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【チャリ】茨城シクロクロス19-20シーズン開幕戦「城里町うぐいすの里」
 いよいよ始まるシクロクロスシーズン、自分の開幕戦に選んだのは毎年の茨城シクロクロスの城里・うぐいすの里ステージ。
 ここのコースは非常に高低差があって、上ったり下ったり担いだり、グランドの平坦もあり、開幕からいきなり難易度の高いハードなコース。
 回を重ねるごとに、毎年コースは少しづつ違ったりしているのだけど、今年のコース自体は昨年の第1戦に非常に似たもの。
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▲きのこコーナーの設営は実は自分がやったりした

 事前の練習や、高低差のハードなコースでの動きのチェックができていなかったので、前日の設営から現地入りし、練習も兼ねて試走に取り組んだ。
 そんな試走も、最初の数周は「このラインと抜け方でいいのだろうか?」と言う塩梅で、あんまりうまく走れている感じがせず、色々とトライしつつ、なんとなくというレベルであるが納得行くイメージを作ることが出来た。
 
 バイクは今年で3シーズン目になる東洋フレームのCX-S。
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 前のシーズン終盤で問題になっていたチェンリングも新品に交換し、チェーンももちろん新品、ペダルもニードルベアリングを新しいものに。
 ステムもよりロードに近いポジションで走れるように、若干低くなるようなものをセットした。
 タイヤもドライタイヤのみだったところを、ウェット用のタイヤを用意して、これでコンディションやコースに対応できるようになって、前シーズンで機材面で問題になっていた部分をだいたいカバーすることが出来たはず。

 当日の天気予報は雨で心配されたコンディションだったものの、当日陽が明けてみれば気持ち良い青空が。
 前日設営のお手伝いもあって、城里町に宿泊し、早起きもそこそこに現地入りは朝の6時半頃。

 一応マッドタイヤも用意してきたものの、この日はセンタースリック一択だなと言うことでタイヤはVittoriaのTerreno DRY
 ホイールは今シーズンから使いはじめることにした、自前の手組ホイール、ヴェロシティのQuillリムに、DTSwissの350ハブである。
 蹴りだしはまずまず良いけど、ちょっと重量的にモサい。

 前日に練習も兼ねた試走をしているので、朝の試走はそこそこに、コンディションの確認と、他のライダーの走りやラインをマーキング。
 グラウンドからテニスコート脇に向かうキャンバーとドロップオフの区間、それから冒険の丘までのダウンヒルセクションのライン取りや走り方、なんとなく自分でも悪くない形にまとめたけれど、周囲の人の走りと比べると、どうかなあ……という感想のまま試走を終える。
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▲テニスコート脇のキャンバー区間、ここの進入のラインがタイトでなかなか難しかった

 以前JBCF鴨川クリテで挨拶した、GROWINGの古谷さんが居たので、挨拶も兼ねて話しかけていろいろ聞いてみる。
 古谷さんとは同じC2クラスタなのだが、同じC2に筑波大の横山さんっていうドチャクソ速い人が居るから、マークした方がいいとの情報を得る。
 しかしそうは言っても、正直試走のイメージでは感触は悪くないけれど、速い人はもっと速いだろうなという感触だったので、勝ちに行くレースというより、レース勘をちゃんと持って、とにかくステディに進めようと考えることにした。

 タイヤは前後とも1.5Bar、今回は準備が間に合わずチューブレス化出来なかったのが悔やまれる。

 ゼッケンは13番、誰か欠席が出れば2列目に滑り込めたけど、なんとC2は好天というのもあったかもしれないけれど、欠席者ゼロの28人出走。
 この日は食事が遅かったせいか、レース前に便所で出せず、ちょっとコンディションを合わせきれないままグリッドインとなった。
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▲C2のスターティンググリッド、自分は3列目

 鴨川クリテの反省からか、レース前はとにかく集中、リラックスよりもまず集中。
 号砲が鳴るまでの間、ひたすらレースのスタートをイメージしてジッと待った。

 CM1クラスとの混走ということで、彼等がスタートして2分のビハインドでC2も号砲が鳴り一斉にスタート。
 クリートキャッチはまずまずOK、スタートからしばらくはターマックということで、やや重た目のギヤで踏み倒して1コーナーから最初の上りへ。
 今年は実業団で走ったり、比較的質の良い練習をしているだけあり、例年よりスタートからの踏み込みの粘りがよく、上り区間でも無理せず前方グループにきっちりとつくことが出来た。

 そんな坂道を登り切るかどうかのポイントで、古谷さんがいきなり前方でアタックを掛けるようにすっ飛んでいくのが見えた。
 彼は自分が行った鴨川クリテのE3で勝っていて、更にその後E2でも勝ってような健脚なので、ここは無理せずに自分のペースで行こうと隊列の位置取りに気を向ける。

 1周目のダウンヒル区間もライン取りが上手く取れて、そこそこに上位のポジションまで上げて、冒険の丘の担ぎ区間へ。
 特にここの奥の階段部分は、道幅も広くなく頑張っても無駄足になってしまうので、焦らず確実な足取りで……と思うものの、どうもここの区間のペースが自分になく、ジリジリと離されながらこなす。
 ターマックの下り区間も、非常にナーバスなセクションなので、かなりゆっくりと走り、以前走ったC4の時ほど攻めたコーナリングにはせず、確実に行った。
 そのせいもあって、ここの区間でどうしても前と差が開いてしまい、思ったよりみんなこの区間攻めてるな……と気持ち的にちょっと焦る。
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 1周目は7番手で周回を終える。
 レース時間と、イベントの進行を考えると、恐らく4周……
 あんまり攻めすぎないようにとにかく確実な走りを心がけて、坂道やグランドなど踏むところではきっちり踏んで手堅いペースでレースを進めた。
 2周目の後半から、タレて落ちてきたCM1の人たちを処理しながらのレースに。

 しかし、この2周目の冒険の丘の担ぎあたりから、とにかくこの担ぎ区間が、あまりに遅すぎて前の人から大きく離されていってしまうことに気づく。
 いや、1周目もそんなに速くなかったが……
 コレ以上ここの担ぎでペースを上げると、その後の走りに影響が出てしまいそうだし、そもそも力んで走ろうとしても、滑って転んでしまったら却ってロスである。
 フィジカル的に余裕が有るわけではないけれど、追い込めばもうちょっといいペースで走れるかもしれない……しかし、やはり落車のイメージが怖く、終始もう一段ギアを上げられずという走りになってしまった。
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▲長い坂道へのアプローチのセクション、このレースは単独走ばかりだった

 3周目にはフィジカル的にも限界に近く、一度は抜いたCM1の後方の選手にも先に行かれてしまったり、担ぎで後方に詰め寄られて抜かれてしまったり。

 最終周回には9番手で入る。
 しかし、やはりこの周回でも、冒険の丘の担ぎ区間が遅く、ダウンヒルセクションでは10秒以上の差をつけていた後方の二人パックに、一気に抜かれてしまい、そのあと、なんとかグランドセクションで挽回できないか頑張ったけれど、全然遠くへ離されてしまっており、結局は単独で走って11位でのゴール。
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 とにかくこのレース、デュエルを全然やらなかったなあと。
 後ろから迫ってきても、頑張れずにあえなくパスされて置き去りにされるという展開ばかりであった。
 デュエルする元気がなかったといえばそれまでなんだけど、でも結局は気持ちなのかなあとも、イメージだけでも攻めて攻めて、相手に食らいついていくイメージを持たないと、まず体がついてこないよなと。
 たまには脚力オバケみたいな人もいるけれど、基本同じC2カテゴリであれば、似たような脚力で似たようなスキルで……もちろん得意不得意はあるにしろ、そこまで大きなアドバンテージやディスアドバンテージはなかったりするわけで……
 じゃぁ、そういう時に勝った負けたを分けるのって、案外「気持ち」なのかなとも。
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▲めっちゃ恐ろしいグランドまでのアプローチの舗装路の下り
かなり大事を取って攻めずに走ったけれど……

 少なくとも、8位くらいには滑り込めるコンディションだったり、走りだったりしたわけで、それって単純にスキルやフィジカルって問題でなく、自分から十分にそれを引き出せていない、気持ちでもう一歩踏み込んだ領域で走れる余地があったんじゃないかと……

 とまぁ、そう反省はしつつも、レース自体は概ねステディに進められてペースも大崩れすることなく、落車やトラブルもなくレースをまとめられたので、ひとまずは開幕戦としては悪くない形でまとめることが出来た。
 次は得意の取手ステージ、小貝川リバーサイドパークなので、ここでは完全に自分を出しきる走りをしたい。
 そして出し切りさえすれば、確実に着に絡める走りはできるはず!
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by minagi_ichirino | 2019-09-27 01:28 | Bianchista
【チャリ】18-19シクロクロス千葉 第2戦
 前週の土浦からの2連戦、そして今シーズンの最終戦。
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 本当は翌週の茨城CX最終戦も参戦予定で、スケジュールを組んでいたのだけど、色々と同人活動などのスケジュールが苦しくなってきていて、そちらの方の都合もあり、早めにシーズンを切り上げることにした。

 そして、このレースがカレーハムスターとしてエントリーする最後のレース。 
 
 会場の千葉ポートタワーは、小貝川ほどではないにしても、かなり自宅から近い場所での開催なので、時間的にも余裕を持って現地入り。

 天気予報よりもやや早く、向かってる途中から雨がぱらつきはじめ、朝の試走の時にはしっかりウェットコンディション。
 前日が天気が良かったのもあって、朝の試走の段階ではコースはやや湿気ってるな程度だったのだけど、雨脚はどんどん強まってるので、レース前にはいるお昼の試走でコンディションチェックしないとまずいなと……

 コースそのものは1月の時と大きくは変わらないけれど、少し距離が伸びて、林道区間が難しくなっていた。

 C3だけ観戦し、車に戻って、イナーメオイルを塗ってレースに備える。
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 試走のイメージはよく、特にコース序盤の丘の区間は足がよく回っており、かなり良いペースで走れていた。
 ゼッケンは9番なので、悪くても2列目、誰か欠席者がいればフロントローからのスタートもあって、目標としてトップ6には滑り込めそうだなと感じていた。
 気温は低く、雨もしっかりと降り続いていて、ここまでマディなコンディションでレースしたことってあったかなとぼんやりと思う。(答えはノー)

