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【チャリ】一回勝負!シクロクロス千葉
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 あけましておめでとうございます、一梨乃みなぎです。
 すっかり同人絵師というより、しがないシクロクロッサーになってしまっていますが、気にせず年明け早々シクロクロス千葉に参戦してまいりました。

 シクロクロス千葉は毎年2レースはあるのですが、今年は2月の佐倉ステージがドボンしたせいで、1月の年明け早々のこのイベントが唯一のレースとなりました。
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 それほど得意意識のあるコースではないのですが、昨シーズン最終戦では良い走りもしていて、ここ最近はいい流れで来ているコース。
 特徴としては砂浜を走るゾーンがあるのですが、毎年どんどん草が生い茂り、難易度は下げる傾向。
 それでも完全乗車はなかなか一筋縄ではいかないコースでもあります。

 当日、少々寝坊したのと、窓が凍っていて出発できなかったのもあり、ちょっと会場には遅めの7時半ごろに現地入り。
 どういうわけか、今年はエントリーが非常に多かったのもあり、なんと選手用駐車場に入れず、近所のコインパーキングに入ることに。
 そういうのもあり、朝の試走は2周半ほどで切り上げて、本当にコースチェック程度。
 そのあと、今回はウィンディー筑波のチームメイトのもじゃ吉兄さんと、伊織くんの二人もC3参戦ということで合流しました。

 今までシーズン前半は一人で参戦していたのですが、その継続的な活動も評価されたのか(?)2020年からはウィンディー筑波でもシクロクロスチームを正式な組織としての活動を進めることになり、今回はそんな新体制での初レースとなりました。

 もちろん自分の目標はC1昇格。

 狙ってるレースはシーズン終盤戦の土浦ステージですが、この千葉も決して狙えないステージではなく、お昼ごろにある試走ではきちんと準備していろいろトライ。
 タイヤは前後とも1.5気圧で、センタースリックのVittoria TerrenoDRYをチョイス。
 サンドセクションは一応フル乗車でもOKだけど、展開次第かなという感じ。
 あとは潮の満ち引きで、波打ち際をどの程度攻められるかどうか。
 バイクの転がした感触はいいものの、思いのほか心拍が爆発しやすく、果たしてレースの高強度に耐えられるかどうか、いまいち自信がないままコールアップへ。

 ゼッケン番号は9番で、ここにきてとうとうシングルゼッケンに。
 欠席者が一人居たおかげで、1列目インサイドにグリッドインすることができた。
 今シーズンは比較的スタートがうまく行っているので、これはホールショットも十分狙えるポジションだ。
 
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▲スタートに失敗、埋もれてしまっているのが見える

 同時出走のマスターズ1がスタートして30秒後にホイッスルが鳴り一斉スタート。
 しかしクリートキャッチがややもたつき、蹴りだしに失敗!
 視界の左右から人が捲りこんできて、完全に出遅れたと感じたが、お得意のターンの飛び込みとライン取りで第2ターンの立ち上がりは4番手ほど。
 先頭が見えるポジションで位置取りをしようと思った丘の駆け上がりの最後のターン、後輪に荷重をかけすぎてしまい、なんと前輪の荷重が完全に抜けて早々と落車!
 
 やらかした!!

 すぐに立ち上がって戦線復帰するが、一気にズバズバと抜かれてしまい15~20番手前後までポジションを落としてしまった。
 正直この地点でレースは終わったと思ってしまった。
 何とかあきらめずに、気持ちを切らさずに走ろうと今一度レースに集中しなおすものの、この落車でリズムが狂ってしまった感じもあった……

 1周目のサンドセクション、ほかの人が降車するところを、追い上げなくてはという気持ちで乗車クリアを敢行し、これが決まって一気に前を行くパックをゴボウ抜き。
 なんと1周目には再びポジションを4番手に戻してコントロールラインへ戻ってきた。
 だが、レースはマスターズカテゴリーとも混走なので、今の自分の順位はどれくらいなのか、いまいち確証が持てなかった。

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▲この日は全部降車クリアした、さすがに顔着は…

 2周目も前のパックに追いすがり、再びサンドセクションの9割を乗車クリアをし、ここで一気に2番手へ。
 コース終盤、聞こえてくる牛さんの実況から自分の10秒ほど先を行っている、ZELKOVAチームの選手がC2カテゴリーのトップだと把握し、その間に選手がいないので、どうやら自分が2番手まで上がっていることに気が付いた。

 2番手は十分C1昇格圏内だ。
 だが、今シーズン何度も見た、終盤にかけてズルズルと順位を下げていってしまうレース展開が頭をよぎる。
 まだ5周もある、1周目の落車で熱くなり過ぎたか……?
 2周目の途中から明らかなオーバーペースだということに気づき、一旦心拍を抑えるべく、ややペースを緩める。
 すぐに後ろから選手が来て二人パックになるが、今回は後れを取らずそのまま3周目へ。
 レースは中盤、まだ3番手、それも2位争いのパックに残れている……いつも以上に感触はいいはずだと自分に言い聞かせる。

 脳内に「昇格」の文字が躍る。

 しかし、3周目のサンドセクション、なんとかアドバンテージを得ようと乗車クリアを目指すものの、一旦降車した際にクリートキャッチがうまく行かず落車。
 これが決定的となり表彰台争いのパックから脱落してしまった。
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▲落車した自分、ヘロヘロである

 そのあとはいつものようにズルズルと後退していく、今シーズン何度も見たような展開に。
 特に序盤は稼いでいたサンドセクションでの不手際が目立ち、かえってそこで遅れていってしまう。
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▲波打ち際を往く自分、ここはかなり稼げるゾーンだったが……

 それでも最終周回には8位争いのパックにしがみついて突入。
 今回こそはシングルフィニッシュを目指したものの、やはりサンドセクションで周りから遅れてしまい、コース終盤でもう一人の選手に抜かれてしまい、ついていくものの、うまく差し込む隙もなくそのままゴール。

 結局43人出走で12位と、今シーズン何度も取った順位という結果になってしまった。
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 レースの後、一人で着替えて片付けていると悔しさがこみあげてきてしまった。
 7周のレース、3周目まで表彰台争いのパックに残れていて、そこからの12位である。
 どうしてその中盤までの走り、ポジションを維持できずにどんどん後退してきてしまうのか……

 砂の処理が雑になってきて、それで遅れていってしまったというのはわかるのだけど、そういうミクロの理由ではなく、どうして今シーズンは何度も上位を走りながら粘れずに落ちていってしまうのか……本当にどうしたものか。
 今回のレースも2回も落車しており、とにかく雑なレースが目立つ。
 丁寧に走れ、丁寧にやれと頭ではわかっているのだけど……
 悔しさしかない。

 次のレースは難関コース、城里町ふれあいの里ステージの茨城シクロクロス。
 正直ここのコースは何回も走ってるけど、ほとんどうまく走れた記憶がないけれど、とにかく確実な走りをしてポイントを稼いで土浦にはつなげたい。



by minagi_ichirino | 2020-01-13 01:05 | Bianchista
【チャリ】福島空港に行ったことはあるかい?
 実は12月半ばにインフルエンザにかかってしまいまして……
 茨城シクロクロス涸沼で上がり調子に思えたのもつかぬ間、宇都宮直前にインフルエンザで寝込んでしまい一回休み。
 翌週にエントリーしていたこの東北シクロクロス福島空港ラウンドには、何とか帳尻合わせて出走にこぎつけました。
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 実は福島空港のコースを走るのは初めてのこと。
 東北シクロクロスのラウンドの中でも一番南に位置するラウンドということで、千葉からも遠征しやすいなということと、今年はバイクロアが中止になってしまった関係もあり、初めての遠征となりました。

 近いといっても自宅は4時に出発して、試走時間の7時ごろに現地着。
 ささと準備してあわただしく1回目の試走へ、気温はほぼ0度。寒い!
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  コースは空港に隣接する公園というか、多目的な空き地に作られているのだけれど、本当に滑走路に隣接しており、なおかつ発着のあまり多くない空港だからか、堀で隔てられているものの、割と滑走路の本当にかなり近くを走るコース。
 樹木などはなく、ほぼ吹きさらしで、この日は太陽もほとんど出ず、わずかな風でもひたすら寒かった。

 1回目の試走はコースレイアウトを覚えることを目的に数周周回。
 コース自体は乗車率が高く、それほどむつかしくないものの、2か所「S字キャンバー区間」と「バリア直後の登りヘアピン」のところは丁寧にクリアしないと危ないなと理解。
 そこそこのペースで周回して、いくつかラインや進入スピードを確認。
 全体的には常設コースじゃないのもあり、バンピーなサーフェイス。

 自分の走るC2カテゴリーはお昼ごろスタートなので、試走後、早起きしすぎてだいぶ疲れてしまっていたので仮眠をとって休む。

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▲滑走路が近い法面に広がるコース、ひたすら上るか下る

 2回目の試走前に起きてきて、再びコースインして3周ほど、今度はサーフェイスを確認する感じで走る。
 数レース重ねているので、幾分レコードラインがスムースになっているものの、やはりバンピーなのには変わりはなく、いつもよりも空気圧を低めにセット。
 やや走りは重たくなったものの、スピードが乗った時のスタビリティが満足いくものになり、コーナースピードもいい感じに。
 しかし、S字キャンバー区間は一通り乗車でクリアはできるものの、レーシングスピードではどうかと、やや不安を抱えたまま本戦へ。


 12時30分スタートということで、10分前に召集。
 結構寒かったので、茨城CXチームの吉川さんに手伝っていただき、スタート直前までジャケットを着こみ、グリッドインしてから脱いで渡した。
 東北シクロクロスシリーズは関東ランキング対象外なので、スタートは後方だが、エントリー数がそこまで多くなかったので、2列目に入ることができた。
 普段争うライバルは上位陣では2人か3人くらいなので、うまく走れれば十分昇格も狙える好機。
 しかし、インフルエンザからの病み上がりもあり、果たして高強度で40分走った時にどこまで攻められるかは未知数ではある。

