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![]() スペースへ足を運んでいただいた方、お疲れ様でした、当サークルの作品を手にとっていただきました皆様、ありがとうございました。 もし、読んでいただけたなら、是非、感想をソーシャルメディアなどで記して頂ければと願っております。 当サークルが出展しましたのは、3日目の西ホール、上側のフロアになります3~4ホールでした。 普段のコミケならちょうど企業ブースになるところでしょうか。 3日目は一般入場において、カオスがあったようですが、基本的にこの3日目の西3~4ホールは男性向け(いわゆるエッチな本ね)があまり多く出展されてるホールではなかったようで、終始のんびりと過ごせました。 逆にスペースへ足を運んでいただいた方とは、かなりの時間色々とおしゃべりすることが出来て……ひょっとしたら少し、立ち寄りにくいタイミングが合ったかもしれません。 こちらとしては気づいたら、促したりはしていましたが、なかなか難しいところですね。 ![]() 久しぶりに新刊を2種類発行することが出来ました、一冊は昨年の冬コミで発行したコピー本をリバイスしたもの。 もう一冊は急いでまとめあげたカタチでしたが、コピー本での新刊です。 実はこの2冊、綴じ方向が一般的な漫画作品と違い、左綴じの横書きの本なんですね。 コレは単純に、マンガやイラスト作品をそれぞれ独立したものとして収録するのではなく、全体の流れとしてまとめあげた場合、横書きのほうが自然な形になるというシミュレーションの結果から、こういうパッケージングになったんですね。 現に「夢をかなえる魔法の使いかた」の1冊めの本は右綴じの縦書き方向の編集になっています。 しかし、それではページをめくっていった時に、一体感というか、グルーヴィーではないな……という反省がありました。 紙も大幅に変えています。 その辺の紙や仕様の設定にも、相方のレノルスと打ち合わせをして、お互いこういう形でやっていこうという確認をして、そしてこう、形になっていったわけですね。 ページ数こそ少ないですが、自分が同人誌というカタチにした時に、盛り込みたいアイデアをかなり具現化出来たと思います。 ストーリーそのもので言えば、なんてことはないストーリーですし、なんとなく目を通しているだけでは、なにしろ8ページですから、すぐにページを閉じてしまうような内容だとは思います。 しかし、一冊の本として俯瞰してみた時に、非常にあらゆるところに細かいアイデアや、情報が詰まっていて、同人誌というパッケージにおいては、なかなかここまで、多彩なものを盛り込めて、なおかつ一貫したストーリーと方向性を示せているものって、なかなかないんじゃないかなと。 ![]() しかし、自分のアンジェリカと、彼のセラフィは完全に別々の作者のキャラクターで、それぞれのオリジナルキャラクター同士を一つのストーリーの上に乗せて(オムニバス形式でなく!!)同人誌を形成するというのは、そもそもが難しく、非常に珍しい取り組みだと思います。 それぞれのキャラクター同士の人物相関から、ステータス、作家同士の共通認識の音頭を取る必要があります。 それから完全に自分と彼、それぞれが一本のストーリーの中で異なった表現方法を取りつつも、やはり一つのストーリーから逸脱せずに収録されている点です。 イントロとアウトロ部は、死神天使☆えんじぇるこまちや、小野塚小町のアルファベット本シリーズでも何度か表現方法としてカタチにしたような、空間を使ったカットイラスト表現からの、フルカラー漫画、見開きのラフ絵と小話、フルカラーイラストはお互いのページを見開きにおいて、それぞれのキャラクターのコントラストが出るように。 最後のページはレノルスに漫画を頑張ってもらいましたが、彼はもともと漫画を描いた人ではなかったので、冬コミの本からオフセット化するにあたって、打ち合わせからもう一度絵コンテを作りなおして、表現の修正をしています。 ![]() 彼は画用紙に色鉛筆を走らせて描く、トラッドなスタイルですが、自分はフルデジタルのCG絵です。 それによる、それぞれの作家のコントラストも非常に興味深い部分だと思います。 まだまだ、細かい部分のアイデアや創作表現があるのですが、とにかく、あらゆる部分において、非常に前衛的な作品として形に出来たかなと思います。 次回のイベントは……しばらく開きまして、冬コミ、コミックマーケット97を予定しては居るのですが、ひょっとしたら秋口くらいに何処か出るかもしれません。 一応年内は、このアンジェリカとセラフィのお話にお付き合い頂ければと思います。 #