 タイヤはいつものVittoriaTerrenoDRY。この1本しかなくて、選択肢がないからコレで行くしかない。 
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▲言ってもしょうがないけど、このタイヤで行くしかなかった。

 直前の試走は2周を周回し、コースチェック、朝のイメージで低い1.6barで1周回るものの、全然グリップが低くて、スピードも出せないので、更に強烈に空気圧を下げ前後大体1.4barまで落としてもう1周。
 ドライバビリティがだいぶ改善したものの、林道の泥区間が縦にも横にもグリップが悪く、自転車が全然進まず、立木にぶつからないようにすることで手一杯。
 以前、小貝川で空気圧のテストはやってきてたけど、1.4barで走ったことはないので、もはや未知の領域。
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 時間になり、コールアップされていくと、前で一人欠席者が居て、ぎりぎり1列目にグリッドイン出来た。
(CM1と混走なので、グリッドそのものは4列目だけど……CM1とは30秒差で後にスタートでした)

 コース序盤、丘の区間でどれだけいい場所取れるかが勝負というのもあるし、今日のコースではそこが自分のストロングポイントなので、そこで前に出れないと……という気持ちもあり、スタートからフルアタックで行くと決めていた。

 CM1を追うように、スタートの号砲が鳴り、地面を蹴ってクリートキャッチ、気持よくステップイン、今日は前に人がいないので、おもいっきり加速していく。
 周囲が止まってるようにみえるような勢いが自分にあり、一瞬でホールショットが決まったと確信。

 先頭はほんとうに自分のペースでコーナーにアプローチできるので、ホールショットを活かして、ぐんぐん後方を突き放せたらと思い、前へ前へ。
 コース中盤までトップでまわれたものの、下り区間の途中で、以前にも何度か競っているフォルツァの野田さんにインを刺されて2番手へ。
 コーナーの回頭性が明らかに彼にアドバンテージがあり、競り合わず彼の後方を追跡することにした。
 砂区間はリスクを負わず、野田さんと同じポイントで下車し、同じポイントで乗車。
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▲砂区間は得意ではないにしろ、ステディに処理ができた

 後方からもう一人追ってきていたが、砂区間は2番手で抜けるものの、やはりタイトターンではこちらのペースがなく3番手にドロップ。

 林道区間へ入ると、全然前の2人についていけず、やや差を付けられて3番手で1周目を終える。
 
 脚はOK、全然回ってるし心拍もいい、だけどコーナーリングが酷い、全然グリップがなく……無いわけではないのだけど、前の2人のようなペースでは全然ターンできない。
 アンダーステアが酷く、立ち上がりも後輪がホイールスピンしてしまい、バランスが崩れそうだ。
 1周半を終えた地点で、自分に勝負に絡めるペースが無いと悟り、コレは辛いレースになるなと覚悟した。
 どこまで我慢できるか……3番手を走っているものの、表彰台に乗れるとはとても思えなかった。
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 気持ちを切らさないように、前を追おうとギリギリの走りをするものの、しばらくすると後方に4番手が迫ってきてるのが感じ取れた。
 コースの序盤の区間や砂区間ではなんとかいいペースで、やや離せるものの、林道の区間では為す術もなくすぐ後方へ寄られてしまう。
 3周目くらいまでは3番手をキープしたものの、結局敢え無く表彰台圏外へ……しかし、先頭2人よりもペース的にはそこまで大きい差はなさそうだし、なんとかチーバくんのぬいぐるみ欲しいし、表彰台乗りたいよなあと思いながら追いかけた。

 だが、やはりレースが進むに連れてジリジリと離されてしまい、またしても5番手の人が後方へ迫ってきているのを意識する。
 「畜生!!」思わず声に出る。
 脚はある、得意区間もあるし、大きなミスもなくベストの走りはできている
 しかし、スキルの差か、タイヤのマッチングか、全然思うようなペースで回れない。
 結局しばらく粘ったものの、砂の手前の区間で前へ出られてしまった。
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 最終周には、なんとか5番手で入る。
 すぐ後方に6番手の選手が来ているのはわかっていたし、なんとか突き放したかったものの、やはりコース終盤の林道区間で前へ出られてしまい6番手でゴール。

 トップとは1分35秒差、表彰台とは40秒差。

 フィジカルを全然活かせなかったものの、コレは確実にスキルの差で、マッドコンディションの経験がほとんどなく、加えてドライタイヤという悪条件も考えれば、かなり良くやったのでは?というレースだった。
 実際、大きいミスは一度もなく、グリップ低いなりに確実なペースで周回できたし、目標としてた6位以内というフィニッシュは出来た。
 今、自分がもてる最大限の結果を得られたんではなかろうか。
 実際レース後は土浦の時とは違って、出しきった感はあった。

 いずれにしても今シーズンはこのレースでシーズンエンド。
 昨年みたいに落車して変な感じにならず、良いイメージで締めくくれてよかった。
 僅かではあるけど、C2でトップを走ることが出来たし、フィジカル面も、スキルや機材面も、改善したいクリティカルな部分は見えているので、来シーズンまでにそこを形にしていけば……C1の背中が見えた気がした。
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 さてロード&ブルベシーズンの準備をはじめないと!
by minagi_ichirino | 2019-03-03 02:58 | Bianchista
【チャリ】18-19前橋シクロクロス第2戦
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 JCX最終戦だけれども、個人的にはハイシーズンまっただ中の、前橋シクロクロス第二戦に参戦してまいりました。

 今回もチームメイトはスキップで自分一人の単騎出走です。
 なので、今回は夏の糸魚川ライドでもサポートをお願いした友人に再びご同行をお願いしました。
 レース前にジャケット預かってもらったり、試走中にいろいろ運んでもらったり。途中運転変わってもらったり。

 前橋CXのコースは割と好きなコースなのだけれど、今のところ2回出走して2回とも細々とトラブルがあって、なかなかまとめられてないレース。
 今回こそはちゃんと走りきりたい……と思うものの、前日にまさかの雪。

 そもそも夏タイヤの自分でたどり着けるのか??という状況ではあったのですが、なんとか昼間にある程度気温が上がり、早朝の地点でブラックアイスになっちゃってる道路もなく、遠征決行。

 前橋CXは町中でレースが行われるので、城里みたいに山奥まで行くということがないのもウレシイ
(山奥だったら凍結しててDNSだったかも)
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▲うっすら雪が……

 関越道がやや混んでいて、少し遅れたものの、試走には十分な時間があり、現地着して、受付がまだ始まってなかったので割とすぐに試走開始。

 前日が雪だったこともあり、うっすらと雪だか霜だかが降りており、宇都宮のこともあり空気圧はやや低めの1.7barでスタート、トラクションが欲しかったら1.6まで下げるのもありかと思いつつ、周回するものの、なんと2周目、試しにバリアをバニーホップで越えようとしたら失敗して顔着。

 格闘ゲームでよくある、クリティカルを入れられてスタン状態になるあの感じでしょうか、まさにそんな感じになってしまい1~2分ほどその場で自転車に捕まりつつ立ち上がるものの、フラフラ……
 顔を触るとめっちゃ腫れ上がってしまってて「あ~こりゃあ青タンできちゃうなあ……」と意気消沈。
 しかもこんな日に限ってキズパワーパッドを持ってきていない!

 しばらくすると視界も戻ってきて、いろいろもったいないので、とりあえず再び試走へ(顔ボコボコなのに走るんかい!!)
 試走で大失敗するのは悪い流れで、とにかくこの悪いイメージを払拭しようと、時間いっぱいまで精力的に走った。

 脚の調子はいいけれど、とにかく第1戦の時より、くねくねとしたレイアウトで、事前情報ではパワーコースと聞いていたけれど、平坦なんだけどグリップが低く直線が短くてヘアピンばかり、全然パワーがかけられない……
 丁寧に走って、長いロングストレートでしっかり踏むのが作戦かなという感じで引き上げる。

 おトイレついでにコンビニでキズパワーパッドを買ってきて、サポートをお願いした友人に貼ってもらう。

 レースはJCXレースというのもあって、グリッド順が悪く5列目、後ろには1~2列しか無い……ホントいつになったら前の列でスタートできるんだろうな……
 グリッドインしてから見ても、先頭が遠く、もがいてもしょうがないよなあとややリラックスした感じでスタート。
 目標は半分以上という感じか。
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▲スタートから先頭ははるか前

 笛がなって、クリートキャッチはまずまず、かかりはよいもののとにかく周囲が狭くて思うように踏めないまま1コーナーの駆け上がりへ。
 だいたいポジションキープか、数人抜かれたか程度でスタートを切る。
 積極的にレースを進めようと、隙あれば色んなところで仕掛けつつも、前へ上がっていく。
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 しばらく走ってて気づくが、かなり体の調子は良い……!心拍も高いが安定していて、そこまで苦しくはない。脚も粘りがあり違和感もない。
 周囲のクロッサーに比べて「俺、今日は速いな」と思うものの、先に話したように直線が短く、とにかく無数のヘアピンを短い直線でつないだ平坦コースというのもあり、ひたすら2周めくらいまでは前の人に付き合うレース。
 メインストレートやバックストレート、パンプトラック区間で足にものをいわせて前へ上がる展開へ。
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 コース後半の資材置き場セクションは砂利が浮いた道というのもあり、そこかしこで落車が多発。
 自分も2回ほど巻き込まれてわずかに足止めをもらう。
 途中、サンクスサイクルラボの人とパックになり、お互いいいペースで走るものの、彼は途中でホイールがガタつくトラブルで後退。
 30分を過ぎても、脚の調子はよく、むしろファステストを更新するくらいの順調なペースでジリジリと順位を上げた。

 コースサイドでサポートをお願いしてる彼はどうやら自分が18番くらい走ってるらしいと伝えてきた。
 JCXで出走何人かわからないけれど、50人位居て18位だと相当いい感じのペースだ。
 しかも、前のパックの数人よりも自分が明らかにペースがある。

 なんとか10番手台前半に飛び込めないだろうかと思いつつ最終ラップへ。 
 しばらく走ってると、えらい勢いで追い上げてきたサンクスサイクルラボの人が後方に迫り、途中前へ出られてしまう。
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▲このサンクスサイクルラボの方とは、レース中、終始スクラッチになった

