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【チャリ】18-19前橋シクロクロス第2戦
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 JCX最終戦だけれども、個人的にはハイシーズンまっただ中の、前橋シクロクロス第二戦に参戦してまいりました。

 今回もチームメイトはスキップで自分一人の単騎出走です。
 なので、今回は夏の糸魚川ライドでもサポートをお願いした友人に再びご同行をお願いしました。
 レース前にジャケット預かってもらったり、試走中にいろいろ運んでもらったり。途中運転変わってもらったり。

 前橋CXのコースは割と好きなコースなのだけれど、今のところ2回出走して2回とも細々とトラブルがあって、なかなかまとめられてないレース。
 今回こそはちゃんと走りきりたい……と思うものの、前日にまさかの雪。

 そもそも夏タイヤの自分でたどり着けるのか??という状況ではあったのですが、なんとか昼間にある程度気温が上がり、早朝の地点でブラックアイスになっちゃってる道路もなく、遠征決行。

 前橋CXは町中でレースが行われるので、城里みたいに山奥まで行くということがないのもウレシイ
(山奥だったら凍結しててDNSだったかも)
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▲うっすら雪が……

 関越道がやや混んでいて、少し遅れたものの、試走には十分な時間があり、現地着して、受付がまだ始まってなかったので割とすぐに試走開始。

 前日が雪だったこともあり、うっすらと雪だか霜だかが降りており、宇都宮のこともあり空気圧はやや低めの1.7barでスタート、トラクションが欲しかったら1.6まで下げるのもありかと思いつつ、周回するものの、なんと2周目、試しにバリアをバニーホップで越えようとしたら失敗して顔着。

 格闘ゲームでよくある、クリティカルを入れられてスタン状態になるあの感じでしょうか、まさにそんな感じになってしまい1~2分ほどその場で自転車に捕まりつつ立ち上がるものの、フラフラ……
 顔を触るとめっちゃ腫れ上がってしまってて「あ~こりゃあ青タンできちゃうなあ……」と意気消沈。
 しかもこんな日に限ってキズパワーパッドを持ってきていない!

 しばらくすると視界も戻ってきて、いろいろもったいないので、とりあえず再び試走へ(顔ボコボコなのに走るんかい!!)
 試走で大失敗するのは悪い流れで、とにかくこの悪いイメージを払拭しようと、時間いっぱいまで精力的に走った。

 脚の調子はいいけれど、とにかく第1戦の時より、くねくねとしたレイアウトで、事前情報ではパワーコースと聞いていたけれど、平坦なんだけどグリップが低く直線が短くてヘアピンばかり、全然パワーがかけられない……
 丁寧に走って、長いロングストレートでしっかり踏むのが作戦かなという感じで引き上げる。

 おトイレついでにコンビニでキズパワーパッドを買ってきて、サポートをお願いした友人に貼ってもらう。

 レースはJCXレースというのもあって、グリッド順が悪く5列目、後ろには1~2列しか無い……ホントいつになったら前の列でスタートできるんだろうな……
 グリッドインしてから見ても、先頭が遠く、もがいてもしょうがないよなあとややリラックスした感じでスタート。
 目標は半分以上という感じか。
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▲スタートから先頭ははるか前

 笛がなって、クリートキャッチはまずまず、かかりはよいもののとにかく周囲が狭くて思うように踏めないまま1コーナーの駆け上がりへ。
 だいたいポジションキープか、数人抜かれたか程度でスタートを切る。
 積極的にレースを進めようと、隙あれば色んなところで仕掛けつつも、前へ上がっていく。
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 しばらく走ってて気づくが、かなり体の調子は良い……!心拍も高いが安定していて、そこまで苦しくはない。脚も粘りがあり違和感もない。
 周囲のクロッサーに比べて「俺、今日は速いな」と思うものの、先に話したように直線が短く、とにかく無数のヘアピンを短い直線でつないだ平坦コースというのもあり、ひたすら2周めくらいまでは前の人に付き合うレース。
 メインストレートやバックストレート、パンプトラック区間で足にものをいわせて前へ上がる展開へ。
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 コース後半の資材置き場セクションは砂利が浮いた道というのもあり、そこかしこで落車が多発。
 自分も2回ほど巻き込まれてわずかに足止めをもらう。
 途中、サンクスサイクルラボの人とパックになり、お互いいいペースで走るものの、彼は途中でホイールがガタつくトラブルで後退。
 30分を過ぎても、脚の調子はよく、むしろファステストを更新するくらいの順調なペースでジリジリと順位を上げた。

 コースサイドでサポートをお願いしてる彼はどうやら自分が18番くらい走ってるらしいと伝えてきた。
 JCXで出走何人かわからないけれど、50人位居て18位だと相当いい感じのペースだ。
 しかも、前のパックの数人よりも自分が明らかにペースがある。

 なんとか10番手台前半に飛び込めないだろうかと思いつつ最終ラップへ。 
 しばらく走ってると、えらい勢いで追い上げてきたサンクスサイクルラボの人が後方に迫り、途中前へ出られてしまう。
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▲このサンクスサイクルラボの方とは、レース中、終始スクラッチになった

