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【チャリ】18-19茨城シクロクロス第1戦 城里町うぐいすの里
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 いよいよ到来したクロスシーズン。
 シーズン開幕戦である茨城シクロクロス第1戦城里町うぐいすの里に参戦してまいりました。
 今シーズンのカテゴリーはC3からスタート、しかし周囲のレベルや自分の仕上がりも未知数なので、今回は特にこれといった順位やポジションの目標は持たずに、とにかく怪我せずちゃんとゴールするというのを目標にして参戦しました。
 いつも通り、もう一人のチームメイトと共に早朝に出発し現地入り。
 茨城の場合C3は朝一発目のレースなので、このへんもコンディションが合わせづらい……早くC2に上がって、このカツカツスケジュールから開放されたい。

 実は先週のブルベも本調子ではなく、やはりブルベ後に少し風邪をぶり返してしまい、そう言った仕上がりの遅れもあり、事前の小貝川での練習も出来ずに、ほぼぶっつけ本番の状態。
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 自転車はいつもの東洋フレームのCX-S「ダートバンシー」

 前シーズンからの変更点としては、ホイールをワイドリムのちゃんとしたのに交換したというのと、ステム長を1cm延長しポジションを見直しました。
 ハンドルを引きやすいようにというのが目的、というか平地や登坂でのシッティングでは、ちょっとハンドル高いのよね……
 それから上手く使えなかったクロスレシオの12-25Tから、スプロケットを常識的な11-28Tに変更。

 コースは何度か走ってるうぐいすの里ステージですが、コース変更が結構あり、舗装路の5~6%の登坂が2~300mほどあるというのが大きい変更。
 冒険の丘の沢登りのルートも変わっており、よりハードさを増したコースになりました。

 到着し、歩いてコースを軽くチェックした後、7時からの受付後、チームメイトより一足先に即試走開始。
 事前にグラベル路での練習をしてなかったので、イメージチェックのため、ややレースを想定したハイペースで試走。
 ドロップオフや切り返しで伸びたステムのハンドリングや操縦性、ギアレシオのチェックなんかも。
 当然、ゆっくり走っている人も多いので、完全にレースのようなという感じでは行かないものの、想像以上にコースがハードで、あっという間に心拍は限界突破。
 2周回で引き上げて、拠点に戻りレースの準備に。
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▲コースの一番の難所の下りヘアピン、コケると絶対痛い!

 試走中にも難所で何度も落車の場面にでくわし、コースも非常にハードでツイスティ。
 更に前日までの降雨により、スリッパリーな局所も目立ち、レースは荒れるだろうなと予想。
 同じく試走を終えたチームメイトと、準備をしつつ「とにかく開幕戦だし、ここからシーズンの連戦もあるし、大事に行こう。特にレースは荒れそうだし、丁寧に行こう」という作戦でスタート地点へ向かいました。

 スタート地点では、何人かのシクロクロッサーとも再会し、久しぶりに談笑しつつお互い健闘を誓い合い、スターティンググリッドへ。
 自分はゼッケン17番で、3列目のグリッドからのスタート。
 ここしばらくはアウトサイドからが上手く行ってるのもあって、ややアウトサイド気味にグリッドを陣取り、号砲を待つ。
 久々のレースに、緊張しそうになるが「信号待ちで青に変わるのを待つ気持ちで……!」と思い込み、状況に集中……いざスタート!
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 クリートキャッチはOK、初速は良いが、スタート直後にいきなり登坂があるため、ここでいきなり踏み切っても、絶対にタレてしまう。
 周囲ががんがんに踏み込んで、抜かれてしまうが、ここは付き合わない!惑わされるな!と言い聞かせ、敢えてのポジションダウン。
 リズムを崩さず登坂セクションを突破を念頭に、前の人について行き、周囲が予想通り上りでペースを落としたところを、ジリジリと追いつき幾つかポジションを戻す。
 登坂を終えて、プールサイドを周り大きく右へヘアピンカーブ、更に上り冒険の丘のグラベルセクションへ。