 ……思えば、ここで自分は彼とデュエルをするべきだった。
 彼のほうがペースが速く、攻撃に晒されるくらいなら前へ行かせて、得意なところやミスが出た時に前に出ればいいや程度に思っていた。万が一終盤まで崩れなくても、最後の直線のトップスピードには自信があったから、そこで一気に抜けばいいやという。
 そう思ってコース終盤後方へピタリとつけようと、やや自転車を倒しこんだ時、痛恨のミスでスリップダウン!
 すぐに立ち直って復帰したものの、前のパックは先へ行ってしまい、後方も離れてたので、あとは流してゴールイン

 順位は47出走で16位と、一応は自己ベストの順位を更新……したものの、正直レース後の出しきった感はなく、もっと積極的にガンガン行って、前へかちあがっていけばよかったかなあと反省。
 
 いつも書いてるけど本当にスタートが苦手
 初速とかは悪くないんだけど、スタート直後の団子の処理が苦手ですぐ後方に埋もれてしまって、渋滞が収まる頃にはトップは遥か彼方へという展開ばかりだ。
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▲エスキーナさんがこの日は出店していた

 レースが終わって顔を水で洗いつつ、改めて怪我のケアをしてると、車のドアをノックする音が……
 見ると、なんと東洋フレームの多田さんが、挨拶をしてくれました。
 多田さんは、自分のフレームオーダーの際担当になってくれた方で、今日は西山みゆきさんのサポートで前橋へ訪れていたのでした。
 スタートが苦手なんだと話すと、瞬発力とかスプリント力でしょうかといろいろアドバイスはくれたけど……そうじゃないんだ! パワーはあるんだ、踏もうと思えば踏めるんだけど、前も左右が詰まってて踏めないんだ……!!団子を抜けるコツとかあるんだろうか。

 やはり電波時計で手元で時間管理?

 とは言え、心拍や足の具合は非常によく、体はかなり仕上がってるなという感じで、コンディションはここ数年……どころか、自分史上で一番強いなと感じられたのはポジティブ。
 前橋も走っていて、明らかに周囲よりもフィジカルにマージンがあるなと感じられた。
 もうちょっと体脂肪絞れば、インターバルのキレが良くなるんだろうけど……欲を言えば、今の筋肉量のまま50kg台をキープしたい。
 体脂肪で言えばあともう3~4%落とせば……!!

 次回は……なんとシクロクロスではなく今週末のAJ千葉のブルベです、佐原300km!!


by minagi_ichirino | 2019-02-10 02:27 | Bianchista
【チャリ】18-19茨城シクロクロス第3戦 城里町ふれあいの里
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 茨城シクロクロスの第3戦、城里町ふれあいの里ステージに参戦してまいりました。

 このコースを走るのはコレで3年目で3回目、イメージはなんとなく出来ているものの、正直得意とは言い難い難しいコース。
 例年ある階段はまぁ良いのだけど、とにかく巨大キャンバー区間があまり得意ではなく、コースにとどまるので手一杯。レースどころではない。
 今年は長い階段が封印され、代わりに外周のキャンバー区間を使って登ってくるという、未知のコースレイアウトになっていた。

 いつもはチームメイトと一緒に現地入りするのだけど、彼は今シーズンからENS(エンデューロナショナルシリーズ)の方にフォーカスしているのもあり、その都合で、この城里町と、次回の前橋CXはカレーハムスターは自分単騎参戦の予定。
 ついでにカレーハムスターも今シーズン一杯で解散の可能性も高く……もともと、なんなのか、形があるのか無いのかよくわからないチームではあるのだけど(汗

 そういうわけで、今回はブルベで知り合ったマオさんにお手伝いを頼む都合で、朝は逆方向の練馬までお迎えに行き現地入り。
 お車は先日兄貴から譲ってもらったホンダのFIT(老体)
 高速道路をちゃんと運転するの本当に久しぶり(汗)
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 だいたい予定通りに到着したものの、結構時間的に余裕が多くあるわけでなく、すぐに着替えて、アロマオイルを塗りこみ準備して、すぐに試走。
 昨年は雪が残っていて、なかなか難しい感じだったけれど、今年は細かいところのレイアウトがやらしい感じになっていて、昨年以上にテクニカルな印象。
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 特にコース後半、キャンバー区間やドロップオフの部分、通称「メーメー坂」上りの区間は、もうほんとどうやって走っていいのやらという感じで、3周ほどいろいろ試してみるものの、全然コレだという動きがイメージできず。
 出走は30ちょっと程度だろうと読んで、手応え的に10~19位程度の順位でゴールできれば上々じゃないかなという感じに……

 江橋さんや塙さんともピットが近く挨拶して、先に走るC3を観戦。
 C3も案の定荒れたレースに……

 レース後に談笑してたら、スタートの招集時間をやや過ぎるという失態で、最後方スタートに……他カテゴリと混走だとあんまりわかってなくて、勘違いしていたのが原因。
 グリッドインしてからヘルメットを車に忘れるという失態まであり、なんかスタート前から一人でカオスになってしまい、集中できないままのスタート。

 しかし程よく力を抜いたのが良かったのか、スタートは最後方ながらまずまずで、最初のきつい登りでホイホイと前の人を数人追い抜いて、林道区間へ。
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▲スタート直後、ホントのホントの最後尾パックの自分

 試走のイメージが悪かったので、とにかくリラックスして淡々と行こうと決めていた。
 しかし1周目のキャンバーの進入が悪く、他の人と交錯、更にはキャンバー区間でも転んでしまったり、オーバーランしたりで、とにかくグダグダ。
 ただ、グダグダなのは自分だけでなく、周囲も相当なカオスで……とにかくここから走りを乱さず、集中を乱さず、自分のペースを確実に行こうとペースを持ち直す。

 C2は40分レースで、4周ほどの周回数。
 1周目のキャンバー区間での失敗以降は、割と持ち直し、確実に降車し、コーナーでもリスクを負わないマージンを持ったペースで淡々と走行。
 2周目、3周目のキャンバー区間からの外周路は、速くはないものの、大きなミスもなく少しづつ遅れた順位を挽回していく。
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▲通称「メーメー坂」を上って行く自分、とにかく大変なコースだった……

 最終ラップ、少し前を走っていたオンザロードの人が結構速く、この人が抜けないかいろいろプッシュしてたら、キャンバーで盛大に落車……逆に後方から来た人に前へ出られてしまい、そのままゴール。
 順位は31人中の18位……20位くらいかなあと思ってたところ、予想よりちょっと良く、なんとか当初イメージした程度の順位でゴール出来ました。
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 点数的には100点満点中の……55点くらいでしょうか。
 良くはないけれど、言うほど酷いもんでもなかったかな……


 今回のコースとにかくキャンバー区間の走りが悪く、それから宇都宮でもそうでしたが「直登」がやはり苦手で、激坂部分は足があっても、上手く後輪に体重を乗せてやれずに空転して、結果降りてしまったりと、そう言ったテクニック部分が及んでないなと。
 タイヤをセンターノブのものに交換すれば、もうちょっと行けるんだろうけど……パワーだけじゃダメなのねん。
 ちゃんと自転車の真ん中に乗って、後輪に適度に荷重をかけてやるという部分。

 それから下りキャンバーの折り返しもダメ。

 多分MTBやってないからだろうな……ロードだけじゃこういう部分及ばないよなと。
 
 ただ、今年からステムを11cmに伸ばしてるのだけど、このコースに限っては10cmステムのほうが、後輪に荷重をかけやすいし、それにトライしてみても良かったかな……正直キャンバーは昨年のほうが走れてるし。

 タイヤも、ドライ1本しか無いので、マッドや、上りの多い滑りやすい路面用に、ノブのあるタイヤを用意したいところ。

 それから序盤転んで、レースが崩れてしまった後でも、なんとか集中力や気持ちを切らさず、終盤までちゃんとレースをビルドアップし続けられたというのはポジティブ。
 やはり40分というレース時間は割と自分に合ってるなと。

 次回は2月10日の前橋シクロクロスです。


by minagi_ichirino | 2019-01-30 02:13 | Bianchista
【チャリ】18-19シクロクロス千葉 第1戦
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 年明けて、クロスシーズンも後半戦に。

 今年は色々出費が多く、予算的に当初予定していたよりも少ないレース数になってしまいそうだけど、とりあえず1月は2レース。
 千葉ポートタワーで開催される千葉シクロクロスに参戦してきました。

 ここはお台場CXと同じように長い砂浜区間を走る、砂セクションが特徴的なコース。
 関東近辺で、まともな砂区間があるのは、ここかお台場CXくらい。
 あとはナローな林間セクションと、丘を登ったり降りたりするキャンバーセクション。
 特に丘の区間はコース幅も広く、グリップもよくイージーなんだけど、とにかく平地がなく、下ってるか登ってるかしかなく、砂や林間のテクニックもそうですが、パワーが試されるなかなか好レイアウト。

 当日の天気は時々太陽が顔を出すものの、概ねからっ風の吹く、関東平野のよくある冬空。
 C2カテゴリーになり、試走をモリモリ走れるようになり、スタートもお昼くらいからということで、余裕を持って準備出来た。

 試走は色々イメージしつつ走るものの、砂区間の処理の正解が見えずに終了。
 昨年よりも芝生が広がっており、乗車率は格段にアップしてるものの、フル乗車はリスクが高く……乗っていこうと思えば乗れんこともないけれど、速いかどうかは……
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 空気圧は前後1.7barで設定、タイヤはVittoriaTerrenoのDRYをチューブレス運用。

 周囲ではもっと低い空気圧で砂区間を重視する人もいたけれど、丘区間の下りやカーブのグリップが良く、ある程度の空気圧無いと、カーブで踏ん張り効かないだろうという感想。

 スターティングナンバーは27、以前より多少スタート順は良くなったけれど相変わらずの4列目、ちなみに5列目までしか無い。

 スタートはクリートキャッチに失敗したのもあって、大失速。
 スタート直後に登りがあり、ここで無駄足使いたくなくて、様子を見つつ走ってたら、ほぼ最下位に!横には人はいるけど、後ろには居ない!
 いや~……酷いスタートだなあと思いつつ、最下位争いのパックにゆるゆるとついていく。

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 このコースは砂区間が相応に長く、そこでスーパーに体力が喰われるのと、コース序盤の丘も上りばかりで、いつもの調子でスタートからガリガリやりに行くと、絶対持たないのがわかってたし、逆に周囲も中盤以降苦しくなっていくだろうと読んで40分トータルでのペーシングを意識した走りで進めていく。

 砂区間は結構な引き潮で、波打ち際が走りやすく、他ランの部分も、いろいろ試したアイデアが良い形になり、後方からちまちまと順位を上げていく展開になった。

 シケインも高さがそこまで高くなく、やれそうだったので6周回のうち4周回でバニーホップもどきな動作で何とか乗車クリア。
 全体的には自分のペースは良く、2周目以降は、前から崩れてきた人を少しづつ処理しつつ展開していった。
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 ラスト2周位で、パックも落ち着いてきて、前の人とほぼ同じくらいのペースで周回、なんとか追いつけないかなあといろいろトライしたものの、結局キャッチできるまでは詰められず、38出走のなか18位でゴールしました。
 宇都宮に引き続き、多分自己ベストじゃないかな?