 ……思えば、ここで自分は彼とデュエルをするべきだった。
 彼のほうがペースが速く、攻撃に晒されるくらいなら前へ行かせて、得意なところやミスが出た時に前に出ればいいや程度に思っていた。万が一終盤まで崩れなくても、最後の直線のトップスピードには自信があったから、そこで一気に抜けばいいやという。
 そう思ってコース終盤後方へピタリとつけようと、やや自転車を倒しこんだ時、痛恨のミスでスリップダウン!
 すぐに立ち直って復帰したものの、前のパックは先へ行ってしまい、後方も離れてたので、あとは流してゴールイン

 順位は47出走で16位と、一応は自己ベストの順位を更新……したものの、正直レース後の出しきった感はなく、もっと積極的にガンガン行って、前へかちあがっていけばよかったかなあと反省。
 
 いつも書いてるけど本当にスタートが苦手
 初速とかは悪くないんだけど、スタート直後の団子の処理が苦手ですぐ後方に埋もれてしまって、渋滞が収まる頃にはトップは遥か彼方へという展開ばかりだ。
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▲エスキーナさんがこの日は出店していた

 レースが終わって顔を水で洗いつつ、改めて怪我のケアをしてると、車のドアをノックする音が……
 見ると、なんと東洋フレームの多田さんが、挨拶をしてくれました。
 多田さんは、自分のフレームオーダーの際担当になってくれた方で、今日は西山みゆきさんのサポートで前橋へ訪れていたのでした。
 スタートが苦手なんだと話すと、瞬発力とかスプリント力でしょうかといろいろアドバイスはくれたけど……そうじゃないんだ! パワーはあるんだ、踏もうと思えば踏めるんだけど、前も左右が詰まってて踏めないんだ……!!団子を抜けるコツとかあるんだろうか。

 やはり電波時計で手元で時間管理?

 とは言え、心拍や足の具合は非常によく、体はかなり仕上がってるなという感じで、コンディションはここ数年……どころか、自分史上で一番強いなと感じられたのはポジティブ。
 前橋も走っていて、明らかに周囲よりもフィジカルにマージンがあるなと感じられた。
 もうちょっと体脂肪絞れば、インターバルのキレが良くなるんだろうけど……欲を言えば、今の筋肉量のまま50kg台をキープしたい。
 体脂肪で言えばあともう3~4%落とせば……!!

 次回は……なんとシクロクロスではなく今週末のAJ千葉のブルベです、佐原300km!!


# by minagi_ichirino | 2019-02-10 02:27 | Bianchista
【チャリ】18-19茨城シクロクロス第3戦 城里町ふれあいの里
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 茨城シクロクロスの第3戦、城里町ふれあいの里ステージに参戦してまいりました。

 このコースを走るのはコレで3年目で3回目、イメージはなんとなく出来ているものの、正直得意とは言い難い難しいコース。
 例年ある階段はまぁ良いのだけど、とにかく巨大キャンバー区間があまり得意ではなく、コースにとどまるので手一杯。レースどころではない。
 今年は長い階段が封印され、代わりに外周のキャンバー区間を使って登ってくるという、未知のコースレイアウトになっていた。

 いつもはチームメイトと一緒に現地入りするのだけど、彼は今シーズンからENS(エンデューロナショナルシリーズ)の方にフォーカスしているのもあり、その都合で、この城里町と、次回の前橋CXはカレーハムスターは自分単騎参戦の予定。
 ついでにカレーハムスターも今シーズン一杯で解散の可能性も高く……もともと、なんなのか、形があるのか無いのかよくわからないチームではあるのだけど(汗

 そういうわけで、今回はブルベで知り合ったマオさんにお手伝いを頼む都合で、朝は逆方向の練馬までお迎えに行き現地入り。
 お車は先日兄貴から譲ってもらったホンダのFIT(老体)
 高速道路をちゃんと運転するの本当に久しぶり(汗)
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 だいたい予定通りに到着したものの、結構時間的に余裕が多くあるわけでなく、すぐに着替えて、アロマオイルを塗りこみ準備して、すぐに試走。
 昨年は雪が残っていて、なかなか難しい感じだったけれど、今年は細かいところのレイアウトがやらしい感じになっていて、昨年以上にテクニカルな印象。
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 特にコース後半、キャンバー区間やドロップオフの部分、通称「メーメー坂」上りの区間は、もうほんとどうやって走っていいのやらという感じで、3周ほどいろいろ試してみるものの、全然コレだという動きがイメージできず。
 出走は30ちょっと程度だろうと読んで、手応え的に10~19位程度の順位でゴールできれば上々じゃないかなという感じに……

