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【チャリ】スターライトじゃなくなった幕張クロスを往く
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 前橋シクロクロスでのまずまずなイメージを持ったまま、翌週の連戦となった幕張クロスC2

 シクロクロス千葉と並んで、かなりの近所といえる場所での開催ということですが、実はこの幕張クロス、例年まともに走れた記憶がなく、とにかく参加人数が多く、毎回毎回もみくちゃにされて「何をしてるのかよくわからないうちにゴール」という思い出しかないんですね。

 端的に言えば「苦手」と言って差し支えないレース。

 しかし、サイクルモードと一緒に開催されていることもあって、普段は観戦に来ない知り合いの前で走ることができる貴重な機会。
 月並みな言葉ではありますが「参加することに意義がある」部分もあり、出るからにはもうちょっと、まともにレースしたいなあという形で今年も参加してまいりました。

 現地入りは午前8時半過ぎごろ。
 いつもより遅い時間ながら、タイムスケジュールに余裕があり、試走にはこの時間からでも十分に間に合う寸法。
 駐車場から会場まで大きい道路を隔ててるのもあって、現地入り後、駐車場でささと準備をして即試走へ。
 台風の影響もあり、コースは結構水を含んでいるとは聞いていたけれど、ここ数日の晴れでだいぶ乾いているだろうということで、タイヤはVittoriaのTerrenoDRYを1.7Barでまずスタート。

 ちなみにチューブド運用、チューブレスにはしたかったけれど、色々と機材に不具合があり今回は間に合わず。
 チューブドとチューブレスでは、特にダートの直線でのトラクションやピッチングが全然違うので、早くこの辺を解決して完全な仕様で戦えるようにしたいところだが……
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▲いつもの東洋CX-S、通称「ダートバンシー」号

 試走はいつもの幕張らしく人が多く、特に序盤と終盤にあるテーブルトップや忍者返しセクションの手前では人がいっぱいいて、なかなかレーシングスピードでのシミュレーションに取り組めないのもいつも通り……
 走ってる感じ、芝セクションではスピードが乗るとピッチングが激しく、タイヤの接地感が乏しかったのもあり1.6Barに落とす。
 そのほかはとにかくコースの習熟に努めた。

 試走後はコース付近にいる知り合いに挨拶しつつ、駐車場に戻りゼッケンを張る。
 ちょうどミニ四駆で知り合ったフエさんが、どうやらサイクルモード目当てで幕張付近にいるぞということで「ちょっとレースのアシスタントしてくれよ」とLINEで召喚し、準備をある程度終え駐車場でくつろいでいるうちに合流。

 C2のレースは13時55分スタートながら、12時半からは午後の試走があるということで、再びスタンバイ。
 今度はコースの習熟というより、路面状況のチェックという部分と、下位カテゴリのレースでラインやアプローチが変わってるかどうかを確認した。
 フエさんには荷物を持ってもらう。

 午後の試走は数周周回して、おおよその作戦を立ててスタートを待つこととなった。
 例年よりも余裕のあるスケジュールに加え、今年は試走が比較的まともに走れ、しかもスタートも3列目で(毎年5列目とかそんな感じである)今までになく十分な準備ができた感じがした。
 とにかくスタートである、スタートで前へ上がって、初めてテーブルトップでの乗車クリアが可能になる。
 そのためには追い抜きが可能なゾーンである、1周目のバリアまでに10番手以内をとる必要があるなという思惑だった。
 60人以上の出走というのもあり、10番手以内でゴールできれば万々歳、現実的な目標としては苦手なコースというのもあり10番台でのゴールに定めた。

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 今回のレースは混走がなく、C2のみで行われるヒートというのも嬉しい。
 レース前のお通じも予定通りこなして、無事グリッドイン、レース前はひたすらスタート直後のイメージを何度も頭の中でシミュレーションした。