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▲茨城シクロクロスチームの皆さん、当日大変お世話になりました

 笛が鳴ってからのスタートは、クリートキャッチにもたつき蹴りだしに失敗。
 やや下がり気味になってしまったものの、イン側に絶好の隙間を見つけ、1コーナーでハンドルをねじ込み、強引にかち上がり7番手に浮上。
 低圧タイヤのグリップを生かし、スタート直後の平地のターンが相次ぐセクションで、うまい具合に前を二人抜いて5番手へ進出。

 OK、良い感じだ。
 そのまま滑走路方面の下りの直線へ。
 ここでも低圧タイヤのグリップを生かして、飛び込みで一人抜いて4番手へ上がり、さらには上りのヘアピンでももう一人抜き3番手へ一気に攻め込む。
 そして、コース中盤、懸念していたS字キャンバー区間へ。
 前の二人は降車し確実なラインでクリアしていくのを見て、ここは乗車で一気に攻め上がろうと自分は乗車で進入!
 しかし、レーシングスピードでのラインやタイヤの限界を探り切れてなかったが、2回目の切り返しで失敗し、そのまま谷底へ落ちてしまった。
 練習走行ではそこそこいい形でクリアしていたのに……!!
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▲S字キャンバー区間の進入、今回の鬼門となってしまった

 1~2mほどコースの外へ転げ落ちてしまったので、慌てて起き上がり、体制を直してコースに復帰。

 しかしそのあとは崩れたリズムを取り返すのにかなり苦戦してしまった。
 何でもない登りヘアピンで転んでしまったり、2周目のキャンバーでも失敗して順位を落としてしまったり……頭の中では落ち着け!とわかっていても、なかなかリズムを取り戻せない。
 3周目にはアップダウンの激しいコースというのもあり、降車時に足が上がらなくなってきて、なかなか頭のイメージ通りに走らせられない。
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▲この日は低圧タイヤがうまく使えて、深いアングルでコーナーを攻めることができた

 しかしそれでも、何とか粘り強く、ギブアップしない程度に走って最終周回5周目には8番手争いのパックで突入。
 コース中盤まで8番手を維持するものの、残り半周ほどで足が攣り始め、8位争いからずるずると後退。
 最後の登りの九十九折りも、全然足が回らず、攣りそうな足をなだめながらの走りになり、後方から攻め込んできたオンザロードの選手から順位を守ることもできずに後退。
 
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▲コース終盤の九十九折の登り、攣った足で走るには相当キツかった

 結局19人と出走人数が少なかったにもかかわらず10位(3分31秒差)という、不本意な順位で終わってしまった。
 普段争っているような人は4位とか5位とかそういったあたりの順位でゴールしていたので、それくらいは行けただろうなと思うと、なかなか悔しい結果になってしまった。

 しかし、所詮はインフルエンザの病み上がり。
 思えば2周目で明らかに普段より息が上がるのが早いなとか、のぼりがそんなにイケイケで踏めてないなとか……そういった違和感はあったし、レース前にBCAAを十分摂らなかったのも、足攣りの要因もあったかと思うと、まずまずのペースで走れたのでは?という感じも。
 レースとしては上手くまとめられなかったものの、前回では課題だったコーナリングスピードも、低圧タイヤをうまく使うことができて、改善が見られたので、そういう部分ではポジティブな側面もあったように思う。
 
 これで2019年のレースはすべて終わり!
 次はよろしく2020年、1/5の千葉シクロクロスです。
 ここまで一人で参戦を続けていた、いよいよウィンディー筑波シクロクロスチームも、自分の頑張りもあって本格始動となるので、なかなか楽しみなレースになりそうだ。
by minagi_ichirino | 2020-01-02 12:16 | Bianchista
【チャリ】茨城シクロクロス、涸沼っていったいどこだ?
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 今年から新たに加わった茨城シクロクロスの第3ラウンド「涸沼」
 大洗にほど近い茨城町にある自然公園、キャンプ場内で開催されるコースです。
 今年はなんと初日はナイターレース、二日目はデイレースということで、ロジスティクスの関係から一梨乃みなぎとしては、二日目のC2に絞って参戦してまいりました。

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▲実は今回からホイールは両輪ともチューブレス化になって
ようやくシーズン前から構想していたフルスペックのバイクで参戦できた。 

 所属するウィンディー筑波も地元にほど近いレースということで、チーム内からも他二人参戦があったので、久々にチームメイトとレース楽しめるかなと思ったのですが、なんと二人とも、初日のナイターにチャレンジ……
 つまり二日目に参戦するのは自分だけ、現地に来るのも自分だけという結局いつものレースじゃないか!というオチでした。

 二日間開催ということでスケジュール的に余裕があり、試走時間も2回設けられ……
 アサイチの試走は時間の関係で間に合わなかったのですが、二回目の試走でコースの習熟に努め、色々とラインを確認したりできました。

 とはいえ、前日にナイター開催があり、ほかの選手に比べて自分のコースの主熟度は未知数。
 試走で走っていても、相性の悪いコースではないなという印象ではあったものの、走れてるな、今日は速いな、という感じもせず「勝ちに行くレースじゃないな……」というインプレッション。
 レースはスタートは周りに合わせつつ様子を見て、隙を見て前に上がっていこうという、やや消極的だが確実に行く作戦で考えた。
 空気圧は最初1.8程度で合わせたものの、もうちょっとグリップを稼ぎたくて1.7Bar程度まで下げてスタートすることにした。

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 茨城シクロクロスのスタッフや知り合いに挨拶しつつ会場をうろうろ。
 ちなみにこの日はケータリングが少々手薄な印象でしたが、コーヒーがえらいおいしかった……。

 11時15分から招集が始まり、この日はCM1とジュニア一人と混走。
 いつものようにC2は1分遅れのスタッガースタートとなった。

 スタート前に集中してイメージトレーニングを進めるのも慣れては来たものの、周囲に知り合いがいるとつい話が弾んでしまう。
 リラックスする分はいいのかもしれないけれど、個人的にはグリッドインしたら「ビーストモード」にスイッチを切り替えたいタイプなので、あんまりにこやかにしてると、気が緩み過ぎてしまう……。
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▲グリッドインした時の景色、CM1が前に居るので後方に見える。

 笛が鳴って一斉にスタート。
 猛ダッシュを決めるところだが、スタートからのサーフェイスが玉砂利のグラベルということで、あまり得意ではなく、落車が怖く慎重になりつつもポジションを確保くする感じで踏んでいく。
 何とかぼちぼちポジションをあげて10番手前後でシングルトラックのラインへ。
 思ったよりもいい感じだ、だが今までのレースではポジションキープができず、後退してしまうレースばかりだったので、気持ちを抑えて余裕を持った強度を心がけて進めていく。

 しかしその後、キャンバーセクションや泥ゾーンでの処理がうまく行き、次々とミスした人を攻略して上位進出。
 1周目には4位争いのパックで戻ってきた……のだが、前の人のペースがちょっと遅く、最終コーナーで仕掛けて抜きかけたら、まさかのスリップダウン!
 落車をしてしまった!
 慌ててレースに復帰し、きもちを繋ぎなおす。
 ちょっと乱暴な走りをしてしまったなと……思えば最終コーナーではなく、メインストレートでちゃんと仕掛ければよかった。
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▲これは2周目で7~8番手争いに加わる自分
コーナリングアングルが浅いので、もっと攻められるようにならなくては
(お写真は斎藤さんより)

 結局7~8位くらいまでポジションダウンし、表彰台争いのパックからは脱落。
 その後は気持ちを切らさず、攻め過ぎず、確実なペースながら要所要所で攻め続けた。

 この日のコース、とにかく自分は泥の処理と3か所あるキャンバーセクションが速く、そこだけで何人も一気に抜き去り、置き去りにすることができた。
 しかし逆に、芝の連続するターンや林道、玉砂利のカーブがあまりペースがなく、そこでは前についていくので手一杯で、隙をつかれて抜かれてしまうことが多々あった。
 悪い走りではないはずなのだけど……
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▲この日は泥の処理がうまく行った
(お写真はりりさんより)

 強度的にはうまくコントロールできていたのと、何とかレース終盤まで8番手か9番手あたりのポジションに踏みとどまり、自分の得意なセクションで一気に前と詰めて、それ以外のところではなんとか離されないようにペースを刻んでいった。
 途中一回ミスコースしかけて抜かれてしまったのと、コーステープをハンドルに巻き込んでしまい遅れてしまった以外は、大きいミスもなく最終周回へ。
 今シーズンでは、今までになくいい形で走れてる感覚がある。
 
 後方からは今シーズン何度もデュエルになっているAさんが、一人追跡してきているがなんとか抑え込みたい。
 あわよくば前のパックにも追い付ければとペースを少し上げるものの、Aさんもそこは同じ思惑だったようで、コース終盤の直線路で一気に後方へ詰め寄られてしまい、そのまま降車ゾーンの処理で保守的なアプローチをとった自分は一気に抜かれてしまった。
 何とか差し返せないか頑張ったものの、詰めきれずにそのままゴール。
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▲保守的な処理というと例えばこういう処理である!
降車直後のターンはすぐに乗らずにランで確実に処理の判断が多かった。
(お写真はりりさんより)

 最後に一人抜かれてしまったものの、手ごたえはあり、今回こそはトップ10フィニッシュができたかと思ったものの……終わってリザルト見ると12位

 ちくしょう、またいつもの順位じゃないか!!