 ちらりと横を見ると、マイルポストの塙さんが大きく遅れて下がっていくのが見えた、前輪がパンクしていると瞬時にわかった。
 なんてこった! 彼、レース前に後輪がパンクしたとさっき話してたのに、今度は前輪か!
 哀れだなぁ……と思いつつ、冒険の丘のダウンヒルを下る。
 ペース的には周囲の走りに比べ、自分は余裕があるが、無理に前へかち上がらず、落ち着いて展開しようと言い聞かせる。
 今回は順位を争わないでいこう、ここでひっくり返って怪我をしたらシーズン全体に響く、とにかくレースをまとめよう……

 沢登りのセクションでも、前の人へ淡々とついていくが、やはり想像以上にキツイ。
 やはり本調子じゃない、これくらいで心臓が爆発してしまうのは、しんどいな……
 
 レース前の予想通り落車が多く、レースは荒れ、何人かひっくり返った人や、ラインを誤った人を抜いて前に上がっていく。
 こちらはカーブではあまり攻めずに、とにかくマージンを取った走りに徹した。
 速い人が来ても競り合わずに譲る……というより、競り合う元気がとにかくなかった。
 
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 このコースどこを走っても休めるところがなく、隙がなく何とか一周まとめようと集中力を保つので手一杯。
 途中10番手前後まで上がり、何人かのパックで競り合うものの、とても心臓がついていかず、パックから脱落。

 それからはひたすら防戦一方……落車した人やミスした人を抜いては、追い上げられて、あえなくまたポジションを譲るというようなそういう展開。
 沢登りは地獄のように辛く、芝で休めば後方に一気に詰められ、舗装路ではキツイ登坂があり、もう2周めの中盤からは「次のコーナーで落車してリタイアしようか……」という誘惑と戦い続けるような気持ちで走り続けた。

 その辛さは視界がブラックアウトしてしまいそうなほどで、身体がひたすらに重く、もう誰かとレースするような状況ではない!!
 とにかくミスをしない、ミスをしないように、前を見る、集中する、ちゃんとハンドルを切る、クリートもちゃんとキャッチする、ラインも正確に……もうそれで手一杯。

 へろへろになって辿り着いた最終ラップ、コース終盤でさらに一人ぶち抜かれるが追いかけられる元気もなく、ただただ背中が小さくなっていくのをぼんやりと眺めるばかり。
 後ろを見れば、誰か追い上げられてきている……なんとか、なんとか逃げなくては……
 芝のセクションもよろよろと走り、チラチラと後ろを振り向きつつ、なんとか差をコントロールしてフィニッシュ。

 とにかく辛い、辛いレースだった……

 計測チップを返す元気もなく、なんというか、とにかく人間としての形を保っていることで精一杯というレベルとまで追い込んでのゴールでした。
 途中、ギャラリーに言われてた順位を考えれば20位くらいだろうか?と思ってたものの、順位は16位(43人中)ということで、思いの外悪いポジションではなし、そう思えばちょっとがんばりが報われた気がした。
 ちなみにチームメイトは30位でフィニッシュ、自分以上に打ちのめされたレースになってしまっていた。
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 今回の敗因は、ロングライドはやっていたから、ベースは出来てたにしても、とにかく高負荷で走れてなくて、更に風邪もあって呼吸器がしんどかったということ。
 肺にかかる負担を処理できなかった。
 これは体調自体が戻って、きちんと高出力、高負荷の状況で練習できれば、割とリカバリーできる部分だと思うので、そこまで深刻ではないかなという楽観的な見解。

 レースそのものは、だいたい作戦通りには走れたし、落車もなく、大きなミスもなく、ライン取りのミスもほぼ最小限で、ペース的にも非常にステディに走れて、1レースまとめることが出来たのは成果だった。
 何よりレース勘自体は冴えていて、体がそれについて行かず脱落したものの、概ねレース展開や、局面局面では、予想していたりやりたいことが出来ており、順当に行けばそこまでアグレッシブに行かずともトップ10でゴール出来ただろうなという部分は自信になった。

 次回のレースは10/8の取手・小貝川ステージ。
 昨年はカテゴリー優勝している、相性の良いコースなので、ここでは勝負に絡むレースを展開したい。 

(お写真は斎藤高史さんより!)

by minagi_ichirino | 2018-09-25 00:58 | Bianchista
【チャリ】AJ千葉BRM615あぶくま600
 今季のブルベ最終戦、AJ千葉のBRM915あぶくま600kmに参加して参りました。