 ただ、16位の人と前の17位の人は、途中何度か順位を入れ替えつつ争った人で、決してペース的には追いつけない相手ではなかったので、そう考えると、もうちょっとうまくやれれば16位には滑り込めたかなあとも……

 結局パックで固まって走ってる時に、遅い人にずいぶん長いこと付き合っちゃうんだよね……
 カーブのライン取りで抜くのが一番足使わないし、ダメージ少ないし、実際カーブで自分のほうが速い事が多いのだけど、コーナーの入り口でいきなりイン側に飛び込むと、相手もビックリしてブロックしてくることも多く、接触リスクが多い……直線で抜くのは単純だけど、相手も抜かれたくないから奮起してきて、無駄に踏んできたりして、こちらも足を使わされるし、結局抜きつ抜かれつやるとラップタイムが落ちてしまうという悪循環。
 それなら多少遅くても相手がミスるまで付き合って走ったほうがトータルのタイムで速いのでは?

 なんか、そのへんの処理で、差を付けられて離されてしまった感がある。
 
 レース自体も相性の良いコースではなかったので、スタート含めてちょっと消極的な展開だったかなあ、ガツガツやればもう1つか2つ前のパックでゴール出来たかなあ。
 実際ゴールした時に出しきってる感はなかったしね。
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 次回は1月27の城里町です。 


by minagi_ichirino | 2019-01-06 01:48 | Bianchista
【チャリ】18-19宇都宮シクロクロスC2
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 もともとはエントリーの予定はなかったのですが、チームメイトがエントリーしていて便乗できる上に、C2のスタート順を上げるために一円玉貯金しないとなというのもあって、行ってきましたよ、宇都宮ろまんちっく村。

 二日間開催ですが、C2は二日目の日曜日。
 JCXシリーズだけあってエントリーは盛況で、50名以上のクロッサーが名前を連ねました。
 自分の出走順は41番めなので、まぁ、結構な後方スタートです、5列目か6列目くらい。

 当日の朝はとにかくスーパーウルトラファッキングコールドな寒さで、氷点下。
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 試走時間は7:30からで、実際準備して走ると、ガッチガチにグラベルは凍って、表面は霜でバキバキで、グリップ感ゼロ。
 とにかくコース覚えないとと思いつつ、流しながら走るが、キャンバーセクションの走りやラインが全然イメージできずに、どうやって行けばいいのかもう全然わからない。

 そうこうしているうちに、ターンのイメージを出すために、いろいろ進入を試してたら落車。

 3月の城里で転んだ時と全く同じパターン、グラベルからターマックに出る左ターンで、前輪がスリップオフしてステーンと。
 変速がなんだかおかしくなってしまい、おいおいマジかよみたいな絶望的な展開に。

 いずれにしてもスタートは10:40からなので、路面はもっと上がるだろうと予想し、一旦試走のイメージは忘れようと考える。
 あんなに滑りやすいサーフェイスのままスタートを迎えるってことはないだろう……
 エンデューロレースを走る人達を眺めつつ、走り方の参考に色々考える。


 タイヤはいつもの様にVittoriaのTerrenoDRY、コレしか実質上選択肢ないけど。
 でも正直、センタースリックはこのコースには全然合ってなかった。キャンバーのトラクションが明らかに不足してて、上りで踏み込むとスリップするんだよね……とにかく丁寧なペダリングで丁寧に走るしかない。
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 ドライコンディションなので1.8Barで設定するものの、もうちょっと接地感欲しくて、前後1.7弱まで下げてスタートラインへグリッドイン。 
 幸い、多少気温が上がり、ちょっと肌寒い程度でスタート待ちの時間も凍えずにすんだ……

 笛がなってスタート、前の走者の反応が遅くて、少しばかりちょっと緩めのスタートをしつつも、グイグイと加速して前へと上がる。
 宇都宮のこのコース、レイアウトが良くてスタート直後に渋滞にならないのが最高に良い、スタートして200mでコース幅狭くなったり、突然登りキャンバーあるとか渋滞最悪なので……
 スタートはまずまず良くて、前の列の人を何人か食って、砂セクションでもうろたえてる人を横目に、バイクを進められてジリジリといい感じに前へ上がっていく。
 団々坂は、タイヤが合ってないし、そもそも全然走ったこと無いシチュエーションなので、完全下車で担いで上がる。
 
 林道も道があまり乾いておらず、結構足を取られてひっくり返ったり、オーバーランな人もいて、中団グループはなかなかなカオス。
 自分は悪くない感じでホイホイと一人づつ抜いて前へ上がっていくが、平地の直線のペースがとにかくみんな速過ぎる。
 あっという間に心拍が爆発して、こりゃ付き合ってったらやってらんないな……と思い、1周めの途中からやや足を緩めて、40分を考えたレースペースにシフト。

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 前橋ではチェーン落ち、幕張では落車に次ぐ落車で、ろくなレースが出来てなかったので(前橋は悪くはなかったけど……)今回は勝ちに行くレースではなく、とにかく淡々と走っていつの間にか上位進出していく作戦で行こうと考える。
 泥のキャンバーでは早めに下車を決断し、担いで走ってターンして乗る。
 乗れるところはちゃんと乗る、幕張ではその迷いで脱落してしまったので、多少遅くなろうと、確実なレースペースで進めていこうと気持ちを落ち着かせる。

 幸い、登りキャンバーや林道区間では、今までイマイチ使う機会に恵まれなかったローギア32T、フロント34Tの超ローギアードな組み合わせで、多少前の人が転んでも対応できる余裕があり、また速くないものの確実な走りができ、上りキャンバーや砂区間では積極的にローギアでシャキシャキとペダリングで進める走りで、何人か抜き去ることが出来た。
 1周目が終わり、カウントしてる人を聞くと、だいたい30番手ちょっとを走ってるようだ。
 もうちょっと上位だとよかったのに……とはやや不満な気持ち。

 とはいえ、この作戦は結構消極的なレースだったものの、それが返って功を奏して、争っていた周囲のトラブルやミスが結構あり、その中でも確実なペースを刻んで行けて3周目には、カウントしてる人の声では22~3番手争いにまで進出したようだった。
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 4周目の最終ラップ、少し前には、小貝川で2位をゴールスプリントで争った遠藤さんが走っているのが見える。
 だいたい1~2秒差で、一応の射程圏内に捉えるものの、彼もペースが速く、なかなかテールトゥノーズにまで追いつけない。
 直線で捲れば、抜くことは出来るかもしれないけれど、心拍も、足も、そこまで余裕はない。
 仮に、一気に捲って刺激したら、自分が返り討ちに合う可能性もある……なんとか、ジリジリとプレッシャーかけられる位置まで上がれないかな……ややペースアップして少しづつ追いすがるものの、コース中盤の上りキャンバーでややペダリングが乱れ、踏み込んだ瞬間前輪がウィリーしてしまい、軽く落車して失速。
 逆に少し離していた後方のパック二人に追いすがられてしまった……!
 なんとかポジションは保持したい……と思い、落車のイメージを極力すぐに忘れるように言い聞かせ、再びペースを上げる。

 得意の砂利道区間で突き放したかったが、やはりゴールラインのあるスタジアムセクションの最初の直線で一気に二人かわされてしまう。

「こりゃ駄目だ、相手のほうがフィジカルがある……!」

 自分も足はほとんど余裕なかったものの、自転車の爆発的な加速力とトラクションには自信があったので、めちゃめちゃでも踏めば自転車は前に出てくれるだろうということで最後の直線でスプリント開始。
 先に抜いていった一人は、スーパーに速くて、みるみるうちに先に行ってしまったが、もう一人は自分よりも立ち上がりがよく、自分を抑えていったように見えたが、ロングスプリントということもあり、最後の50mで自分が再び捲り返して、遠藤さんを巻き込んで4人のスプリントではなんとか3位。
 順位的に言えば、47人出走で23位のゴールでした。
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 スタート順を考えれば、レース前までの不安を考えれば、全然合格点なレース。
 ちょうどAJOCCポイントでも23位は7ポイント獲得で、24位からは6ポイントなので、その差は大きい……!
 なのでコレまで獲得した5ポイントと合わせてコレで12ポイント獲得、今回のレースで言えば35番くらいのスタート順になったかな……(汗
 しかし、10番前後のスタートに持って行くには70ポイント以上必要じゃないか!!
 どこかライバルの少ないところへ遠征が必要か……?