 今回はそれまでのレースに比べたら、どんどん後退していくだけでなく、ちゃんとレースを通して比較的同じ人とずっとデュエルができたし、それほど遅れていってしまう感じはなく、そこはポジティブな点だった。
 とはいえ、なんといいますか、走りが雑といいますか……ミスコースやコーステープにハンドルをひっかけて遅れるとか、しょうもないミスだし、1周目の落車も雑な攻め方で後退してしまったので、やはりそういう雑な部分の隙をつかれて抜かれたり、差をつけられてしまっているなと。
 単純に脚力やインターバル能力も優れてるわけではないのだけど、そこまで上位陣と大きい差があるわけではないので、あとはやりようなのかなとも。
 ……って、これも前回の幕張と同じ反省点になってしまっているな(汗)
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(お写真は斎藤さんより)

 人間早々変われないけれど、しかし、もっと丁寧に、確実に速いペースでターンする練習はできるはず。
 次回は12月の宇都宮シクロクロス、ここも非常にハイレベルなレースだけれど、これまでにちゃんとダートの練習をこなして、走りを修正していきたい。
 


by minagi_ichirino | 2019-12-05 00:57 | Bianchista
【チャリ】スターライトじゃなくなった幕張クロスを往く
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 前橋シクロクロスでのまずまずなイメージを持ったまま、翌週の連戦となった幕張クロスC2

 シクロクロス千葉と並んで、かなりの近所といえる場所での開催ということですが、実はこの幕張クロス、例年まともに走れた記憶がなく、とにかく参加人数が多く、毎回毎回もみくちゃにされて「何をしてるのかよくわからないうちにゴール」という思い出しかないんですね。

 端的に言えば「苦手」と言って差し支えないレース。

 しかし、サイクルモードと一緒に開催されていることもあって、普段は観戦に来ない知り合いの前で走ることができる貴重な機会。
 月並みな言葉ではありますが「参加することに意義がある」部分もあり、出るからにはもうちょっと、まともにレースしたいなあという形で今年も参加してまいりました。

 現地入りは午前8時半過ぎごろ。
 いつもより遅い時間ながら、タイムスケジュールに余裕があり、試走にはこの時間からでも十分に間に合う寸法。
 駐車場から会場まで大きい道路を隔ててるのもあって、現地入り後、駐車場でささと準備をして即試走へ。
 台風の影響もあり、コースは結構水を含んでいるとは聞いていたけれど、ここ数日の晴れでだいぶ乾いているだろうということで、タイヤはVittoriaのTerrenoDRYを1.7Barでまずスタート。

 ちなみにチューブド運用、チューブレスにはしたかったけれど、色々と機材に不具合があり今回は間に合わず。
 チューブドとチューブレスでは、特にダートの直線でのトラクションやピッチングが全然違うので、早くこの辺を解決して完全な仕様で戦えるようにしたいところだが……
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▲いつもの東洋CX-S、通称「ダートバンシー」号

 試走はいつもの幕張らしく人が多く、特に序盤と終盤にあるテーブルトップや忍者返しセクションの手前では人がいっぱいいて、なかなかレーシングスピードでのシミュレーションに取り組めないのもいつも通り……
 走ってる感じ、芝セクションではスピードが乗るとピッチングが激しく、タイヤの接地感が乏しかったのもあり1.6Barに落とす。
 そのほかはとにかくコースの習熟に努めた。

 試走後はコース付近にいる知り合いに挨拶しつつ、駐車場に戻りゼッケンを張る。
 ちょうどミニ四駆で知り合ったフエさんが、どうやらサイクルモード目当てで幕張付近にいるぞということで「ちょっとレースのアシスタントしてくれよ」とLINEで召喚し、準備をある程度終え駐車場でくつろいでいるうちに合流。

 C2のレースは13時55分スタートながら、12時半からは午後の試走があるということで、再びスタンバイ。
 今度はコースの習熟というより、路面状況のチェックという部分と、下位カテゴリのレースでラインやアプローチが変わってるかどうかを確認した。
 フエさんには荷物を持ってもらう。

 午後の試走は数周周回して、おおよその作戦を立ててスタートを待つこととなった。
 例年よりも余裕のあるスケジュールに加え、今年は試走が比較的まともに走れ、しかもスタートも3列目で(毎年5列目とかそんな感じである)今までになく十分な準備ができた感じがした。
 とにかくスタートである、スタートで前へ上がって、初めてテーブルトップでの乗車クリアが可能になる。
 そのためには追い抜きが可能なゾーンである、1周目のバリアまでに10番手以内をとる必要があるなという思惑だった。
 60人以上の出走というのもあり、10番手以内でゴールできれば万々歳、現実的な目標としては苦手なコースというのもあり10番台でのゴールに定めた。

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 今回のレースは混走がなく、C2のみで行われるヒートというのも嬉しい。
 レース前のお通じも予定通りこなして、無事グリッドイン、レース前はひたすらスタート直後のイメージを何度も頭の中でシミュレーションした。

 号砲が鳴り一斉にスタート!
 クリートキャッチにちょっと失敗したものの、隙を見せるわけにいかず、そのまま強引に踏み倒しながらエンゲージ。
 スタートは平坦な舗装路というのもあって、思ったよりも周りは滅茶滅茶に踏み倒している!
 速い!しかし、ここで上がらなければ、10番手以内へ上がらなければ、40分のレースは台無しになる!
 怯まず踏み倒し、かなりのスピードが乗ったまま1コーナーへ。
 周囲のスピードがかなり乗っていた関係で、途中から明らかに集団のドラフティング効果が感じられ、労せずスピードがぐんぐん伸び、そこからうまく飛び出す形で前へとかち上がる。
 
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▲スタート直後、1コーナーを回ったところ、イン側のラインから前へ上がる自分

 バリア前の小さなテーブルトップで前のグループで落車があったものの、試走時に「前でポカされた時のライン」をシミュレーションしてたおかげで、ほかの人が使わないラインでクリアし、足止めを食らう周囲を尻目に一気にジャンプアップ。
 何とか目標にしていた「10番手以内のポジションでテーブルトップへ突入」を達成することができた。
 上位の2~3人が逃げているようだが、その後方のセカンドグループのパックにジョイントできているようだ。
 今日こそは、何とかこのポジションを維持したい、もうズルズル後退するレースなんて御免だ。
 1周を終えて、どうやらアナウンスでは6番手、3位争いのパックにいるようだ。荒れる幕張でこのチャンスはそうそうない。

 しかし2周目になるとパックのペースがあまりに速く、単純に脚力差というよりテーブルトップやドロップオフ、ヘアピンのターンなどの通過速度が今までとは異次元のスピードで、こちらは後方についているので前の人と同じペースでクリアすればいいだけなのだけど、正直バイクをコントロールできている次元ではなかった。
 とにかくおっかない、マジかよ、このペースでドンパチやるのかよ……!! 
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▲とにかく、パックから落ちてもできる限りのペースで走る

 途中で慶応大学の学連の選手が追い付いてきて、あえなく先行される。
 何とかついていこうと、後方からプッシュするものの、じりじりと離されパックからも脱落してしまう。
 おかしい!ペースは結構頑張れてるはずだ、速い、みんな速すぎる……!!
 集中力を保ち、爆発しかけてる心拍をなだめすかしながら、自分のペースで、できる限りのペースでレースを進めた。

 3周目、4周目、やはりいつもの展開だ、後ろからパックが迫ってきて吸収され、そしてそのパックからもしばらくして脱落する……
 悔しい……!今度こそシングルフィニッシュを掴みたい。
 決して無策にぶち抜かれて置いて行かれているわけではない、決してそんなに遅くはない。
 しかし半周かけて追い付かれ、半周かけて引き離される……このままではダメだ!
 時々雄たけびをあげ、気持ちを奮い立たせて、気持ちを切らさずにとにかく前を追った。
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▲泥ゾーンを気合を入れて抜ける自分、顔は気合入り過ぎである!

 途中2回ほど、泥ゾーンで前輪が逃げたのと、タレてきた相手を処理しようと厳しいラインでターンインしてという失敗で落車してしまったものの、大事には至らず走り続けた。
 自分にアドバンテージのある、泥ゾーンやキャンバーの処理で何とか前を詰め、どうも自分が周囲に比べて遅いと思われる芝のタイトターンや、バリアのクリアなどはひたすらミスせず丁寧に、耐える走りで最終ラップへ。
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▲後方からの攻撃に晒される自分、ひたすら耐えるのみ。

 後方には前回の前橋でも競り合った、サイクルウィッチーズのはねさんのパックが3秒差くらいで追跡してきた。
 こちらもいいペースで走っているが、なかなか引き離すには至らず、むしろジリジリと追い上げられてる感じだ。

 粘らなくては……!!