 実はまだ今年、ブルベはヘブンウィークの3つしか完走してなくて、200kmのブルベをゴールしていないので、SR取れてないんですね。
 なので、今回のブルベは今季のSRのかかったブルベでもありました。

 自転車はいつものVia Nirone7です、多少ウェットなコンディションもあるだろうということで、サドルバッグはオルトリーブのものをチョイス。
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 正直、もうちょっと良い自転車使いたいなとは思うんですが、なんだかんだラフに走れるし、操縦性に優れるViaNirone7、そう悪くないよなという感じです。
 しかし、ブルベウィークの月曜日に風邪をひいてしまってですね、治りきるかどうかというコンディションでの参加でした。
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 スタートは近所の道の駅しょうなん……の近くの公園からスタート。
(なんでも、道の駅しょうなんの駐車場がどうも使えなくなった??とか?)
 つくば周辺から北上して益子、茂木、那珂川町、大子町、そして太平洋側の勿来へ。
 いわき周辺から内陸に入り、川内村で有人PCによるドロップバッグのサービスが有り、そこから阿武隈高原を走り、郡山、棚倉、白河と南下していき、那須を経由してゴールに向かう600kmです。

 スタートは天気が降るの?降らないの?という感じで、自分は、大して降らないだろうという予測で、あまり雨装備を身に付けずにスタート……したのがこれが大誤算。
 最初は全然それでよかったものの、つくば市周辺あたりから、えらい降り始めてしまい、慌てて、上を着るものの、雲は薄くすぐ脱ぐだろうと予測して、下を着ずに復帰。

 しかし、最初のPCの120km地点までしっかり全部降られてしまい、もう取り返しがつかないくらいほぼ全身水没……何やってるんだか。
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 最初のPCでやっと下を着るものの、イマイチ調子の良さを感じられず、淡々と走行。
 結局雨は、2つ目のPCいわき四倉の240km地点くらいまで、ガッツリ12時間位降られました。
 四倉から先、川内村に至る道は、かなりのハードな峠路で、15%超えの急勾配もちらほら……本当にしんどかった。久しぶりに自転車を押しました。
 みんな勘違いしてるけど、自分はヒルクライム大嫌いです、10%以下ならまぁ、いいけど、それでも本当にできれば走りたくない。

 クタクタになって、川内村の有人PCに辿り着き、なんとかずぶぬれた下着を新しくして、荷物を作りなおす……ほんと助かった。

 ここで3時間しっかり仮眠をとって、立てなおして出発。
 普段ならあまり休まずに出発するけれど、この日は調子があまり良くなくて、タイム云々よりも、とにかく淡々と大事を取った走りに徹した。
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 二本松市にあるPCまでの60kmは、休んだ甲斐があり、結構アップダウンあったものの、乱れずに、いいペースで走行……したものの、疲労がたまって、免疫力が下がっていて、風邪がぶり返してしまいそうな悪寒に襲われる。
 必要以上に炭水化物を補給して、燃やして体温を上げてどうなるかなという感じでリスタート。
 正直この地点で「多分、このブルベ、ゴールできないだろうな」という予感……それでも、地脚そのものは出来てるものは出来てるので、他の参加者と時々パックを作りつつも、いいペースで走行。
 
 深夜1時過ぎに郡山市の市街に到着、ここの信号待ちで一緒のパックで走っていた方に「先に行ってくれ」と伝え足を止めました。
 一緒に居た方は「えっ? 急にどうしたんですか……」と怪訝そうな顔で言われ「やめるかどうか考える」と言い、そこで別れました。

 結局15分ほど、道端で考えた挙句DNFを連絡。
 多分、もう3~40kmはこの調子で走れるだろうけど、郡山から3~40km先は棚倉町で、いかんせん何もない町である。それに標高も郡山より高い。
 そこで行き倒れるよりかは、時間帯的にどうしようもない時刻でも、ここでリタイアしたほうが懸命かという判断でした。