 ちなみにチームメイトは苦戦して40位だったかでゴール。

 コレで年内のレースはおしまい!!
 とりあえず、痣は結構作ったけれど、大きい怪我はないまま終われてよかった。

 次は年明け、1月の第一週から千葉シクロクロスです。

 ここもちゃんと走れた記憶が無いので、今年こそはちゃんと走ってゴールしたい。
 次のピーキングは得意な土浦シクロクロスを狙う予定!


by minagi_ichirino | 2018-12-16 01:33 | Bianchista
【チャリ】バイクロア8でARAKAWA12に無謀な挑戦
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 12/1より二日間に渡って秋ヶ瀬の森バイクロア8に参戦してまいりました。

 毎年楽しみにしている秋ヶ瀬公園のバイクロア。

 今年は秋ヶ瀬では初めての二日間の連続参加をしました。

 エントリーしたレースは二日目のファンクラスと、初日夜からスタートする、ARAKAWA12(12時間耐久シクロクロス)の2つ……だったんですが、なんと初日当日、飛び入りで塙さんのマイルポストレーシングにおじゃまさせてもらい、チームラリーも走りました。

 しかも、スターティングライダーです。
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 スタートも一列目に並び、スタートが苦手な自分としてはボーナスみたいなレース。
 いざチームラリーはスタートすると、並んだMTB勢の好ダッシュにちょっとびっくりしつつも、淡々と処理し、速い人4人の先頭パックに難なくジョイント。
 結構速いなあと思いつつも、後方からレースを俯瞰して進めるには悪くない展開。

 4人パックの最後方でステディにレースを進める。
 しかし3周目のコース序盤で、痛恨のチェーン落ち……そういえばここ最近、チェーン落ちの展開多い気がする。
 やはりウルフトゥース、摩耗してきているのか……??

 チェーンを落ち着いてチェンリングに乗せて戦線復帰。
 その後は、そこまでシリアスになりすぎずにエンジョイしつつ走りました。
 25分ほど走って塙さんに交代、そのあとはチームメイトや、マイルポストの江橋さんも頑張って……えーと、結局6位だったか7位だったか、そこそこの順位でゴールしました。

 う~む、チェーン落ちというトラブルが悔やまれるというか、もうちょっとトップ争い楽しみたかったなあ。
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▲チェーン落ちた後は、空気を読んでうまい棒をコース脇からいただいた
 
 12時間耐久ということで、あのクッソ寒い河原でキャンプもセットでついてくるわけで、その後は一緒に走るCycleWitchesの方々と合流し、テントや拠点の設営、買い出しなどいろいろと準備。
 サンセットレース前には帰ってきて、サンセットレースを走る知り合いに野次を飛ばす。
 思えば、初日、もうちょっと自分も走ればよかったな……


 夕方にも少し時間があったので、ゆっくりとしたペースで軽く試走。
 さすがに深夜の林道やシングルトラックを走るので、難しいポイントは調整されていました。
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 ARAKAWA12は、文字通りシクロクロスの12時間レース。
 恐ろしいことにスタートが夜の7時、ゴールは朝の7時、なので12時間のうちほぼ11時間は暗闇の中で走ります。
 今年の春の白州では3時間のレースで、しかもバイク&ラン含めて僅か7チームのみの参加という、非常に寂しい物だったのですが、さすが首都圏で開催されるイベントだけあって、今回は12時間だというのに44チームがエントリー。

 今回は茨城シクロクロスで知り合った、CYCLEWITCHESの人達に声をかけて、なんとか4人集めてチームをまとめあげました。
 あれこれ音頭とったの自分だったので、結構当日まで、ちゃんとやれるか心配だった……

 色々とスタートが準備が遅れて、19時15分のスタートに。
 なおかつピットエリアは、チームラリーなどで使われてたピットではなく、明かりのあるスタートライン付近の指定ポイントで必ず選手交代しなさいというルールに。
 確かにスタートライン付近には焚き火も炊かれていて、明るく、ただでさえ少ない人も集まりやすく、エイドステーションもあり、突然言われたルールだったけど、たしかにこの方が良かったなと納得。

 レースのスタートはCYCLEWITCHESの「はねさん」が担当。
 普段はC2を走る彼は、パワー系というよりテクニックに長けたライダーで、暗闇スタートのカオスも上手くこなし、見る限り落車やトラブルにも巻き込まれず、10番手以内で淡々とレースを進めていく良い展開だ。

 スタートして数周目には、スピードが違うチームや、ランも混じっているのもあって、すぐさまバックマーカーが現れ、速いライダーはこれらを上手に抜いて処理していく能力が測られる、耐久レースらしいものに。
 
 はねさんは結局30分弱ほど走り、19時42分にセカンドライダーを担当する自分と交代。
 ヘッドライトはブルベで使っているVOLT800を二灯、それからヘルメットには首の向いた先を照らせるようにGENTOSのヘッドバンドライトを取り付け、全部で3灯の装備。
 走り始めはコースの感じや、目が慣れておらず、少し慎重なペースで展開。
 それでも、自分のペースは十分に速く、基本的には誰かに追われたり抜かれること無く、周回を重ねるごとにペースを作っていく感じで進めていく。

 しばらく走ってるとPepCycleさんが前に迫ってくるものの、非常に淡々としたいいペースで、自分のほうが若干ペースが速いようだが、無理に追い抜いて前で展開していくよりも、コースに慣れるのもあって、後方に付き、二人で展開していくほうが、ペースも体力も温存できるなという感じだったので、暫く二人で走る。

 あとから聞いたけれど、彼はSDA大滝100kmのシングルスピードクラスのチャンピオンだったんだってね、しかもソロエントリー……一人で12時間も走るとか、なんというか、言葉が出ない凄さだ。
 一緒に走っていると、なるほど走りが上手いといいますか、無駄がない走りなんですよね。

 全然踏んでいないのに、速い。

 ラインのチョイスも的確で、一発でそのラインにタイヤを乗せてくる走り……特に林間のシングルトラックのスピードは身のこなしもよく、小気味よいリズムで走っていく感じで、正直何度か千切られそうになってしまうほど。

 結局自分はPepcycleさんに引っ張ってもらったのもあったけれど、1時間ちょっとほど気持よく走って、第3走者のりんぱうさんに交代。
 ちなみに自分は大体10周ほどを周回し、ラップタイムは5分40秒前後くらいで、昼のレースを見てると5分台は上位争いする人のペースなので、結構速い。
 疲労感もあまりなく、悪くない気分だ。

 4人チームなので、一応、他の人が30分程度で交代するので、一度走れると90分ほど休める計算に。

 しかし走った直後って、アドレナリンが出ていて、なおかつ血流も良いので、あんまり休むような気分でもなく、だいたい15~20分ほどでそれが落ち着いてきて、汗冷えする前に、ダウンやコートを着てオーバークールに備える感じ。
 気温は5度前後くらいで、かなり寒い、夜が更けるとさらに冷え込んでくる感じだ。
 コース脇のピクニックエリアで構えた拠点では、りんぱうさんが焚き火台を使って火を炊いてくれて、コレでソーセージ焼いてみたり、暖を取ってレースを眺めてみたりと、ゆる~く時間をこなしていく。
 ライダー交代は、ここの通過時に「次交代ね!」って声を出して、それで準備して交代エリアへ向かった。
 拠点自体が、かなりコースの序盤にあるので、交代と聞いてから実際に交代エリアまで向かってくるには5分弱ほどかかるので、その時間もなかなか絶妙で進めやすかった。寝袋でひっくり返ってても何とか間に合う感じ。

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 2回めの走行は22時33分に交代。

 1回めの走行で目処が立ったというのもあって、2回めの走行ではややペースをあげつつ走行。
 最初の走行では、他の参加者もまだ不慣れなところがあったのか、落車や危なっかしい場面も多々あったけれど、2回めではそう言ったシーンには遭遇せず、自分自身もコースに体も目も慣れていいペースで周回を重ねる。

 かなりペースはよく、順位的にもかなり良いのでは?と思いつつ12周を走って、0時前に交代。
 4時間経過地点、3分の1が終了した地点くらいでアナウンスが有り、1位と2位のチームが同一周回で激しく争っていて、自分らが2周遅れというやや離れた感じで3番手を単独で追いかけている展開のようだ。
 しかし、すぐ後方の4番手も2周遅れほどでピタリつけていてなかなか緊張感のある展開だ。

 1周がだいたい5~6分ほどなので、2周差であればおおよそ10~12分差。
 12分はパンクで逆転するにはちょっと差が大きいかな……と計算しつつ、とりあえず表彰台圏内には走れているので、このポジションを維持しつつ、ペースを崩さず刻んでいきたいなという感じ。

 2回めの走行後にやや疲れや眠気を感じたので、寝袋を出してテントの中で2時間弱ほどうとうと……仮眠、出来たのか出来てないのか(汗

 2時前に交代を促され、寝袋から飛び起きて、寝起きのままダウンを脱ぎ、グローブを身に付け交代エリアへ。
 まぁとにかく寒いのだけど、交代エリアにある焚き火が愛おしい。

 はねさんからトランスポンダを受け取り、3回めの走行、コースに復帰。
 前との差が2周差なのでペースを上げて、なんとかコース上でキャッチできないか考えつつ走ったものの、結局このスティントで前を行くゼッケンの人を捉えることは出来ず、また抜かれることもなく、8周ほどで交代。
 ペース的には5分台前半くらいのペース。
 ふくらはぎ辺りが立ち上がりでやや攣りかけてるかなという感じもあり、ちょっと早めの交代でした。
 
 レース的には中間地点を過ぎたあたりなのだけど、ひたすら真っ暗で人もまばらなので、全然時間が進んでいる感じがしない。
 再び汗冷えを気をつけつつ着込んで、ビタミン剤を摂取し寝袋へ。

 ところがスタートして8時間経過したところの中間順位では、先ほどと同じ3番手だけれども、2位のチーム(キクミミさんのチームだ!)がやや後退していて、自分らと同一周回で争っているようだ。
 そういえば、自分が走行している間にヘッドライトが消えているとかで、スタッフに止められてるチームがあったなと思い出す。

 トップのチームはもう独走状態で、自分らはすでに4周遅れ。それを2チームが2位争いしながら追いかけてる展開だ。
 前を行く2位のチームとは大体50秒差くらい、ひょっとしたら2位に上がれるかもしれない。

 4回目の走行は4時11分に交代して、コース上へ。
 ここぞとばかりにペースをあげようと試みるものの、2周ほど走ったところで体に力がうまく入らないことに気づき、まさかのハンガーノックに陥ってしまう。
 ペースを刻んで走れば、淡々と走れると思うけれど、このままではブレーキになってしまうと思い4周ほどで次の走者に交代。

 拠点に戻ると薪を燃やして、お湯を沸かし、カップ麺にソーセージを突っ込んで補給。
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 カップ麺は塩分がかなり取れるので、こういったエンデュランス系の補給としてはそう悪くないチョイスなんだよね。 添加物が多いので、胃腸の負担は結構あるんだけれど……

 30分ほど補給をして、再び4回目の走行をやり直すように5時過ぎに交代。
 今度こそはとペースを上げて走ると、とうとう自分の前を行くゼッケンの人の背中を捉えた!