by minagi_ichirino
| 2019-08-13 00:28
| Infomation
オンロードでのレースやロードワークで愛用しているマシン、928SLについて、ひとまずまとまってきたので、ここに記しておこうかなと。
![]() 有名な話ですが、928というモデル名はBianchiのバイクがダブルツール(この場合はジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランス)を獲得した年号に由来しています。 1949年と、1952年はエディ・メルクスと並んで「チャンピオンの中のチャンピオン」と語られる、ファウスト・コッピによって。 そして1998年は、伝説的なクライマー、マルコ・パンターニによって。 自分の使う最終型2009年モデルは、928のロゴはイタリア語の筆記体で描かれていて、トップチューブに「Nave Due Otto」ってあるんですが、でもちょっとわかりづらいですよねこれ…… この928SLは2009年当時Bianchiの競技用のハイエンドモデルで、それを表すHoC(HORS of CATEGORY)のロゴがあります。 00年代前半に登場した、ハイエンドのカーボンフレーム「Bianchi XL Carbon」が元々の起源で、このXLっていうのはアルミモデルやチタンモデル、スチールモデルも含めたコンペティションユースのグレードです。 自分の使う928SLは、09年の最終型で名前にあるようにIASP……インテグラルシートポストが特徴で、シートチューブも完全な丸パイプではなくエアロ形状になっており、翌年に登場する初代Oltreのスタディモデル的なポジションになっています。 このチェレステ成分が少なめで、赤やカーボン地が見えるカラーリングは、この2010年前後のグラフィックの特徴で、この年代は比較的派手なカラースキームが施されたモデルがBianchiには多かったように思います。 ちなみにこのカラースキームは、カタログ外カラーで、当時供給していたプロコンチネンタルチーム「Ceramica Flaminia」のものです(日本に何台あるんだろう?ひょっとしたら自分のこの一台しか無いかもしれない) ただ、フロントフォークだけが何故か08年カラーになっていてちょっとちぐはぐです(汗 そもそもなんでこんなキワモノ車両を手に入れられたかというと……知り合いの栃木のコレクターさんが、ちょっと倉庫整理というので「ところでみなぎくん、前話してた928SL買わない??」って持ちかけられたんですね。 その当時自分はオルトレを乗ってたわけなんですが、よく走るバイクでそれなりには気に入ってたんですが、いかんせんシートステーが細すぎてやたらめったら気を遣うし、個人的にはもうちょっとスパルタンな性格のフレームが欲しかったんですね。 中でも2009モデルの928SLはグラフィックも好みだし、あれのチェレステがあれば欲しいなと思ってて、時々栃木の彼と会う度に「いや~09モデルの928SL、どこかにないですかね~」とは話たりしてたのですね。 ![]() (余談ではあるのですが、一緒にアレッシオカラーのS9 MATTA(マグヌス・バックステッドのレプリカ)買わない??とも持ちかけられたんですが、仕様を聞くとあまりに豪華すぎて、ガンガン使う自転車って感じじゃないなってなって、そちらは流しました……) 実際にお迎えしたのは昨年の11月で、そこからちまちまと部品を集め……足りなくなったお金は、オルトレをヤフオクで手放して工面して、今度こそは妥協せず相棒と呼べるようなマシンにするぞと、細部まで納得行く仕様で組み上げていきました。 ![]() えっ?コレは仕様なの?? いいのこれで?? ちなみに反対側(フレーム左側)はロゴが途中からありません……え~、これはですね多分エラーフレームです 他にもヘッドの寸法がなんだかおかしい……ヘッドベアリングがちゃんと埋まらなくて、ダストキャップやフォーククラウンの間がスキマスキマ状態。 ![]() ちなみに少し短めに切って、切り落とした部分を幾つか輪切りにして+7~8mmほどのアジャストができるようにしました。 