 こちらも力を振り絞り、後方のパックからはひたすらベストの走りで逃げ続けた。
 コース終盤の最後の忍者返しのゾーンで、勝負に急いだ後方のパックで落車の音が聞こえ、一瞬振り返ると、パック全員を巻き込む絡みだったようで、これで激しい攻撃に晒されることはないかと思い、少しばかりほっとした。

 最後、自分の数秒前に上位からタレてきた人がいて、最後詰め寄れるかと頑張ったものの、相手も奮起してツキイチにすら入れずゴール。
 想像以上に自分を追い込んでいたようで、ゴール後は満足に息ができないほど器官を痛めていた。

 レース後はフエさんに荷物をもらい、スムースにお片付け(感謝)
 気持ち的にはトップ10入れたかなどうかな?という手ごたえはあったものの、最終結果は15位(61人中)
 今回もトップ10は逃すいつもの順位だけれど、毎年半分以下や最下位に近いポジションで走っていただけに、15位のゴールはやり切った感が強かった。
 しかしそれと同時に、C1昇格への壁が、思う以上に高く厚いことに気付かされるレースとなった。

 うまく歯車合えばC1へ上がれるかと思ってシーズンインしたわけだけれど……C2の上位に顔出して、昇格を争い戦うという意味。
 何かを悪いところを改善という感じではなく「すべての部分で僅かに遅い、その積み重ねでじりじり離されていく」 のが今の状態だなと感じた。
 今までは多少のペースには目をつぶって、とにかくミスなくマイペースで走りいつの間にか上位進出、得意なところで一気に前に出るという走りだったが、正直C2上位は全員速くて隙が無い。
 自分の粗削りなレースをもっと洗練させなくてはと強く感じたレースとなった。

 そして勝負を分ける気持ちの差。
 周囲とも脚力差があまりなく、大きいレベル差のないところで争ったときに、勝負を分ける最後の1ワットの出力をポケットから出せるかどうかは、気持ちなんだろうなと、ゴール前、ツキイチに入れなかった自分を思い出して反省。
 次は、次こそはもっとうまくやりたい。

 レース後はフエ氏にブルべ完走おめ、ということで焼き肉をおごりました。

 次レースは茨城シクロクロス涸沼、初開催のコース、果たしてどうか?
 

by minagi_ichirino | 2019-11-27 23:49 | Bianchista
【チャリ】19-20シーズン!前橋シクロクロスDAY2へ
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 個人的に19-20のクロスシーズンの2戦目となる前橋シクロクロスDAY2に参戦してまいりました。
 本来ならば、10月半ばに茨城シクロクロス取手・小貝川ステージがあって、得意コースというのもあり、そこに昇格を賭けていたわけですが、まさかの台風直撃でレースは中止。
 常設コース自体も激しく浸水、破壊され、11月に入ってもいまだに閉鎖中で練習できずという状況に……
 という感じで、開幕戦の城里町のレースから約一か月のブランクが空いた二戦目が、今回の前橋シクロクロスDAY2となりました。

 今回はウィンディー筑波のチームのアシスタントとして、以前鴨川クリテリウムでお世話になった"カメライダー"松井君に、再びお手伝いいただきました。
 お手伝いといっても、レース前に荷物を持ってもらって、ゴールした後の介護をお願いする程度ですが……
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▲後ろでキリッとしてるのが松井君

 前橋シクロクロスは試走時間が長くとられてるのが特徴で、6時から8時までのなんと2時間。
 この日の現地入りは大体6時半くらいと、試走時間が始まってからの現地入りではあったのですが、それでもたっぷり1時間以上コースの習熟に時間をかけることができました。
 
 台風の影響は河川敷にほど近いこのコースでもあって、前日のDAY1ではまだかなり水が残っており、ひどいマッドコンディション。
 自分の走るDAY2は、前日の好天と気温もあって、幾分路面があがったものの、それでも非常にマッドなゾーンが多いコースになっており、タイヤチョイスはVittoria Terreno WETを1.5Barでチョイスすることにした。
 特にこのコースは、バリアの後、スピードが乗っていない状態での直登が2か所あり、ブロックパターンでトラクションを稼ぎたかった。
 また、コース後半の駐車場を使ったゾーンはかなりマッドな状態でではあったが、TerrenoWETは非常にコントロールもグリップバランスも良く、おおむね問題なく走ることができた。
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▲パンプトラック入り口にある直登部分
ここをどうアプローチするか難しかった

 インフィールドのパンプトラックの動きの確認や、直登部分のアプローチをいろいろ試しつつの試走を終えてレース前の準備に。
 前橋は、過去何度か出ているコースだけれど、比較的良い印象のあるコースなので、うまくいけば上位争いに加われるかもとは期待していたものの、台風と転職の関係で少し高強度状態での走りに不安を残しつつ招集に向かった。

 招集ゾーンでは、茨城シクロクロスで見知った知り合いとあいさつしたり談笑したりでリラックス。
 グリッドインは3列目、スターティンググリッドではスタートのイメージと、ラインをひたすら頭に思い浮かべ集中してホイッスルを待った。
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 スタートはOK、開幕戦に引き続き掛かりが良く、スルスルと前へ少し上がって、1コーナーの降車ゾーンへ。
 スタート直後の混乱も何とか交わして、だいたい10番手前後で落ち着けてパンプトラックゾーンに入っていく。 
 体の具合はスタート前にお通じも終えており、そう悪くはない。
 1周目の泥ゾーンもうまくこなして、7番手程度までジャンプアップして1周目を終えた。
 
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 メインストレートも踏めていて、もっと順位を上げていこうかもう少し踏んでいるが、かなりオーバーペースな感じもしたので少しペースを落ち着かせてとにかくステディにレースを進めた。
 2週目にはさらに一人処理をして6番手まで上がるものの、合計で6周回というのもあり、このペースではかなり終盤きつくなるなということでマイペースを心がける。
 
 しかし、そこからなかなか周りのペースが落ちてこない!
 逆にじりじりと前と離されて、後方からの攻撃にさらされることに……
 1周回ごとに、後方のパックに詰め寄られ、隙をつかれて前に出られてしまうような展開にひたすら防戦一方。

 こちらも悪くないペースで走れてはいる、しかし、周囲が速すぎる……!!
 何とか踏ん張ってペースをキープして前を窺おうとするものの、とにかくC2でトップ10走るような人はミスも全然しないし、ペースもかなり良い(当たり前)
 スグに突き放されてノックアウトされる感じではないものの、1周かけて3秒、4秒離されていくような、そういう苦しい展開に。
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▲コース中盤の林道セクションを行く
練習では乗車クリアも可能だったが、担ぎとほとんど変わらなかったので、リスクを考えて本戦ではすべて担ぎでクリアした

 路面もスタート直後はマディだったものの、40分のレース時間中にどんどん上がってきて、ラスト2周では路面に対してタイヤの空気圧が低く、食い過ぎてしまい腰砕けてしまう感じに。
 後輪もコーナーでのタイヤの変形が激しく、エア漏れするようになり、ラストの集会ではほぼスローパンク状態に。 
 とにかく、長い、長い40分のレースとなった。
 最終コーナーで、昨年バイクロアでチームを組んだはねさんにも差し込まれるものの、なんとかスプリントで捲り返しての12位、1分45秒差でのゴール。
 ここ一番の出力は上がってきているので、最後もうちょっと考えてラインや走りを選べば11位でゴールできたかも……
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▲最終周回のパンプトラックへ向かう
後輪がスローパンクで潰れてしまっている

 結局、開幕戦の城里町のステージと同じような展開になってしまった。
 序盤の掛かりが良く、前方で展開できるのだけど、そこの維持ができない、じりじりと後退してしまう……
 昨年までなら、後半戦の粘りの良さで前に上がっていく展開が多かったのだけど、今年は同じ走りができていない。
 レース後にもやもやと松井君と話しながら考えたものの、結局は「昨年よりロングライド(長時間)での走り込みができていない」という部分が思い当たることに……

 確かに転職も時期的に重なって、まとまった時間が取れず、2~3時間で60km程度の練習はしていたものの、100kmを超えるロングはできてなかったなあと。
 レースではそんなに長時間走らないけれど、しかし体の持っているキャパシティはロングライドでもっと広がるはず……
 ポジティブな側面も多いので、あとはその部分のアジャストさえうまくやれれば、着に絡める走りはできるはず。
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 レース後は出店していたエスキーナさんでカレーを食べて満足。
 次レースは11月の頭、幕張クロスです。
 苦手コースなので、上位入賞というより、確実に自分の走りができるレースにしたい。



by minagi_ichirino | 2019-11-20 14:57 | Bianchista
【チャリ】茨城シクロクロス19-20シーズン開幕戦「城里町うぐいすの里」
 いよいよ始まるシクロクロスシーズン、自分の開幕戦に選んだのは毎年の茨城シクロクロスの城里・うぐいすの里ステージ。
 ここのコースは非常に高低差があって、上ったり下ったり担いだり、グランドの平坦もあり、開幕からいきなり難易度の高いハードなコース。
 回を重ねるごとに、毎年コースは少しづつ違ったりしているのだけど、今年のコース自体は昨年の第1戦に非常に似たもの。
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▲きのこコーナーの設営は実は自分がやったりした

 事前の練習や、高低差のハードなコースでの動きのチェックができていなかったので、前日の設営から現地入りし、練習も兼ねて試走に取り組んだ。
 そんな試走も、最初の数周は「このラインと抜け方でいいのだろうか?」と言う塩梅で、あんまりうまく走れている感じがせず、色々とトライしつつ、なんとなくというレベルであるが納得行くイメージを作ることが出来た。
 
 バイクは今年で3シーズン目になる東洋フレームのCX-S。
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 前のシーズン終盤で問題になっていたチェンリングも新品に交換し、チェーンももちろん新品、ペダルもニードルベアリングを新しいものに。
 ステムもよりロードに近いポジションで走れるように、若干低くなるようなものをセットした。
 タイヤもドライタイヤのみだったところを、ウェット用のタイヤを用意して、これでコンディションやコースに対応できるようになって、前シーズンで機材面で問題になっていた部分をだいたいカバーすることが出来たはず。

 当日の天気予報は雨で心配されたコンディションだったものの、当日陽が明けてみれば気持ち良い青空が。
 前日設営のお手伝いもあって、城里町に宿泊し、早起きもそこそこに現地入りは朝の6時半頃。

 一応マッドタイヤも用意してきたものの、この日はセンタースリック一択だなと言うことでタイヤはVittoriaのTerreno DRY
 ホイールは今シーズンから使いはじめることにした、自前の手組ホイール、ヴェロシティのQuillリムに、DTSwissの350ハブである。
 蹴りだしはまずまず良いけど、ちょっと重量的にモサい。

 前日に練習も兼ねた試走をしているので、朝の試走はそこそこに、コンディションの確認と、他のライダーの走りやラインをマーキング。
 グラウンドからテニスコート脇に向かうキャンバーとドロップオフの区間、それから冒険の丘までのダウンヒルセクションのライン取りや走り方、なんとなく自分でも悪くない形にまとめたけれど、周囲の人の走りと比べると、どうかなあ……という感想のまま試走を終える。
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▲テニスコート脇のキャンバー区間、ここの進入のラインがタイトでなかなか難しかった