 同一周回のはずなので、抜けば順位は2位に上がるはずだ!

 さすがにペースが早く、こちらもシビアな走りで行かないとなかなか差が縮められないが、相手がMTBなのもあって、高速コーナーや直線、コーナーの立ち上がりではこちらのほうがペースが良くジリジリと差を詰めていく。
 ペースはこの日の自己ベストを更新しながら、ここぞとばかりにハードプッシュ。
 すぐ後方へピタリと付け、一気に高速セクションで前に出る……が、なんと、MTB29erの利点を活かして、フライオーバー(の上り階段みたいなところ)を乗車で行くので、いちいち降車して駆け上がり、再びまたがったりしている自分を、そこで一気に抜かしていく。
 他のセクションで自分にペースが合って、前に出ても、全部そのフライオーバーの駆け上がりで逆転されてしまう。

「マジかよ……!こりゃ争うのキツイな……!!」

 結局一進一退を続けつつ数周争うが、相手チームが先にライダー交代に入り単独走になる。
 自分自身もかなりプッシュして5分半くらいのハイペースで、ようやくコース上でどっこいどっこいみたいな感じなので、こりゃ普通にバトルして前に出るのが厳しいなという感じ。
 結局自分は明るくなる直前、6時過ぎまで走りはねさんに交代し、自分の役割は終わり!
 ライダー交代の関係で2番手に居たものの、ここで逆転され3番手へ。
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▲焚き火が愛しい明け方

 ラスト40分で前とは概ね35秒差。

 ライバルチームがあと2回ライダー交代すれば、アンダーカットで前に出れるかもしれない……
 こちらはあとせいぜい1回くらいの交代でいけるはず。

 周囲が徐々に明るくなる中、はねさんは30分ほど走り、2位との差はだいたい10~15秒程度で粘ってくれた。 ラスト15分で、アンカーのチームメイトに交代。
 すると翌周に、ライバルチームもライダー交代で最後のピットイン! ここで彼が結構頑張ってプッシュしてくれて、ライバルのコース復帰前に前に出てくれてラスト5分で2番手に再び浮上。

 ラスト2周をなんとかペースをキープしてゴールしてくれて。30秒ちょっとほどの差をつけて2位でゴールしました。
 いや~~良かった、ほんと良くやった……レース前は周囲のレベルがわからず、どこまでやれるかという感じでしたが、12時間ちゃんとレースが出来てよかった。
 コース上だけでなく、ゲームストラテジーも上手く進められて、終盤に2位を捉えることが出来たのは達成感のある結果でした。

 12時間耐久という長時間に参加したのは、大昔にラジコンでビッグホビーの耐久レースに出て以来で、自転車では初めてのこと。
 ムードもよく、とにかく寒かったけれど、体調をくずすこともなく、比較的快適に過ごせたのもあって、走り終わった後の達成感、心地よい疲労感といいますか、なんとも言い難い良い気分でした。
 次回もあるなら是非チャレンジしたい。

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 しかし、あまりの疲労感に、この日申し込んでいたレースはとても走る気分になれず、ひたすらコース脇で観戦しているに留まりました。
 やっぱ、耐久やる前に遊んどかないとダメだな!!
by minagi_ichirino | 2018-12-03 02:16 | Bianchista
【チャリ】自前でホイールを組んでみた
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 前々からちまちまと集めていた、シクロクロス及びロングライド用のホイールを、いよいよ作りました。
 ちょうど前橋シクロクロスで自転車も傷んじゃったしね、そのメンテナンスと合わせて作業です。

 前々から、手組ホイールには興味があって……というよりもね、一応技術的な部分として、出来るようにしておかないといけない&自転車のホイールに関しての理解を深めたい、という探究心もありました。

 一応、利用目的としては「シクロクロス」用ですが、AJ千葉にはグラベルブルベもあるので、ロングライド、場合によってはニローネにも付けたいな~という感じで。
 ターゲットとしては前後1500g台の重量で、オールラウンドながら上りもヒュンヒュン行けそうな感じで。
 ピックアップ(蹴りだし)の良いキャラクター。
 多少はラフに使えそうな感じで、ワイドリムなのがいいな。

 理想を言えばHEDのBelgiumC2あたりがいいなと思ってたんですが、これ、並行輸入のものしか日本に流通しておらず(岩井商会さん……)リム1本あたり2万くらいするので、これは……却下、というには惜しいので、いつかの期会に!

 となると、その他検討になったのがVelocityのQuillとMavicのOpenPRO UST

 OpenPROは最初、候補にしてなかったのですが、新作のリムに28Hの展開があるというので興味が!

 しかも以前はアイレットがあったのですが、新作のOpenPROはアイレットを撤廃して、さらに軽量化、重量も410g程度で非常に軽量、更にワイドリム!こりゃあいいな!!
対してVelocityのQuillは、もともとHEDと同様USメイドなリムで、以前AeroHeatっていうリムで手組ホイールを走らせていたこともあって、Velocityは非常に好印象なリムのメーカー。
 重量に関しては400g台中盤で、OpenPROに比べると一歩譲るものの十分許容内、かつ、よりワイドなプロフィール。
 更に情報を集めると、リムのブレーキ面もマビックよりも強いようで、やはりOpenPROより重量がやや重いぶん、タフな作りなようだ。

 おねだんはどちらも同じくらい、若干マビックのほうが安いかな?
 しかし、ここで、名古屋のCirclesが全品15%OFFのセールに入ったので、あっさりCirclesが輸入してるVelocityにリムは決定(汗
 オープンプロもいつか作りたいけど!

 ハブは最初リムに合わせてVelocityのRACEハブもいいかなと思ってたけれど、ご予算的にやっぱりちょっと高価い。
 や、理想を言えばインダストリーナインのハブを使いたいし、ホワイトインダストリーズの物も良さそうだけど、このへんはいくらなんでもちょっと高価。
 シマノハブなら間違いないけれど、東洋のダートバンシーは「USDMカスタム」をイメージしてカスタムしてたので、シマノハブはちょっと不協和音かな……かと言っても、USメイドなロードハブはちょっと手が出ない。

 現実的にてにはいりそうな悪くなさそうなハブを当たると、ガイツーで比較的容易に手に入るHOPEのRS2ロードハブと、定番のDTSwissの350ハブ。
 HOPEはおねだん結構お手頃で、カラーも豊富、ただハブのラチェットが2つしか無く、ピックアップの良さという部分ではちょっと疑問符。
 逆にDT350ハブは、スターラチェットでかかりの良さはかなり期待できそうだし、ちょっと構造の違うフリー構造に興味津々。
 ただ、ちょっとHOPEよりもお値段高いな……とまぁ、コレもしばらくのあいだ悩みつつ色々探して、結局DT350ハブを購入。
 ドイツの某所で、F3000円、R7000円という破格で投げられてたのが決定打でした(結局お値段なのかい)

 スポークはPAXから手配。
 前後ともに28Hにしたけれど、前は24Hでも良かったかな……
 重量を少しでも軽くしたいのと、前輪は風をモロに受けるので空力も考慮、かつ、駆動輪ではなく、負荷が少ないだろうと見越して、飛び道具的なポジションのDTSwiss Revolusion2.0-1.5をチョイス。
 このスポーク、バテッドが強烈で、触ると細い!
 一応、ラジアル組非推奨のスポークですが、前輪は4本取りのイタリアン組なので無問題。

 後輪は定番のDT SwissのCompetition2.0-1.8のシングルバテッドスポーク。
 まぁ、理想を言えばサピムのCX-RAY使えれば良かったんですが、このスポーク高杉晋作
 ただ、それでも駆動輪だし、トラクションでも仕事して欲しいのもあって、軽量性と強靭さを考えるとやはりDTのコンペディションかな……
 28Hの左右とも普通の4本取りのイタリアン組です。

 ニップルはアルミニップル、やはりブラスニップルの1/3の重量なのは魅力。

 その他にもスポークプレップだったり、グリスだったりいろいろ用意が必要で数ヶ月かけて、ちまちまディアゴスティーニのように集めました。

 一応、以前似たようなスペックで某所で店員さんに相談した時に「1500g台イケますよ」と太鼓判押してもらってたのですが、実際はどうかな……ということで、計算してみます。


【リム】
・Velocity Quill 28H (465g F&R)

【ハブ】
・DT Swiss 350 QR (F158g R308g)

【スポーク】
・前 DT Swiss Revolusion 285mm×28本=132.3g
・後 DT Swiss Competition 284mm×14本 282mm×14本 =183.9g

【ニップル】
・DT Swissアルミニップル (F.R9.33g)

 スポーク重量は、のむラボのスポーク比重から計算、さぁコレで計算してみると……
 前輪754.6g 後輪966.2g

 合計1722.2g……あ、あれー!? 1500g台じゃないじゃん!?某所店員!適当言うんじゃないよ!!(笑
 
 んまぁ、リムをオープンプロにして、ハブをDT240あたりにすれば1500g行くとは思いますが、しかし1700gちょっとか……スペック的にはフルクラムのレーシングクワトロと大差ないくらいでしょうか。
 あっちは3万そこそこで買える完組に対して、こっちは手組で、部品揃えて大体5万円弱ほど。
 そう思うと、組む前からちょっと思いやられてしまいました。
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 とはいえ、ホイールの走りはあまり期待できないなあという感じになってしまいましたが、お勉強も兼ねてちまちま手組み。
 普段ママチャリのホイール組みくらいしかやったこと無いので、こういうガッツリしたハブでスポーク通して組むのは初めてなので、いろいろ違う部分に戸惑いつつも、大きなミス無く完成。
 振れ取り台に乗せてテンションを調整しつつ、振れを取っていくのですが、やっぱり縦振れが上手いこと取れず……ある程度のレベルまでは取れましたが、ある程度のところからは詰め切れず……
 ただまぁ、かなり些細な部分での追い込みなので、普通に乗るぶんはOKな感じ。
 センターもほぼドンピシャに近い感じにできた。