しかし、肝心のシートクランプ付属のアルミのシートエンドが……寸法ズレで付きませんでした。一体どうなってるんだメイド・イン・イタリー!!(涙 インテグラルからフレームの中を覗けば、ビニールのゴミが結構詰まってます……カーボンフレーム、精度がイマイチだとロットによってゴミが残るとは、話には聞いてたけど、コイツはハイエンドやで、しかも恐らくチーム供給品の余り物やぞ……そりゃあ、リカルド・リッコもレース前に絶望して献血に行くレベル。 とまぁ、はっきり言って「フレームの出来としては大変よろしくないです」 品質とか本当にあったもんじゃない感じです、正直自前で組んでて「おいおいマジかよ、偽物じゃなかろうなこれ……」という猜疑心に何度も苛まれました。 ただこの928SLは大変な不人気車で、不人気すぎて2009年モデルなのに売れ残りまくって2010年もカタログに載ってしまった といういわくつきでもありまして、当然こんな不人気車の偽物なんてあるわけないですね。 そもそも、この928SLまでは恐らくフレーム自体もイタリア現地生産と思われるもので、このモデル以降は台湾生産、塗装などをイタリア本国で行うという流れになっていったと考えられ、それを思えば「う~むイタリアンジョブとはこのことか」とも思えなくもない。 ![]() フレームはBB30登場以前のものなので、当然BSA68なんですが、トライピークのBSA68/30のコンバーションBBを入れるという、ちょっとへその曲がったアイテムで、ねじ切りフレームにBB30を入れるという行為に及びました。 ![]() なので、結局CXで余ってたSRAM FORCEの34Tをインナーに入れてます。 ![]() 本当はカーボンキットのほうを入れたかったのですが、あっちはもう絶望するほど高価だったので、こちらも十分高価ながら、まだ手が出せそうだったので使ってみます。 しかしビッグプーリーキットとといえば、変速セッティングのシビアさに、バランスがズレた時のディレイラー巻き込み事故が気になるところ……そこでの解決策が…… ![]() 更にはホイールも横剛性のしっかりしたものをチョイスして、自転車を振った時にもちゃんとプーリーケージとのクリアランスを確保できるように考えました。 これで、さすがにディレイラー巻き込みはノープロブレムだと思いたい! ![]() Bianchiのミドルグレード以上の完成車についてくる極普通のアルミハンドルなんですが、これ、非常に調子が良いです。 浅ドロップで、下ハンドルもひきやすいし、肩からクランプ部分まではいい感じにウィング形状に、剛性感も良く、何よりそこそこ軽量です。 下ハンドルが400mm幅ですが、ブラケットから肩の部分にかけては恐らく380mm程度のナローな幅なのも、なかなか腋を締めやすくていいですね。 やはりカーボンに比べると軽さや凝った形状ではないのですが、しかしそれでも重量的にはDEDAのZERO100くらいですから、十分軽量級といえるでしょう。 個人的には出来のいいアルミハンドルに、ゴツ目の高剛性なカーボンステムがジャスティス。 この組み合わせがThis Is It!! ![]() 日本特殊螺旋さんによる、ベータチタニウムボルト。 928SLはフレーム単体でで1000gを切り、更にはシートポストが要らないので、スペック上では非常に軽量なフレームではあるんですが……このスペックには落とし穴があってですね「その代わり、インテグラルに使うシートヤグラが激重」なんですよね。 ヤグラはかつてのスレッドステムのように、ウスで閉めこむタイプなんですが、持って驚くほどの重さです。 サドル部分は、自転車で一番高いところに位置するものですし、何より、ペダルやハンドル周りという、動きの起点からも非常に離れた位置にあるものですから、ここに重量物があると、操縦の軽快さが損なわれやすいんですね。 なので、なんとしてもこのヤグラをもうちょっとでも軽量化したい……そこで、やたらめったら巨大なM6ボルトをチタン化するというカスタムに走ったのです。 ![]() しかし、こういう部分の処理というか、こだわりが愛着に響いてくると信じたい。 理屈的には、確実にこの部分は軽いと、バイク振った時のリニアさが違うはずだから。 と、組んで試走したりを繰り返しつつも、いよいよ完成したのがこの姿です ![]() ▲練習&ポタリングのVittoriaルビノ仕様 ![]() ▲本番のChallengeタイヤ仕様(今はVittoria CORSAになってます)