 以前JBCF鴨川クリテで挨拶した、GROWINGの古谷さんが居たので、挨拶も兼ねて話しかけていろいろ聞いてみる。
 古谷さんとは同じC2クラスタなのだが、同じC2に筑波大の横山さんっていうドチャクソ速い人が居るから、マークした方がいいとの情報を得る。
 しかしそうは言っても、正直試走のイメージでは感触は悪くないけれど、速い人はもっと速いだろうなという感触だったので、勝ちに行くレースというより、レース勘をちゃんと持って、とにかくステディに進めようと考えることにした。

 タイヤは前後とも1.5Bar、今回は準備が間に合わずチューブレス化出来なかったのが悔やまれる。

 ゼッケンは13番、誰か欠席が出れば2列目に滑り込めたけど、なんとC2は好天というのもあったかもしれないけれど、欠席者ゼロの28人出走。
 この日は食事が遅かったせいか、レース前に便所で出せず、ちょっとコンディションを合わせきれないままグリッドインとなった。
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▲C2のスターティンググリッド、自分は3列目

 鴨川クリテの反省からか、レース前はとにかく集中、リラックスよりもまず集中。
 号砲が鳴るまでの間、ひたすらレースのスタートをイメージしてジッと待った。

 CM1クラスとの混走ということで、彼等がスタートして2分のビハインドでC2も号砲が鳴り一斉にスタート。
 クリートキャッチはまずまずOK、スタートからしばらくはターマックということで、やや重た目のギヤで踏み倒して1コーナーから最初の上りへ。
 今年は実業団で走ったり、比較的質の良い練習をしているだけあり、例年よりスタートからの踏み込みの粘りがよく、上り区間でも無理せず前方グループにきっちりとつくことが出来た。

 そんな坂道を登り切るかどうかのポイントで、古谷さんがいきなり前方でアタックを掛けるようにすっ飛んでいくのが見えた。
 彼は自分が行った鴨川クリテのE3で勝っていて、更にその後E2でも勝ってような健脚なので、ここは無理せずに自分のペースで行こうと隊列の位置取りに気を向ける。

 1周目のダウンヒル区間もライン取りが上手く取れて、そこそこに上位のポジションまで上げて、冒険の丘の担ぎ区間へ。
 特にここの奥の階段部分は、道幅も広くなく頑張っても無駄足になってしまうので、焦らず確実な足取りで……と思うものの、どうもここの区間のペースが自分になく、ジリジリと離されながらこなす。
 ターマックの下り区間も、非常にナーバスなセクションなので、かなりゆっくりと走り、以前走ったC4の時ほど攻めたコーナリングにはせず、確実に行った。
 そのせいもあって、ここの区間でどうしても前と差が開いてしまい、思ったよりみんなこの区間攻めてるな……と気持ち的にちょっと焦る。
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 1周目は7番手で周回を終える。
 レース時間と、イベントの進行を考えると、恐らく4周……
 あんまり攻めすぎないようにとにかく確実な走りを心がけて、坂道やグランドなど踏むところではきっちり踏んで手堅いペースでレースを進めた。
 2周目の後半から、タレて落ちてきたCM1の人たちを処理しながらのレースに。

 しかし、この2周目の冒険の丘の担ぎあたりから、とにかくこの担ぎ区間が、あまりに遅すぎて前の人から大きく離されていってしまうことに気づく。
 いや、1周目もそんなに速くなかったが……
 コレ以上ここの担ぎでペースを上げると、その後の走りに影響が出てしまいそうだし、そもそも力んで走ろうとしても、滑って転んでしまったら却ってロスである。
 フィジカル的に余裕が有るわけではないけれど、追い込めばもうちょっといいペースで走れるかもしれない……しかし、やはり落車のイメージが怖く、終始もう一段ギアを上げられずという走りになってしまった。
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▲長い坂道へのアプローチのセクション、このレースは単独走ばかりだった

 3周目にはフィジカル的にも限界に近く、一度は抜いたCM1の後方の選手にも先に行かれてしまったり、担ぎで後方に詰め寄られて抜かれてしまったり。

 最終周回には9番手で入る。
 しかし、やはりこの周回でも、冒険の丘の担ぎ区間が遅く、ダウンヒルセクションでは10秒以上の差をつけていた後方の二人パックに、一気に抜かれてしまい、そのあと、なんとかグランドセクションで挽回できないか頑張ったけれど、全然遠くへ離されてしまっており、結局は単独で走って11位でのゴール。
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 とにかくこのレース、デュエルを全然やらなかったなあと。
 後ろから迫ってきても、頑張れずにあえなくパスされて置き去りにされるという展開ばかりであった。
 デュエルする元気がなかったといえばそれまでなんだけど、でも結局は気持ちなのかなあとも、イメージだけでも攻めて攻めて、相手に食らいついていくイメージを持たないと、まず体がついてこないよなと。
 たまには脚力オバケみたいな人もいるけれど、基本同じC2カテゴリであれば、似たような脚力で似たようなスキルで……もちろん得意不得意はあるにしろ、そこまで大きなアドバンテージやディスアドバンテージはなかったりするわけで……
 じゃぁ、そういう時に勝った負けたを分けるのって、案外「気持ち」なのかなとも。
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▲めっちゃ恐ろしいグランドまでのアプローチの舗装路の下り
かなり大事を取って攻めずに走ったけれど……

 少なくとも、8位くらいには滑り込めるコンディションだったり、走りだったりしたわけで、それって単純にスキルやフィジカルって問題でなく、自分から十分にそれを引き出せていない、気持ちでもう一歩踏み込んだ領域で走れる余地があったんじゃないかと……

 とまぁ、そう反省はしつつも、レース自体は概ねステディに進められてペースも大崩れすることなく、落車やトラブルもなくレースをまとめられたので、ひとまずは開幕戦としては悪くない形でまとめることが出来た。
 次は得意の取手ステージ、小貝川リバーサイドパークなので、ここでは完全に自分を出しきる走りをしたい。
 そして出し切りさえすれば、確実に着に絡める走りはできるはず!
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by minagi_ichirino | 2019-09-27 01:28 | Bianchista
【チャリ】JBCF鴨川ブルークリテリウムで打ちのめされた話
 6月の那須矢板ロードレースから約2ヶ月のブランク(という名のコミケ原稿……)を挟んで久しぶりのロードレースです。
 今回は千葉県鴨川市、運動公園の特設コースを周回するコース。

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 しかし、鴨川市というロケーションもあり、ウィンディー筑波からの出走は自分一人。
 JBCF公式ということで、アテンドはチームメイトの松井くんにお願いしてお手伝いしていただきました。
 
 松井くんは今年は少し研究が忙しくてレースの出走はないものの、ロードレースの経験が豊富で、レース前の試走では一緒に走り色々と確認したり、どの辺を気に留めておいたほうがいいかなど、相談に乗っていただきました。感謝!!
 
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 現地には8時前くらいに到着して、簡単に準備。
 このへんは隔週でオートランドテクノでやっている走行会でやっていることというのもあり、スムースな感じにこなす。
 試走時間が結構多くあったので、せっかく走れるならば……ということで、それなりに精力的に走りました。
 
 試走が終わってからトイレを済まして、松井くんに持ってきて頂いたローラー台でウォーミングアップをする……
 
 とはいえ、ローラー台を回すのは初めてなので、どういうイメージでローラー台を回せばいいのかイマイチイメージが掴みづらく、そこそこの強度で淡々と回して、エネルギーの燃焼というか、胃腸周りをならして、レース中にびっくりしないように心がける感じで20分ほど回す。
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 出走はE3の2組、エントリーが少なかった上に2つに分かれているので出走はわずか16人。周回数は25周。
 以前出たクリテリウムは60人近く居たので、その時とだいぶイメージが異なるのだけど……果たして。

 観客も関係者も少なく、なんとなくのどかな雰囲気のまま号砲が鳴ってローリングスタート、なんとなくちょろちょろと走りつつ、すぐにアクチュアルスタートが切られ、早速アタックがかかり、なんとなく反応してしまう。
 レース前のミーティングで、アクチュアルスタートのタイミングがかなり早いなあとは思ってたけれど、実際レース始まるとホントあっという間でローリングは30秒くらいしかなかった……イメージが出来てなかったのもあって、少し面食らう。
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 以前はあんまり前に出るのを怖がって、集団内でおどおどしてたのだけど、割と前に出てしまったほうがイージーだよというアドバイスも有り、展開や流れて前に出れそうなら先頭で引いてしまってもいいかなという感じで序盤は展開。
 実際2周目からなんとなく流れで先頭へ出てしまう。
 踏みすぎないように、ちょっと余裕があるかなくらいでペースを間違えないように確実なペースで進める。

 2~3周ほど先頭を引いた後、直線で後ろが追ってきたので、無理せず後方へ……下がろうとしたら、集団が想像以上に小さく、なんとちぎれかけてしまう。
 びっくりして追いかけて何とかペロトン後方へつくものの、無駄足を使ってしまい心拍が爆発して、締め付けられるような腹痛にもかられてしまう。
 集団後方でひらひらしながら、なんとか体を落ち着かせないとと思い、いろいろ試すものの、後方というのもありなかなかインターバルでえらい目に合わされて、勝手に消耗していくアホくさい展開に。

 10周目前後くらいから、どうしようもなくしんどくて、走りがラフになり、パイロンに前輪をぶつけたり、ラインを見誤ってしまったり、なんでもないところでフラついてしまって怒鳴られたりと「こりゃ俺危ない走りになっちゃってるな……」と意気消沈、何度か前に上がれるタイミングが合ったものの、この状況で前に上がるとマジで落車騒ぎになりそうで、怖くて全然集団に入っていけない。

 結局14~5周まで粘ったものの、なんとサッカー場への進入の右カーブで反応が遅れ、直進して土手を登ってしまい一人で勝手にシクロクロス。
 奇跡的に落車せずすぐにコースに戻ったものの、完全にペロトンから落ちてしまい万事休す。