 号砲が鳴り一斉にスタート!
 クリートキャッチにちょっと失敗したものの、隙を見せるわけにいかず、そのまま強引に踏み倒しながらエンゲージ。
 スタートは平坦な舗装路というのもあって、思ったよりも周りは滅茶滅茶に踏み倒している!
 速い!しかし、ここで上がらなければ、10番手以内へ上がらなければ、40分のレースは台無しになる!
 怯まず踏み倒し、かなりのスピードが乗ったまま1コーナーへ。
 周囲のスピードがかなり乗っていた関係で、途中から明らかに集団のドラフティング効果が感じられ、労せずスピードがぐんぐん伸び、そこからうまく飛び出す形で前へとかち上がる。
 
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▲スタート直後、1コーナーを回ったところ、イン側のラインから前へ上がる自分

 バリア前の小さなテーブルトップで前のグループで落車があったものの、試走時に「前でポカされた時のライン」をシミュレーションしてたおかげで、ほかの人が使わないラインでクリアし、足止めを食らう周囲を尻目に一気にジャンプアップ。
 何とか目標にしていた「10番手以内のポジションでテーブルトップへ突入」を達成することができた。
 上位の2~3人が逃げているようだが、その後方のセカンドグループのパックにジョイントできているようだ。
 今日こそは、何とかこのポジションを維持したい、もうズルズル後退するレースなんて御免だ。
 1周を終えて、どうやらアナウンスでは6番手、3位争いのパックにいるようだ。荒れる幕張でこのチャンスはそうそうない。

 しかし2周目になるとパックのペースがあまりに速く、単純に脚力差というよりテーブルトップやドロップオフ、ヘアピンのターンなどの通過速度が今までとは異次元のスピードで、こちらは後方についているので前の人と同じペースでクリアすればいいだけなのだけど、正直バイクをコントロールできている次元ではなかった。
 とにかくおっかない、マジかよ、このペースでドンパチやるのかよ……!! 
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▲とにかく、パックから落ちてもできる限りのペースで走る

 途中で慶応大学の学連の選手が追い付いてきて、あえなく先行される。
 何とかついていこうと、後方からプッシュするものの、じりじりと離されパックからも脱落してしまう。
 おかしい!ペースは結構頑張れてるはずだ、速い、みんな速すぎる……!!
 集中力を保ち、爆発しかけてる心拍をなだめすかしながら、自分のペースで、できる限りのペースでレースを進めた。

 3周目、4周目、やはりいつもの展開だ、後ろからパックが迫ってきて吸収され、そしてそのパックからもしばらくして脱落する……
 悔しい……!今度こそシングルフィニッシュを掴みたい。
 決して無策にぶち抜かれて置いて行かれているわけではない、決してそんなに遅くはない。
 しかし半周かけて追い付かれ、半周かけて引き離される……このままではダメだ!
 時々雄たけびをあげ、気持ちを奮い立たせて、気持ちを切らさずにとにかく前を追った。
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▲泥ゾーンを気合を入れて抜ける自分、顔は気合入り過ぎである!

 途中2回ほど、泥ゾーンで前輪が逃げたのと、タレてきた相手を処理しようと厳しいラインでターンインしてという失敗で落車してしまったものの、大事には至らず走り続けた。
 自分にアドバンテージのある、泥ゾーンやキャンバーの処理で何とか前を詰め、どうも自分が周囲に比べて遅いと思われる芝のタイトターンや、バリアのクリアなどはひたすらミスせず丁寧に、耐える走りで最終ラップへ。
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▲後方からの攻撃に晒される自分、ひたすら耐えるのみ。

 後方には前回の前橋でも競り合った、サイクルウィッチーズのはねさんのパックが3秒差くらいで追跡してきた。
 こちらもいいペースで走っているが、なかなか引き離すには至らず、むしろジリジリと追い上げられてる感じだ。

 粘らなくては……!!