 江橋さんや塙さんともピットが近く挨拶して、先に走るC3を観戦。
 C3も案の定荒れたレースに……

 レース後に談笑してたら、スタートの招集時間をやや過ぎるという失態で、最後方スタートに……他カテゴリと混走だとあんまりわかってなくて、勘違いしていたのが原因。
 グリッドインしてからヘルメットを車に忘れるという失態まであり、なんかスタート前から一人でカオスになってしまい、集中できないままのスタート。

 しかし程よく力を抜いたのが良かったのか、スタートは最後方ながらまずまずで、最初のきつい登りでホイホイと前の人を数人追い抜いて、林道区間へ。
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▲スタート直後、ホントのホントの最後尾パックの自分

 試走のイメージが悪かったので、とにかくリラックスして淡々と行こうと決めていた。
 しかし1周目のキャンバーの進入が悪く、他の人と交錯、更にはキャンバー区間でも転んでしまったり、オーバーランしたりで、とにかくグダグダ。
 ただ、グダグダなのは自分だけでなく、周囲も相当なカオスで……とにかくここから走りを乱さず、集中を乱さず、自分のペースを確実に行こうとペースを持ち直す。

 C2は40分レースで、4周ほどの周回数。
 1周目のキャンバー区間での失敗以降は、割と持ち直し、確実に降車し、コーナーでもリスクを負わないマージンを持ったペースで淡々と走行。
 2周目、3周目のキャンバー区間からの外周路は、速くはないものの、大きなミスもなく少しづつ遅れた順位を挽回していく。
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▲通称「メーメー坂」を上って行く自分、とにかく大変なコースだった……

 最終ラップ、少し前を走っていたオンザロードの人が結構速く、この人が抜けないかいろいろプッシュしてたら、キャンバーで盛大に落車……逆に後方から来た人に前へ出られてしまい、そのままゴール。
 順位は31人中の18位……20位くらいかなあと思ってたところ、予想よりちょっと良く、なんとか当初イメージした程度の順位でゴール出来ました。
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 点数的には100点満点中の……55点くらいでしょうか。
 良くはないけれど、言うほど酷いもんでもなかったかな……


 今回のコースとにかくキャンバー区間の走りが悪く、それから宇都宮でもそうでしたが「直登」がやはり苦手で、激坂部分は足があっても、上手く後輪に体重を乗せてやれずに空転して、結果降りてしまったりと、そう言ったテクニック部分が及んでないなと。
 タイヤをセンターノブのものに交換すれば、もうちょっと行けるんだろうけど……パワーだけじゃダメなのねん。
 ちゃんと自転車の真ん中に乗って、後輪に適度に荷重をかけてやるという部分。

 それから下りキャンバーの折り返しもダメ。

 多分MTBやってないからだろうな……ロードだけじゃこういう部分及ばないよなと。
 
 ただ、今年からステムを11cmに伸ばしてるのだけど、このコースに限っては10cmステムのほうが、後輪に荷重をかけやすいし、それにトライしてみても良かったかな……正直キャンバーは昨年のほうが走れてるし。

 タイヤも、ドライ1本しか無いので、マッドや、上りの多い滑りやすい路面用に、ノブのあるタイヤを用意したいところ。

 それから序盤転んで、レースが崩れてしまった後でも、なんとか集中力や気持ちを切らさず、終盤までちゃんとレースをビルドアップし続けられたというのはポジティブ。
 やはり40分というレース時間は割と自分に合ってるなと。

 次回は2月10日の前橋シクロクロスです。


# by minagi_ichirino | 2019-01-30 02:13 | Bianchista
【チャリ】18-19シクロクロス千葉 第1戦
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 年明けて、クロスシーズンも後半戦に。

 今年は色々出費が多く、予算的に当初予定していたよりも少ないレース数になってしまいそうだけど、とりあえず1月は2レース。
 千葉ポートタワーで開催される千葉シクロクロスに参戦してきました。

 ここはお台場CXと同じように長い砂浜区間を走る、砂セクションが特徴的なコース。
 関東近辺で、まともな砂区間があるのは、ここかお台場CXくらい。
 あとはナローな林間セクションと、丘を登ったり降りたりするキャンバーセクション。
 特に丘の区間はコース幅も広く、グリップもよくイージーなんだけど、とにかく平地がなく、下ってるか登ってるかしかなく、砂や林間のテクニックもそうですが、パワーが試されるなかなか好レイアウト。

 当日の天気は時々太陽が顔を出すものの、概ねからっ風の吹く、関東平野のよくある冬空。
 C2カテゴリーになり、試走をモリモリ走れるようになり、スタートもお昼くらいからということで、余裕を持って準備出来た。

 試走は色々イメージしつつ走るものの、砂区間の処理の正解が見えずに終了。
 昨年よりも芝生が広がっており、乗車率は格段にアップしてるものの、フル乗車はリスクが高く……乗っていこうと思えば乗れんこともないけれど、速いかどうかは……
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 空気圧は前後1.7barで設定、タイヤはVittoriaTerrenoのDRYをチューブレス運用。