 その後は足切りまでもったいないので、気持ちを切らさずガンガン踏んで走ったものの、18周目でDNFになってしまいました。
 レース途中からはチームの監督や松井くんのことを思うと、みっともないレースは出来ないよなと、必死になってゴールを目指す感じになってしまったけれど、情けない結果に。
 レース中の動きもヘロヘロになってしまい酷いもので、ただまぁ、他の人を巻き込んだりしなくてよかったなとは思ったし、-7LAPとはいえ、瞬殺という感じではなくそれなりには終盤まで走れてたし、それはそれで練習や経験になったし良かったかな。

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 結局いろいろ思ったものの、まずインターバルの強度に体が耐えれてないのと、那須クリテリウムの時も感じたけれど出力が全然足りてない。
 無駄足使ってるのは確かだけれど、とはいえ些細なものなので根本的にこの辺をもうちょっと積み重ねないとなあというのを実感。

 その他、レースのスタート直後のアタックになんとなく反応してしまい前へ出てしまったということと、集団から無意味に落ちかけてしまったということ。
 ちょっと不用意すぎたし、小集団のレースはこの辺もっと緊張感持ってチェックはいらないと変なことになるよなと。
 レース前にもっとイメージトレーニングをちゃんとやって、気持ちをちゃんとレースの中に持って行ってやれば、こういう不用意な動きも減るだろうしなとも。

 しかし、せめてゴールはしたかったな……実際集団の後方で苦しそうに自分とポジションを変えながら走ってた方は、なんとか最後尾ながらゴールしているので、もうちょっと集中して丁寧に走れれば、ゴールできないレースではなかったはず。
 この悔しさは次のレースにぶつけたい……と、言いつつも、次はもうCXのシーズンインです(汗

 9月の末、茨城CX開幕戦、城里町で会おう!!

by minagi_ichirino | 2019-08-25 22:40 | Bianchista
【チャリ】Bianchi 928SL IASP Ceramica Flaminia
 オンロードでのレースやロードワークで愛用しているマシン、928SLについて、ひとまずまとまってきたので、ここに記しておこうかなと。
【チャリ】Bianchi 928SL IASP Ceramica Flaminia_a0293131_00095365.jpg
 自分がレースで使っているBianchiの928SL、モデルイヤーは2009年で、今からもう10年ほど前のものではあるのですが「928」という名前がついたモデルでの最終型です。

 有名な話ですが、928というモデル名はBianchiのバイクがダブルツール(この場合はジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランス)を獲得した年号に由来しています。
 1949年と、1952年はエディ・メルクスと並んで「チャンピオンの中のチャンピオン」と語られる、ファウスト・コッピによって。
 そして1998年は、伝説的なクライマー、マルコ・パンターニによって。

 自分の使う最終型2009年モデルは、928のロゴはイタリア語の筆記体で描かれていて、トップチューブに「Nave Due Otto」ってあるんですが、でもちょっとわかりづらいですよねこれ……
 
 この928SLは2009年当時Bianchiの競技用のハイエンドモデルで、それを表すHoC(HORS of CATEGORY)のロゴがあります。
 00年代前半に登場した、ハイエンドのカーボンフレーム「Bianchi XL Carbon」が元々の起源で、このXLっていうのはアルミモデルやチタンモデル、スチールモデルも含めたコンペティションユースのグレードです。
 自分の使う928SLは、09年の最終型で名前にあるようにIASP……インテグラルシートポストが特徴で、シートチューブも完全な丸パイプではなくエアロ形状になっており、翌年に登場する初代Oltreのスタディモデル的なポジションになっています。

 このチェレステ成分が少なめで、赤やカーボン地が見えるカラーリングは、この2010年前後のグラフィックの特徴で、この年代は比較的派手なカラースキームが施されたモデルがBianchiには多かったように思います。
 ちなみにこのカラースキームは、カタログ外カラーで、当時供給していたプロコンチネンタルチーム「Ceramica Flaminia」のものです(日本に何台あるんだろう?ひょっとしたら自分のこの一台しか無いかもしれない)

 ただ、フロントフォークだけが何故か08年カラーになっていてちょっとちぐはぐです(汗


 そもそもなんでこんなキワモノ車両を手に入れられたかというと……知り合いの栃木のコレクターさんが、ちょっと倉庫整理というので「ところでみなぎくん、前話してた928SL買わない??」って持ちかけられたんですね。

 その当時自分はオルトレを乗ってたわけなんですが、よく走るバイクでそれなりには気に入ってたんですが、いかんせんシートステーが細すぎてやたらめったら気を遣うし、個人的にはもうちょっとスパルタンな性格のフレームが欲しかったんですね。
 中でも2009モデルの928SLはグラフィックも好みだし、あれのチェレステがあれば欲しいなと思ってて、時々栃木の彼と会う度に「いや~09モデルの928SL、どこかにないですかね~」とは話たりしてたのですね。

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 まさか本当に転がり込んでくるとは……
(余談ではあるのですが、一緒にアレッシオカラーのS9 MATTA(マグヌス・バックステッドのレプリカ)買わない??とも持ちかけられたんですが、仕様を聞くとあまりに豪華すぎて、ガンガン使う自転車って感じじゃないなってなって、そちらは流しました……)

 実際にお迎えしたのは昨年の11月で、そこからちまちまと部品を集め……足りなくなったお金は、オルトレをヤフオクで手放して工面して、今度こそは妥協せず相棒と呼べるようなマシンにするぞと、細部まで納得行く仕様で組み上げていきました。
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 ディレイラーはフェニーチェ用に用意していた直付用の6800系があったので、それをバンドで取り付けたのですが……なんとロゴが隠れるじゃないですか!!
 えっ?コレは仕様なの?? いいのこれで??
 ちなみに反対側(フレーム左側)はロゴが途中からありません……え~、これはですね多分エラーフレームです

 他にもヘッドの寸法がなんだかおかしい……ヘッドベアリングがちゃんと埋まらなくて、ダストキャップやフォーククラウンの間がスキマスキマ状態。
 
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 インテグラルシートポストなので、以前計測してもらったシマノのバイクフィッティングシステムのシートを参考に切っていきます。
 ちなみに少し短めに切って、切り落とした部分を幾つか輪切りにして+7~8mmほどのアジャストができるようにしました。
 しかし、肝心のシートクランプ付属のアルミのシートエンドが……寸法ズレで付きませんでした。一体どうなってるんだメイド・イン・イタリー!!(涙

 インテグラルからフレームの中を覗けば、ビニールのゴミが結構詰まってます……カーボンフレーム、精度がイマイチだとロットによってゴミが残るとは、話には聞いてたけど、コイツはハイエンドやで、しかも恐らくチーム供給品の余り物やぞ……そりゃあ、リカルド・リッコもレース前に絶望して献血に行くレベル。

 とまぁ、はっきり言って「フレームの出来としては大変よろしくないです」
 品質とか本当にあったもんじゃない感じです、正直自前で組んでて「おいおいマジかよ、偽物じゃなかろうなこれ……」という猜疑心に何度も苛まれました。
 ただこの928SLは大変な不人気車で、不人気すぎて2009年モデルなのに売れ残りまくって2010年もカタログに載ってしまった といういわくつきでもありまして、当然こんな不人気車の偽物なんてあるわけないですね。
 
 そもそも、この928SLまでは恐らくフレーム自体もイタリア現地生産と思われるもので、このモデル以降は台湾生産、塗装などをイタリア本国で行うという流れになっていったと考えられ、それを思えば「う~むイタリアンジョブとはこのことか」とも思えなくもない。
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 クランクは以前から使いたかった30mmスピンドルのROTORの3D30の170mm、チェンリングは投げ売り状態だったROTORのNoQ/Qarbon50T……しかし、このチェンリング、そんなに精度よろしくないですね。クランク回してて、結構左右のフレがあって音が出やすく、FD調整がNoQにかかわらず結構シビアで……やっぱShimanoかPraxis入れたかったな。
 フレームはBB30登場以前のものなので、当然BSA68なんですが、トライピークのBSA68/30のコンバーションBBを入れるという、ちょっとへその曲がったアイテムで、ねじ切りフレームにBB30を入れるという行為に及びました。
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 バロックギア入れてみたりしたんですが、なんとROTORの5穴のPCD110は、穴の位相がちょっと特殊らしくて、バロックギアのPCD110の位相は、SRAMや7900系の5穴用、ROTORでは全然ピークがあってませんでした
 なので、結局CXで余ってたSRAM FORCEの34Tをインナーに入れてます。

 
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 そしてコイツ、ビッグプーリーキットです、チーム右京が使ってたトライピークのジェットストリームです。
 本当はカーボンキットのほうを入れたかったのですが、あっちはもう絶望するほど高価だったので、こちらも十分高価ながら、まだ手が出せそうだったので使ってみます。
 しかしビッグプーリーキットとといえば、変速セッティングのシビアさに、バランスがズレた時のディレイラー巻き込み事故が気になるところ……そこでの解決策が……
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 DT SWISSのRWSです、コイツでリアエンドをがっちりホールド!
 更にはホイールも横剛性のしっかりしたものをチョイスして、自転車を振った時にもちゃんとプーリーケージとのクリアランスを確保できるように考えました。
 これで、さすがにディレイラー巻き込みはノープロブレムだと思いたい!

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 ハンドルはFSAのWING PROのBianchiのレパルトコルサモデルです。
 Bianchiのミドルグレード以上の完成車についてくる極普通のアルミハンドルなんですが、これ、非常に調子が良いです。
 浅ドロップで、下ハンドルもひきやすいし、肩からクランプ部分まではいい感じにウィング形状に、剛性感も良く、何よりそこそこ軽量です。
 下ハンドルが400mm幅ですが、ブラケットから肩の部分にかけては恐らく380mm程度のナローな幅なのも、なかなか腋を締めやすくていいですね。

 やはりカーボンに比べると軽さや凝った形状ではないのですが、しかしそれでも重量的にはDEDAのZERO100くらいですから、十分軽量級といえるでしょう。
 個人的には出来のいいアルミハンドルに、ゴツ目の高剛性なカーボンステムがジャスティス。

 この組み合わせがThis Is It!!