 リムテープを取り付けて、早速、東洋ダートバンシーに取り付けてみました。
 タイヤはリヴェンデールのジャックブラウン33.3C

 乗り出してみるとどうでしょう?
 ホイール重量的に期待してなかったのもあるんですが、想像以上にピックアップがよく、伸びやかにスピードが乗ってきます。

「あ、良い、このホイール……!」

 自転車を倒しこんでも、結構粘ってくれてリムの良さも引き立ちます。 
 初めての手組みで、なおかつスペック的には平凡な感じになってしまったので、どうかなと思いましたが、実際乗るとスペックのイメージ以上に走ってくれて、これは嬉しい!
 あとは、しばらく普段使い含めて転がしてみて、耐久性や状態をチェックしていければいいかなという感じです。

 しかし、自分で組んだホイールっていうのはいいですね。
 取り付けた自転車を改めて見て、じっと眺めてしまいました。
 自分はあまり、自分の自転車にいい感じに愛着が作れなかったのですが、こう、ホイールまで自前で作れると、気持ちが入りますね。
 ホイール自体も、自分の求める走りや遊びの「デザイン」がホイールにあるわけですから、自転車そのもののスペシャリティが高まります。
 この、愛着が見つけられたのは自分的には大発見でした。

 今後も年に1本か2本は手組ホイールに取り組んで、どんどん技術をマスターしていきたい所!
by minagi_ichirino | 2018-10-30 01:46 | Bianchista
【チャリ】18-19前橋シクロクロス第1戦
 前橋シクロクロス第1戦に参戦してまいりました
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~前回までのあらすじ
 8日の月曜日に行われたJCX取手で、まさかのC2昇格を果たしてしまった自分。
 開幕前のイメージとしては取手ステージで、良いポジションでゴールし、前橋や幕張など、比較的勘があり、苦手ではないコースで上手く表彰台に滑りこむ作戦でしたが、いきなりのカテゴリー昇格。
 そしてその6日後に行われる連戦でした。

 当然、昇格直後の付け出し番付なので、スタート位置は最後方でした。

 前橋は自宅からとおいので、午前3時にチームメイトと合流し、高速飛ばして前橋へ。
 前日から雨が降り出してきており、当日の集合時間の地点で千葉の柏は激しく土砂降り。

 実はカレーハムスターCXTはめっぽう天気に強く、今のところレース当日が雨だったことは一度もなく、レース中に降り出したり雨が入ったのも、前回の取手と2年前の千葉で、ザッと通り雨があった程度で、好天連勝街道まっしぐら。
 とは言え、今回はさすがに「いや~、雨だろうなあこれ」と話しつつの集合でした。
 
 しかし、実際には熊谷あたりで雨雲が抜け始め、前橋はほぼドライ。
 結局多少小雨が降って、少し湿ってる程度のコンディションでした。

 今回もカレーハムスター参加イベント連続晴れ記録を更新 ヽ('ω')ノ<マタカッテシマッタ

 前回の前橋では現地入りがギリギリで、ろくに試走ができず無様なミスでズルズル後退というレースだったのですが、今回は余裕を持って現地入り出来て、試走時間も2時間あり、結構入念にいろいろ試しながら走りました。

 コースそのものはだいたい昨年と似たような感じですが、シケインが一箇所追加されてるのと、コースがちょっと長くなってます。
 パッと見てド平坦なパワーコースに見えつつも、降車セクションも結構あり、階段や大小のドロップオフあり、パンプトラックのセクションも長く、コース後半のグラベルは非常にバンピー、スリッパリーな砂利セクションもあり、走ると見た目以上にバラエティ豊かな構成。このへんのバイクコントロールやラインの読みがトータルで効いてくるという、思いの外のテクニカルなコース。

 相方がC3で、自分がC2なので、久しぶりに先に走る応援しつつC3を観戦。
 ちなみに相方は、序盤から調子がよく、2周めにトップに立つと、そのまま後方との差をコントロールして独走勝利。
 まさかのC2昇格……なんだよ!また一緒かよ!!(汗

 彼も、まさか勝てると思っていなかったらしく、かなり驚いていました。 

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・肝心の自分のレース。

 レース前に調子よく排便も終え、小貝川よりもコンディションや足の具合もよく……ただ、スタートが最後方。
 しかも、初めてのC2で40分レース……とにかく頑張りすぎず、淡々と自分をコントロールして走ろうと決めていた。

 前回の取手ステージで同じ表彰台に乗った二人も参加しており、レース前にお互い健闘を誓い合いグリッドイン。
 グリッドインして気付いたけれど、間違ってコースのイン側の方へ陣取ってしまった、嫌な予感しかしない。

 マスターズ1とU17カテゴリーと混合で、マスターズ1よりも30秒送れてのスタッガースタートでした。

 スタートは上々、ここ最近通勤で信号で止まるごとに、スタートのシミュレーションしていたからか、スタートの調子はよく、少しばかり前へ前へと上がりつつ、1コーナーの階段へ。
 しかし、イン側はラインが悪く、カオスに巻き込まれてしまい、結局後ろには数人という感じでほぼポジションキープに近いスタートに。
 半周走ったところで、もうすっかりトップは見えないところへ行ってしまった。
 
 数珠つなぎになった後方のパックに紛れつつ、甘いラインの選手をジリジリと抜きつつ1周目を消化。
 前橋は直線が長いのだけど、非常にスムースなのもあり、肘をハンドルに乗せるTTポジションでスピードアップ、周囲の調子を見ると、自分、直線は相当に速いようだ。
 直線で二人くらい抜き、更に前のパックの尻をキャッチして2周めの芝セクションへ。
 ペースは良い……だが、2つ目のシケイン(通称:ゲットワイルドシケイン)で、降車の瞬間、何故かチェーンが脱落。

「あれ?なんで??」 

 慌てて止まって、チェーンを引き上げるものの、ちょっと手際が悪くて20秒ほどのロス。

 少しばかり中団グループの後方につけていたものの、またしても、ほぼ最下位争いの30番手以下へと脱落してしまった。
 チェーンが落ちた瞬間、気持ちが切れそうになってしまったものの、考えてみればC2は40分レース。
 長丁場になればなるほど、自分の得意なフィールドに持ってこれるので、まだ1周半しか走っておらず、あと5周以上もあるのを考えると、まだまだ逆転のチャンスは有ると言い聞かせ、後方ながら戦列復帰。

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▲林間区間は無理せず、ひたすら降りて「ラン」で行った

 それからひたすらペースをコントロールし、ステディに安定して走ることを心がけた。
 シケインは毎回同じ場所できちんとステップを踏んで処理、ラインもきちんと選ぶ。
 焦って乗車で行かず、難しい低速セクションは下りて担ぐ。
 降車時も、きちんと減速して確実にこなす。

 レース中盤になると、前からタレて落ちてくる人をひたすら処理するレースに。
 1周辺り1~2名程をオーバーテイクする感じで、ぐんぐん順位を上げていく。
 自分が後方に近づき、オーバーテイクを仕掛けようとすると、前の人は奮起して突然ペースを上げたり、抜き返してきたりするが、取り合わず、十分にくたばってから確実に追い抜いていく。
 自分も中盤以降、苦しさはあったが、オーバーナイトブルベで、眠気や疲労のなかバイクに集中して走る事には慣れていたので、辛かったけれど集中力は切らさず確実な走りはできたと思う。

 ラスト2周になり、前に5人ほどのパックが近づいてくる、なんとかあのパックに乗れないだろうかと、ペースをキープし淡々と前を追う。
 ペースは確実に自分のほうが速い、だが、気持ちがはやって一気に踏み込んでペースを上げると、電池切れを起こしてペースが乱れてしまう恐怖もあり、確実なペースで最終ラップへ。
 前のパックは、ラストスパートかで崩壊し、自分の前へパックから脱落した2人が迫ってきた。

 追いつけるかもしれない

 無茶な走りをしていないぶん、スプリント勝負で少しでも順位をあげられればいいかなとジリジリと追い詰め、とうとう最後の林間セクションへ。
 前の一人がラインをミスり、大回りしてしまったところへ、自分はイン側へ鋭く切り込み並びかける。

 しかし、強引にドアを閉められ抜くには居たらず、ラインのドアを閉められた反動でコーナーでやや失速。
 ワンテンポ速く前の人がスプリントを仕掛けていく。

 こちらも負けては居ない、OK,大丈夫だ、自転車2~3台分の距離の差なら、今日の自分なら直線でねじ伏せられる。
 そう思い、最終コーナーでハンドルを引き、ギブネールレバー一気にトップギアへ、そして一念発起で踏み込んだ瞬間「パチン!」と嫌な音が。
 音を聞いた瞬間「あ、チェーン切れたな」と一瞬で分かった。
 視線を落とすと、案の定、チェーンが切れてぶらんとしている。

「最悪ッ!!」

 頭が真っ白になり。呆然としかけるが、レース中だ、走ってでもゴールラインを越えなくては。
 そう思い、自転車を降り、押しながらゴールラインまで走った。
 200m程だろうか?全力疾走に、周囲の観戦してる人は大盛り上がり、実況も自分の名前を読んでくれた。
 コースサイドから外国の方が、めっちゃニコニコしながら応援してくれていた。

 結局36人スタートして、24位でした、ゴールは32人がゴール。
 中盤、かなり色々抜いたので、もうちょっといい順位かなと思ったけれど……こんなものか。
 ただ、JCXポイントでは25位以下は2ポイントに対して24位以上は3ポイントというのもあり、なんとか3ポイントにありつけてよかったかな、と思いました。

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▲まさかレース中にチェーンが切れるとは……

 チェーンが切れたのは予想外だったけれど、思えばレース序盤でチェーンが落ちたのも前振りだった気もするし、そもそも昨シーズンスタートして以降、全くチェーンを変えてなかったのも考えれば……シーズン始まる前にチェーン変えなさいよッて感じですねメ( 「ε゚、)ゝ
 むしろ最終コーナーで切れたのはラッキーだったな、なんて。