 周囲ではもっと低い空気圧で砂区間を重視する人もいたけれど、丘区間の下りやカーブのグリップが良く、ある程度の空気圧無いと、カーブで踏ん張り効かないだろうという感想。

 スターティングナンバーは27、以前より多少スタート順は良くなったけれど相変わらずの4列目、ちなみに5列目までしか無い。

 スタートはクリートキャッチに失敗したのもあって、大失速。
 スタート直後に登りがあり、ここで無駄足使いたくなくて、様子を見つつ走ってたら、ほぼ最下位に!横には人はいるけど、後ろには居ない!
 いや~……酷いスタートだなあと思いつつ、最下位争いのパックにゆるゆるとついていく。

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 このコースは砂区間が相応に長く、そこでスーパーに体力が喰われるのと、コース序盤の丘も上りばかりで、いつもの調子でスタートからガリガリやりに行くと、絶対持たないのがわかってたし、逆に周囲も中盤以降苦しくなっていくだろうと読んで40分トータルでのペーシングを意識した走りで進めていく。

 砂区間は結構な引き潮で、波打ち際が走りやすく、他ランの部分も、いろいろ試したアイデアが良い形になり、後方からちまちまと順位を上げていく展開になった。

 シケインも高さがそこまで高くなく、やれそうだったので6周回のうち4周回でバニーホップもどきな動作で何とか乗車クリア。
 全体的には自分のペースは良く、2周目以降は、前から崩れてきた人を少しづつ処理しつつ展開していった。
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 ラスト2周位で、パックも落ち着いてきて、前の人とほぼ同じくらいのペースで周回、なんとか追いつけないかなあといろいろトライしたものの、結局キャッチできるまでは詰められず、38出走のなか18位でゴールしました。
 宇都宮に引き続き、多分自己ベストじゃないかな?

 ただ、16位の人と前の17位の人は、途中何度か順位を入れ替えつつ争った人で、決してペース的には追いつけない相手ではなかったので、そう考えると、もうちょっとうまくやれれば16位には滑り込めたかなあとも……

 結局パックで固まって走ってる時に、遅い人にずいぶん長いこと付き合っちゃうんだよね……
 カーブのライン取りで抜くのが一番足使わないし、ダメージ少ないし、実際カーブで自分のほうが速い事が多いのだけど、コーナーの入り口でいきなりイン側に飛び込むと、相手もビックリしてブロックしてくることも多く、接触リスクが多い……直線で抜くのは単純だけど、相手も抜かれたくないから奮起してきて、無駄に踏んできたりして、こちらも足を使わされるし、結局抜きつ抜かれつやるとラップタイムが落ちてしまうという悪循環。
 それなら多少遅くても相手がミスるまで付き合って走ったほうがトータルのタイムで速いのでは?

 なんか、そのへんの処理で、差を付けられて離されてしまった感がある。
 
 レース自体も相性の良いコースではなかったので、スタート含めてちょっと消極的な展開だったかなあ、ガツガツやればもう1つか2つ前のパックでゴール出来たかなあ。
 実際ゴールした時に出しきってる感はなかったしね。
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 次回は1月27の城里町です。 


# by minagi_ichirino | 2019-01-06 01:48 | Bianchista
【チャリ】18-19宇都宮シクロクロスC2
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 もともとはエントリーの予定はなかったのですが、チームメイトがエントリーしていて便乗できる上に、C2のスタート順を上げるために一円玉貯金しないとなというのもあって、行ってきましたよ、宇都宮ろまんちっく村。

 二日間開催ですが、C2は二日目の日曜日。
 JCXシリーズだけあってエントリーは盛況で、50名以上のクロッサーが名前を連ねました。
 自分の出走順は41番めなので、まぁ、結構な後方スタートです、5列目か6列目くらい。

 当日の朝はとにかくスーパーウルトラファッキングコールドな寒さで、氷点下。
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 試走時間は7:30からで、実際準備して走ると、ガッチガチにグラベルは凍って、表面は霜でバキバキで、グリップ感ゼロ。
 とにかくコース覚えないとと思いつつ、流しながら走るが、キャンバーセクションの走りやラインが全然イメージできずに、どうやって行けばいいのかもう全然わからない。

 そうこうしているうちに、ターンのイメージを出すために、いろいろ進入を試してたら落車。

 3月の城里で転んだ時と全く同じパターン、グラベルからターマックに出る左ターンで、前輪がスリップオフしてステーンと。
 変速がなんだかおかしくなってしまい、おいおいマジかよみたいな絶望的な展開に。

 いずれにしてもスタートは10:40からなので、路面はもっと上がるだろうと予想し、一旦試走のイメージは忘れようと考える。
 あんなに滑りやすいサーフェイスのままスタートを迎えるってことはないだろう……
 エンデューロレースを走る人達を眺めつつ、走り方の参考に色々考える。