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 そしてこのカスタムの最後に加えるスパイスが、なんとこの特注ボルトです。
 日本特殊螺旋さんによる、ベータチタニウムボルト。

 928SLはフレーム単体でで1000gを切り、更にはシートポストが要らないので、スペック上では非常に軽量なフレームではあるんですが……このスペックには落とし穴があってですね「その代わり、インテグラルに使うシートヤグラが激重」なんですよね。
 ヤグラはかつてのスレッドステムのように、ウスで閉めこむタイプなんですが、持って驚くほどの重さです。

 サドル部分は、自転車で一番高いところに位置するものですし、何より、ペダルやハンドル周りという、動きの起点からも非常に離れた位置にあるものですから、ここに重量物があると、操縦の軽快さが損なわれやすいんですね。
 なので、なんとしてもこのヤグラをもうちょっとでも軽量化したい……そこで、やたらめったら巨大なM6ボルトをチタン化するというカスタムに走ったのです。

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 う~ん……陽極酸化処理で色を付けてみたけれど、見てくれ的には非常に地味。
 しかし、こういう部分の処理というか、こだわりが愛着に響いてくると信じたい。
 理屈的には、確実にこの部分は軽いと、バイク振った時のリニアさが違うはずだから。

 と、組んで試走したりを繰り返しつつも、いよいよ完成したのがこの姿です
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▲練習&ポタリングのVittoriaルビノ仕様

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▲本番のChallengeタイヤ仕様(今はVittoria CORSAになってます)

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▲アルミリムのニュートロン、矢板ロード仕様

 実際ポジションが出てくると、最初に組んでいた時の不安はどこかへ、非常によく走ります、10年前とはいえ腐ってもハイエンドですね
 初代オルトレに比べると、結構ガッチリ感あります、ただ、ヘッド周りの剛性は今のバイクに比べるとやや物足りないかな……
 蹴り出しもいいし、BB周りの剛性感も申し分ない。

 ビッグプーリーも最初のうちは、だいぶ音鳴りがありましたが、今は慣らしが終わり非常にスムースにストレス無く動いてくれます。
 ホイールは普段はFulcrumのRacing ZERO CARBONを使っていますが、将来的には40~50mmハイトのリムも使って走ってみたいところです。


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Frame Bianchi 928SL IASP Ceramica Flaminia
Wheels Fulcrum Racing ZERO Carbon (Brite)
Tire Vittoria Open CORSA 23C
QR DT Swiss RWS
Crankset ROTOR 3D30/170mm
Chainring ROTOR NO-Q Qurbon 50-34Tooth
BB Tripeak BSA30 Steel
Groupset Shimano ULTEGRA 6800+Tripeak Jetstream Derailleur Cage
Brakes Shimano Ultegra R8000
Handlebar FSA WING PRO Reparto Corsa 400mm
Stem FSA K-FORCE CARBON 100mm
Saddle SelleItalia SLR Super Flow
Seatpost βtitanium BoltTune
Pedal Time Xpresso6



by minagi_ichirino | 2019-08-02 01:56 | Bianchista
【チャリ】ビアンキミニベロどうでしょう
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 なんだかんだとそれ相応には使い倒しているミニベロ。

 2012年にお迎えして、通勤から下駄チャリにしていたビアンキのミニベロがとうとう破壊しやがりまして、少々お金をかけてリビルドをしました。
 破壊というのも、この自転車、ブレーキがVブレーキなんですが、長年使ってきたせいでリムが削れ過ぎて裂けてしまったんですね。
 他にもシフターも割れて壊れてましたし、グリップもボロボロ、修理するか、押入れに仕舞いこむか、非常に悩んだりもしましたが、結局は多少お金かけてカスタムしつつも走るように整備しました。

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 という姿がコレです。
 ベースはBianchi Minivelo7で、モデルイヤーは2012年なので、ホントに7年選手。
 パイピングはハイテンスチールですが、ラグの演出がなかなかオールドスクール感あります。
 ちなみに走りは「やたら疲れる自転車」です、車輪の直径もあいまって、とにかくぴょこぴょこ跳ねる。
 何度か、普段使いももうちょっと快適な自転車にしたいなと思いつつも、このめんこい佇まいをみると、まぁ、ミニベロも良いか……という気持ちで7年です。

 ホイールはヤフオクで激安品が出てたのでそれに交換……しかし、JOYTECHのハブの回転がシブシブで、こりゃああんまり良くないなあと。
 しかしコイツでロングライドを頑張るわけでなし、お気楽ご近所自転車ですから、まぁ、こんなもんでいいでしょうという感じです。

 合わせてタイヤをKENDAのKWESTから、パナレーサーのPASERAコンパクトに交換です。アメサイド。
 本当は、ケブラービードでスキンサイドの1.5インチ幅のタイヤが欲しかったんですが、そんなものはない

 そもそもスキンサイドで1.5インチ幅のタイヤって地点で相当選択肢が少なく、実質KENDAのKWESTか、ブリヂストンCHEROの20F用純正タイヤしかありません。
 1.75幅になってくると、BMX用が出てきて選択肢が広がるんですが、1.75幅では今度は泥除けがキツキツです。

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 ▲実はこんな感じで、以前1.75幅のスキンサイドのタイヤ……パナレーサーのHP406を履いていたことがあったんですが、泥除けとにクリアランスがほんとギリギリで、ビーバーテイル付けられなかったんですね。
 つまり「オールディーズなビーバーテイルつけたいというエゴ」で、タイヤはどうしても1.5インチ幅にしたかったんですね。
 なので、アメサイドは黄色が強いんで、ちょっと調和という部分では少し色強い感じもしますが……ただ、KWESTに比べるとPASERAはなかなかモッチモチで乗り心地は良いですね、良いタイヤだなって感じあります。

 結構前にサイクルモードで「パセラコンパクトのスキンサイド出してくれよ」ってパナレーサーのところで話したことあったんですが、まぁ、出てないのでそういうことでしょうね。

 そもそもビアンキのミニベロの末端モデルを、7年もそれ相応のコンディションを維持しつつも、普段から下駄乗りしてるっていうのはなかなか居ない気もします。
 可愛いんですけど、そもそもママチャリより手間かかりますし、クロスバイクに比べると走りも劣ります(ROMA2乗ってたのでわかる)

 普通なら飽きますて……そういう部分でもミニベロパーツってどうしても、より趣味性が強いDAHONやブロンプトン系のものになっていくのかなあとも。

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 それからペダルも変えたんですよ、三ヶ島のシルバンもなかなか気に入ってたんですが、いかんせん7年使って色々ぶっ倒したりぶつけたりしてますから、ボロボロのガッタガタで……同じく三ヶ島の新作Gammaペダルに交換です。

 このペダル、LAMBDAペダルをベースにアップデートしたものなんですが、ボディがよりスリムになってバンク角稼げるのがウレシイですよね。
 シェイプもLAMBDAよりややコンパクトになって、シュッとしていていいですね。
 ただ、前後方向に広い踏み面はなかなかガッツリ感あって、グイグイ踏めます。
 何よりリヴェンデールとのコラボレーションっていうんだから、もう胸熱です、三ヶ島の作りの良さと、リヴェンデールのセンスと世界観が合わさって、新作ペダルながらこれは傑作の予感しかない。

 ちなみにシルバンよりQファクターは広めで、ゴツ目のバッシュでもペダリングしやすいですね。
 俺はナイキのSB系のシューズを合わせるかな!

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 グリップは適当にサイクルベースあさひのものをチョイス、2000円ちょっとくらい。
 このグリップ、ウィークエンドバイクスのカスタム用のものなんですが、めっちゃ種類いっぱいあるんですよ。
 しかもロックオンタイプで2000円台、作りは価格相応ではありますが、下駄乗りしてる人はいい選択肢じゃないかなあと。
 自分はキャンバス地のものを選んだので、使い倒してラットな感じが出てくることを期待。

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 サドルはカシマックスのものを……えーともう何年だ?
 オーダー品ではあるんですが、6800円でこれだけ使えてるんだからもう良いでしょうコレ、お気に入りのパーツです。
 艦これの鹿島とセッ○スしたくて選んだわけじゃないですよ、カシマックス。

 ちなみにこのミニベロ、ハンドルもステムもヘッドパーツもBBもRD、ブレーキレバーも交換していて、更に今回シフター周りも全部交換して、そもそも7速から8速化したので、はからずも、とうとう初期から使ってる部品はシートポストとクランク、泥除けだけになりました。
 いや、そんなカスタム廃人的な事するつもりじゃなかったんだけどな……
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 でもまぁ、7年も乗るとね、色々壊れるんだよ!!

by minagi_ichirino | 2019-07-25 02:43 | Bianchista
【チャリ】東方同人絵描きがJBCFでガチってみた。矢板片岡ロードレース編
 前日の那須塩原クリテリウムに引き続き、参加した矢板片岡ロードレース。
 こちらは翌日の日曜日、片岡駅の駅近くを走る1周10kmのコースを3周走るロードレースです。
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▲前日に宿泊したピラミッド温泉、とにかくワンダーなお宿

 前日に温泉施設でかなり休めることが出来たので、前日の疲れはほとんどなく、現地入りし、設営を手伝い終えると、朝の早い時間からチームメイトの斎藤さんと丸山さんと試走へ。
 途中、比較的ハードな上りが3回あり……うち、1本め(通称コリーナ坂)がそこそこに距離もあり、アウターで登れるのだけど、レース強度では果たしてどうか……