![]() 実際ポジションが出てくると、最初に組んでいた時の不安はどこかへ、非常によく走ります、10年前とはいえ腐ってもハイエンドですね 初代オルトレに比べると、結構ガッチリ感あります、ただ、ヘッド周りの剛性は今のバイクに比べるとやや物足りないかな…… 蹴り出しもいいし、BB周りの剛性感も申し分ない。 ビッグプーリーも最初のうちは、だいぶ音鳴りがありましたが、今は慣らしが終わり非常にスムースにストレス無く動いてくれます。 ホイールは普段はFulcrumのRacing ZERO CARBONを使っていますが、将来的には40~50mmハイトのリムも使って走ってみたいところです。 ![]() Frame Bianchi 928SL IASP Ceramica Flaminia Wheels Fulcrum Racing ZERO Carbon (Brite) Tire Vittoria Open CORSA 23C QR DT Swiss RWS Crankset ROTOR 3D30/170mm Chainring ROTOR NO-Q Qurbon 50-34Tooth BB Tripeak BSA30 Steel Groupset Shimano ULTEGRA 6800+Tripeak Jetstream Derailleur Cage Brakes Shimano Ultegra R8000 Handlebar FSA WING PRO Reparto Corsa 400mm Stem FSA K-FORCE CARBON 100mm Saddle SelleItalia SLR Super Flow Seatpost βtitanium BoltTune Pedal Time Xpresso6 #
by minagi_ichirino
| 2019-08-02 01:56
| Bianchista
![]() 2012年にお迎えして、通勤から下駄チャリにしていたビアンキのミニベロがとうとう破壊しやがりまして、少々お金をかけてリビルドをしました。 破壊というのも、この自転車、ブレーキがVブレーキなんですが、長年使ってきたせいでリムが削れ過ぎて裂けてしまったんですね。 他にもシフターも割れて壊れてましたし、グリップもボロボロ、修理するか、押入れに仕舞いこむか、非常に悩んだりもしましたが、結局は多少お金かけてカスタムしつつも走るように整備しました。 ![]() ベースはBianchi Minivelo7で、モデルイヤーは2012年なので、ホントに7年選手。 パイピングはハイテンスチールですが、ラグの演出がなかなかオールドスクール感あります。 ちなみに走りは「やたら疲れる自転車」です、車輪の直径もあいまって、とにかくぴょこぴょこ跳ねる。 何度か、普段使いももうちょっと快適な自転車にしたいなと思いつつも、このめんこい佇まいをみると、まぁ、ミニベロも良いか……という気持ちで7年です。 ホイールはヤフオクで激安品が出てたのでそれに交換……しかし、JOYTECHのハブの回転がシブシブで、こりゃああんまり良くないなあと。 しかしコイツでロングライドを頑張るわけでなし、お気楽ご近所自転車ですから、まぁ、こんなもんでいいでしょうという感じです。 合わせてタイヤをKENDAのKWESTから、パナレーサーのPASERAコンパクトに交換です。アメサイド。 本当は、ケブラービードでスキンサイドの1.5インチ幅のタイヤが欲しかったんですが、そんなものはない。 そもそもスキンサイドで1.5インチ幅のタイヤって地点で相当選択肢が少なく、実質KENDAのKWESTか、ブリヂストンCHEROの20F用純正タイヤしかありません。 1.75幅になってくると、BMX用が出てきて選択肢が広がるんですが、1.75幅では今度は泥除けがキツキツです。 ![]() つまり「オールディーズなビーバーテイルつけたいというエゴ」で、タイヤはどうしても1.5インチ幅にしたかったんですね。 なので、アメサイドは黄色が強いんで、ちょっと調和という部分では少し色強い感じもしますが……ただ、KWESTに比べるとPASERAはなかなかモッチモチで乗り心地は良いですね、良いタイヤだなって感じあります。 