったなあと。

・BCAAをちゃんと用意するということ
 ゼリー飲料と一緒に処方してたBCAA錠剤が今回切らしてて持ってきていなくて……特に150km越えてから、思いの外持久性が悪く、粘りがなかった。

 ただ、全体を通して、坂道らしい坂道はあまりきついと感じることはなく、養老渓谷も今までになく快調に走り抜けることが出来たので、脚はだいぶ仕上がってるなあと実感。
 もうちょっとこういう走力以外の部分を詰めていけば、もっと高い領域で走ることが出来るはず……


by minagi_ichirino | 2019-02-16 02:39 | Bianchista