 タイヤはいつもの様にVittoriaのTerrenoDRY、コレしか実質上選択肢ないけど。
 でも正直、センタースリックはこのコースには全然合ってなかった。キャンバーのトラクションが明らかに不足してて、上りで踏み込むとスリップするんだよね……とにかく丁寧なペダリングで丁寧に走るしかない。
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 ドライコンディションなので1.8Barで設定するものの、もうちょっと接地感欲しくて、前後1.7弱まで下げてスタートラインへグリッドイン。 
 幸い、多少気温が上がり、ちょっと肌寒い程度でスタート待ちの時間も凍えずにすんだ……

 笛がなってスタート、前の走者の反応が遅くて、少しばかりちょっと緩めのスタートをしつつも、グイグイと加速して前へと上がる。
 宇都宮のこのコース、レイアウトが良くてスタート直後に渋滞にならないのが最高に良い、スタートして200mでコース幅狭くなったり、突然登りキャンバーあるとか渋滞最悪なので……
 スタートはまずまず良くて、前の列の人を何人か食って、砂セクションでもうろたえてる人を横目に、バイクを進められてジリジリといい感じに前へ上がっていく。
 団々坂は、タイヤが合ってないし、そもそも全然走ったこと無いシチュエーションなので、完全下車で担いで上がる。
 
 林道も道があまり乾いておらず、結構足を取られてひっくり返ったり、オーバーランな人もいて、中団グループはなかなかなカオス。
 自分は悪くない感じでホイホイと一人づつ抜いて前へ上がっていくが、平地の直線のペースがとにかくみんな速過ぎる。
 あっという間に心拍が爆発して、こりゃ付き合ってったらやってらんないな……と思い、1周めの途中からやや足を緩めて、40分を考えたレースペースにシフト。

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 前橋ではチェーン落ち、幕張では落車に次ぐ落車で、ろくなレースが出来てなかったので(前橋は悪くはなかったけど……)今回は勝ちに行くレースではなく、とにかく淡々と走っていつの間にか上位進出していく作戦で行こうと考える。
 泥のキャンバーでは早めに下車を決断し、担いで走ってターンして乗る。
 乗れるところはちゃんと乗る、幕張ではその迷いで脱落してしまったので、多少遅くなろうと、確実なレースペースで進めていこうと気持ちを落ち着かせる。

 幸い、登りキャンバーや林道区間では、今までイマイチ使う機会に恵まれなかったローギア32T、フロント34Tの超ローギアードな組み合わせで、多少前の人が転んでも対応できる余裕があり、また速くないものの確実な走りができ、上りキャンバーや砂区間では積極的にローギアでシャキシャキとペダリングで進める走りで、何人か抜き去ることが出来た。
 1周目が終わり、カウントしてる人を聞くと、だいたい30番手ちょっとを走ってるようだ。
 もうちょっと上位だとよかったのに……とはやや不満な気持ち。

 とはいえ、この作戦は結構消極的なレースだったものの、それが返って功を奏して、争っていた周囲のトラブルやミスが結構あり、その中でも確実なペースを刻んで行けて3周目には、カウントしてる人の声では22~3番手争いにまで進出したようだった。
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 4周目の最終ラップ、少し前には、小貝川で2位をゴールスプリントで争った遠藤さんが走っているのが見える。
 だいたい1~2秒差で、一応の射程圏内に捉えるものの、彼もペースが速く、なかなかテールトゥノーズにまで追いつけない。
 直線で捲れば、抜くことは出来るかもしれないけれど、心拍も、足も、そこまで余裕はない。
 仮に、一気に捲って刺激したら、自分が返り討ちに合う可能性もある……なんとか、ジリジリとプレッシャーかけられる位置まで上がれないかな……ややペースアップして少しづつ追いすがるものの、コース中盤の上りキャンバーでややペダリングが乱れ、踏み込んだ瞬間前輪がウィリーしてしまい、軽く落車して失速。
 逆に少し離していた後方のパック二人に追いすがられてしまった……!
 なんとかポジションは保持したい……と思い、落車のイメージを極力すぐに忘れるように言い聞かせ、再びペースを上げる。

 得意の砂利道区間で突き放したかったが、やはりゴールラインのあるスタジアムセクションの最初の直線で一気に二人かわされてしまう。

「こりゃ駄目だ、相手のほうがフィジカルがある……!」

 自分も足はほとんど余裕なかったものの、自転車の爆発的な加速力とトラクションには自信があったので、めちゃめちゃでも踏めば自転車は前に出てくれるだろうということで最後の直線でスプリント開始。
 先に抜いていった一人は、スーパーに速くて、みるみるうちに先に行ってしまったが、もう一人は自分よりも立ち上がりがよく、自分を抑えていったように見えたが、ロングスプリントということもあり、最後の50mで自分が再び捲り返して、遠藤さんを巻き込んで4人のスプリントではなんとか3位。
 順位的に言えば、47人出走で23位のゴールでした。
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 スタート順を考えれば、レース前までの不安を考えれば、全然合格点なレース。
 ちょうどAJOCCポイントでも23位は7ポイント獲得で、24位からは6ポイントなので、その差は大きい……!
 なのでコレまで獲得した5ポイントと合わせてコレで12ポイント獲得、今回のレースで言えば35番くらいのスタート順になったかな……(汗
 しかし、10番前後のスタートに持って行くには70ポイント以上必要じゃないか!!
 どこかライバルの少ないところへ遠征が必要か……?