結構前にサイクルモードで「パセラコンパクトのスキンサイド出してくれよ」ってパナレーサーのところで話したことあったんですが、まぁ、出てないのでそういうことでしょうね。 そもそもビアンキのミニベロの末端モデルを、7年もそれ相応のコンディションを維持しつつも、普段から下駄乗りしてるっていうのはなかなか居ない気もします。 可愛いんですけど、そもそもママチャリより手間かかりますし、クロスバイクに比べると走りも劣ります(ROMA2乗ってたのでわかる) 普通なら飽きますて……そういう部分でもミニベロパーツってどうしても、より趣味性が強いDAHONやブロンプトン系のものになっていくのかなあとも。 ![]() このペダル、LAMBDAペダルをベースにアップデートしたものなんですが、ボディがよりスリムになってバンク角稼げるのがウレシイですよね。 シェイプもLAMBDAよりややコンパクトになって、シュッとしていていいですね。 ただ、前後方向に広い踏み面はなかなかガッツリ感あって、グイグイ踏めます。 何よりリヴェンデールとのコラボレーションっていうんだから、もう胸熱です、三ヶ島の作りの良さと、リヴェンデールのセンスと世界観が合わさって、新作ペダルながらこれは傑作の予感しかない。 ちなみにシルバンよりQファクターは広めで、ゴツ目のバッシュでもペダリングしやすいですね。 俺はナイキのSB系のシューズを合わせるかな! ![]() このグリップ、ウィークエンドバイクスのカスタム用のものなんですが、めっちゃ種類いっぱいあるんですよ。 しかもロックオンタイプで2000円台、作りは価格相応ではありますが、下駄乗りしてる人はいい選択肢じゃないかなあと。 自分はキャンバス地のものを選んだので、使い倒してラットな感じが出てくることを期待。 ![]() オーダー品ではあるんですが、6800円でこれだけ使えてるんだからもう良いでしょうコレ、お気に入りのパーツです。 艦これの鹿島とセッ○スしたくて選んだわけじゃないですよ、カシマックス。 ちなみにこのミニベロ、ハンドルもステムもヘッドパーツもBBもRD、ブレーキレバーも交換していて、更に今回シフター周りも全部交換して、そもそも7速から8速化したので、はからずも、とうとう初期から使ってる部品はシートポストとクランク、泥除けだけになりました。 いや、そんなカスタム廃人的な事するつもりじゃなかったんだけどな…… ![]() #
by minagi_ichirino
| 2019-07-25 02:43
| Bianchista
![]() 金沢での東方イベントは、数年前に一度参加していて……その時は確か「Dark Heart」が新刊でしたから、本当に久しぶりです。 5月の例大祭から続く「えんじぇるこまちジャパンツアー」といった位置付けでの出展で、基本的には例大祭での頒布物を持って、コラボレーションしましたコスプレイヤーさんの幸和あいきさんと共に「即売会の遠征をしよう」という企画でした。 5月の例大祭(東京)6月の東方椰麟祭(広島)そして今回が7月の金沢東方祭で、ツアーの千秋楽でした。 イベントは今回弾丸ツアーで……つまり、当日朝に、夜行バスで現地入り、そこから出展してその日の夜にまたバスで帰路につくという、いわゆる2回バスの中で日付が変わるという、0泊3日です。 20代そこそこの頃なら、コレもまたという感じもありましたが、さすがに今年で37なので結構堪えました…… ![]() 相変わらず東方ジャンルは既刊メインですが、どれもなかなか力作なので、手にした方はなかなか楽しんでいただけたことを期待したいです。 また、少し久しぶりに色紙を描くことが出来ました……例大祭や東方椰麟祭でも用意するつもりでは居たのですが、なかなかまとまった作業ができずに…… キャラクターは他の東方キャラもいいなと思ったりもしたのですが、えんじぇるこまちのエボリューションフォームを描きました。 このフォーム、色紙でちゃんと描いたの初めてだったんじゃないかな…… ![]() ここしばらく、紙媒体に描くときは、ブラウン系のペンでペン入れをしていたのですが、ちょっとバリッとした印象を付けたくてブラックで……加えて、ベタも結構積極的に落としていって、シルエットを強めにしました。 というのも、ブラウン系を使っていた理由として、水彩色鉛筆やコピックの華やかさを全面に押し出す「カラー感」を出したくて、ちょっとブラウン系で線画の印象を抑え気味にして、イラスト全体の調和をとったりしていたんですね。 ![]() ▲少し前に描いた、ブラウン系のペン入れでのえんじぇるこまち 全体的にソフトでカラフル感が全面に出る印象 ただ、ブラウン系ってやっぱ線が痩せるんですよね、シルエットがぼやけ傾向あるというか。 最近「あ、いいなこの絵」という感じの色紙、コピック絵を見てると、割とブラックでかっちり目でペン入れしているのが結構あって、ちょっとブラックでまとめてみようかなという、そういう意図で形にしてみました。 ちょっと最後に題字が蛇足な感じもしましたが、なかなかインパクトあるキャラクター絵になったんじゃないかなと思います。 ちなみに青色の背景ですが、これカラーインクです、CGのフィルター感あると思います。面白いでしょう。 もうちょっと調色頑張っても良かったかな?? ▲完成版はPixivにあります イベント自体は、久しぶりの金沢というのもあって果たしてどうか?というのもありましたが、なかなか盛況な感じで、共に出展しましたあいきさんとも非常にポジティブな感触を得られました。 彼女のサークルとの合体とはいえ、基本一人での出展だったので、スケッチブックや他スペースを見て回る余裕がなかったのが、やや心残りではありますが…… 金沢といえば、幻想供給公社の相方、レノルスの母校でもある金沢工業大学があって、ここの漫研が非常に有名(?)といいますか、そういうのもあって、一般参加の方は大学生、もしくはそれに近しい層の人が多く感じました。 ここしばらく、東方の同人界隈において大学でのサークル活動における認知というのが、非常に興味深い影響を持つようになっていて、今回もそう言った話を実感するイベントではありました。 東方での同人活動は、今回のイベントでちょっと一息という感じで、次回の出展は8月のコミックマーケット96、こちらはサークル「幻想供給公社」での出展ですから、オリジナル創作での申し込みです。 また、秋口にかけても今年は紅楼夢が、JCX小貝川リバーサイドパークと被ってしまっていて、残念ながらスキップ。 冬コミも、幻想供給公社での出展を計画しているので、東方ジャンルでの活動はしばらく先になりそうです。 ただ、まだまだえんじぇるこまち含めて、ビテイコツハンターとしても取り組んでいく予定なので、今後共よろしくお願いいたします! #
by minagi_ichirino
| 2019-07-16 02:24
| Free Talk
![]() コレはもともと東方での同人活動の盟友、Dill氏の合同誌に寄稿したものの仕様違いで、氏の合同誌には、別仕様のイラストが収録されています。 スカート、もうちょっと長くても良かったかなと思いつつも、脚を描いて欲しいというDill氏のリクエストもあって、こんな感じのカナちゃんでどうでしょう? ▲Pixiv版はこちら、ちょっと大きいサイズで見れます 数年前に同人活動の一線から少し距離を置くようになってから、すっかり合同誌というものや、ゲストにお誘いがなくなってしまった一梨乃みなぎですが、しかし、こうしてやっぱり依頼を頂くのは大変嬉しいですね。 まして、ずいぶん描いていなかったカナですからね、妥協なしに頑張ってイラストにしましたよ。 カナはかなり昔に「New Day」という同人誌を発行していて、その時のインパクトからお誘いいただいたのでしょう。 あの頃は東方の98版のキャラクターの同人誌なんて、ほとんどありませんでしたから。 とまあ、そういった敬意も感じられて、大変感激したのもあって、またちょっと98版のキャラクターたちの同人誌も出してみたいなと、思うんですよね。 ユキ&マイや、サラの本とか、もちろんカナもですが、アイデア自体はありますからね! と、気分が乗って怪綺談のサラを、同人誌で使うように改めてスケッチしてみました。 ![]() なんだか主役感ゼロ? と、ここまで作業して、そういえば今年の紅楼夢はJCX小貝川とスケジュールかぶってしまって出られないと気づいて…… 次に東方の本を出すチャンスって…… 秋例大祭?? JBCF南魚沼ロードとか近いけど大丈夫?? CXのシーズンイン直前だし、原稿やってる暇ある??? #
by minagi_ichirino
| 2019-07-07 01:43
| Illustration
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