 加えてコース序盤には多少気を使いそうなジャンクション(90度交差点のコーナー)が有り、そこのラインや進入は少し気をつけていきたいなと。
 1周だけだけど試走を終え、なんとなくコースの全体像をイメージ出来た。
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▲ちなみに自分はロードレースはウォームアップをしない派

 この日は概ね天気が悪く、試走の時はどんよりとした曇空ながら、雨は降っておらずドライな状況だったものの、午前中のうちに天気が崩れ、斎藤キャプテンがE1で出走する頃にはすっかりのヘビーレインなコンディションに。

 コースの途中には新幹線の高架があり、そこの下で雨をしのぎながら観戦……しかし寒い。
 途中、落車して傷ついたまま走る者や、リタイアして運ばれて行く者も。
 斎藤キャプテンは終盤に先頭集団からこぼれたものの、粘り強く走ってしっかりゴールしてました。

 自分の走るE3午後の遅い時間になってから。
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 便所や昼食も多少気を使いつつ、良い形で終え、出走するチームメイトと共に車検場へ……天候は曇り。
 降ったり止んだりしていた雨は、ちょうどE3を前にして上がり、路面の乾きも季節柄早く、いわゆるちょい濡れ状態で、アスファルトは8割がたドライに。

 ウィンディー筑波からの出走は丸山監督と内田さん、それから自分の合計3人。
 最初の上りは多分ペースが速いだろうけど、ここで千切れるとかなり厳しいので、多少オーバーペースであっても集団内で踏ん張ったほうがいいという、そういう作戦意識しつつスタートする。

 号砲が鳴りローリングスタート、バイクペーサーがついて、その後方でコース序盤は集団走行。

 やはりドサクサに紛れて、集団前方へとにじりにじりと前へ上がっていく。
 (確か)2つ目のジャンクションの過ぎるとクラクションが鳴り、リアルスタート、一気に……ッて感じではなくじわっとペースが上がり、自分もそれに合わせて居場所を取られまいと戦闘態勢に入る。
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 コースを完全に覚えていないので、コーナーやジャンクションの度に、若干理想的ではないライン選択をしてしまい、少し足を使ってしまうが、多少は仕方ないと思いつつ先頭が見える位置で最初のコリーナ坂へ。
 ギアを探りながら踏み込んで集団内で展開していく。
 ペースが速く、正直自分の9割以上のパワーで踏んでいってなんとかという感じだ……「マジかよ…」という感じでもあるが、でも序盤はみんな脚があるしハイペースな感じになるだろうし、とにかく集団で過ごさないと意味が無いと割り切り、コース途中の上りは1周目はなんとか先頭集団内で展開し下りへ入る。

 下りも休まる隙がないくらいやたらと踏んで回す。

 ただ、前後左右に人がいるせいか、多少は足を休ませることが出来、上がった心拍と落ち着かせようと呼吸を整える。
 一箇所、曲がるタイミングを間違えてしまい掛ける必要のない減速をし無駄足を使ってしまう。

 1周目を終えて片岡駅前のロータリーを回る。
 ここのRがキツく、下り基調で180度回らないといけないので、レーススピードでは少しびっくりしてしまい結構抜かれて集団のやや後方へ
 すると隣に丸山さんが並んできたので、少し緊張をほぐす意味でも「まず一周!」とお互い声をかける。

 脚の具合はそんなに悪くなく、まだ上手く走れば先頭集団に残れそうな感じもするが、初めてのレースなのでとにかくよくわからない。

 2周目の序盤は丸山さんの後方に付き、先頭集団のやや広報で過ごすものの、ジャンクションでのインターバルがやはり結構キツく、前に上がらないとしんどいなと思うものの、前に上がるのに足を使っちゃっていいものかどうなのか判断もつかないまま、ほぼ集団最後尾で2周目のコリーナ坂へ。
 2周目の坂道もあまりペースが落ちず、ジリジリと集団から離されそうになる。
「なにくそ!!」と思い、粘りの走りで一気に脱落はしないぞとアウターで頑張って踏み倒し、集団から落ちてきた人たちをブロック崩しのように右へ左へ交わしながら、集団の後方を捉えながらコリーナ坂をクリア。

 しかし、この後の連続する坂道で集団に追いつけず、集団の最後尾は視界に捉えてるものの数秒離されてしまい、集団から脱落。
 ちょうどすぐとなりに自分と同じようなタイミングで集団から千切れてしまった赤いWADAのジャージの方がいたので「協調しよう!なんとか前のパックに合流しよう!!」と声をかけてお互い先頭交代を繰り返しながら、下りのセクションを突き進む。

 見ると前に3人ほど、下りの手前で千切れてしまったパックが走っていたので、そこにジョイントして協調すれば、幾分ゴールまで楽な展開にもっていけるのではないかと思い、お互い檄を飛ばしながら踏み倒しながらかなりのペースで走る。
 自分も苦しいが、一緒に走る赤いジャージの彼もも相当につらそうな顔をしている。

 途中先頭交代するタイミングで「俺はもうダメだ、先に行ってくれ!」的なことを言われてギブアップのジェスチャーをされるが、こちらも「俺も一人じゃこのペースは無理だ、君を置いていけない!!」とアピールする。

 当然だ、一人で走ったらそれこそ共倒れだ。

「この先駅前のロータリーで前のペースが落ちる!! そこまで頑張ってなんとかキャッチしよう!!」
と伝えたが、風切り音で伝わったかどうか……
 
 3周目に入り駅前のロータリーを抜けて上りに上がるところで、作戦通り前のパックから一人、那須ハイランドパークの人が落ちてきて3人パックに。
 二人より三人、旅の仲間は多い方がいい「二人パックだ、協調してゴール目指そう!!」と声をかける。

 自分を含めて3人共酷くヘロヘロだが(そりゃそうだ、集団から千切れてしまった人たちだ)なんとか、気合でローテーションを回してゴールを目指した。
 途中、コリーナ坂の手前で後方からオッティモの人が引く速いパックがやってきて、更に大きい集団になる。
 大体合計で20人位のペロトンだろうか「ああ、コレで少し楽になった……!足切されずにゴールを目指せそうだ」と、少しホッとしてコリーナ坂ではインナーギアでえっちらおっちら上った。

 その後は比較的リラックスした展開になり、下り終わりゴールまで1kmを切ったあたりから、集団の前を取ろうと言うような思惑がペロトンの中でもちらほら見えるようになり、こちらも昨日のクリテリウムでは最後少し力を抜いてしまったので、最後までちゃんと踏み抜こうと下ハンドルに持ち替えて最終コーナーへ。

 相変わらずインターバルの初速はちょっと弱いものの、その後の伸びはどうも他のライバルよりも優れてるようで、集団の後方からまくり上げるような感じで周囲との距離をコントロールしつつ真ん中くらいでフィニッシュ。
 ただ、前に人がいるとやっぱ危ないし、スプリントは踏み倒せばいいものじゃないなとつくづく思ったり。

 ちぎれた直後に一緒に協調して走ったWADAの方も、なんとか同じ集団の後方でゴールしたようで、ゴール直後に「ありがとうございました、君が居なかったらこのポジションではゴールできなかったよ」と労ってもらい、こちらも「付き合ってくれてありがとう」と握手。

 結果、チームメイトの丸山さんはあのあとそのまま41人まで絞られた先頭集団で残れてゴールして40位、自分はその後方、数人挟んだあとにあった、大きい22人のペロトンの真ん中くらいで64位、内田さんも自分の後方で完走して94位と、無事出走したチームメンバーは全員完走になりました。
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 目標としては、先頭集団でゴールするというのは出来なかったものの、足切されずに最後まで走り抜くという部分ではちゃんと達成できて、ひとまずは細かい部分は良くないところがあったにしろ、概ね自分の走りはできたかなと満足の行く結果だったかなぁと思う所存。


 二日間通して感じたこととしては、レーススピードでの集団内走行自体に不安があったものの、練習してきたのもあって、それなりに上手く走れたなということ。

 集団の前に上がるのは難しいかなと思ってたけれど、そもそもシクロクロスのスタートの時のほうが、ハンドルや両腕がぶつかりながら曲がったりするような……言うならばかなり野性的(アニマル)な感じで、それに比べると集団内はお行儀が良くそんなにナーバスになる必要ないなとちょっと自信になった。

 それから、インターバルのキレを良くしないとダメだなということ。

 ロードレースでもクリテリウムでも、コーナーの立ち上がりの初速が弱く……これ、単純に爆発的なパワーもそうなんだろうけど、進入のラインや立ち回り、スピード、ギアの選び方も全部そう、多分もっと上手くやれるやり方があると思うんだけど、そこにアクセスできるようにならないとなということ。

 それから、ウェイトをもうちょっと落とさないとなということ。

 今回の矢板のコースも上りがあり、そこで千切れてしまったのもあるけど、群馬CSCはもっとハードな上りだし、南魚沼も平坦なコースではないので、筋肉量はそのままに体重をもう2~3kg落とせば、今後のレースにアジャストしやすく、かなり上りで変わってくるんじゃないかなと。
 インターバルのキレも体重を落とせばだいぶ良くなるだろうし、肉体的にもう少し絞る必要があるなと。

 単純に体重だけ絞ると、筋肉量や貯蔵エネルギー総量が下がるので、筋肉量を維持する必要があり、ちょっとすぐには難しそうだけど、でも次回走るとしたら8月の鴨川クリテで、それでも2ヶ月あるので十分体づくりする期間はあるかなと。

 ドカーンといったキレは無いけれど、遅筋がいい感じで備わってるのか、比較的高出力でじわじわ粘り強く踏み続けるのは、同じE3を走ってても「あ、ここは自分イケてるな」と感じられたので、そこも活かしつつ仕上げていけたらいいなと。

 今回サポートしていただいたウィンディー筑波の皆様、ありがとうございました、次回もよろしくお願いします。
by minagi_ichirino | 2019-06-10 23:43 | Bianchista