 ちなみにチームメイトは苦戦して40位だったかでゴール。

 コレで年内のレースはおしまい!!
 とりあえず、痣は結構作ったけれど、大きい怪我はないまま終われてよかった。

 次は年明け、1月の第一週から千葉シクロクロスです。

 ここもちゃんと走れた記憶が無いので、今年こそはちゃんと走ってゴールしたい。
 次のピーキングは得意な土浦シクロクロスを狙う予定!


# by minagi_ichirino | 2018-12-16 01:33 | Bianchista
【チャリ】バイクロア8でARAKAWA12に無謀な挑戦
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 12/1より二日間に渡って秋ヶ瀬の森バイクロア8に参戦してまいりました。

 毎年楽しみにしている秋ヶ瀬公園のバイクロア。

 今年は秋ヶ瀬では初めての二日間の連続参加をしました。

 エントリーしたレースは二日目のファンクラスと、初日夜からスタートする、ARAKAWA12(12時間耐久シクロクロス)の2つ……だったんですが、なんと初日当日、飛び入りで塙さんのマイルポストレーシングにおじゃまさせてもらい、チームラリーも走りました。

 しかも、スターティングライダーです。
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 スタートも一列目に並び、スタートが苦手な自分としてはボーナスみたいなレース。
 いざチームラリーはスタートすると、並んだMTB勢の好ダッシュにちょっとびっくりしつつも、淡々と処理し、速い人4人の先頭パックに難なくジョイント。
 結構速いなあと思いつつも、後方からレースを俯瞰して進めるには悪くない展開。

 4人パックの最後方でステディにレースを進める。
 しかし3周目のコース序盤で、痛恨のチェーン落ち……そういえばここ最近、チェーン落ちの展開多い気がする。
 やはりウルフトゥース、摩耗してきているのか……??

 チェーンを落ち着いてチェンリングに乗せて戦線復帰。
 その後は、そこまでシリアスになりすぎずにエンジョイしつつ走りました。
 25分ほど走って塙さんに交代、そのあとはチームメイトや、マイルポストの江橋さんも頑張って……えーと、結局6位だったか7位だったか、そこそこの順位でゴールしました。

 う~む、チェーン落ちというトラブルが悔やまれるというか、もうちょっとトップ争い楽しみたかったなあ。
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▲チェーン落ちた後は、空気を読んでうまい棒をコース脇からいただいた
 
 12時間耐久ということで、あのクッソ寒い河原でキャンプもセットでついてくるわけで、その後は一緒に走るCycleWitchesの方々と合流し、テントや拠点の設営、買い出しなどいろいろと準備。
 サンセットレース前には帰ってきて、サンセットレースを走る知り合いに野次を飛ばす。
 思えば、初日、もうちょっと自分も走ればよかったな……


 夕方にも少し時間があったので、ゆっくりとしたペースで軽く試走。
 さすがに深夜の林道やシングルトラックを走るので、難しいポイントは調整されていました。
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 ARAKAWA12は、文字通りシクロクロスの12時間レース。
 恐ろしいことにスタートが夜の7時、ゴールは朝の7時、なので12時間のうちほぼ11時間は暗闇の中で走ります。
 今年の春の白州では3時間のレースで、しかもバイク&ラン含めて僅か7チームのみの参加という、非常に寂しい物だったのですが、さすが首都圏で開催されるイベントだけあって、今回は12時間だというのに44チームがエントリー。

 今回は茨城シクロクロスで知り合った、CYCLEWITCHESの人達に声をかけて、なんとか4人集めてチームをまとめあげました。
 あれこれ音頭とったの自分だったので、結構当日まで、ちゃんとやれるか心配だった……

 色々とスタートが準備が遅れて、19時15分のスタートに。
 なおかつピットエリアは、チームラリーなどで使われてたピットではなく、明かりのあるスタートライン付近の指定ポイントで必ず選手交代しなさいというルールに。
 確かにスタートライン付近には焚き火も炊かれていて、明るく、ただでさえ少ない人も集まりやすく、エイドステーションもあり、突然言われたルールだったけど、たしかにこの方が良かったなと納得。

 レースのスタートはCYCLEWITCHESの「はねさん」が担当。
 普段はC2を走る彼は、パワー系というよりテクニックに長けたライダーで、暗闇スタートのカオスも上手くこなし、見る限り落車やトラブルにも巻き込まれず、10番手以内で淡々とレースを進めていく良い展開だ。

 スタートして数周目には、スピードが違うチームや、ランも混じっているのもあって、すぐさまバックマーカーが現れ、速いライダーはこれらを上手に抜いて処理していく能力が測られる、耐久レースらしいものに。
 