 こちらも力を振り絞り、後方のパックからはひたすらベストの走りで逃げ続けた。
 コース終盤の最後の忍者返しのゾーンで、勝負に急いだ後方のパックで落車の音が聞こえ、一瞬振り返ると、パック全員を巻き込む絡みだったようで、これで激しい攻撃に晒されることはないかと思い、少しばかりほっとした。

 最後、自分の数秒前に上位からタレてきた人がいて、最後詰め寄れるかと頑張ったものの、相手も奮起してツキイチにすら入れずゴール。
 想像以上に自分を追い込んでいたようで、ゴール後は満足に息ができないほど器官を痛めていた。

 レース後はフエさんに荷物をもらい、スムースにお片付け(感謝)
 気持ち的にはトップ10入れたかなどうかな?という手ごたえはあったものの、最終結果は15位(61人中)
 今回もトップ10は逃すいつもの順位だけれど、毎年半分以下や最下位に近いポジションで走っていただけに、15位のゴールはやり切った感が強かった。
 しかしそれと同時に、C1昇格への壁が、思う以上に高く厚いことに気付かされるレースとなった。

 うまく歯車合えばC1へ上がれるかと思ってシーズンインしたわけだけれど……C2の上位に顔出して、昇格を争い戦うという意味。
 何かを悪いところを改善という感じではなく「すべての部分で僅かに遅い、その積み重ねでじりじり離されていく」 のが今の状態だなと感じた。
 今までは多少のペースには目をつぶって、とにかくミスなくマイペースで走りいつの間にか上位進出、得意なところで一気に前に出るという走りだったが、正直C2上位は全員速くて隙が無い。
 自分の粗削りなレースをもっと洗練させなくてはと強く感じたレースとなった。

 そして勝負を分ける気持ちの差。
 周囲とも脚力差があまりなく、大きいレベル差のないところで争ったときに、勝負を分ける最後の1ワットの出力をポケットから出せるかどうかは、気持ちなんだろうなと、ゴール前、ツキイチに入れなかった自分を思い出して反省。
 次は、次こそはもっとうまくやりたい。

 レース後はフエ氏にブルべ完走おめ、ということで焼き肉をおごりました。

 次レースは茨城シクロクロス涸沼、初開催のコース、果たしてどうか?
 

by minagi_ichirino | 2019-11-27 23:49 | Bianchista
【チャリ】19-20シーズン!前橋シクロクロスDAY2へ
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 個人的に19-20のクロスシーズンの2戦目となる前橋シクロクロスDAY2に参戦してまいりました。
 本来ならば、10月半ばに茨城シクロクロス取手・小貝川ステージがあって、得意コースというのもあり、そこに昇格を賭けていたわけですが、まさかの台風直撃でレースは中止。
 常設コース自体も激しく浸水、破壊され、11月に入ってもいまだに閉鎖中で練習できずという状況に……
 という感じで、開幕戦の城里町のレースから約一か月のブランクが空いた二戦目が、今回の前橋シクロクロスDAY2となりました。

 今回はウィンディー筑波のチームのアシスタントとして、以前鴨川クリテリウムでお世話になった"カメライダー"松井君に、再びお手伝いいただきました。
 お手伝いといっても、レース前に荷物を持ってもらって、ゴールした後の介護をお願いする程度ですが……
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▲後ろでキリッとしてるのが松井君

 前橋シクロクロスは試走時間が長くとられてるのが特徴で、6時から8時までのなんと2時間。
 この日の現地入りは大体6時半くらいと、試走時間が始まってからの現地入りではあったのですが、それでもたっぷり1時間以上コースの習熟に時間をかけることができました。
 
 台風の影響は河川敷にほど近いこのコースでもあって、前日のDAY1ではまだかなり水が残っており、ひどいマッドコンディション。
 自分の走るDAY2は、前日の好天と気温もあって、幾分路面があがったものの、それでも非常にマッドなゾーンが多いコースになっており、タイヤチョイスはVittoria Terreno WETを1.5Barでチョイスすることにした。
 特にこのコースは、バリアの後、スピードが乗っていない状態での直登が2か所あり、ブロックパターンでトラクションを稼ぎたかった。
 また、コース後半の駐車場を使ったゾーンはかなりマッドな状態でではあったが、TerrenoWETは非常にコントロールもグリップバランスも良く、おおむね問題なく走ることができた。
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▲パンプトラック入り口にある直登部分
ここをどうアプローチするか難しかった

 インフィールドのパンプトラックの動きの確認や、直登部分のアプローチをいろいろ試しつつの試走を終えてレース前の準備に。
 前橋は、過去何度か出ているコースだけれど、比較的良い印象のあるコースなので、うまくいけば上位争いに加われるかもとは期待していたものの、台風と転職の関係で少し高強度状態での走りに不安を残しつつ招集に向かった。