 結局走行距離的には380km、風邪気味で走った割にはよくやったかなという感じ。

 ブルベは自己完結型のサイクリングなので、本当に駄目になる前に「無事に帰る」というのが重要視され、時々「勇気ある撤退」なんて言われたりもしますが、なんというか、自分の考え方ではなんかそれは違う感じするんですよね。
 こう言うと、ちょっとキツいですけど、DNFは基本情けないものだし、みっともないことで、褒められるものではないです。
 走る前に自分が体調や走力、装備、それがどういう状況で、どういうコースをどういうコンディションで走るのか、考えたら、どういう感じになるか想像つくわけですね。
 だから撤退とか、DNFって、甘えなんですよね。 何キロ走ろうと、ゴールできなかったら認定ゼロです。DNSと一緒です。
 
 でも、辛くても走り続ける勇気と、何も考えずに行く無謀な蛮勇は全然別物なんですね。
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 結局今回の場合、郡山より先に行くのが「怖かった」んですね。
 郡山の大きな町を過ぎると、水郡線沿いを40kmほど走りますが、非電化路線の水郡線なんか、沿線にろくな街もないし、始発も遅い、終電も速い、本数も少ない。
 先に上げた、棚倉町は城下町で水郡線沿いの街ではかなり大きな「集落」ですが、それでも「何もない」町です。
 順当に行けば深夜3時ぐらいに磐城棚倉駅周辺を通過します、周辺は自販機ぐらいしか無いでしょう。

 もうちょっと行けば白河の街の近くまで行きますが、コース的にはそこまでには多少の上りがあります。
 今はドライですが、不安定な大気、ザッと雨が降ってくることもあるだろうけれど、20度を下回る気温で深夜、それも400km走って免疫力の落ちた身体で雨に濡れたら?
 今の体調で、この先の区間、突っ込んでいってどうなってしまうのか、怖かったんですね。
 これ以上風邪が悪化して、私生活に影響出てしまうのが怖かった、今はまだそんなに気分悪くはないけれど……郡山で行くかどうか決めるほかなかった。

 そんなわけで、朝6時半頃まで列車が出発するまで駅前でうずくまって待機。
 結局須賀川駅まで、コースを外れて回送し、そこから輪行して帰宅となりました。

 やっぱね、半端な体調じゃダメだね、600km、自分の未熟さを思い知りました、もっと自分、自転車乗らないとなぁと。

 途中ですね、めっちゃキツイ坂道あるんですね、いわき四倉から内陸に入っていくところで、国道399です。
 15kmくらいの区間で平均7~8%で、時々15%超えるような区間が結構あって、ボヤきながら、うめきながら走ったわけです。
 でもですね、そんな自分を何人かがスイスイ抜いて行くわけですね。
 なかには女性のかたも居てですね……気持ちよさそうに行く姿を見て「ああ、情けないなあ」と。

 以前よりも大分上れるようにはなったとは思うんですが、やっぱ10%超えると全然ダメ、自分のリズムを作れないといいますか……全然踏めないんですね。
 
 コレって多分、自分があまり自転車乗ってないからで、乗ったとしても近所の手賀沼の平地をウロウロしてるだけで、アップダウンの道を走るスキルと自力がないんだろうなあと。

 そういえば、今年のヘブンウィークでも、最終日のゴールで待っていて、先頭走者の方が帰ってきて、少し話したんですが……
 彼は石川県から自走で福岡まで走ってきていて、そして、自走で走って帰るんですね。
 よくそんなに走れるなあとか、痛くならないのか?とか色々聞くんですけど、やっぱもう道具とか、使ってるエキップメントが完全に彼のスタイルに合わせてあって、洗練されていてですね、そういう次元まで距離を走っているんですよね。

 あぁ、こりゃ、走ってる距離が根本的に違う、と。
 それだけの距離走れば、足の仕上がりも全然違うし、ロングライドで行き詰まるトラブルとか、そういうのに全て先手を打ってあるんですね。
 彼の自転車や、ロングライドの話を聞いてると、自分はまだその領域に行けてないな。踏み込めてないなと、思ったんですよね。

 自分は600kmのブルベも何度も完走してるし、BAJでも2000km近く走ってるけれど、結局あくまでもそれはスペック上の数字なだけで、サイクリストとして、ロングライダーとしては、まだ見えない世界があるなと。
 
 そんなわけで、まだまだ走りやすいシーズンだし、ブルベは終わったけれど、寒くなるまで、もう何回か、ハードなロングライドやりたいなあ。
by minagi_ichirino | 2018-09-14 02:00 | Bianchista