 はねさんは結局30分弱ほど走り、19時42分にセカンドライダーを担当する自分と交代。
 ヘッドライトはブルベで使っているVOLT800を二灯、それからヘルメットには首の向いた先を照らせるようにGENTOSのヘッドバンドライトを取り付け、全部で3灯の装備。
 走り始めはコースの感じや、目が慣れておらず、少し慎重なペースで展開。
 それでも、自分のペースは十分に速く、基本的には誰かに追われたり抜かれること無く、周回を重ねるごとにペースを作っていく感じで進めていく。

 しばらく走ってるとPepCycleさんが前に迫ってくるものの、非常に淡々としたいいペースで、自分のほうが若干ペースが速いようだが、無理に追い抜いて前で展開していくよりも、コースに慣れるのもあって、後方に付き、二人で展開していくほうが、ペースも体力も温存できるなという感じだったので、暫く二人で走る。

 あとから聞いたけれど、彼はSDA大滝100kmのシングルスピードクラスのチャンピオンだったんだってね、しかもソロエントリー……一人で12時間も走るとか、なんというか、言葉が出ない凄さだ。
 一緒に走っていると、なるほど走りが上手いといいますか、無駄がない走りなんですよね。

 全然踏んでいないのに、速い。

 ラインのチョイスも的確で、一発でそのラインにタイヤを乗せてくる走り……特に林間のシングルトラックのスピードは身のこなしもよく、小気味よいリズムで走っていく感じで、正直何度か千切られそうになってしまうほど。

 結局自分はPepcycleさんに引っ張ってもらったのもあったけれど、1時間ちょっとほど気持よく走って、第3走者のりんぱうさんに交代。
 ちなみに自分は大体10周ほどを周回し、ラップタイムは5分40秒前後くらいで、昼のレースを見てると5分台は上位争いする人のペースなので、結構速い。
 疲労感もあまりなく、悪くない気分だ。

 4人チームなので、一応、他の人が30分程度で交代するので、一度走れると90分ほど休める計算に。

 しかし走った直後って、アドレナリンが出ていて、なおかつ血流も良いので、あんまり休むような気分でもなく、だいたい15~20分ほどでそれが落ち着いてきて、汗冷えする前に、ダウンやコートを着てオーバークールに備える感じ。
 気温は5度前後くらいで、かなり寒い、夜が更けるとさらに冷え込んでくる感じだ。
 コース脇のピクニックエリアで構えた拠点では、りんぱうさんが焚き火台を使って火を炊いてくれて、コレでソーセージ焼いてみたり、暖を取ってレースを眺めてみたりと、ゆる~く時間をこなしていく。
 ライダー交代は、ここの通過時に「次交代ね!」って声を出して、それで準備して交代エリアへ向かった。
 拠点自体が、かなりコースの序盤にあるので、交代と聞いてから実際に交代エリアまで向かってくるには5分弱ほどかかるので、その時間もなかなか絶妙で進めやすかった。寝袋でひっくり返ってても何とか間に合う感じ。

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 2回めの走行は22時33分に交代。

 1回めの走行で目処が立ったというのもあって、2回めの走行ではややペースをあげつつ走行。
 最初の走行では、他の参加者もまだ不慣れなところがあったのか、落車や危なっかしい場面も多々あったけれど、2回めではそう言ったシーンには遭遇せず、自分自身もコースに体も目も慣れていいペースで周回を重ねる。

 かなりペースはよく、順位的にもかなり良いのでは?と思いつつ12周を走って、0時前に交代。
 4時間経過地点、3分の1が終了した地点くらいでアナウンスが有り、1位と2位のチームが同一周回で激しく争っていて、自分らが2周遅れというやや離れた感じで3番手を単独で追いかけている展開のようだ。
 しかし、すぐ後方の4番手も2周遅れほどでピタリつけていてなかなか緊張感のある展開だ。

 1周がだいたい5~6分ほどなので、2周差であればおおよそ10~12分差。
 12分はパンクで逆転するにはちょっと差が大きいかな……と計算しつつ、とりあえず表彰台圏内には走れているので、このポジションを維持しつつ、ペースを崩さず刻んでいきたいなという感じ。

 2回めの走行後にやや疲れや眠気を感じたので、寝袋を出してテントの中で2時間弱ほどうとうと……仮眠、出来たのか出来てないのか(汗

 2時前に交代を促され、寝袋から飛び起きて、寝起きのままダウンを脱ぎ、グローブを身に付け交代エリアへ。
 まぁとにかく寒いのだけど、交代エリアにある焚き火が愛おしい。

 はねさんからトランスポンダを受け取り、3回めの走行、コースに復帰。
 前との差が2周差なのでペースを上げて、なんとかコース上でキャッチできないか考えつつ走ったものの、結局このスティントで前を行くゼッケンの人を捉えることは出来ず、また抜かれることもなく、8周ほどで交代。
 ペース的には5分台前半くらいのペース。
 ふくらはぎ辺りが立ち上がりでやや攣りかけてるかなという感じもあり、ちょっと早めの交代でした。
 