 招集ゾーンでは、茨城シクロクロスで見知った知り合いとあいさつしたり談笑したりでリラックス。
 グリッドインは3列目、スターティンググリッドではスタートのイメージと、ラインをひたすら頭に思い浮かべ集中してホイッスルを待った。
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 スタートはOK、開幕戦に引き続き掛かりが良く、スルスルと前へ少し上がって、1コーナーの降車ゾーンへ。
 スタート直後の混乱も何とか交わして、だいたい10番手前後で落ち着けてパンプトラックゾーンに入っていく。 
 体の具合はスタート前にお通じも終えており、そう悪くはない。
 1周目の泥ゾーンもうまくこなして、7番手程度までジャンプアップして1周目を終えた。
 
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 メインストレートも踏めていて、もっと順位を上げていこうかもう少し踏んでいるが、かなりオーバーペースな感じもしたので少しペースを落ち着かせてとにかくステディにレースを進めた。
 2週目にはさらに一人処理をして6番手まで上がるものの、合計で6周回というのもあり、このペースではかなり終盤きつくなるなということでマイペースを心がける。
 
 しかし、そこからなかなか周りのペースが落ちてこない!
 逆にじりじりと前と離されて、後方からの攻撃にさらされることに……
 1周回ごとに、後方のパックに詰め寄られ、隙をつかれて前に出られてしまうような展開にひたすら防戦一方。

 こちらも悪くないペースで走れてはいる、しかし、周囲が速すぎる……!!
 何とか踏ん張ってペースをキープして前を窺おうとするものの、とにかくC2でトップ10走るような人はミスも全然しないし、ペースもかなり良い(当たり前)
 スグに突き放されてノックアウトされる感じではないものの、1周かけて3秒、4秒離されていくような、そういう苦しい展開に。
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▲コース中盤の林道セクションを行く
練習では乗車クリアも可能だったが、担ぎとほとんど変わらなかったので、リスクを考えて本戦ではすべて担ぎでクリアした

 路面もスタート直後はマディだったものの、40分のレース時間中にどんどん上がってきて、ラスト2周では路面に対してタイヤの空気圧が低く、食い過ぎてしまい腰砕けてしまう感じに。
 後輪もコーナーでのタイヤの変形が激しく、エア漏れするようになり、ラストの集会ではほぼスローパンク状態に。 
 とにかく、長い、長い40分のレースとなった。
 最終コーナーで、昨年バイクロアでチームを組んだはねさんにも差し込まれるものの、なんとかスプリントで捲り返しての12位、1分45秒差でのゴール。
 ここ一番の出力は上がってきているので、最後もうちょっと考えてラインや走りを選べば11位でゴールできたかも……
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▲最終周回のパンプトラックへ向かう
後輪がスローパンクで潰れてしまっている

 結局、開幕戦の城里町のステージと同じような展開になってしまった。
 序盤の掛かりが良く、前方で展開できるのだけど、そこの維持ができない、じりじりと後退してしまう……
 昨年までなら、後半戦の粘りの良さで前に上がっていく展開が多かったのだけど、今年は同じ走りができていない。
 レース後にもやもやと松井君と話しながら考えたものの、結局は「昨年よりロングライド(長時間)での走り込みができていない」という部分が思い当たることに……

 確かに転職も時期的に重なって、まとまった時間が取れず、2~3時間で60km程度の練習はしていたものの、100kmを超えるロングはできてなかったなあと。
 レースではそんなに長時間走らないけれど、しかし体の持っているキャパシティはロングライドでもっと広がるはず……
 ポジティブな側面も多いので、あとはその部分のアジャストさえうまくやれれば、着に絡める走りはできるはず。
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 レース後は出店していたエスキーナさんでカレーを食べて満足。
 次レースは11月の頭、幕張クロスです。
 苦手コースなので、上位入賞というより、確実に自分の走りができるレースにしたい。



by minagi_ichirino | 2019-11-20 14:57 | Bianchista