 そのあとはケータリングを楽しみながら観戦。
 次回CXは少し間が空いて、11月11日のスターライトクロス幕張。その前に斉藤さんの古賀志林道8時間耐久もありますが!



by minagi_ichirino | 2018-10-23 01:43 | Bianchista
【チャリ】18-19茨城シクロクロス第2戦 小貝川リバーサイドパーク
 先日の城里町の開幕戦を皮切りにスタートしたシクロクロスシーズン。

 今回はいきなりクライマックスな地元戦の取手・小貝川ラウンドです。
 地元、というのも、この常設コースから自宅までだいたい25kmほどで、自走で練習に行くのが可能なコースであり、なおかつ、非常に走り慣れたコースでダートの癖なんかも多少はわかっていて、昨年はC4で優勝昇格しているコース。
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▲勝手知ったるホームグラウンド

 ただ、昨年ほど準備万端というわけではなく……正直、C3に昇格して以降、今のところトップ争いに絡めたことは一度もありませんでした。
 開幕戦でも、そう悪い走りではなく、上手くまとめたものの、16位という割と平凡なポジションでゴールしており、C3の最上位は前シーズンの土浦の8位。
 なので、開幕戦よりもコンディションが上がっており、幾分走りに期待をしていたとはいえ、せいぜい昇格を争うような上位パックに付いていければ大健闘かなという感じでした。
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 自転車はいつもの東洋フレームCXS「ダートバンシー」ですが、このレースでは当初、今シーズン緒戦から予定していたチューブレス化をやっと施しての参戦になりました。
 自分はCX用のタイヤとしてVittoriaのテレーノTNTを使ってるのですが、このタイヤ、グリップ感もノブの摩耗も良く気に入ってるのですが、いかんせん重いんですよね、公称410gあります。
 しかも例によってイタリアンメーカーなので鯖読んでるでしょう、多分400g台半ばあるでしょう、ここで軽量なR-Airとは言えチューブドで利用すると、33Cタイヤですから太いチューブでは+100gくらい乗るわけですね。

 タイヤとチューブだけで500g\(^o^)/

 おもすぎです、以前履いてたセドリックグラシア32Cが200g台ですから外周で100g以上重いわけです。
 なので、そんなディスアドバンテージをフォローするには、チューブレスレディなのを活かしてチューブレス化しかないわけですね。
 
 先の投稿で書いたようにチューブレス化は色々と辟易としつつも、シーラントを足しつつも、エア漏れはまぁ、ラテックスチューブくらいにまとめることが出来て、レースの数日前に小貝川でチューブレスタイヤで走行テスト。
 数周走って空気圧を調整したり、測ったりしつつ、概ね好感触、かなりアグレッシブに振り回しても、ビードが落ちることもなく、エア漏れも、そうすぐ抜けちゃう感じでもなく……
 ちなみに、だいたい1.8~1.6程度がイニシャルセッティングとして良さそうかなという感じ。
 1.8では転がりが良いものの、直線でのピッチングが大きく、トラクションをかけづらく、1.7を下回ると、ターン時のタイヤの変形が大きくなり、走りもだるさがやや出て来るかという感じ。
 ただ、当日、マディなコンディションであれば1.6程度まで落として、ターンでのグリップ感を稼ぐのは全然アリ、1.6ならそこまで直線区間もそこまでネガティブではないかなという感想でした。
 チューブレス自体は、確かにピックアップの良さは感じることが出来て、タイヤのグリップ感も割と探りやすく、チューブドに対してそこまでは大きなアドバンテージとは思えないものの、概ね好感触。

 練習としては、高心拍状態での追い込みに不安が少し残ったものの、タイヤに関しての理解が進み有意義なテストを終えて当日に。

 つつがなく現地入りし、空気圧はテスト通りわずかに1.8barを下回るくらいでセッティング。
 前日まで晴れており、路面は上がってるかなというのと、スタートまでわずかに空気抜けるだろうというのも考えてのことでした。
 
 朝の試走では、昨年と若干違うコースの部分を覚えるのと、勝負どころになりそうな部分を探ったり、いろんなラインを試してみつつ2周で引き上げる。
 このとき感じたのは「あ、今日の自分速いな、ひょっとしたらかなり良い走りできるかもしれない」という調子の良さ。
 明らかに、コース序盤の公園部分のターンでのペースが良く、バックストレートでもいろんなペダリングやポジションを試せる強みがあるので、差を付けられる気が全くしなかった。
 
 ベースに戻り、少し水やジェルを飲んだり、チームメイトと意見交換しつつレースに備える。
 排便もレース招集20分前にきっかりこなし、コンディションはできるかぎりは整えられた。

 ゼッケンはエントリー漏れのミスの関係で、シンガリの61番だったけれど、AJOCCランキングを反映してもらえて、15番目のコールアップでグリッドイン。
 2列目に並べた。
 ちなみに2列目はC3昇格以来の最高のスタートポジションだ。
 呼吸を合わせつつ、緊張しすぎないようにスタートのイメージに集中していく。
 前回はコースの関係でやや抑え気味のスタートだったけれど、ここではスタートからおもいっきり踏んでいくつもりだった。
 2列目という好ポジションというのもあるし、1コーナーが広く、足さえあればラインの自由度もある。
 スタートのギアも、普段より一枚重たいギアにセットした。

 集中……スタート前の緊張感をコントロールするのは、以前RCでレースに出ていた時に覚えた術で、自分の場合はとにかく、スタート直後の動きをイメージする。
 どのラインを行くのが理想的か、どれくらいのポイントでシフトアップするか、どういうスピードで1コーナーに流れこむか……
 とにかくレースをイメージし、そして緊張感を飲み込むほどの興奮を自分の中に作っていく。

 そして、笛がなりレーススタート。
 クリートキャッチはスムースにOK、初速は毎度ちょっと鈍いけれど、そこから積極的にギアを上げ、グイグイとペダルを回し前へと上がっていく。
 ややラインがラフだったけれど、悪くないスタートだ、ターン1を立ち上がって多分7~8番手くらいだろうか「いいな、問題ないな」
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▲アウトサイドから豪快に足を使って前へ上がる自分

 少し先に先頭のパックが見える。
 この距離をコントロールしていこう、スタート直後でやや乱戦気味な混乱もあるが、なんとか上手くあしらい、上位のパックの少し後ろで追跡していく。
 一人速い人が居て、抜けだしているようで、その後方の数人のパックに追いすがるような展開だ。
 しかし、走っていて周囲のペースがかなりスローで、後方にいながらかなり余裕のある感じだ。
 それならばとバックストレートで抜けだして、先頭を行くスバルのジャージの人の後方へ一気に追いすがる。
 
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▲このスバルのジャージの方こと、木村さんとはマッチレースを繰り広げることに

 普段手賀沼周辺で独走の練習してるだけあって、直線区間の自分のトップスピードはまずまず良く、この直線だけで一気にトップ下へピタリと追いすがる。
 一気に前に出てコントロールする展開も良かったが、彼のペースが良く、後方からジワジワとせめて、隙を付いて前に出る作戦で行こうと一旦小休止する。

 しかし、2周目……まさかのトップがミスコースし、労せずトップに躍り出てしまった!!

 なんてこった!!展開早いよ!!
 願ってもいない展開だが、正直あまりに突然のトップ走行に、かなり動揺してしまった。
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▲よく見ると目がイッてしまっている自分……

 なにしろ今までC3でトップ争いに絡めたことは一度もなく、トップの人の走りがかなり良くて、まさかこんな凡ミスをするとは思っていなかった。
 今回も上位で展開はできるだろうけど、優勝は狙えるかどうか……というイメージだっただけに、まさかのトップ走行にどういうペースで走るか、持ち込む展開をイメージしておらず、集中が乱れてペースを落としてしまった。
 2周目にトップに立ち、その後はひたすらミスをしないように、難しい区間は慎重すぎるような走りで、ステディに進めた。
 案の定、後方からのアタックに曝されて、時折追いついてきたライバルに先頭を譲るか、やはりバックストレートのスピードには余裕があり、どんなに前に出られてもそこで労せずに前に出ることが出来た。 

 最終ラップにも先頭で突入。
 すぐ後方の一人居るのはわかっており、トップ争いをしているのはアタマでは理解していたが、精神的には全く信じられず、どこか混乱しているような感じもまだあった。
 この周回でも中盤で、一人抜かれるが再びバックストレートで簡単に抜き返し、シケインも無難にこなす。

 勝てるだろうか?どうだろうか?

 最後のダブルクランクの進入で後方を振り向いた瞬間だった。
 右に振り向いた所、左、アウトサイドからレイトブレーキで一気に前へ出られてしまった!
 無茶な進入だったみたいで、前に出た彼はリアをスキッドさせてしまい自分の目の前で真横に、慌てて自分もリアをスキッドさせて車体を横に向かせて転倒を防ぎ、クランクを回る。
 最後のストレート、後方につければ前に出られるかと思ったが、先頭に出た彼は立ち上がりがよく、後方に付けずに一気に離されてしまった。
 後方から威勢のいいスプリントで捲ってくる人が居たが、なんとか抑えて2位でゴール。
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 確かに、展開やコースの相性も考えると勝てるレースを、最後に差されて負けてしまったが……しかし、細かい部分よりも気持ちの問題だったんだろうなと思った。

 レース中盤にトップに立った時の走りがちょっと保守的過ぎたし、ラップタイムもGPSログを見ればばらつきが多く、ペースが乱れてるなという感じだった。
 最後のクランクで差し込まれた時、たしかにかなり強引なオーバーテイクだったので、レース後、優勝した人にごめんなさいと謝られたが、むしろあの時、自分は隙を見せてしまったんだろうなと反省。
「絶対勝つぞ!」という意思があって、集中できていたら、あの時並ばれたとしても抜かれなかっただろうし、自分のスキルを考えればボディタッチしつつも気迫を見せる事はできたはず。

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 とまぁ、本当に些細な部分だけど、こういう精神面的な部分が優勝に届かなかったんだろうなと思うと、こんなもんかなという2位でした。
 いずれにしても、調子の良さを活かせて上位争いは出来たし、願っても居ないC2昇格。

 40分レースになっておっかないけれど、これで早朝スタートからは開放! 次回の前橋からはC2だ。



by minagi_ichirino | 2018-10-15 01:10 | Bianchista