 レース的には中間地点を過ぎたあたりなのだけど、ひたすら真っ暗で人もまばらなので、全然時間が進んでいる感じがしない。
 再び汗冷えを気をつけつつ着込んで、ビタミン剤を摂取し寝袋へ。

 ところがスタートして8時間経過したところの中間順位では、先ほどと同じ3番手だけれども、2位のチーム(キクミミさんのチームだ!)がやや後退していて、自分らと同一周回で争っているようだ。
 そういえば、自分が走行している間にヘッドライトが消えているとかで、スタッフに止められてるチームがあったなと思い出す。

 トップのチームはもう独走状態で、自分らはすでに4周遅れ。それを2チームが2位争いしながら追いかけてる展開だ。
 前を行く2位のチームとは大体50秒差くらい、ひょっとしたら2位に上がれるかもしれない。

 4回目の走行は4時11分に交代して、コース上へ。
 ここぞとばかりにペースをあげようと試みるものの、2周ほど走ったところで体に力がうまく入らないことに気づき、まさかのハンガーノックに陥ってしまう。
 ペースを刻んで走れば、淡々と走れると思うけれど、このままではブレーキになってしまうと思い4周ほどで次の走者に交代。

 拠点に戻ると薪を燃やして、お湯を沸かし、カップ麺にソーセージを突っ込んで補給。
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 カップ麺は塩分がかなり取れるので、こういったエンデュランス系の補給としてはそう悪くないチョイスなんだよね。 添加物が多いので、胃腸の負担は結構あるんだけれど……

 30分ほど補給をして、再び4回目の走行をやり直すように5時過ぎに交代。
 今度こそはとペースを上げて走ると、とうとう自分の前を行くゼッケンの人の背中を捉えた!

 同一周回のはずなので、抜けば順位は2位に上がるはずだ!

 さすがにペースが早く、こちらもシビアな走りで行かないとなかなか差が縮められないが、相手がMTBなのもあって、高速コーナーや直線、コーナーの立ち上がりではこちらのほうがペースが良くジリジリと差を詰めていく。
 ペースはこの日の自己ベストを更新しながら、ここぞとばかりにハードプッシュ。
 すぐ後方へピタリと付け、一気に高速セクションで前に出る……が、なんと、MTB29erの利点を活かして、フライオーバー(の上り階段みたいなところ)を乗車で行くので、いちいち降車して駆け上がり、再びまたがったりしている自分を、そこで一気に抜かしていく。
 他のセクションで自分にペースが合って、前に出ても、全部そのフライオーバーの駆け上がりで逆転されてしまう。

「マジかよ……!こりゃ争うのキツイな……!!」

 結局一進一退を続けつつ数周争うが、相手チームが先にライダー交代に入り単独走になる。
 自分自身もかなりプッシュして5分半くらいのハイペースで、ようやくコース上でどっこいどっこいみたいな感じなので、こりゃ普通にバトルして前に出るのが厳しいなという感じ。
 結局自分は明るくなる直前、6時過ぎまで走りはねさんに交代し、自分の役割は終わり!
 ライダー交代の関係で2番手に居たものの、ここで逆転され3番手へ。
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▲焚き火が愛しい明け方

 ラスト40分で前とは概ね35秒差。

 ライバルチームがあと2回ライダー交代すれば、アンダーカットで前に出れるかもしれない……
 こちらはあとせいぜい1回くらいの交代でいけるはず。

 周囲が徐々に明るくなる中、はねさんは30分ほど走り、2位との差はだいたい10~15秒程度で粘ってくれた。 ラスト15分で、アンカーのチームメイトに交代。
 すると翌周に、ライバルチームもライダー交代で最後のピットイン! ここで彼が結構頑張ってプッシュしてくれて、ライバルのコース復帰前に前に出てくれてラスト5分で2番手に再び浮上。

 ラスト2周をなんとかペースをキープしてゴールしてくれて。30秒ちょっとほどの差をつけて2位でゴールしました。
 いや~~良かった、ほんと良くやった……レース前は周囲のレベルがわからず、どこまでやれるかという感じでしたが、12時間ちゃんとレースが出来てよかった。
 コース上だけでなく、ゲームストラテジーも上手く進められて、終盤に2位を捉えることが出来たのは達成感のある結果でした。

 12時間耐久という長時間に参加したのは、大昔にラジコンでビッグホビーの耐久レースに出て以来で、自転車では初めてのこと。
 ムードもよく、とにかく寒かったけれど、体調をくずすこともなく、比較的快適に過ごせたのもあって、走り終わった後の達成感、心地よい疲労感といいますか、なんとも言い難い良い気分でした。
 次回もあるなら是非チャレンジしたい。

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 しかし、あまりの疲労感に、この日申し込んでいたレースはとても走る気分になれず、ひたすらコース脇で観戦しているに留まりました。
 やっぱ、耐久やる前に遊んどかないとダメだな!!
# by minagi_ichirino | 2018-12-03 02:16 | Bianchista